百田尚樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
前作を忘れましたが、国や人を皮肉った内容だったというのは覚えています。今回はコロナ禍をカエルの世界に落とし込み『政治家は何してやがるんだ』『誰も信用ならねえな』といった強烈なアンチテーゼ。
コロナ禍だった2020年、当時は見えない不安に押しつぶされそうになって、経済も止まってしまって、マスクが配られた時は『本当この国狂ってんなぁ』って思ったさ。今だからこそ思い出話みたいに語られるけど、忘れ去られることは決して無いでしょう。
あとがきに著者の思いとして書き記されていましたが、この作品を世に出して本として出版し残したことにやはり意義があると私は感じました。3つの結末。ストーリーはファンタジー。読み -
Posted by ブクログ
改めて通史をさらいたいなと思って手に取りました。
歴史はどこまでいっても主観性から逃れなれないということなのかな。多くを語る気は無いが、著者の自国の歴史をポジティブに捉え直すべきという思想がひしひしと伝わってくる。古き良き「美しき日本」云々か。否定する気もないが、全面的に肯定するほど子供でも無い。
改鋳、といえば、日本史を受験科目にしていた身としては、世の中が混乱する悪いこと、という認識があったが経済政策においては一定の効果が得られたという。ならば山川の教科書すらも疑ってかかっていかなければならない。まあ、それこそ大学が存在している理由というか、本分である。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ幸福な生活
竹蔵雑記も700エントリーを迎えました。パチパチ。
「永遠の0」や「風の中のマリア」で楽しませてもらった百田氏の短編集です。
所謂、ショートショートに近い形態で、最後の一行のオチに向けてプロットや話が組み立てられています。竹蔵は昔ショートショートが好きで、「ショートショートランド」という隔月刊の雑誌を楽しみにしていたくらいです。それから30年位の年月が経ちましたが、最近はプロットとオチに趣向を凝らしたものがそんなに面白く無くなって来てしまいました。年なのか?成熟したのか?
まあ、それはさておき、この短編集は思わずニヤリとしてしまう、ユーモアの効いた辛口のオチが用意されています。シ -
Posted by ブクログ
3巻は東京暮らし、右翼団体との関わり、レコード屋での勤務、そして密猟のニュースに心動かされて北海道に向かうまで
詳しい感想は最終巻でまとめて
以下、公式の説明
--------------------
厳戒態勢の北方領土で、又三の密漁船が暗躍する!
天下の風来坊・作田又三、24歳にしてソ連との国境の町・根室に立つ。
一生に一作しか書けない小説。『錨を上げよ』には私のすべてが詰まっている。
――百田尚樹
●あらすじ
麻雀店員、見習いホスト、右翼団員、パチンコ店員、レコード店員……。
昭和五十年代の東京を漂流するように仕事を転々とする又三は、ある日憑かれたように北海道根室の地に立つ。
北方