【感想・ネタバレ】ブギーポップ・ダウトフル 不可抗力のラビット・ランのレビュー

あらすじ

君は自分が正しいことをしてると思うかい? 何も間違ってなくて、悪いのは他のヤツのせいだと? でもほとんどの人間が君と同じように考えているから、正しいことを決めるのは絶対に不可能なんだよ。それがわからないと、逃げ出し損ねたウサギのように狩られるだけさ。その相手が炎の魔女になるか、死神になるかは君次第だけどね――街から少年少女が消える〈計画〉を巡って、九連内朱巳と羽原健太郎、二人の天才が対立する。互いの姿を相手に見せない息詰まる頭脳戦の果てに待つのは、しかし彼らの想像も及ばぬ混沌と虚無の産物“ラビット・ラン”だった。何もかも踏みにじり、一切の反省を持たない無邪気な悪意が拡散し、世界が抵抗不能の破滅に汚染されていくのを彼女らは阻止できるのか……?

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Posted by ブクログ

"フライデイ"九連内朱巳が進めているポゼストリー計画は、統和機構への建前と違ってただのダメなやつを救うという考えで始められた。
が、そこに羽原健太郎が絡んできて、集められたラビットの中に能力をもつ白渡須奈緒がいて、世界の敵になりかける。
霧間凪、ブギーボップの介入によりなんとか騒ぎは収まる。

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2017年10月14日

Posted by ブクログ

重要人物が出てきて激突するのは良いが、もはや誰の視点からどのようにこの物語を見れば良いのかよくわからなくなってきている、というのが正直な所。

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2022年09月04日

Posted by ブクログ

能力者同士なのにパワーではなく腹の探り合いが重点な上に、シリーズ通しての主軸がもはや何処にあるのかが分からなくなって久しい。
全てが幹ではなく枝での出来事。
そもそも「私たち」の世界が主軸でその視界の隅で行われているのが彼らの世界なのかな。

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2019年04月30日

Posted by ブクログ

もはやいったい誰が主人公なのか。ちょいともやもや。
群像劇ではあるし、狂言回しになってきてはいたけど
ここまで何もしないタイトル人物とわ。

このシリーズだけで世界の構造がわからなくなっている
ためもあってか全体像が見えにくくなっているせいも
あるのかなぁ。

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2018年08月29日

Posted by ブクログ

羽原健太郎とレイン・オン・フライデイ中心の物語。
ブギー・ポップシリーズが始まった頃より中心的になれる人物が増えてきたなぁ、と実感。
彼女たちでは大きなバトルは起きえないため駆け引き中心になることは自明なのだが、それでも読めてしまうのはシリーズへの興味か、やっぱり面白いからか悩むところ。

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2017年07月25日

シリーズ作品レビュー

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