上遠野浩平のレビュー一覧

  • 彼方に竜がいるならば

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    ううっ……。読み直さなくては…「事件」シリーズを読み直さなくては……!
    まさかシリーズの1冊ずつに丁寧に対応した短編集だなんて……ボーナストラックではないか……こんな大サービスある???
    ああ、それなのに……このサービスを前にして……「事件」シリーズが現在手元になく記憶が朧気になってしまっているという痛恨…!なぜせめて無傷姫読んだ直後に読まなかったのか…!
    言わばおいしいガトーショコラにシェフがサービスでアイスクリーム添えてくれたのに、うっかりガトーショコラだけ先に食べちゃってたみたいな……。ガトーショコラの味思い出しながらアイス食べてああこれ一緒に食べたら絶対美味しいやつなのになぜ、なぜ私は……。
    とりあえず「事件」シリーズ再読します。

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    2020年05月23日
  • 殺竜事件 a case of dragonslayer

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    不死身の竜はいかにして殺されたのかを探るファンタジーミステリ。
    戦地調停士という職業も面白い。何が出来て何が出来ないのかという線引きがあまりなされていないので、色々な解決が想像出来てしまう。その点は別作者だが、「折れた竜骨」の方がしっかり練られている。
    RPGみたいにあちこち旅をして出会う楽しみが良い。近年のブギーポップより読みやすく感じた。

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    2020年04月28日
  • 残酷号事件 the cruel tale of ZANKOKU-GO

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    戦地調停士シリーズ 第5弾。
    前作の禁涙境事件の最後の方に突然出て来て、やりたい放題やって
    サクっといなくなった謎の人:残酷号に絡んだお話です。
    残酷号の誕生から、過去と現在、色々な国を巻き込んで
    別の依頼で居合わせたロザンとネーティスが巻き込まれ、
    行動を共にするようになり、話が進むにつれて
    サトルと残酷号に関する謎が解き明かされていきます。
    正義と悪がはっきり分かれていて、バトルシーンが
    多かった印象ですが、一途に約束を守り続けるサトルが
    切なかったです。

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    2020年01月01日
  • 禁涙境事件 some tragedies of no-tear land

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    戦地調停士シリーズ 第4弾。
    荒野の果てにある非武装地帯のスラム街:禁涙境
    あらゆる魔導が“十字線”の元、無力化される。
    そこで現在までに起こった未解決事件を、
    戦地調停士EDが解決するという短編集的なお話し。
    最後はちゃんと収束させてくれます。
    EDと風の騎士の少年時代のエピソードも
    挟みこんでありますし、何とEDが仮面を外すんですよ!
    そして、いきなり登場する残酷号。
    次の号のタイトルですね。繋がりありますよね・・・

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    2020年01月01日
  • 私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100

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    再読。言葉それ自体と、それを伝える事の面倒くささが如実に伝わってくる。タイトル通り色んな事に対してあーだこーだとこねくり回す話ではあるのだけれど、結局落ち着くところに落ち付くオチは結構好き。この作品も他の上遠野作品と繋がっている部分があるので上遠野ワールドが好きな方にはオススメ。

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    2019年10月05日
  • ブギーポップは笑わない

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    ラノベの中では古典に分類される作品でしょうか。
    以前よりタイトルは知ってたが、ようやく読む機会を得た。

    時系列的に話が前後するのはまぁいいとして、
    登場人物の多さが気になる。
    それも似たような設定というか人物像。
    「そこまでしてこの人物は必要だったか?」と思ったり。

    一応この1冊でお話は完結しているとの事だが、
    明らかにまだまだ話が広がりそうな終わり方でモヤモヤしたものが残る。

    「(これから洗練されていくであろう)粗削りな第1作目」
    という感想がピッタリ。

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    2019年09月30日
  • 夜明けのブギーポップ 2

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    炎の魔女とブギーポップの出会い。霧間誠一の与えた影響ってすごいよなと再認識。パブリックエネミー ナンバーワン。

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    2019年09月29日
  • ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト

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    「今回の話も、結局はそういうことさ。自分にとってはとても重大で、世界を揺るがすようなことだと思えても、それは単に身近だからだ、というだけのことで、──」

    というブギーポップ、だけでみると17冊目。全体ではたくさん。
    本編以外は全然追いきれていません。
    本編も、個々のお話がそれぞれどんなだったかと言うと…、最近のは覚えてないな…。

    中二全開で読んでて楽しい一冊です。
    人知れず世界の危機が迫っていて、偶然居合わせた子供たちによって人知れず世界が救われていた、っていうようなのが好きです。

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    2019年12月10日
  • 製造人間は頭が固い

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    ファンタジー。SF。連作短編集。
    表題作と「最強人間は機嫌が悪い」は既読。
    超能力もの。
    〈ブギーポップ〉シリーズと関係しているらしいが、2作しか読んでないのでよく分からなかった。
    大部分が会話で進む。会話が多いぶん、物語は薄い。
    悪くはないけど、著者の作品を読み続けている人向けなのかな?☆2.5。

