【感想・ネタバレ】ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライトのレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年03月22日

ブギーポップシリーズ第17作目。
今回もとても面白かったです。
最後の最後までドキドキさせられましたし、かわいらしい表紙に反してびっくりするようなことが起きたりと、二度読み、三度読みをしたくなるようなお話でした。

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Posted by ブクログ 2011年01月27日

シリーズ通しての話だけど地上派でアニメ化なんでしないんだろう・・・、ってぐらいの作品。
中二病くさいところはあるが、ジョジョとか好きな人には結構すんなり受け入れられるだろうと思われw
意外と世の中の核心を突いていそうな言葉もあって、勉強になったりもする・・・・・・かも?w

(以下、あらすじ引用)
...続きを読むあんたには好きな娘っているかい。俺も恥ずかしながら片思いの相手ってやつがいる。その娘が何を考えているのか、それが知りたくてしょうがない。でもそんな俺にブギーポップはこんな風に言う・・・・・・「彼女のこと好きなら、君は世界の敵と戦わなきゃならないだろうね」それって一体どうすりゃいいんだ?―――三人組の男子に仲良し三人娘、どこにでもいそうな子供たちが何気なく惹かれた先に待っていたのは、触れた者すべてを死へ誘う奇妙で歪な蝙蝠の影だった。謎が謎を呼ぶ中であらゆる絆が壊れていき、何も信じられない暗闇に落とされたとき、彼らが求めるのは月光の下での優しい終末か、それともさらなる悪夢に突き落とす黒帽子の死神か・・・・・・?

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Posted by ブクログ 2011年01月10日

うむ、いつものブギーポップだね。読み終わったあとに苦笑いするしかないって感じがまたいかにもブギーポップらしい。男女6人組って設定や展開は「パンドラ」に近い感じかな。しかしながらイマジネーターの時からなんだけど、感情が絡むMPLSってのは個人的にはしっくりこないな…能力をイメージ化しにくいからかな?ま...続きを読むぁ「何だかよく分からないもの」ってのを狙ってるのであれば、まさに狙い通りなのかもしれないけど。セリフ回しや展開の切り返しも含め、いつものブギーポップを読みたい人には自信を持ってお勧め出来る作品ですね。

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Posted by ブクログ 2011年01月09日

 ブギーポップ最新作。

 上遠野さんの著作は個人的に波長が合う。こう言ってはなんだが、手に汗握るようなストーリーも読者の裏を掻くような奇想天外の構成があるわけでもなく、取り立てて突出した小説を書く作家ではないと思うのだけど、必ず読後に満足感を残してくれます。

 独特の哲学によって築かれた世界観と...続きを読むなにかしら異質なものを秘めているキャラクター達と、彼ら彼女らの紡ぐ会話に浸っているのがとても心地良い。それは快楽というよりも、羊水に浸かっているような安心感に似ていて、だからこそ「波長が合う」という表現に収まるのです。

 それにしても、本書にはのっけから引き込まれてしまった。
  
 ≪「そうだね、それ自体で光っているわけではない。しかし地球に近いから、その明かりは遠くで光っている星のどれよりも大きく、存在感があるように見える。しかし実際は、どんなにかすかな点でしかない星よりも月はちっぽけな塊に過ぎないんだ」≫

 こんな台詞が冒頭から飛び出してくるのは反則です。
 

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Posted by ブクログ 2022年09月03日

女子校生3人と、男子校生3人のお話。対になっているようで対になっていない。
彼ら、彼女らの背景を色々な観点から描く作品。
ブギーポップが日常の登場人物として混ぜて描かれているところが、他作品のブギーポップとの違いだろうか?

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Posted by ブクログ 2014年08月01日

君にしかできないことなんだから、他の者がその意味や功績を正確に把握することはできない。つまりは、誰にも君を褒められない

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Posted by ブクログ 2012年08月30日

※ネタバレ注意※



最近続き物じゃあなくなってきてるので、感想を。

相変わらずあとがきが適当なのと、作者のスク水フェチ(挿し絵書くなら見開きにしてくれ。電車の中で読むには半分が文章だと絶対開かなきゃ読めないからホント困る)が露見したのはまあ置いておくとして。

