上遠野浩平のレビュー一覧
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パンドラの裏面というか。
「世界を救う」みたいな意識を持ったとたんに脱落して、それでも決定的な終わりは訪れず、事態の幕引きはブギーポップの手に。
印象的なイラスト、セリフは結構合った。良いブギーポップだった。
迷い猫も良かったし、やっぱりずっと良い。
しかしいま読んで、後書きのタイミングが、すごか...続きを読むPosted by ブクログ -
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間をあけまくりながらこのfile4まで読みあげました。
そんな自分に拍手(笑)
ビートのディシプリンと言い、買って読まない僕には間が開くと内容把握が困って仕方ない。
それでも霧間凪を中心とした魔女戦争には終止符が打たれ、あるべきものはあるべき場所へと戻ったので一安心。
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相変わらずの雰囲気とテンション。ファンとしてはいつも通りな感じで安心。
ただ、そろそろ末真さんにも何かあって欲しいなぁと思ったりします。Posted by ブクログ -
正直、地の文が理解できないところだらけだった。まぁ、自分の理解力が乏しいからだと思う。
物語として炎の魔女編が終わったという事ですっきりした。当然ブギーポップは出てこない。凪の心の強さが強調されてた気がする。
シリーズとしても大きく転換したんじゃないかと思う。今後どうなっていくか気になる。
2012...続きを読むPosted by ブクログ -
魔女たちのお話はこれにておしまい。
ってかまさかのオチだった(笑)
凪はブギーでは一番好きなキャラだったので
このシリーズが読めてよかった。
この話がなくして続きはないと思う。
ソロソロ、人物とかグループが増えすぎてきたので
まとめた本とか出して欲しい。
出版社の垣根を越えてお願いしたい。。...続きを読むPosted by ブクログ -
いわゆる「SF冬の時代」と現在の状況の間を一人で繋いできたという意味で、上遠野浩平には本当に感謝しないといけない、と思っている。確かに初期の切れは無くなっているとはいえ、十分に水準はクリアしてるし。(とはいえ、やはりエンブリオあたりがピークだったかなあ。)
とはいえ、これで終わりとも思えないので楽し...続きを読むPosted by ブクログ -
「空を飛ぶ」ということはどういうことなんだろう?
例えば、「地面から足が離れた状態」とした場合は、椅子に座って足を投げ出していても空を飛んでいることになる。
じゃあ、「地面と肉体の接点が直接的・間接的を問わず無い状態」としたら、ジャンプしている時も空を飛んでいることになる。
じゃあ、「地面と肉...続きを読むPosted by ブクログ -
ハードカバーで持っているのに何故か未読で
新書版で読むという不合理。
比較的ブギーポップ、ビートのディシプリン、ヴァルプルギスの後悔
付近なお話し。
その辺の設定やキャラがちょこっと出てくる。
設定はメインか。
オキシジェンが出てくるが主役はそこではなく。
この著者の話は時系列が判りにくいが、...続きを読むPosted by ブクログ -
今回はマジシャンの話。
いつも思うけど、すごい緻密に書かれているなって思う。
今回、ちょこっとあの人の正体が出てたけど、本当に??って疑問ではある。Posted by ブクログ -
ブギーポップシリーズと同じ世界で展開されるお話です。
それでも、このお話単独でも楽しめる内容だと思います。
(ブギーポップシリーズは途中から、順番バラバラで読んでも楽しめました。)
まぁ、こういった雰囲気が好きなんです。Posted by ブクログ -
抽象的なものを抽象的なまま描くことっていうのはただでさえ難しく、ましてや小説は文章(言葉)だけで表現しなくちゃいけない。
漫画や音楽にはそれぞれ、絵や音に加えて言葉もあることを考えれば、その難しさは想像を絶する。
けれど、恐らくそれをやるだけならば、それほど難しくはないのでしょう。上遠野さん...続きを読むPosted by ブクログ -
前の禁涙境事件からかなり年月が経っての出版で待ちわびていました。
でも、イラストが金子さんから変わってしまったのがかなり残念です。
イラストも楽しみにしていたのですが、世界観は気に入っているので続けて読んでいこうとは思っています。新書で買い続けている小説はこれだけですので・・・。
内容は残酷号の...続きを読むPosted by ブクログ -
EDの事件シリーズも4作目を迎えます。
今回も禁涙境という「特殊な舞台」でさまざまな事件が起こり、そして「残酷号」という個性的なキャラも登場して、ますます世界が広がっていきます。
禁涙境の始まりと終わりが1冊にぎゅっとまとまって描かれているので、この巻から読み始めても問題なく楽しめます。
ヒース...続きを読むPosted by ブクログ -
今回はちょっと後半にすっきりしない部分を感じた。
ソウルドロップシリーズのストーリーの転記となる作品なのかな。
それとあの少年はブギーポップだったか、ビートのディシプリンだかに話だけあった少年に近い気がする。
適切な助言を与える(現状を突破するための)力があるといった描写が。Posted by ブクログ -
「もしも神が存在するとしたら、それは未来にしかいない。世界に救済が存在するのは間違いないが、絶望もまたありふれて存在している。神の代弁者を名乗る者たちは神の試練という言葉でその矛盾を埋めようとするが、その説得の作業そのものが結局、大勢の味方を得られれば強い立場に立てるという、馴染み深くわかりきった人...続きを読むPosted by ブクログ
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翻弄されてばっかりの伊佐さんが、本当はすごいんだよ、という話でしょうか。それとも、奈緒瀬のツン(無意識)デレは部下にバレバレだという話でしょうか。いやいや、ペイパーカットは無敵なんだよ、という話なのかも。Posted by ブクログ
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なんだかすごそうなことが起きていて、それをわからない奴らがわからないなりに追っていて、そんで最後は世界の危機が個人レベルで起きていましたという、要するにいつものブギーポップ。
なんとなくだけど、最近は文章が読みやすいような気がしないでもない。
★は3でもいいんだけど、なんとなく4で。Posted by ブクログ -
家出中の少女・西秋有香は双季蓮生という不思議な老人と出会い、詐欺罪で服役中の有香の父が計画していた犯罪を実行することになった。「生命と同等の価値のあるものを盗む」と書かれた謎の怪盗ペイパーカットの偽造予告状を使い、保険会社から補償金を騙し取ろうというのだ。双季は保険会社の調査員伊佐俊一と千条雅人に接...続きを読むPosted by ブクログ
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“魂の一滴(ソウルドロップ)”と引き替えに命を奪う……!
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