上遠野浩平のレビュー一覧
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ネタバレジョジョの奇妙な冒険の5部「黄金の風」で、パンナコッタ・フーゴは途中で離脱する。
後にジョルノは組織のボスであるディアボロを倒し、夢であったギャングスターとなった。
その後のフーゴの物語。
◎フーゴ離脱までのあらすじ
ギャング組織のボスの命令で「パッショーネ」のリーダーであるブチャラティは、ボスの娘・トリッシュを護衛しボスへ引き渡すため、ジョルノ、アバッキオ、ミスタ、ナランチャ、フーゴと共に引き渡し場所へ向かった。
しかしボスは娘を脅威と捉え殺そうとしていた。
それを知ったブチャラティはボスに反旗を翻した。
同じ意思を持つ者は共に行こう、だだし命令ではない。自分の意思でついてきてほしい、とブチャラティは言う。
フーゴは考え直すよう説得するが、みんなブチャラティと共に行ってしまった。
その後フーゴは人から裏切り者と蔑まれ、恥知らずと罵られる。
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半年後、フーゴはミスタに呼び出され旧パッショーネの負の遺産である麻薬チームの討伐を命令される。再び組織に忠誠を誓わなければ逆に殺されてしまう。
フーゴはシーラE、ムーロロとチームを組むことに。
このムーロロのスタンドがおもしろい。
トランプ53枚が劇をして、最後に重要なワードを言って倒れる。そしてトランプの劇には拍手を送らなければいけない。
それだけで戦力になるのか疑問だったが、実は暗殺者の役割もあったトランプ劇団。
ムーロロ自身も、最初はクセ強の面倒なヤツだったが、実はボスからの個別的任務(石仮面の破壊)があり、見事このスタンドで任務を果たす。
フーゴも、敵スタンドに負傷されながらも元凶のヴォルフをパープルヘイズで倒した。
最後、組織から呼び出されたフーゴは早朝のレストランへ行く。店員も奥へ入ってしまい、客はフーゴひとり。傷だらけのフーゴは、口から出た血を拭こうとハンカチを出すが落としてしまう。すると後ろからナイフとフォークの音が。見るとそこには1人の客がいた。ジョルノだった。
ようやく登場してくれた!と思い、感極まった。読者も感動のシーン間違いなし!
ジョルノはいつもお店の人に苦手な鶏肉を勧められるんだとフーゴに話しかける。
そして、何か聞きたいことがあれば聞くと言う。
フーゴはボスの娘護衛任務のことを話すと、ジョルノはフーゴらしくないと言う。
そして最終的には、また一緒に仲間になってくれないかと手を差し伸べ、フーゴは号泣する。
ここはとても感動した!
私もあのまま、フーゴはどうなったのか気になっていたので、またミスタたちと仲間になってくれることは本当に嬉しかった。
そしてジョルノのボスとしての貫禄がすごい!
本当にフーゴより年下なのか?笑
ジョジョシリーズの中でも黄金の風はお気に入りなので、とても満足の一冊だった! -
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ネタバレ個人的に雨はあんまり好きじゃなくて、だから今回の話を読んでその訳はこれなんだなって腑に落ちた気分。
そして雨だからちゃんと朱巳ちゃんが出てくる。この人ほんと何ていうんだろう悪運が強いんだなきっと。それこそフォルテッシモとウマが合いそう。
それから正樹君と綺ちゃんも出てくる。
作品世界ではそんなに時間が経ってないのだと思うけど、読み手のこちらはもう二十年ちかく経ってて、なので今回の二人に起こった変化、こんだけかかってやっとほんとうの恋人同士としてスタートしたの!?って愕然としてしまう。
いまの綺ちゃんを飛鳥井さんが見たらきっと喜ぶんだろうな。 -
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ネタバレ「正義だけではつまらないし、悪だけでは未来がないし、じゃあどうすればいいのか」というのがテーマの今作。第一作で、物語の展開がやや遅く感じました。
霧間凪が、魔女ヴァルプルギスに憑依されるまでを描いた今作ですが、中々に凪の過去が掘り起こされるので、凪推しとしては非常に楽しい作品でした。
相変わらず凪はクールで、それは戦闘中でも同じで、冷静に敵の分析ができているところがすんごくカッコいいです。
〝正義と悪〟って言うと、私たちの日常では中二病っぽく聞こえてしまうかもですが、意外と緩く考えれば普段の生活にも当てはまる気がします。
例えば、「変わり者だから」という理由で、「いじっている周りが〝普通の人〟」みたいな感じになってる状況。
ようするに、その場にいるほとんどが賛成した意見が正義であり、それに反する意見が悪──みたいな感じです。そういう状況、私はどうしても「皆に反する側」になることが多く、周りに流され、「あっ、じゃあそれでいいです」と、自分の意見を押しつぶしてしまうことがあるのです。
それはトラブルにならないので楽なのですが、どこかプライドのようなものが傷つけられる。といって逆らって面倒事になるのも嫌……その判断がすごく難しいんです。
