上遠野浩平のレビュー一覧

  • ヴァルプルギスの後悔Fire2.

    Posted by ブクログ

    『混乱しているときに人が選択する道が、ほとんどの場合で間違っているのは、選択それ自体から逃げたがっているからである』(霧間誠一)

    『恐怖は外にはない。それは無力であるという、その認識そのものであり、すべては己のうちにしかない』(霧間誠一)

    同じ相手と延々戦い続けるということは結局、誰よりも敵のことを理解し、同質化することにしかならない。自分が確信できるものは相手も確信している。(パール)

    『―迷いはない、と人が思っているときはまだ迷っている。ためらわない、と思っている時はまだ逡巡している。真の行動は迷いもためらいもどうでも良いという放棄の中のしかない』(霧間誠一)

    0
    2018年12月01日
  • 製造人間は頭が固い

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    統治機構というシステムの中で、陰から人類を守る異能者たちの対話集。
    キャラクターが語る(会話)するものは、思考とか戸惑いとか。中心人物の1人、ウトセラ・ムビョウが独り語りのできる人物なので、対話なのか思考が音になっているだけなのか。ヒノオが黙る気持ちも少し理解出来たり。
    異能者たちなので個性があるのだけど、主張はそんなに激しくない。シリーズになったら、また変わるのかな……。

    ムビョウが「後継者」を望むのは、大多数に肯定するからだろうか。無意識に製造人間を必要とする人類の希求に応えるからなのかな。と感じた。

    失礼な?話、あとがきが一番「なるほど」と思った。
    キャラクターに、著者の思考を語らせ

    0
    2018年09月30日
  • ブギーポップ・ビューティフル パニックキュート帝王学

    Posted by ブクログ

    パニックキュートとマロゥボーンはブギーポップの噂をたどって、末真和子に近づく。
    ブギーポップをおびき出すために末真和子に「一番美しく輝く」ことを求める。
    パニックキュートの正体とマロゥボーンの力を暴き、カレイドスコープの助けにより窮地を脱する。
    マロゥボーンは世界の敵となりブギーポップと戦う。

    0
    2018年07月06日
  • 殺竜事件 a case of dragonslayer

    Posted by ブクログ

    戦士や竜や調停士や魔法といったファンタジー世界は本来苦手ジャンルだけど、タイガレーベルにハズレはないと信じて読んだら面白かった!キャラが良い。竜の威厳もすごい。界面なんとかって何?こっちの世界も存在するの?と、ワクワクがいっぱい。既存のシリーズのようなので、刊行が楽しみ。

    0
    2018年07月03日
  • 殺竜事件 a case of dragonslayer

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ上遠野作品、『製造人間は頭が固い』がことのほかタイプだったので、たまたま書店で近くにあった本作品も手に。
    あらすじはそれほど惹かれなかったのだけど、読み初めて、うん、やっぱりタイプだなと。
    世界観、ストーリー、キャラ、文体、全てがはまるとその作家自体が好きになる。
    謎多き仮面の戦地調停士に情熱的で隙なしの風の騎士、紅一点のリスカッセ大尉、3人の見え隠れする過去も気になり、巨大で最強の竜が住まう国での新たな物語を熱望する。

    0
    2018年06月13日
  • 殺竜事件 a case of dragonslayer

    Posted by ブクログ

    ものすごく特殊事情のミステリーだけど、ちゃんと成立してるし面白い。コレ単発で終わるにはもったいないな。

    0
    2018年04月24日
  • 製造人間は頭が固い

    Posted by ブクログ

    目を引く題名とイラストにそそられた。
    よく見ると『ブギーポップ』の裏側を明かす、、、とあって、この言葉どこかで聞いたことがあるような?でも知らない。
    ということで書店内をぐるぐると探して漸く見つけて、見たことあるイラストに「あぁ~」と声が漏れるも、やはり読んだことはなかった。
    でも関係なく面白そうなので購入。
    製造人間ウトセラ・ムビョウの奇妙な論理と様々な合成人間とのやりとりが絶妙。
    本家のほうは今年アニメ化でいろいろ話題だけど、ちょっと見てみようかなという気になっている。

    0
    2018年04月23日
  • 製造人間は頭が固い

    Posted by ブクログ

    ハヤカワ文庫からだけど、ブギーポップシリーズ。でもブギーポップは出てこない。本編ではあまり描かれない統和機構の中心に近いところを描いた作品。読まなくてもブギーポップ側には何の影響もないけど、懐かしい人も出てくるので読んでみるのも一興かと思います。

    0
    2017年12月06日
  • 恥知らずのパープルヘイズ―ジョジョの奇妙な冒険より―

    Posted by ブクログ

    本編を読んだ後なので、より入り込めるかと思って再読。「その後」のフーゴの視点で第五部を振り返る。表舞台から退場したとしても「その後」はあるし、あの時一歩踏み出せなかったのにだって理由はある。本編第五部までしか読んでいないのでそれ以降を知らないけれど、ジョルノと承太郎や仗助はどういう関係を築くのだろう。

    0
    2017年11月04日
  • ブギーポップ・ダウトフル 不可抗力のラビット・ラン

    Posted by ブクログ

    "フライデイ"九連内朱巳が進めているポゼストリー計画は、統和機構への建前と違ってただのダメなやつを救うという考えで始められた。
    が、そこに羽原健太郎が絡んできて、集められたラビットの中に能力をもつ白渡須奈緒がいて、世界の敵になりかける。
    霧間凪、ブギーボップの介入によりなんとか騒ぎは収まる。

