百田尚樹のレビュー一覧

  • 成功は時間が10割(新潮文庫)

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    ベストセラー作家・百田尚樹さんの『新・相対性理論』を文庫化したもの。改題は恐らくその方が売れると踏んだから?流行りの〇〇が9割(10割)系である。内容は「時間」についての考察で、それほど実用的な内容ではない。しかし時間に対する視点は、なるほどと思われるところもある。基本的には同じ話の繰り返しなのだが、それだけ時間は大切だ、というメッセージにもなっている。百田さん好き、あるいは時間に関して興味のある人は一度読んでみていいかもしれない。

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    2025年09月25日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    ネタバレ

    "多数派"の恐ろしさを体現した一冊だった。徹底された平和主義は度を越すと返って楽園を滅ぼすことになる。作者の楽園に対する意図も相まって他人事ではないという、背筋の凍る思いをした。
    考えることを放棄した若いカエルにならないように頑張らなきゃ…

    凶暴なダルマガエルの襲撃により国を追われた2匹のアマガエル、ソクラテスとロベルト。最終的に辿り着いたのはナパージュという、ツチガエルが治める国だった。その国は「三戒」という戒律と「誤りソング」という奇妙な歌によって守られていた。しかし、ある日突然ウシガエルの魔の手にかかり…
    この内容が他人事と思えない恐怖を覚える。最初は滑稽な話だと思

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    2025年09月13日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    読み物としての軽さは児童書のようでもあるのに、世界情勢に合わせた中身の濃い本だった。

    小さな世界でも様々な考え方があって、何らかの武器を手に取るという行為自体が防衛にも攻撃にもなってしまうという2面性が丁寧にわかりやすく描かれてる作品で、現代を風刺していて面白かった。

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    2026年01月31日
  • 錨を上げよ <一> 出航篇

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    3.3

    誰の物語かも分からず読んだのですが、心情の描写が多くテンポは良くない。

    1960年〜70年位の時代描写は読んでいて面白かった。

    ここから主人公がどう進むかが楽しみです。

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    2025年08月22日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    お盆の夜に読むもんでもなかった。物語っていうより思想を読んでるみたいでつかれたよ、、でも決して思想つよみたいなかんじでうがった目で読んだつもりもない。

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    2025年08月14日
  • 風の中のマリア

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    自分に課された使命を全うすることが生物としての役割なのか。自分に置き換えてみると深く考えさせられました。蜂という世界に没入できる面白い作品でした。

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    2025年08月13日
  • カエルの楽園2020(新潮文庫)

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    前作を忘れましたが、国や人を皮肉った内容だったというのは覚えています。今回はコロナ禍をカエルの世界に落とし込み『政治家は何してやがるんだ』『誰も信用ならねえな』といった強烈なアンチテーゼ。
    コロナ禍だった2020年、当時は見えない不安に押しつぶされそうになって、経済も止まってしまって、マスクが配られた時は『本当この国狂ってんなぁ』って思ったさ。今だからこそ思い出話みたいに語られるけど、忘れ去られることは決して無いでしょう。
    あとがきに著者の思いとして書き記されていましたが、この作品を世に出して本として出版し残したことにやはり意義があると私は感じました。3つの結末。ストーリーはファンタジー。読み

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    2025年08月01日
  • [新版]日本国紀<上>

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    改めて通史をさらいたいなと思って手に取りました。

    歴史はどこまでいっても主観性から逃れなれないということなのかな。多くを語る気は無いが、著者の自国の歴史をポジティブに捉え直すべきという思想がひしひしと伝わってくる。古き良き「美しき日本」云々か。否定する気もないが、全面的に肯定するほど子供でも無い。

    改鋳、といえば、日本史を受験科目にしていた身としては、世の中が混乱する悪いこと、という認識があったが経済政策においては一定の効果が得られたという。ならば山川の教科書すらも疑ってかかっていかなければならない。まあ、それこそ大学が存在している理由というか、本分である。

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    2025年07月21日
  • プリズム

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    恋愛サスペンスと云うか、もうちょっと甘酸っぱさと気持ち悪さが混
    百田先生は小説家として天才だと思うけど、政治には向かないな

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    2025年07月14日
  • 鋼のメンタル(新潮新書)

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    タメになるけど、だいたいごく普通のことを言っている。そう考えると、自分のメンタルは強い方なのか(笑)

