百田尚樹のレビュー一覧

  • 成功は時間が10割(新潮文庫)

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    私達が「長生きしたい」という時、無意識に「充実した時間」「喜びにあふれた時間」を過ごすという条件がついている。精神的、肉体的苦痛を伴う長生きは誰も望まない。
    例えば、10年牢獄に閉じ込められ、何もできず、誰とも会わず無意味に過ごせば、その10年は時間として、なかったようなものといえる。これは、言い換えれば10年寿命が短くなったようなもの。
    そうすると「充実した時間が少なければ寿命が短い」ということは「充実した時間が多ければ寿命が長い」といえる
    物理的な時間が同じでも、充実した時間を多く持てば、それはその分だけ「長生き」したのと同じこと。⇒『新・相対性理論』

    時間の大切さを軸に、お金や仕事、過去や現代社会、娯楽や芸術などにわたって話が展開し、面白かった。こういう考え方もあるなぁと思いながら読みすすめた。
    時間は有限であり貴重なもの。当たり前だけど、大切なことと痛感した。

    先人たちの「時間の浪費」を戒める言葉が耳に痛かったので、忘れないように。

    「賢い人間は時間を無駄にすることに最もいらつく」(ダンテ)
    「時間の浪費ほど大きな害はない」(ミケランジェロ)
    「成功者のほとんどは他人が時間を浪費している間に前へ進む。私はこれを見てきた」(フォード)
    「お前がいつの日か出会う禍は、お前がおろそかにしたある時間の報いである」(ナポレオン)

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    2024年04月15日
  • 大常識(新潮新書)

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    取り上げた事件や報道、それに対する著者の考え方は殆どのケースで賛同できる。ただ、これは彼のメルマガをテーマ別にまとめたものなので、それぞれの事件に対するリアクションというか、率直な反応の域を出ておらず、一緒に溜息をつくだけの本であった。
    自分が会社の経営とか上長のやり方などに対して、飲み屋で同僚と愚痴を言っているような感じからアルコール分を除いたようなもの。気晴らしには充分役立つ。

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    2024年04月11日
  • 雑談力 ストーリーで人を楽しませる

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    蚕について書かれていたのが面白かったです。成虫を見てみるとエイリアンぽかった。サナギの佃煮があるそうで食べてみたいです。

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    2024年03月03日
  • 大常識(新潮新書)

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    嫌いな人は沢山いるが、百田氏もそのうちの一人。
    わざと反感を買うように、むかつく言葉を意識的に使う姿勢が嫌い。
    だが、自分の意見をはっきりと主張するので、考えていることは分かり易い。

    面倒な争い事を避けるため、事なかれ主義で本心を言わない著名人が多い中、貴重な存在だ。
    今の日本で「それは、おかしいだろ!」と文句を言っているらしいので読んでみた。

    同意できないことも多いが、よくぞ言ってくれたという発言を聞くとスカッとしたりもする。
    百田氏は敵と味方をはっきり区別していて、味方は擁護し敵は徹底して叩く。

    例えば、安倍晋三の批判者は断じて許さず、反安倍と認識するや徹底して罵詈雑言で非難する。
    安倍晋三は常に「国益のため」「国民のため」を最優先に考えていたと信じて疑わない。
    政治家は「自己の利益」を優先するのでなく、「うそ」をなくして(故安倍総理のように)国民のために働いてもらいたい。とまで言う。

    百田氏は安倍信者なので朝日新聞も敵視するのは分かるが、安倍晋三と交友の深かった橋下徹が嫌いなことは初めて知った。
    「ウクライナは早期降伏せよ」と橋下徹が主張するのを耳にすると、争いは回避して平和が守れるかと平和ボケ呼ばわりしている。
    自分の意に反すれば批判し攻撃するという似た者どおしが、お互いを「アホよばわり」している犬猿の仲だったようだ。
    ちなみに私は橋下徹も嫌い。

    本書では特に百田氏の以下の考えには反対。
    ・憲法の戦争放棄を口実に戦力を整えないのはダメ、敵を上回る軍事力を持ってこそ平和が守れる。
    ・原発を動かせ、あるものは動いていようが止まっていようが災害による危険度は変わらない。

