あらすじ
人ってどうして苦労するのかなあ? 辛いこととか苦しいことって、何が理由なんだろう──私、浅倉朝子は普通の女子高生だったんだけど、でも私の人生は、奇妙な男の子と出会ってすっかり変わってしまった。統和機構とか、合成人間とか、特殊能力とか──得体の知れないものが殺し合ってる、こんな殺伐とした世界なんて、私は全然知らなかった。でも知ったからって、それが答って気もあまりしなくて……彼はどうなんだろう。謎の“カーメン”の正体を見つけられたら、そこで彼の旅って終わるのかな──強敵たちとの死闘、理不尽な混迷、そして過去との再会を経て、遂に少年は目的の地に辿り着く。厳しい試練(ディシプリン)の果てに、ピート・ビートが見つけた答えとは……?
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Posted by ブクログ
ビート、お疲れさまでした(笑)運の悪さったら、もう(笑)
これも色んな方向に話が繋がっていくのだろうな。風呂敷拡げ過ぎじゃないか?と思いつつも楽しみ
ブギーポップシリーズ、大好きです。
Posted by ブクログ
ビートのディシプリン」にはブギー・ポップが出てない。ちょっとさびしい。加えて炎の魔女もいない。
これを読んでの感想は一言。
「ダイハードだ(笑)」
主人公ビートの運の悪さときたらもう、可哀相以外言葉もない。
戦闘タイプではないのに戦闘ばっかり続き、後半は最強の敵に追いまわされている。
ずたずた・ぼろぼろ。
人造人間でなかったら、電撃攻撃あたりで死んでる。
ブギー・ポップは年表ほしい。
夏、どっかのサークルで出してくれるといいのだけど。(え? 自分で作れって?)
Posted by ブクログ
4巻から、ディシプリンの主役がフォルテッシモに変わっていた気がするが、気にしない(笑)
この話を読んで、ブギーポップシリーズの最新作である「ロスト・メビウス」と「ジンクスショップへようこそ」の内容を考えると、おぼろげながらこれからのこのシェアワールドの方向性が見えてくる感じだね。
ってか、電撃hpを読んでる人には何を今更な話しなのかも知れないけど
Posted by ブクログ
ビートを主人公とする「ブギーポップ」番外編の最終巻にあたる本です。
ビートが、彼自身の来歴にまつわる「カーメン」の真実を知り、生まれもった能力に覚醒した朝子とともに、フォルテッシモと対決することになります。
「ブギーポップ」シリーズの本編は、もうすこしシリアスな雰囲気を感じますが、ライトノベルならではのキャラクター性がつくり出す魅力があじわえるという点では、このくらい明確に振りきった内容のほうが好きです。エピローグでのビートと朝子のやりとりがほほえましく、個人的にはじゅうぶんにたのしんで読むことができました。
Posted by ブクログ
ブギーポップのサイドストーリーその4。
結局カーメンが何なのかイマイチよくわからなかったような?
上手くたためているかは疑問だが、それでもブギーポップシリーズのよくわからなかった点が多少なりとも解決したシリーズであったと思う。