【感想・ネタバレ】恥知らずのパープルヘイズ―ジョジョの奇妙な冒険より―のレビュー

あらすじ

国民的漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の伝説的ノベライズ、ついにデジタル化ッッッ!!! “組織”の新ボス、ジョルノに対する忠誠心を試されることになったフーゴ。かつてのボス、ディアボロとの対決を前に、仲間たちと袂を分かった彼に対して“組織”が求めた贖いとは、逃走中の裏切り者“麻薬チーム”の抹殺任務に就くことだった……。上遠野浩平が描く「一歩を踏み出すことができない者たち」の物語。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

kok

ネタバレ 購入済み

アニメ版を見終わって最後ジョルノのシーンに感動してロスになり、この本に辿り着きました。これはアニメ最後まで見た方は全員読むべきです!ブチャラティが死んで悲しかったですが、生前の仲間とのストーリーとフーゴの葛藤もわかってすべてがこの本で完結するので。アニメ見ていて最後までフーゴが離脱したままで不思議に思っていたのですがよく理解できてすっきりしました。とてもお薦めです。

#エモい

1
2021年08月26日

Posted by ブクログ

ディアボロを倒してボスになったジョルノ。そのジョルノの命でミスタはかつてチームを離脱したフーゴに決断を迫る。
上遠野浩平さんの作品読むのは初めて。すごくジョジョの世界だった。フーゴの迷いが伝わってきた。ジョルノのカリスマ性すごい。最後のトリッシュの話もよかった。

1
2020年12月14日

Posted by ブクログ

ジョジョの奇妙な冒険シリーズでは、5部が1番ストーリーが好きです!

登場人物の中で、フーゴは申し訳ないけど意気地なしのイメージだったのであまり好きではなかった。
しかし、この恥知らずのパープルヘイズを読んで、フーゴはフーゴなりに思いがあることを知った。
よく考えてみると、自分もフーゴのように一歩を踏み出すことができなかったことがよくあったと思う。その一歩を踏み出すために葛藤するフーゴの姿はカッコよく見えたし、自分も自分なりの思いと覚悟を持つことの大切さを学んだ。

フーゴは性格が極端なだけで、一番自分や一般の人たちと似ている性格なのかもしれない。だからこそ、覚悟を持って大きな夢を叶えようとする人たちを間近で見てしまうと自分と違いすぎて一歩引いてしまうのではないか?

やっぱりジョジョ作品は最高ですね!

0
2023年03月17日

Posted by ブクログ

フーゴの成長 途中で別れたフーゴ。全てが終わったあと、彼を再び仲間として迎えに来るミスター。
実は、フーゴが1番ブチャラティに忠実だったのね。

0
2025年12月02日

購入済み

5部ファンは迷わず買うべきです。1部から4部の小ネタもちょいちょい入ってるのでジョジョファンならニンマリできるでしょう。まさか「アレ」が物語に介入してくるとは…サプライズでした!
主人公のフーゴはもちろん、時系列では既に亡くなったパッショーネのメンバーの事も掘り下げています。

0
2020年12月09日

Posted by ブクログ

マンガ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のスピンオフ小説。ちなみに上遠野さんは初めて読む作家。

この作品は、黄金の風でブチャラティのチームから離脱したパンナコッタ・フーゴを主役に据えた物語。そして黄金の風の終了後の世界を描いているので、当然、登場人物たちの現状などネタバレ必然である。そういうのが平気な人と、黄金の風を読み終わった人のみに勧める。

マフィアの元麻薬チームを始末する任を負われたフーゴは、同じく非のあるスタンド使い二人と共に彼らを追う。
一方の麻薬チームも精鋭揃いのスタンド使い。黄金の風同様、負けたら死の壮絶な戦いとなる。
そんな中、フーゴは半年前のことを回想する。敬愛していたブチャラティが突然連れてきたジョルノという少年。回り出す運命。まるでジョルノが運んできたかのように。
なぜ「彼」はこの任務を自分に命じたのか。自分が持つおぞましいスタンド〈パープル・ヘイズ〉も含め、邪魔に思っているのではないのか。

上遠野さんが描くラストに魅せられた。自分は原作の黄金の風は未読なのだが、「彼」がトップに立ったことによる新生〈パッショーネ〉が何を目指しているのか、そしてその戦いから途中離脱したフーゴの苦悩や後悔といったものが丁寧に描かれていくからこその、ラストの「彼」との会話がまるで神話のような感じさえした。
まあ意地悪な言い方をしてしまうと「出来過ぎ」な位。

おまけとして(?)まさかの箇所で、『石仮面』『トニオ・トラサルディ』が登場(?)します。

0
2019年01月16日

...

購入済み

面白かった

何となく読み忘れていたがふと思い出し
すぐ読破

面白かった....

0
2018年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ジョジョの奇妙な冒険には昨年のアニメから一気にハマり、こうして外伝小説にも手を出す程になってしまいました笑
あの一件以降、ひっそりと宙ぶらりんに生きていたパンナコッタ・フーゴが、再び自分を探し始めるおはなし。
ブチャラティやジョルノのように覚悟が決まった物語は良い。いつだって進む道を灯してくれるし、なにより進む力をくれる。でも、この世界にだって、そんな風にはいかない人は多い。むしろ、そういった人の方が多いのです。パンナコッタ・フーゴも、シーラEも、麻薬チームも、みんなそう。進むと言われたって道がたくさんありすぎて何も分からないから、ただ目の前の道を歩き続けている。これは、そんなひとへの応援歌だと思います。
なんとか地を蹴りがむしゃらに突き進む彼らの道に幸あれ。
ひとは、かの黄金の風のように強く、美しくなくたって、歩んでいける。

