【感想・ネタバレ】酸素は鏡に映らない No Oxygen,Not To Be Mirroredのレビュー

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Posted by ブクログ 2014年01月25日

ミステリーランド作品のノベルス版。

死神は出てこないけれど、シリーズで重要な博士がオキシジェンに替わる立場になる。
ブギーポップ読んでない人だと謎すぎるかもだけれど、大人との境目にある子供視点だと、ちょうど良い謎だと思う。

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Posted by ブクログ 2013年11月15日

「もしも…力が欲しいのなら…それを探してみるといい」謎の男の言葉に従い秘宝を探す少年。それは世界の新たな扉を開くことになるのか。
物語の導入部でぐぐっと引き込まれて大きな世界が開かれるのかと思いましたが、意外とこじんまりとまとまった感じ。しかし大きな世界を予兆させる部分がアチコチにちらばめられている...続きを読むんですよね。後で知ったのですが、作者の違うシリーズと世界観を同じくしているのだとか。でもそれを知らなくとも大きな世界の一部を垣間見る面白さは感じます。それは作中作の特撮ヒーローものが魅力的に写るのと同じように。

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Posted by ブクログ 2011年11月21日

ハードカバーで持っているのに何故か未読で
新書版で読むという不合理。

比較的ブギーポップ、ビートのディシプリン、ヴァルプルギスの後悔
付近なお話し。
その辺の設定やキャラがちょこっと出てくる。
設定はメインか。

オキシジェンが出てくるが主役はそこではなく。

この著者の話は時系列が判りにくいが、...続きを読む世界機構の決着は
まだ付いていない時期ではあるよう。

読まなくても上記シリーズにまったく問題はないが
読んでいると少し世界が広がると言う良くある本。

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Posted by ブクログ 2011年10月25日

ブギーポップシリーズと同じ世界で展開されるお話です。
それでも、このお話単独でも楽しめる内容だと思います。
(ブギーポップシリーズは途中から、順番バラバラで読んでも楽しめました。)
まぁ、こういった雰囲気が好きなんです。

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Posted by ブクログ 2011年10月18日

 抽象的なものを抽象的なまま描くことっていうのはただでさえ難しく、ましてや小説は文章(言葉)だけで表現しなくちゃいけない。
 漫画や音楽にはそれぞれ、絵や音に加えて言葉もあることを考えれば、その難しさは想像を絶する。

 けれど、恐らくそれをやるだけならば、それほど難しくはないのでしょう。上遠野さん...続きを読むの凄さはそれをこなすだけじゃなくて、それがちゃんと小説の形を成していることだと思う。
 ストーリーが敷き詰められていて、その上を登場人物達が動き回る、秩序を作り出している。
 それこそ期待である酸素を固めて、目に見えるようにするレベルの芸当でしょう。

 酸素は人間に必要不可欠なものではありますが、酸素濃度が高過ぎれば人間は死にます。
 これをどう捉えるかが問題なんですが、私は「酸素は毒にもなりえる」と今まで捉えてました。
 けれど、本書で語られるのは「酸素は毒で、人間は生きて行くために毒を吸っている」という視点であり、それにとても納得した。
 その考え方の方がしっくりくる。

 例えば、全ての毒を排除して綺麗な空気、水、食料の中で生活している人間はそこから出てしまえば本当に脆く、すぐに感染症にかかって死んでしまうでしょう。
 つまり、強く生きようとするならば、毒は必要不可欠。けれど、毒はあくまでも毒であるためにあまり摂取すると死んでしまう。その調整が難しいってことなんだろう。

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Posted by ブクログ 2023年02月19日

西尾維新は最後のページ読んでほしいだろうね分かるわ。戯言。
話の大筋は相変わらずとても面白いものの、やっぱぶっ込んで来る他作品の繋がりは相変わらずウザいです。脚本家の件はホント蛇足だと思う。
最近YouTubeで「バーターは嫌われます!」って言ってる人がいて、上遠野作品の特徴の抱き合わせを楽しめない...続きを読む私がおかしいのかと思ってたけど違うみたいで安心したw
オキシジェンは良い味出してた。

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Posted by ブクログ 2022年03月31日

ノンシリーズに分類されているが、完全に、ブギーポップの外伝。
ブギーポップを読んでいないと、なんか不思議な世界が展開されているなぁ、で終わってしまう印象。だが、読んでいると、アクシズ交代劇の横で起こっていた事件として捉えられると思う。

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Posted by ブクログ 2015年12月22日

読んだんですけれども、どんな話だか忘れました…なんだか中二病というのか、青年期の不安みたいなものが表現されていたんじゃないかと…思うんですけれども、思えば著者の「ブギポシリーズ」だってアレですよね、青年期というか、思春期の悩みが主なテーマだったり? するんじゃないかと個人的には思っているんですけれど...続きを読むも、ともかくまあ、ブギポシリーズと似た雰囲気を持ったお話だったかと思います…。

あとがきも結構ダラダラと書きますねぇ…それが摂り得というか、特徴だった? ような気がしなくもないですねぇ…ブギポシリーズは2,3冊読んでそれきりだったりします…さようなら。

ヽ(・ω・)/ズコー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年11月22日

三人の少年少女が希少価値があるといわれるコインを探して頑張る話。
この人の作品まだ二作目ですが、女子がみんな素敵キャラだなぁと思いつつ読んでる。
弟君はなんかもぅ将来大物になってそうな鋭さがある。
何かすごそうなキャラとかは他シリーズからの出張?うーん、長いシリーズを今のところ読む気はないけど、気が...続きを読む向けば手を出してみたいかな?

