【感想・ネタバレ】海賊島事件 the man in pirate’s islandのレビュー

あらすじ

海賊島ーー世界最大の歓楽街として栄える、海賊の一族が統べる都。ここへ強大な帝国の艦隊が迫る。彼らの要求は夜壬琥姫(やみこひめ)を水晶に閉じ込め生命を奪った、密室殺人の容疑者の引き渡し。拒否した海賊は仲介役に女性軍人レーゼ・リスカッセを招聘。両者一歩も退かず戦争の危機迫る中、レーゼは解決へ向け、ある大胆な賭けに出る。一方、仲間の戦地調停士EDは姫殺害の謎解きへ。シリーズ累計30万部突破のミステリー!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

レーゼさんの代打ち、ヒースロゥの最強存在感、EDの理知的な姿、好きなところが詰まっていて文庫化待ってました、という感じ。
レーゼさんが風の騎士従えて浮かれてるのかわいいし、まっっったく気付いてないヒースロゥもある意味かわいいし、全部分かっていてジト目してそうなEDもかわいい!

禁涙境、残酷号とこのまま文庫化するのかと思うけれど、無傷姫ほ他に比べればかなり最近だしどう進むのか楽しみです。

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2019年03月30日

Posted by ブクログ

この3人組好き!レーゼが風の騎士を独り占めしてウキウキしてるのが可愛い。科学ではなく魔法を使うこの世界ではお料理ひとつとっても魔法で工夫されているのが興味深い。

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2019年03月24日

Posted by ブクログ

戦地調停士シリーズの3作目。
1作目の殺竜事件のトリオ(仮面の戦地調停士ED、若き女性軍人レーゼ・リスカッセ、風の騎士ヒースロゥ・クリストフ)が再び登場。
これまでのシリーズ作同様、到底不可能と思われる殺人事件とそれに派生する国や組織の一触即発の緊張状況に3人が立ち向かいます。
剣と魔法のファンタジー好き、本格ミステリ好きの双方を満足させる魅力的な世界観とストーリーが素晴らしいですし、ストーリーの時系列が刊行順と一致していないものの、作品をまたがって登場するキャラも多く読み終えるたびに既刊を全て読み返したくなります。中毒性高しで剣吞剣呑、と。

以下、お気に入り場面の地の文を除いたセリフのみ掲載します。

「決断に於いて、もっとも障害になる要素はなんだと思いますか?」
「そんなもの、状況次第でしょう」
「そうですー正にその通り。しかし人はその状況をしばしば見失うんですよ。どんな事態にも流れというものがある。その流れを見えなくさせているのは人間の欲です。だがあなたには賭事で自分を満足させようという感覚がないー勝ってもどうでもいいし、負けたら次の手を考えればいいと思っている。その冷静さーそう真剣勝負では時に、勝とうと思うことさえ命取りになる。あなたならその心配がないんです」

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2019年01月05日

Posted by ブクログ

ファンタジー世界ならではの不可能状況と、それを魔法というご都合主義で片付けずにちゃんとミステリーに仕立ててます。このシリーズは本格としてもっと評価されてもいいと思うな。

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2020年11月03日

Posted by ブクログ

魔法と剣の世界を描く戦地調停士シリーズ第3弾。辺境で発生したある王室関係者の密室殺人と、犯人と思しき人物が逃げ込んだ治外法権の地、海賊島。
レーゼ、ヒースロゥ、エドの面々が犯人探しそっちのけで取り組む権力者たちとの落とし所の探り合い。話がやや散漫になり少し物足りなかったけど、エドの口八丁の屁理屈は相変わらずでした(笑)

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2023年01月07日

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