思春期特有の衝動とか感情を使うの...続きを読むが相変わらずうまいですねぇ。

しかもふとした一時の感情が世界の敵になりうるとか、死神が倒しにやってくるとか、何かデカい者になりたいと漠然と考える厨二病患者にはたまらんですよね。

あとどうやら私は誰かへの愛ゆえに戦うキャラが好きらしいw

感動を奪う能力が、その能力者に惚れてて見るたびにドキドキするからそいつにだけ効かないとか、なんか素敵やん?ww

あとブギーちゃん、最近親しみやすくなってきてますよね?
饒舌になってきてるし、今回は藤花の姿の時でも出現するようになってるし。

まあそれでも凪さんが一番好きなんだがww

……段々自分の趣味の話になってきてるけど、作者っぽくまあいいじゃん、と結論付けて終わることにします。

(ひひょ…う?)
(大事なことなので二回言う。まあいいじゃん)

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Posted by ブクログ 2012年03月10日

パンドラの裏面というか。
「世界を救う」みたいな意識を持ったとたんに脱落して、それでも決定的な終わりは訪れず、事態の幕引きはブギーポップの手に。
印象的なイラスト、セリフは結構合った。良いブギーポップだった。
迷い猫も良かったし、やっぱりずっと良い。

しかしいま読んで、後書きのタイミングが、すごか...続きを読むったんだな。

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Posted by ブクログ 2012年01月28日

相変わらずの雰囲気とテンション。ファンとしてはいつも通りな感じで安心。
ただ、そろそろ末真さんにも何かあって欲しいなぁと思ったりします。

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Posted by ブクログ 2011年07月25日

なんだかすごそうなことが起きていて、それをわからない奴らがわからないなりに追っていて、そんで最後は世界の危機が個人レベルで起きていましたという、要するにいつものブギーポップ。
なんとなくだけど、最近は文章が読みやすいような気がしないでもない。

★は3でもいいんだけど、なんとなく4で。

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Posted by ブクログ 2011年04月02日

世界の敵の敵である2人が邂逅するって展開は今までなかったような。
このシリーズ、合成人間の能力が段々シンプルになってきていて、もっとジョジョ的にトリッキーな能力者同士の駆け引きが読みたいと思った。

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Posted by ブクログ 2023年09月20日

「ブギーポップ」シリーズの第17弾です。

ひとが心の奥底で願っている願望をかなえてくれる「レモン・クラッシュ」という現象についてのうわさがひろまります。そのうわさのことが気になってしまう中条深月は、友人の宮下藤花と歌上雪乃の二人とともに、その真相を追い求めます。一方、深月に恋心をいだいている的場百...続きを読む太という少年も、悪友の弓原千春と矢嶋万騎の二人を巻き込みながら、彼女たちの行動を気にかけていました。この男女6人が中心となって、統和機構とのかかわりなども織り込みながら、ストーリーが進行していきます。

毎回あたらしいキャラクターが登場し、その人物の背景や設定などと絡めつつ、ストーリーの中心となる不思議な事象にまつわる真実が明らかになっていくという、これまでと同様の展開です。個人的には、おなじパターンのくり返しのように感じてしまいました。

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Posted by ブクログ 2023年04月30日

打田鞠介って今後出てくる?
ブギーポップシリーズはロストメビウスで頭打ちかもなー。
それ以降の作品はブギーポップと世界の敵との戦いは続く的な印象。今作何かが進展した感じはしない。

2023/05/01追記
他の人の感想に「厨二全開」みたいなのがあって、アラフォーの私はもう厨二を楽しめないんだなって...続きを読むなんか納得した。

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Posted by ブクログ 2019年12月10日

「今回の話も、結局はそういうことさ。自分にとってはとても重大で、世界を揺るがすようなことだと思えても、それは単に身近だからだ、というだけのことで、──」

というブギーポップ、だけでみると17冊目。全体ではたくさん。
本編以外は全然追いきれていません。
本編も、個々のお話がそれぞれどんなだったかと言...続きを読むうと…、最近のは覚えてないな…。

中二全開で読んでて楽しい一冊です。
人知れず世界の危機が迫っていて、偶然居合わせた子供たちによって人知れず世界が救われていた、っていうようなのが好きです。

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Posted by ブクログ 2012年01月24日

非常にブギーポップらしい話ではありましたが、ややつかみ所のない話でもありました。まぁ、それがブギーポップか。

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Posted by ブクログ 2011年04月14日

原点回帰な一冊。
昔は、ブギーの登場を心待ちに読んでいたのだが、凪ファンとしては、正直ヴァルプの続きだけが気になるw

基本、スピンオフとか、作品同士がリンクするのは嫌いじゃないが、このシリーズは話が広がり過ぎてて、ちょっと「……」な感じ(-"-;)
いつになったら完結するのかな???

