越水ナオキの作品一覧
「越水ナオキ」の「Unnamed Memory」「絶対ナル孤独者」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「越水ナオキ」の「Unnamed Memory」「絶対ナル孤独者」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
表紙の水着何かと思ったら誕プレかーい!という日常編。
そうね、ティナーシャは修行→腹掻っ捌き事件→塔に引き篭もりで、オスカーの曾祖父さんくらいしか男女のお付き合い系ないよね。(ラナクてめーはダメだ)
トゥルダールの継承者付き精霊センが高位魔族で、さらに男女のお付き合いできるほど受肉してるのかとか、色々設定気になる。
イトの聖地に眠らされた外界の存在イリティルディアとか、人の体内魔力増幅して食い散らかすのが戦史の引き金だとして、なんでそんなもんが現世に降臨してるかという不審。さらにそこに時空回帰昔話がセットであったりとか、なるほど。
漫画単行本だと解説入って流れ読みやすいのありがたい。
VSラナク編、クライマックスの魔法湖再構成大魔法陣合戦。
ラナクはさ、魔法師が徒に殺されない世界とか夢見ちゃう割に、自分より強くなった女を許せず贄にしちゃう傲慢さ。割と職場とかであるあるなマウント取り軋轢。
眠りから醒めて寝惚けてるというか精神崩壊で欠落してる男と違って、四百年の孤独を恨み骨髄で燃え尽きて灰から立ち上がって情熱の男に愛されて生きることを思い出したティナーシャとは相容れないわね。
総合的にオスカーの押し切り勝ちやな、という一大決戦からのルクレツィア指輪探しという日常編との落差がいい。
この先の布石でエピソードが配置されてるのわかるとだいぶ味わい深いなこれ。