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    2019年07月17日
  • ブギーポップ・ダウトフル 不可抗力のラビット・ラン

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    能力者同士なのにパワーではなく腹の探り合いが重点な上に、シリーズ通しての主軸がもはや何処にあるのかが分からなくなって久しい。
    全てが幹ではなく枝での出来事。
    そもそも「私たち」の世界が主軸でその視界の隅で行われているのが彼らの世界なのかな。

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    2019年04月30日
  • ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーターPart.1

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    視点の変化についていくのがどうにも難しかった。ただ、違う視点から同じ場面を見直すという芥川龍之介「藪の中」的手法は面白いと思った。今ではパスワードに統一されている言葉が「キーワード」もありだった時代なのかも。由利子の、はっきり命令してほしい、そうしたらそのとおりにするから、という台詞が、ちょうどテレビで見たばかりの、ジョジョ第五部でボスを裏切ったあとのナランチャの台詞と重なった。

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    2019年03月30日
  • 紫骸城事件 inside the apocalypse castle

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    殺竜事件の人たちと違う…と戸惑いつつ読む。もっとシリーズが続くと壮大な世界がわかってくるのかも。謎解きとファンタジーのミックス加減が良い。

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    2019年02月23日
  • ブギーポップは笑わない

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    TVアニメを期に以前から気になっていた「ブギポ」に手を出すことに。この先も読んでいくと物語のつながりが分かっていくのだろうけれど、いまいちこの一冊で物語を掴むことができなかった。もう何冊か読んでみたい。「何でもかんでも知っているわけじゃない」という台詞があって、作者が意識して決め台詞を作ることによとの効用を感じた。同じ内容でも「何でもは知らないわよ。知ってることだけ」の方が読者の記憶に残る。すごく前の本なイメージだったけれど、物語内で、毒ガスと言えばサリンという発想をする登場人物により、1998年第1刷発行なのだという時代性を感じた。

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    2019年02月10日
  • 夜明けのブギーポップ 1

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    ブギーポップの名前の由来と炎の魔女誕生。探偵黒田ことスケアクロウ、彼がいまの炎の魔女の生き方を決めたと言っても過言ではない。探偵と女の子の助手も見てみたかったな。原作読み返したいけど、新装版単行本発売まで我慢しよう。

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    2018年12月29日
  • ブギーポップは笑わない VSイマジネーター 1

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    VSイマジネーターから、統和機構にMPLSというキーワードがいっぱい出てきてわくわくしたのを覚えている。織機と正樹好きなんだよね。電話がスマホになってるのが今風。電話しか使わないって設定にするのか、なるほど。割といいのに、少し駆け足なのが残念。

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    2018年12月29日
  • ブギーポップは笑わない 新装版 上

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    やっぱりブギーポップと竹田くんのやりとりが好きだな。旧刊行版とはカバーが違うだけで、特に描き下ろしはなし。まさか新装版が出るとは。当時は原作イラストレーターのコミカライズだって大喜びしてたなぁ。

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    2018年12月28日
  • ソウルドロップの幽体研究

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    上遠野浩平作品ということで買ってみた。
    寺月恭一郎のかかわり、榊原弦のモーションデータなどブギーポップと世界を同じにしている。
    台詞回しに上遠野浩平のすきなところがでていないのでちょっと残念。ちょっとあっさりすぎる。

    命と等価の大切なものを奪われれば死ぬ
    そういうものを、正体不明の怪盗である主人公(?)ペイパーカットは興味本位に(?)盗んで行く。もう話がはてなすぎるのはしょうがない。
    ペイパーカットは運命を見れるように感じる、これはオキシジェン的な能力なのか、謎。オキシジェンと仕事をしていた楢崎不二子がでてくるのも興味深い。Wikiをよむともっと深いつながりもある。

    莫大な財産を元に事件の種をまき散らすって意味では
    寺月恭一郎ってムンガドゥ3世的なポジションなんだろうか。

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    2018年12月01日
  • 螺旋のエンペロイダー Spin4.

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    発掘して読み終えたもの。
    ナイトウィッチとか冥王とかそのへんとつながる話。
    つなげていいのかなぁ。完全に同一世界に見えるよ、これじゃ。

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    2018年12月01日
  • 無傷姫事件 injustice of innocent princess

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    ネタバレ

    カラ・カリヤの無傷姫たち。
    初代のハリカ・クォルト、二代目のミリカ・クォルト。
    やっぱりこの二人が要だったのかな。世界は気付かれないところで救われている。

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    2018年11月10日
  • 禁涙境事件 some tragedies of no-tear land

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    ネタバレ

    希望街の妊婦殺害、胎児殺害未遂
    幸運街の殺人鬼の路上死
    無用街の抗争に発展した有力者の暗殺。
    この3つの事件と現れた残酷号と禁涙境の謎。

    まあ、いつかは訪れたであろう破滅の日。
    EDやキラストルなど前作までの人物たちが色々出てるので、繋がりとか考えながら読むと楽しい。

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    2018年09月15日