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Posted by ブクログ 2014年11月13日

児童書と捉えていいのかライトノベルと捉えていいのか。
主人公は少年。ボーイミーツガールもあって成長物語もあるけど、でもそれは少年の話じゃなくて。
少年は少年で「世界を支配する力」を手に入れて、これからを過ごしていくのだろうけど。

捉えどころのないもやもやとした何かのような、それでいて荒削りなごつご...続きを読むつとした何かのような、なんかそんな印象のお話。嫌いじゃない、好きだと思う。

上遠野さんの作品は煙に巻かれた感じでもやもやと掴みきれずにでもこの感覚が嫌いじゃないから、今度こそ何か掴もうと次の作品に手を伸ばしているような、そんな気がする。

読後クレしんの一番最初の映画を思い出しました。
多分ヒーローと鏡のせい。

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Posted by ブクログ 2014年01月30日

全体的に不思議な雰囲気のお話だった。レビュー読む限り、ブギーポップが関係しているんでしょうか。そっちを読みたくなりました。不思議すぎて途中意味がわからなかったけど、おもしろかった。

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Posted by ブクログ 2013年02月28日

なんともミステリアスで哲学的だなぁと思った。   
とても興味深く読ませていただいたが、ふわふわっとしていてどう着地したらよいのかがよく分からなかった。   
まぁ作者によると(あとがき)、結論はそれぞれで出してくださいってことなので、私としては絵里香と守雄のその後の関係が気になりますってことで(笑...続きを読む)。

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Posted by ブクログ 2011年10月27日

主人公の少年と、オキシジェン(または柊)という世界の支配者を名乗るオッサンの会話が刺激的。
あと、同時進行的に特撮ヒーロー物の物語が展開されてるのだけど、そっちが気になって仕方ないw 見てみたすぎるw

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Posted by ブクログ 2011年09月11日

いつものカドチン。

っていうか、レーベルどころか出版社が違うし、本の形態も異なり、おそらく手にする顧客層もずいぶんとちがうだろうに、この世界か、と。

これ、単独で読みきれるのかなぁ?あくまでブギーポップを(それもシリーズ全体を)読んでおかないとついていけないのではないかな。

まあ、最初にも書い...続きを読むたけど、淡白さといい、煙にまこうするようなもったいぶったいいまわしといい、いつものカドチン。

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Posted by ブクログ 2011年09月02日

よくわからない…けど柊が言った台詞や物語の内容はどこか深い意味があるみたいで良かったです。ブギーポップシリーズにこれを読んで興味がでました。柊の存在が一番気になるし読むきっかけとなる一冊で良かった!

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Posted by ブクログ 2011年07月20日

かぶと虫を追いかけて行っただけだったのに
奇妙な人物と遭遇し、ごく普通…な人と知り合って。

最初に二択をされたので、このまま二択で進むのか、と思ったら
そうでもなかったです。
猫が咥えていた偽金貨は、一体どこにどう仕舞われているのか。
この終了、見た目は大人、中身は~の小学生が
結構最初の頃に解決...続きを読むした事件の結末と似てます。

最後まで読んで、色々と謎が残りましたが
他のシリーズや本に出ている人達、なのでしょうか??
ちょっとすっきりしません。

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Posted by ブクログ 2011年07月09日

ブギーポップの世界をミステリーランドの子供向け作品として語ってみましたという感じで、新鮮みはないけど、外伝というかスピンオフという感じで、まぁ好きな感じの作品。でも、子供向けとしては屁理屈多すぎのような気も…

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Posted by ブクログ 2011年06月09日

ブギー・ポップシリーズに登場する「中枢」柊に「世界を支配する方法」を伝授された少年の物語。
おそらく本編につながるであろう、「中枢」に関わる伏線が最後に登場。
このラストのためだけにお金払ったようなものです。
柊ファンでなければ買わなかったかも(笑)

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Posted by ブクログ 2011年05月16日

ブギーポップ読んでないでコレ読んだらどんなかんじなんだろう?
と、いつもこの作者さんの本を読むと思うのでした。
だいたい読んでるので、繋がってる設定も私はわかってて読んでます。
いつもの、と言えばいつもの、だし。ヒーローモノっつーキャッチィなとこを攻めてきたともいえる本作。
でもちょっと宝探しっぽく...続きを読むて好きかな。
ボーイミーツガールで宝探しで青春です(半分ウソだ)
劇中劇的に出てくるヒーローの話は、実際見てみたいな。
なんというか少し古風な香りがするストーリーで気になる。

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