    コロナワクチンについては、有効性と安全性に疑問をぶつけ、さらに政治利用したことを批判している。
    確かに旅行割引キャンペーンでは、ワクチン3回接種を条件にしてたからね。
    百田氏は思い込み決めつけると、反対意見は排除する傾向があるので疑いを持たずに信用するのは危険。
    だから、本書をきっかけに今年はコロナワクチンの有効性と安全性の検証データは調べてみようと思った。
    当初の「ワクチンを打てば感染しない」から「ワクチンを打てば重症化が防げる」に変ったり、
    ワクチン接種による厳しい副反応が「因果関係が不明」として片づけられたことは記憶に新しいから。

    人間百田は嫌いだが、本書の百田氏の意見には8割ほどは賛同した。
    例えば、
    ・自称女事件
     「わたしは女性」と自称すれば、女性用浴場に入っても女性用トイレに入っても許されるのか。
     1%程度の人に過剰な配慮をするあまり、50%の人に恐怖や不快感を与えている。
     男女兼用トイレしかない場所では、わざわざ遠くの女性用トイレまで行く人が沢山いる。
    ・ルッキズム批判の違和感
     運動神経のいい人と悪い人、勉強ができる人とそうでない人、容姿のいい人とそうでない人がいる。
     美男美女コンテストを差別だと言って騒ぐ人がいるが、
     一重を二重にする、太った体をやせた姿にする、というCMが頻繁に流れても、「一重瞼のデブは悪なのか」と騒がず放置している。
    ・救急車に道を譲らないドライバー
     これは最近、道を歩いていてよく見かけるので気になっていた。
     もっとも急いでいるのは救急車であって、お前が急ぐ理由などないだろと思う。

    百田氏は、私の何倍もいろんなことに腹を立てているのだろうなあ。

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    2024年02月17日
  • 錨を上げよ <四> 抜錨篇

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    北海道から大阪の実家に戻った又三は、ビリヤード場で知り合った保子と恋に落ち、電撃的に結婚。
    さらに大学時代の親友・柿本に紹介された放送作家の仕事も軌道に乗り始める。
    とうとう風来坊を卒業し、安住の地を手に入れたかに思えたその時「ある一夜の出来事」が彼を地獄に突き落とす。
    又三は波乱万丈の人生に無事に“錨を下ろす"ことができるのか。

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    2024年02月11日
  • 錨を上げよ <三> 漂流篇

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    麻雀店員、見習いホスト、右翼団員、パチンコ店員、レコード店員……。
    昭和五十年代の東京を漂流するように仕事を転々とする又三は、ある日憑かれたように北海道根室の地に立つ。
    北方領土の海に跋扈する密漁船に乗った又三に迫る、ソ連の警備艇。
    利権を狙う地元ヤクザとのトラブルも勃発し――。
    野生を剥き出しにした又三が北の荒海で暴れ回る!

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    2024年02月11日
  • 錨を上げよ <二> 座礁篇

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    高校を卒業して中堅スーパーに就職した又三だが、失恋を機にたった3カ月で退職。
    一念発起して大学受験に見事合格するも直情的な性格が災いし、
    過激派が集うサークルの先輩・沢子や、世間知らずのお嬢様・純果との恋は迷走。
    「お前の生き方は、すべて女で決まるのか」?友人の言葉を背に、
    恋多きトラブルメーカー・又三の流転の人生が加速する。

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    2024年02月11日
  • 錨を上げよ <一> 出航篇

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    戦争が終わってちょうど十年目、空襲の跡が残る大阪の下町に生まれた作田又三。
    不良仲間と喧嘩ばかりしていたある日、単車に乗って当てのない旅に出る。
    しかし信州の山奥の村で暴漢に襲われて遭難、拾われたトラックで東京へ。
    チンピラに誘われて組事務所を手伝うことになるのだが――。
    激動の昭和を駆け抜ける、著者初の自伝的ピカレスクロマン。

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    2024年02月11日
  • 逃げる力

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    右寄りの発言で物議を醸すことの多い印象の百田さんが、このタイトル。気になって手に取った一冊。積極的逃走が生き延びるため、成功するために必要だということを歴史上の例も挙げながら語ってくれた。目新しい気づきはあまり無かったが、幸せの価値基準をしっかり持って逃げる選択肢も持ちながら生きていこうと思った。中国どうの、韓国どうの、の章はいらなかったかな。

