上遠野浩平のレビュー一覧
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「事件シリーズ」のつもりで読んだら、『ブギーポップ』とのクロスオーバーでどしよう、となってしまった。『ブギーポップ』はエンブリオ?ぐらいで挫折しています。刊行と同時に読んでいたのだけど、どうも当時の自分には文体が合わずに遠ざかってしまった過去がある。これを機に再び踏み入れるか、踏み入れることができるのか?20巻以上続いている長編作品に。
「事件シリーズ」と言っていますが、公式には「戦地調停士シリーズ」というらしいです。
戦地調停士EDが研究している界面干渉学。その研究の素材となる現象が現れている6篇。そうか、それぞれの上遠野作品に通じて流れているものは、これだったのか、という納得と、奥行き -
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久しぶりの上遠野浩平事件シリーズ「無傷姫事件」。積んであったのを発掘。
この事件シリーズの舞台の世界の成立と、人と竜との関係を縦横にしたタペストリーのような一冊。
表の紋様の見事さが裏地を見ると想像できるけども、真相を見るためには表側からきちんと見なければいけない、ということを感覚として胃s流ことができたように思えます。この場合の表と裏は、今回の事件で明かされたものが表となりますか。
無傷姫が君臨していた国家としての姿が、裏地のぼんやりとした色彩で表されるものであって、物語が進んでゆく中で表の華麗さが現れてくるのが、読み物として引き込まれてゆく。
久しぶりの上遠野浩平作品で、ちょっと迂遠言 -
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Posted by ブクログ
「ブギーポップ」シリーズの第20弾です。
スプーキーEがこの世から去って以来、一般人と変わらない生活を送っていた織機綺のもとに、統和機構の飛燕玲次(ひえん・れいじ)という人物が接触を図ります。彼は「アンチタイプ」というグループのメンバーであり、合成人間が特殊能力を発現することなく生きていくために、綺の協力を得たいと語ります。
一方で谷口正樹の前にも、やはり統和機構に所属する七星那魅(ななほし・なみ)という少女が現われます。彼女は、「アンチタイプ」と対立する「カウンターズ」というグループに所属しており、綺を自分たちのもとに取り込むために、彼女の恋人である正樹に説得させようと考えていたのです。 -