1
2020年04月11日

Posted by ブクログ

なぜあの時フーゴは躊躇したのか
フーゴの葛藤が丁寧に描かれていました。

お気に入りのポイントは色んなスタンドが出てくるところ。
レイニーデイ.ドリーム.アウェイ
が1番好きです。強い。

なにかに迷っている時、覚悟をもって勇気を持つことの意味を教えてくれたような気がします。

「君が一歩を踏み出せないというなら、ぼくの方から半歩だけ近づこう」

0
2025年06月09日

Posted by ブクログ

原作のその後をフーゴを主人公として描いた作品。原作中のフーゴの思いや、仲間たちとの出会いなど補完的な部分も多く、他の部の小ネタもあり、とても楽しく読めた

あとがきも非常に面白かったのでジョジョ好きなら読んでおきたい一冊

0
2024年04月07日

Posted by ブクログ

ジョジョ5部で唐突に別れることになってしまった、パンナコッタ・フーゴ。また登場するかも…と思いながら話が進んで…結局登場せず。えー、フーゴ、終わりなんや、と思ってたら、恥知らずのパープルヘイズで回収していただけるとのこと。楽しみに読みました。トニオ・トラサルディーのくだりとか、広瀬康一のくだりとかがたまらん。違和感なくジョジョワールド堪能いたしました。

0
2023年12月13日

Posted by ブクログ

普段読み慣れた荒木さんの絵が無いせいか、なんとなく「ジョジョっぽい」から抜け出せない印象。
ストーリーとしては盛り上がりに欠けるものの、変にもたつかずノンストレスで読み切れた。
著者は麻薬チームとの戦いよりも、その後のシーンを書きたかったのかなと思った。
最後の会話シーンの方が文章に熱があったように感じたのは、読んでいる自分が熱くなったからそう感じただけなのか。

0
2023年07月03日

購入済み

好き

面白かったです

0
2020年07月12日

Posted by ブクログ

本編を読んだ後なので、より入り込めるかと思って再読。「その後」のフーゴの視点で第五部を振り返る。表舞台から退場したとしても「その後」はあるし、あの時一歩踏み出せなかったのにだって理由はある。本編第五部までしか読んでいないのでそれ以降を知らないけれど、ジョルノと承太郎や仗助はどういう関係を築くのだろう

0
2017年11月04日

Posted by ブクログ

ジョジョの奇妙な冒険第5部の後日譚!

ブチャラティ達と決別したパンナコッタフーゴの物語!
フーゴの期待!?を裏切ってジョルノ達はブチャラティや他のメンバーを失うもののディアブロに勝利!今、組織を支配するのはジョルノジョバーナ!
裏切り者となったフーゴはかつての友でジョルノの部下のミスタからある指令を受けることになる!


物語の途中でブチャラティやナランチャ、アバッキャオ達との思い出あり!またフーゴがブチャラティと出逢うまでとフーゴの幼い頃のエピソードなど、フーゴの人格形成に至るまでのヒントも語られます。


個人的には第五部の終盤でフーゴにはメンバーの下に帰って来て欲しかったのですが、帰ってこなかったからこその『恥知らずのパープルヘイズ』であったので、今はそれに満足してます。

0
2017年07月16日

Posted by ブクログ

流石に全く見ていないと分かりにくいが、それでも読み進むうちに人間関係がわかって面白かった。絶対善はなく絶対悪もない。

0
2025年05月21日

Posted by ブクログ

アニメが楽しかった。
そういえばフーゴの後日譚みたいな小説があったな、と思い購入。

5部までのいろいろな要素をちょっとずつ登場させている。
ファンへのサービス精神がてんこ盛り。
個人的には、石仮面とトニオさんの登場が嬉しかった。

この著者の他の作品を読んだことがないけど、比べるとどうなのだろうか
辻村深月のドラえもんを読んだときにに、「キャラや設定に縛られて窮屈な感じ」を感じた。
「もっと、えぐってきたらいいのに」と。でもドラえもんでえぐるわけにはいかないか。

純粋に原作が好きだったら、ノベライズって素直に楽しめるんだろうな。
いや、逆に細かいイメージの差をあげつらって、否定したくなるのかな。

0
2024年02月27日

購入済み

ジョジョ5部ファンなら...

第5部が大変好きなので買ってはみたが、序盤から中盤までイマイチ入り込めなかったので数ページ読んではやめ、を繰り返し、結局読み終わるのに2週間ほどかかった。ラスト数ページとトリッシュウナの短編の描写は美しく、そこだけは買って良かったと思った。

また、他の部の話やその登場人物を小出しにするのが無理矢理感もあり個人的には好ましくなかった。

ただ、企画と設定は面白く、漫画同様イタリア各所の描写や文化もリスペクトししっかり作り込まれているので、5部ファンは読んでみても良いと思う。


0
2020年10月16日

Posted by ブクログ

原作・漫画で袂を分かったフーゴが
どう着地したのか、それを知るため読んでみる。

背景を知った上での冒険・アクションものとして
面白く読めたことを先に告げておくが、

回想というかたちで原作のシーンを文字で追いながら、
思い浮かんだのは
「裏切者の名を受けて、全てを捨てて戦う男~♪」
フーゴが最終的にそうなったのは、よしとして、
受け入れる、前に進む(進ませる)、導く
ように見えるけど、ジョルノがわざわざ出てきて
トップに立ったら、そんな感じだったのかなぁ
という感想。
結局、掌で転がされていた、と思うには
ジョルノ側の描写が足りないのか、
フーゴが独り覚醒していく感じが、
あまりにご都合主義的に思えたのか。
みたかった、その先を見られた反面
なにか密度か濃度が非常識が物足りない。
あとがきの社に構えて、おしゃれで、すかした感じかなぁ。

0
2017年07月31日

「男性向けライトノベル」ランキング