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Posted by ブクログ 2011年03月28日

思い出しながら書いてみよう。
えとまずは似たような話があった気がしたんだな。
…やはし思い出せないw
それなりだったような。

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Posted by ブクログ 2011年07月30日

ううむ、なんというか。
もう、いいかな?という感じかな?

元祖中二作品のひとつであろうとは思っているが、ここまで冗長化すると、今何をやってるのかが不明で。

一つ一つの物語がバックボーンを同一にしてても独立してりゃいいんだけど、微妙に関係してるからなぁ。

そこがいいというむきもあろうが。

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Posted by ブクログ 2016年10月08日

いつもの安定した読み応えです。
ただ今回は私の理解力が及ばないのか敵というか現象が少し分かりにくく感じました。

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Posted by ブクログ 2011年02月14日

いつものブギーポップ
読んでいるとパンドラや冥王と獣のダンスを思い出す
今回ブギーと対等に近い立場の者や藤花の近しい者がいてそこそこ親しげに話していたりと
ブギーにしては珍しく主体性があるように見えてちょっと微笑ましい、と思っていたら
はっきりと孤独だと突き付けられる描写で少し切なくなった

あと個...続きを読む人的には表紙とカラー口絵を逆にしてほしかったかな

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Posted by ブクログ 2011年02月10日

内容は、いつも通りのブギーポップという感じでした。
最近思ったのが
「あとがきの方が面白いのではないか」
自分の読解力がないだけかもしれません。はい。

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Posted by ブクログ 2011年01月30日

ちょっと近くに関係者がいすぎるだろうと思わないでもないけど、まぁ、これもありっちゃあり。仲良し三人組の男組と女組って、振り回すのはやっぱり女なんだなぁ。ってか。淡い恋が世界を救う話にすり替わる話でした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年01月24日

もう惰性で読んでるな。

能力も飽き飽きだし、今更こんな存在が出てきてもなぁ。

てかブギーポップもそろそろ存在が消えそうって話が無かったっけ?
全然平気な感じじゃん。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年01月08日

えー。

世界の危機ってのは実のところ、世界のそこかしこに転がっている。
それは時に核ミサイルのスイッチだったり、絶望衝動だったり、
様々な形をしているわけだが。
しかし、それがなんで顕在化しないかっていうと、人々がそれを
隠しているからである。
隠している原因は明白で、それを明確にしてしまうと、そ...続きを読むれこそ世界が
終わってしまうからである。
世界の終わりを意識するということは、即ち、世界の終わりを見てしまう
ということで、それは世界の終わりと同義なのである。
ゆえに人々は世界の終わりというのを意識しないし、顕在化しない。
だから世界は終わらないわけであるが。

ところでこの世界の終わりっていうのはたびたび取り沙汰される。
それはどこか世界の終わりというのを望んでいるかのようにすら思える。
世界の終わり。それは実のところとても甘美なものなのではないだろうか。
世界が終わることで自分を取り巻いているゴチャゴチャしたものから
解放されるみたいな。自分が背負っている使命みたいなものを、
放棄させてくれる理由となるのではないかみたいな。
しかしそれは本当なのだろうか。世界というものが終わったところで、
結局、その後には新しい世界が生まれるだけで、世界が終わったところで
使命からは解放されず、何もかも変わらず続いていくみたいなことに
なるのではないだろうか。
だとするのなら世界が終わってしまうような危機と対峙した時、
人はどのようにするべきなのだろうか。
甘美な誘惑を持つ世界の終わりに対して、自動的であるから関係がない
と言い訳したり、強い使命なんだと思い込むことで自我を保つことも
できるだろうが、本当に必要のなのは現象に対して、ありのままを
受け入れ、新しく世界が生まれ変わったとするのなら、その中で
自分はどう生きるべきなのか、ということを模索するべきなんだと思う。
それこそが、プーム・プームという使命に囚われず、
死神という影に怯えずに生きる方法なのではないだろうか、とか何とか。
まぁ、実際問題、あれだよ、そうやって生きて行かないと、
自分の心の中にあるレモン・クラッシュを失ってしまうよみたいな話。

しっかし、最近感動してねぇなぁ、俺のレモン・クラッシュは
もう取り出されてしまって、残っているのはバットダンスだけ
なんでしょうか、とか。
以上。

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