凪だったらそんな状況、絶対に自分の道を選びますよね。他人に合わせるなんてこと、中々しなさそう。父親の〝たとえ世界がどんなに揺れ動こうとも、その中で揺らぐことのない心を持つんだ。それだけがきっと、おまえをほんとうに守ってくれるものになる──僕は、きっと間に合わないだろうから……〟という言葉を信じて、自分の考えを貫き通すんじゃないでしょうか。まぁそんなトコです。以上。
「小さいことにくよくよするな、とかよく言うわよね──でも、あれって変だと思わない?」
「何が?」
「だって大きなことだったら、くよくよなんかしてられなくて、ただ呆然として、ひたすらに途方に暮れるだけじゃない? くよくよできるのは、小さいことだけだわ。他に、くよくよできることってあるのかしら?」
──P81、冥加暦と村津隆の会話より
『勝敗を分ける選択は、実際にその必要が生じたときにしていては間に合わない。負ける者は、自分がいつから負けていたのか知らないものだ』
──霧間誠一〈無敗と必勝のあいだ〉
「君が〝かくあるべき〟だと思っている世界は、ぼくには関係がない。現実を良くしようとも、悪くしたいとも考えていない──それを思うのは人間の領域だ。世界というのはただ、漠然と存在しているだけで、そこには意志はない。その中で考えているのは人間の方だ」
──ブギーポップの言葉より
「どうしようもないことに出会ったときに、いったい何を最後まで残しておくのか──それ以外のすべてを差し出しても、それだけは守らなければならないものは何か、それを知ってさえいれば、あなたは何にも負けることはない。そう──たとえ相手が最凶にして最悪の魔女だったとしても、ね……」
──夢の中、冥加暦が村津隆に告げた言葉より
「たとえ世界がどんなに揺れ動こうとも、その中で揺らぐことのない心を持つんだ。それだけがきっと、おまえをほんとうに守ってくれるものになる──僕は、きっと間に合わないだろうから……」
──生前、霧間誠一が娘に残した言葉より
それは警告だというものもいて
兆候だというものもいて
私がその場所に立っていたとき
それは空から落ちてきて
心に語りかけてくるのがわかった
すべては我々次第で
決めることができるのは
こちら側からだけなのだ……と。
──ナイン・インチ・ネイルズ〈ウォーニング〉 -
Posted by ブクログ
ネタバレ世界観、セリフ、物語の展開、人物描写、どれをとっても、荒木先生が書いたのかと思うくらい原作のイメージ通り。それに加えて、深堀りエピソードが書かれていて、ジョジョの世界がまた一つ深化したように思う(私が知らなかっただけですでにある設定だったのかも知れないけれど)。たとえば、エジプト九栄神の名称は、タロットカードから取った名称を付けたエンヤ婆に対抗してテレンス・T・ダービーが付けたとか、ホル・ホースが女性に優しい理由とか。アニメ化希望。漫画版も読んでみたい。そしてスピンオフシリーズはもっと読みたい。あと、建設中のメディアテークと思しき建物が戦いの舞台になっているのが親近感。
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購入済み
待ってました。
このシリーズはほぼ読破してます。
次の巻を心待ちにしてました。
主要な人物が登場して満足でした。
スリリングであり、青春が描かれていて
堪能できました。 -
購入済み
ブギーポップ最高傑作?
ブギーポップの中で一番地味で面白く感じないのに一番感動したかも知れない
少なくともシリーズを読んでいると面白いんだけど、これ一冊ではとても人には勧められない
ただシリーズを追いかけていると、ある意味集大成のようにも感じる(まあこれ以降も続刊が出ちゃったので集大成でもなくなってしまったけど)
テーマは「痛み」
これだけならVSイマジネーターと変わらないかもしれないし、歪曲王も同じかも知れない
ブギーポップは基本的に一作目をベースに人の痛みを描く作品と捉えているけど、
ペパーミントの魔術師は最も直接的に痛みを描いているんじゃないのかな?
作風的には上遠野先生というよりは乙一先生な作風にも感じる
20年ぶりに電子書籍で読んでみたけど、
うわぁーって感情が揺さぶられるのではなく、じわりと胸を締め付けてくる作品だなぁと思う
だから20年経っても覚えている
少なくともブギーポップを読み始めた人で途中で挫折した人がいたとしたら、
この作品までは読まないとダメだと断言する -
Posted by ブクログ
ジョジョの奇妙な冒険シリーズでは、5部が1番ストーリーが好きです!
登場人物の中で、フーゴは申し訳ないけど意気地なしのイメージだったのであまり好きではなかった。
しかし、この恥知らずのパープルヘイズを読んで、フーゴはフーゴなりに思いがあることを知った。
よく考えてみると、自分もフーゴのように一歩を踏み出すことができなかったことがよくあったと思う。その一歩を踏み出すために葛藤するフーゴの姿はカッコよく見えたし、自分も自分なりの思いと覚悟を持つことの大切さを学んだ。
フーゴは性格が極端なだけで、一番自分や一般の人たちと似ている性格なのかもしれない。だからこそ、覚悟を持って大きな夢を叶えようとする人たちを間近で見てしまうと自分と違いすぎて一歩引いてしまうのではないか?
やっぱりジョジョ作品は最高ですね!