あらすじ
君は知っているかな、あのホーリィとゴーストの伝説を? あの若い男女二人組の犯罪者はあまりにも誤解されすぎている。強盗、騒乱、破壊活動を繰り返した彼らは別に悪いヤツじゃあなかった。衝動で暴れていた訳じゃない。世の中に反抗してた訳でもない。二人はただひとつの選択をしただけ――それは“だって、ほっとけないし”という気持ち。だが哀れな世界の敵<ロック・ボトム>を解散しようとした彼女らの行動は数々の悪を呼び寄せ、遂には死神であるぼく、ブギーポップとの対面を呼ぶ――悪に依存せず、正義に従順でもない二人組が、後先考えない陽気な犯罪と空回りのあげくに辿り着く先は生か死か? あるいは――
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Posted by ブクログ
性格が全く正反対な男女2人のドタバタ犯罪劇、サクッと普通の世界に帰っていく姿も含めて上遠野さんっぽい爽快感があった。
『アンバランスだからこそ、倒れないように努力できるんだろうよ。きっとーーー世界ってのも、そうやって成り立ってるんだと、今では思う』
『「"明日"ってえのは、"今"のことよ、ゴーストーーー」』
ホーリィとゴーストの各々が成長した姿を多くを語らずこの一言で表現できるかっこよさこそ上遠野浩平の代名詞ですね。