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    2025年07月06日
  • 幸福な生活

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    物語の最後の一行を、楽しみに読んだ。
    最初の方のストーリーの方が面白くて、中盤から少し展開の面白みに欠けたけど、最後の幸福な生活が読み納めのストーリーで、一冊読み終えてよい読後感だなと感じた。

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    2025年06月25日
  • 幻庵 上

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    まるでドラゴンボールだ。

    時は幕末、きら星のごとく碁の天才情念が次々と現れる。
    こいつが最強とおもうとすぐにまた新たな才能がそいつをうちくだく。

    惜しむらくは家督襲名制のため、ほぼだいたいみんな似たような名前になってしまい誰が誰だか区別がつかない点。

    それとこれはドキュメンタリーかルポルタージュの書かれ方になっており小説というよりは歴史の教科書を読んでいるかのようである。ただ淡々と事実を地の文でつづられている。

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    2025年06月25日
  • 風の中のマリア

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    主人公はスズメバチのマリア。
    読者は自分が虫になったつもりで読まないとついていけない。
    しかし虫嫌いな僕にはやや辛い…

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    2025年06月24日
  • 幸福な生活

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    ネタバレ

    幸福な生活

    竹蔵雑記も700エントリーを迎えました。パチパチ。
    「永遠の0」や「風の中のマリア」で楽しませてもらった百田氏の短編集です。
    所謂、ショートショートに近い形態で、最後の一行のオチに向けてプロットや話が組み立てられています。竹蔵は昔ショートショートが好きで、「ショートショートランド」という隔月刊の雑誌を楽しみにしていたくらいです。それから30年位の年月が経ちましたが、最近はプロットとオチに趣向を凝らしたものがそんなに面白く無くなって来てしまいました。年なのか?成熟したのか?
    まあ、それはさておき、この短編集は思わずニヤリとしてしまう、ユーモアの効いた辛口のオチが用意されています。シ

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    2025年06月20日
  • 逃げる力

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    いつもの百田節満載である。
    確かに攻めるだけを強いられて来た世代からすると逃げるという言葉自体、許せないが、「逃げる力」を読んで逃げる勇気も必要であり、絶対逃げては行けない時もある、という事も理解出来た。

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    2025年06月15日
  • 風の中のマリア

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    虫は好きじゃないんだよ。
    特に蜂は昔顔を刺されてから、怖いんですよ…。

    なのに、次もしオオスズメバチ出会ってしまったら、格好良い!と思ってしまうだろう。
    その短い一生を懸命に生きたマリア達に献杯。

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    2025年05月28日
  • プリズム

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    ネタバレ

    多重人格者である岩本広志と人妻で家庭教師の聡子の恋愛小説。
    幼き頃に父親と兄から壮絶な虐待を受けた結果、広志は卓也、純也、ヒロシ…といった様々な人格を生む。聡子はそのうちの卓也に恋をして不倫関係に至るが、最終的には治療が進み、全ての人格が統合されて表面的に彼らは消えてしまう。

    物語としてはなかなか面白いと思ったものの、やはり現実感というものが私にはないので社会小説としては受け入れ難い。本音と建前、自我とエス、人間って本来、多重人格じゃないかっていう問題提起や線引きについての議論みたいなパートが個人的に好き。

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    2025年05月19日
  • 幸福な生活

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    ほん怖みたいな夫婦の話。
    秘密がない夫婦なんていないのかもしれないし、そんなこと難しいかもしれないけど、秘密ごとあるのは嫌かもな

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    2025年05月09日
  • 百田尚樹の日本国憲法

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    8割程度読んで満足したので終了。

    筆者の右翼思考が強く反映されてはいるが、日本国憲法の成立過程や、公布以降一度も改憲されていないことの特殊性について知ることができた。

    防衛を考える上で現行の第9条では心許なく感じたものの、まだ知識に偏りがあるので、護憲派の意見も勉強しながら自分の考えを整理してみたい。

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    2025年04月23日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    ネタバレ

    カエルの世界のディストピア。
    政治的だけではなく、人間ってこうなるよなあっていう感じもあった。表の綺麗な部分しかしらないカエルは幸せと勘違いしている。その幸せを裏で支えているワシの存在を知らずに。安定した幸せが続くと、平和ボケして傲慢になり自分達だけの力でこの平和が保たれているとワシを追い出す。
    最悪の最後を迎えてもなお気付かない信仰心の怖さも感じた。

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    2025年08月15日