    0
    2017年10月14日
  • 製造人間は頭が固い

    Posted by ブクログ

    製造人間ウトセラ・ムビョウと赤子のときに命を救われた無能人間コノハ・ヒノオ。
    奇蹟人間のフェイ・リスキィ、双極人間のアーミャら、最強人間カレイドスコープ、交換人間ミナト・ローバイら、合成人間たちの間の物語。

    0
    2017年10月07日
  • 製造人間は頭が固い

    Posted by ブクログ

    いつもの。

    と言ってしまってはそれまでなんですが、
    安定して「いつものやつ」です。
    ??となるところも、いつものようにきれいにまとまって終わります。
    広げた風呂敷が、かならずきっちりたたまれるので、どんなに途中で不安になっても最後は「ああ、そうか!」と思わせてくれる。

    いつしかブギーポップをめぐる冒険ではなく、
    ここではないどこかの世界の物語となってしまいましたが、
    それはそれで楽しめるのでよろしいのではないかと。
    例の組織の根幹が見え隠れしている昨今、今後が楽しみでございます。

    0
    2017年07月30日
  • 恥知らずのパープルヘイズ―ジョジョの奇妙な冒険より―

    Posted by ブクログ

    ジョジョの奇妙な冒険第5部の後日譚!

    ブチャラティ達と決別したパンナコッタフーゴの物語!
    フーゴの期待!?を裏切ってジョルノ達はブチャラティや他のメンバーを失うもののディアブロに勝利!今、組織を支配するのはジョルノジョバーナ!
    裏切り者となったフーゴはかつての友でジョルノの部下のミスタからある指令を受けることになる!


    物語の途中でブチャラティやナランチャ、アバッキャオ達との思い出あり!またフーゴがブチャラティと出逢うまでとフーゴの幼い頃のエピソードなど、フーゴの人格形成に至るまでのヒントも語られます。


    個人的には第五部の終盤でフーゴにはメンバーの下に帰って来て欲しかったのですが、帰っ

    0
    2017年07月16日
  • 螺旋のエンペロイダー Spin4.

    Posted by ブクログ

    結局人間は自分自身の皇帝にすらなれてないよね。たまにいるけど、やりたくないことはやらなくても人に認められてる人が。でもそれも自分の皇帝になれているのかはよくわからないなぁ

    0
    2017年06月29日
  • 無傷姫事件 injustice of innocent princess

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    戦地調停士の誕生、七海連合の始まりなど今まで気になっていた諸々の誕生も垣間見える今作は素晴らしかった。話は無傷姫を中心にしているが、その脇では今までの謎を少し解明する形になっているのが素晴らしい。個人的にはオピオンの子供たちがED以外に出たことが嬉しかった。まさか二代目がそれだったとは。

    0
    2016年11月05日
  • 無傷姫事件 injustice of innocent princess

    Posted by ブクログ

    戦場に取り残された兵士と無傷姫が建国した小国が如何に産まれそして消えていったかの話。そして七海連合が如何にして産まれたかという物語。

    0
    2016年09月29日
  • ヴァルプルギスの後悔Fire1.

    Posted by ブクログ

    ブギーポップのスピンオフ作品。炎の魔女、霧間凪の物語。世界は魔女の戦いで大きく変化していく。正義とは何か。何のために戦うのか。並行するスピンオフ作品、ビートのディシプリンも読んどかなくちゃいけない感じ。そしてブギーポップはこのシリーズのあと、終焉に向けて転がり始めるらしい。壮大な現代のファンタジー。本編よりも凪が正義の味方っぽくて読みやすいのがいいね!

    0
    2026年01月12日
  • ブギーポップ・アンチテーゼ オルタナティヴ・エゴの乱逆

    Posted by ブクログ

    統和機構のアンチタイプとカウンターズの抗争に巻き込まれるかミール、織機綺。
    ミニマムとマキシム・Gも登場し、一時マキシム・Gは世界の敵となりブギーポップと戦う。
    最終的に統和機構に復帰することとなった綺。監視としてメロー・イエローがつけられる。

    0
    2016年07月16日
  • 無傷姫事件 injustice of innocent princess

    Posted by ブクログ

    何故今になって「彼方に竜が~」が発刊されたのか。


    ずっと無傷姫について淡々と、盛り上がりもなく描かれており、はてさてこれは時間の無駄のまま終わってしまうんだろうかと思いきや

    ちゃんと最後でまとめられていました。
    こう、なぜこれがこうなってこう! と描かれているお話はすっきりしますね。


    悪魔絵師さんからなんで変わっちゃったのかなあ。
    大人の事情なんだろうけれど。

    表紙はともかくとして、口絵や、ところどころの人物画はいらないんじゃないかな?

    せっかくの雰囲気がそこで毎度毎度こわされてしまうのは勿体無い。ほんと見事にぶっこわされる。


    そう思われてしまうイラストレーターさんも気の毒で

    0
    2016年05月17日
  • 無傷姫事件 injustice of innocent princess

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    事件シリーズの舞台で弱小国家の興亡を描いた作品。個人的には“無傷”ではなかった三代目無傷姫の話が好きです。

    0
    2016年05月09日