上遠野浩平のレビュー一覧
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ネタバレぶぎぃ
えー。
人生ってやつはどうにも面倒なことばかりである。その面倒というのは様々な形で現れるわけだが。
その面倒をいちいち取り除いていてはとてもではないが、それだけで人生が終わってしまう。
ところで人間というものを一つの町に例えたりする話があるのだが。
もちろんそれは肉体的なことではなく精神的なことなのだが。
もしも人間の心を町として存在させた場合、その町の中で面倒ごとを対応する存在というのも必ずいるはずである。
しかしその面倒事を担当する存在がいた場合、そいつは町の中でどういった扱いを受けるのだろうか。
面倒事を押しつけられているのだから、死ぬわけにはいかず、かといって町の中にいら -
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怪盗か、殺し屋か。“ペイパーカット”の目的は!?
天才女性歌手の追悼ライブで何かが起きる?
<生命と同等の価値のある物を盗む>奇妙な予告状が届いた高級ホテルの一室で、強大な権力を持つ老人の影武者が殺害された。そして、厳重な警備の中、なぜかキャンディがひとつ失くなっていた。サーカム保険の調査員(オプ)伊佐俊一と千条雅人は、“ペイパーカット”の仕業と認定。傍目にはどうでもいいとしか思えない物を盗み、同時にその人の命を奪う。謎の怪盗を追う二人は、同じ予告状が届いた巨大ホールへ向かう。五日後に開かれる天才女性歌手の追悼ライブで怪盗が何を起こすのか!? -
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ネタバレえー。
世界の危機ってのは実のところ、世界のそこかしこに転がっている。
それは時に核ミサイルのスイッチだったり、絶望衝動だったり、
様々な形をしているわけだが。
しかし、それがなんで顕在化しないかっていうと、人々がそれを
隠しているからである。
隠している原因は明白で、それを明確にしてしまうと、それこそ世界が
終わってしまうからである。
世界の終わりを意識するということは、即ち、世界の終わりを見てしまう
ということで、それは世界の終わりと同義なのである。
ゆえに人々は世界の終わりというのを意識しないし、顕在化しない。
だから世界は終わらないわけであるが。
ところでこの世界の終わりっていうの -