あらすじ
大変なことになっている――ひとはいつだって、自分では気がつかないうちに劇的な事態の急変に巻き込まれているもので、それは彼ピート・ビートも例外ではない。私レインとしては、ちょっと彼に興味があっただけなんだけど、しかし彼を取り巻く状況は本人の意志とは無関係に、どんどん恐ろしくなっていく――統和機構の追手モータル・ジムとの死闘に、最強フォルテッシモの再介入に、さらにはすぐ側で炎の魔女が暴れていたりして――ビートの行き先に待つのは嘘と裏切りと決断と、そして……転落と崩壊の第三章は苛烈、熾烈の苦闘(ディシプリン)がさらに続く。若きビートに光明は未だ見えず、世界は彼に何を求めているのだろうか?
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Posted by ブクログ
今やダラダラ続いてしまっていると言っても間違ってない本編より楽しみだったりする。主人公が魅力的なヒーロー物というのはえてして面白いものである。是非激しいビートを感じて欲しい。
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ブギーポップ外伝第三弾。ストーリーが淡々と進んで、あっという間に読み終えてしまい、ちと物足りないんだけど、「次はどういう展開なんだろう」と思わずにはいられない。カーメンの正体やら、どんな人造人間が出るのか、とかあのキャラがどういうタイミングで出るのか、とかブギーポップファンとしては無視できないシリーズだと思います。次巻はまだか!?と言いたくなる。
Posted by ブクログ
20年以上ぶりにブギーポップシリーズを読もうと思う。中高生の頃はこの全貌は明かさずにいろんな視点で展開する構成と婉曲的な能力バトル、広いようで狭い世界を書いてある閉鎖的な雰囲気がとても好きだったのを思い出した。ビートシリーズはバトル描写が多いので本編の方が好みではある。しかし、この歳で初見ならちょっと厨二臭すぎるかなぁと敬遠しそうだが思春期を共にした作品なのであの頃の自分を思い出してしまうこの厨二臭がまた味わい深い。
Posted by ブクログ
ビートの前に立ちはだかったラウンダバウトが、彼と行動をともにすることになります。一方、統和機構からあらたにモータル・ジムが差し向けられ、ビートはラウンダバウトとジィドの三人で立ち向かいます。
高代徹(たかしろ・とおる)に護衛されていた朝子は、偶然にもモータル・ジムと接触し、戦いに巻き込まれることになります。しかしそこに凪が登場し、彼女を危機から救い出します。
「カーメン」の謎にかんするストーリーが進展しつつ、しだいに朝子も自分の能力が呼び寄せる運命に順応していっているように感じます。今回は、シリーズ中でも個人的に気に入っているキャラクターである凪が活躍する場面もあり、たのしんで読むことができました。
Posted by ブクログ
世界は裏から統和機構ががんじがらめに支配していて動かしようがなく、人間は愚か者ばかりで救いようがなく、彼がやるべきことなどは世の中に何一つないようにしか思えなかった。だからその中で適当に生きていくことにしていたのだ。