上遠野浩平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ひさびさに読んだブギーポップがおもしろくて、過去に買っていたシリーズの続きが気になって購入。
上遠野作品は話が複雑で内容を忘れがちなのでメモ。
禁涙城事件とリンクしてる部分が多い。
この後で禁涙城のほうを読むと
ミラル・キラルがロードマンと共に残酷号を滅ぼすことを示唆する手紙があったり
EDの足が使えなくなっている理由がかかれていたり
期間的にも残酷号事件の間に起こったことなので
禁涙城のほうが後でつくったような印象もうけた。
…類別は怪人、名は残酷−
禁涙城事件で活躍(?)した残酷号がいかにして生まれ、収束していったのかを描く。
かつての恐れられた皇帝のクローンの1人であるレギューンという男の陰謀からはじまる。
レギューンはある国の姫の恋心を操りながら、自分が生まれた意味である「ヴェイルドマン」を
完成させようとする。
実験は失敗し、なぜかサトル・カルツが怪物になる。
たまたま別の依頼で居合わせたロザンとネーティスが巻き込まれる形でサトルと行動を共にする。
最終的にはレギューンはサトルたちに倒されよかったねーで終わるんだけど、
実は冒頭に出てきていた、頭のいい魔術師ディン・ジョルドォが実験の失敗からロザンの依頼まで仕組んでいた人物だと、仮面のEDが見破る。
と。
海賊島事件とは「夢や願いのあるなし」、という点で一致するテーマがあるような気がする。
殺竜事件でも竜は「おまえ自身はどう考えているのか」とムガンドゥ三世に聞いている。 -
Posted by ブクログ
『混乱しているときに人が選択する道が、ほとんどの場合で間違っているのは、選択それ自体から逃げたがっているからである』(霧間誠一)
『恐怖は外にはない。それは無力であるという、その認識そのものであり、すべては己のうちにしかない』(霧間誠一)
同じ相手と延々戦い続けるということは結局、誰よりも敵のことを理解し、同質化することにしかならない。自分が確信できるものは相手も確信している。(パール)
『―迷いはない、と人が思っているときはまだ迷っている。ためらわない、と思っている時はまだ逡巡している。真の行動は迷いもためらいもどうでも良いという放棄の中のしかない』(霧間誠一) -
Posted by ブクログ
ネタバレ統治機構というシステムの中で、陰から人類を守る異能者たちの対話集。
キャラクターが語る(会話)するものは、思考とか戸惑いとか。中心人物の1人、ウトセラ・ムビョウが独り語りのできる人物なので、対話なのか思考が音になっているだけなのか。ヒノオが黙る気持ちも少し理解出来たり。
異能者たちなので個性があるのだけど、主張はそんなに激しくない。シリーズになったら、また変わるのかな……。
ムビョウが「後継者」を望むのは、大多数に肯定するからだろうか。無意識に製造人間を必要とする人類の希求に応えるからなのかな。と感じた。
失礼な?話、あとがきが一番「なるほど」と思った。
キャラクターに、著者の思考を語らせたのかなあ。全部ではないだろうけど。
どの異能者たちにも共通する「諦め」とか「優柔不断さ」っていうのは、ここからきたのかな、なんて。邪推? -
Posted by ブクログ
ジョジョの奇妙な冒険第5部の後日譚!
ブチャラティ達と決別したパンナコッタフーゴの物語!
フーゴの期待!?を裏切ってジョルノ達はブチャラティや他のメンバーを失うもののディアブロに勝利!今、組織を支配するのはジョルノジョバーナ!
裏切り者となったフーゴはかつての友でジョルノの部下のミスタからある指令を受けることになる!
物語の途中でブチャラティやナランチャ、アバッキャオ達との思い出あり!またフーゴがブチャラティと出逢うまでとフーゴの幼い頃のエピソードなど、フーゴの人格形成に至るまでのヒントも語られます。
個人的には第五部の終盤でフーゴにはメンバーの下に帰って来て欲しかったのですが、帰ってこなかったからこその『恥知らずのパープルヘイズ』であったので、今はそれに満足してます。 -
Posted by ブクログ
何故今になって「彼方に竜が~」が発刊されたのか。
ずっと無傷姫について淡々と、盛り上がりもなく描かれており、はてさてこれは時間の無駄のまま終わってしまうんだろうかと思いきや
ちゃんと最後でまとめられていました。
こう、なぜこれがこうなってこう! と描かれているお話はすっきりしますね。
悪魔絵師さんからなんで変わっちゃったのかなあ。
大人の事情なんだろうけれど。
表紙はともかくとして、口絵や、ところどころの人物画はいらないんじゃないかな?
せっかくの雰囲気がそこで毎度毎度こわされてしまうのは勿体無い。ほんと見事にぶっこわされる。
そう思われてしまうイラストレーターさんも気の毒ですし。それはそれで勿体無いことでしょうし。
えーっと、「彼方に竜がいるならば」と併読おすすめです。