あらすじ
一九九九年。ひとりの男がエジプトを発った。ホル・ホース……。かつて『DIO』の配下であり、『皇帝』と呼ばれたスタンド使い。現在、探偵業を営む彼の目的は、『DIO』が飼っていた一羽の鳥だった。ボインゴの予知が示した地・日本へ向かったホル・ホースは、ひとりの少年・東方仗助と出会うことになる――。これは、なくしたものを探し求めている者たちの物語である。『恥知らずのパープルヘイズ』の上遠野浩平先生が描く、3部と4部の狭間の物語!! カバーイラストは荒木飛呂彦先生描きおろし!!
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Posted by ブクログ
世界観、セリフ、物語の展開、人物描写、どれをとっても、荒木先生が書いたのかと思うくらい原作のイメージ通り。それに加えて、深堀りエピソードが書かれていて、ジョジョの世界がまた一つ深化したように思う(私が知らなかっただけですでにある設定だったのかも知れないけれど)。たとえば、エジプト九栄神の名称は、タロットカードから取った名称を付けたエンヤ婆に対抗してテレンス・T・ダービーが付けたとか、ホル・ホースが女性に優しい理由とか。アニメ化希望。漫画版も読んでみたい。そしてスピンオフシリーズはもっと読みたい。あと、建設中のメディアテークと思しき建物が戦いの舞台になっているのが親近感。
Posted by ブクログ
オリジナルストーリーの隙間を埋める。
これは漫画やアニメでは無く、小説だからこそ読みながら想像力が掻き立てられる、それが楽しい。
さて、本作も作家さんのオリジナルへのリスペクト、何よりも3部と4部を隙間と言っても、このストーリーを思いつくことが凄い。
いかにオリジナルを深く読み込み、愛し、そして創造して表現する、やっぱり凄い。
読み終えて、
「面白い」「楽しい」のはもちろん、こんなストーリーに出会えて良かったと感謝しています。
Posted by ブクログ
ただただ面白かった。隼と鸚鵡を一緒に飼って鸚鵡が襲われることはないんだなと思った。
DIOがその行動目的を「人類の支配」から「天国への到達」に切り替えたのはどのタイミングだったんだろうか。
Posted by ブクログ
久々JOJO読んで面白かった。
キャラの名前覚えてるか不安だったけど、
意外と3部覚えてた
…いや、ボインゴは印象強いから別で。
概要ちゃんと見てなくて…表紙だけで
ホル・ホースと仗助の話って思って読んだから、
花京院も出てくるとは思わなかった…。
好きなキャラだから嬉しかった。
パープルヘイズとちょっと似てる。
ストーリーとか戦闘より、キャラの心情とか
人間性に重きおいてる感じがした。
こんな過去もあったんだとか、
改めてこのキャラ格好いいなって思ったり。
また小説出たら読みたい、JOJOはいつ読んでも面白い。