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    2024年02月04日
  • バカの国(新潮新書)

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    笑っていいのか分からないが、苦笑してしまうのもあり。

    『永遠の0』を書いた人であることに驚き。私自身、『永遠の0』を読んだことはないので、どんな作品を書くのか気になった。

    ◆安全は与えられるものではなく、自らが作り出すもの。

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    2024年01月24日
  • 逃げる力

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    夢や目標を過度な大きさにしたほうがいい。
    大きな夢を持つことは素晴らしいが、途方もなく、努力さえしないこともある。
    ちょうど私の課題としていることが書いてあったので参考になった!
    読みやすい本♫

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    2024年01月20日
  • 大常識(新潮新書)

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    百田さんの手術入院があり、応援する気持ちで購入。相変わらず歯切れのいい文章で共感できることが多かった。
    無事の退院を祈ってます。

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    2024年01月16日
  • 大常識(新潮新書)

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    百田さんの小説は好き嫌いが分かれるようだけれど、わたしは「永遠のゼロ」はよくできた小説だと思ってしまうタチです。で、このエッセイですが、これも50代後半のわたしには共感できる内容が多々ありました。もちろん、やや偏っているかな、と思わせる書きっぷりのものもありますが。

    キャンセルカルチャーが跋扈するいまの時代に、こういうふうにはっきりと自分のポジションを宣言することができるのはそれはそれで潔いと思いました。

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    2024年01月09日
  • 大常識(新潮新書)

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    百田尚樹が、政治家の悪や事件をぶった斬る。LGBT問題とか、そりゃそうだな。と思わせる事多数。110番通報や119番通報に、こんな事をする人の意味がわからないと言ったものまであり、面白かった。

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    2023年12月30日
  • 大常識(新潮新書)

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    2023.23rd
    百田尚樹さんのエッセイ集ですね!
    この方のリベラル評には笑ってしまいました…(°_°)
    本書の42頁に書かれてるのですが、たった半頁でリベラルを自称する方をきっちりコケにしつつ、なおかつ的を射た形で特徴を定義付けてるので…!
    そのほかにも国防に関すること、愛国心(国家)に関すること、防衛に関することなどはかなり共感出来る部分が多かったです!
    法執行に関する部分は…感情論が先行してておよそ書籍に載せるレベルの記述ではないなとは思いましたが、専門書じゃなくて単なるエッセイ集なので適当に読み流せばいいのかなと。

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    2023年12月23日
  • 人間の業(新潮新書)

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     人間の業とでも言うべき、事件や風潮、不条理な事柄に文句を並べるいつもの百田。
     腹が立つことはホント多い。

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    2023年12月07日
  • 錨を上げよ <二> 座礁篇

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    とにかく主人公がヤバイ奴。
    だけどたぶん悪い奴ではない。
    だんだん目が離せなくなってくるという不思議。

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    2023年11月19日
  • 橋下徹の研究

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    大阪府知事になって、良かったんだと思ってたんだよね。
    言うことはっきり言うし、なんだかんだ、確か、再建団体陥落寸前の大阪府を立て直したはず。
    PPCにも、ちゃんともの言ってたし、慰安婦についての反省求められた発言も、あれはよく言ったなあ、と背中越しに喝采してたんだが。

    酷くなったねえ。

    鼻高々。上から。喧嘩腰。まあ弁護士なんてプロの口喧嘩師なのだが、どんな法廷だったか見える。
    あの、純粋な女子学生をテレビでガチで泣かせてたんが、本性なんだろうねえ。
    頭はいいんだろうが。

    元々喧嘩好きで、品性下劣。人を尊重できず、文化とか歴史とかが理解出来ない。
    自分の経験が絶対で、際限なく拡大して適用する。

    あ、厨二か。

    そんな橋下氏についての百田氏の論評。現実揉めてる小さな人間を一冊掛けて批判する本が、よく出版されたなあ。

    ただ私は、百田氏に関して言えば「殉愛」を巡る経緯がどうしても納得できていないので、今一つ信用しきれないところがあるのが否めない。

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    2023年10月24日
  • 地上最強の男―世界ヘビー級チャンピオン列伝―(新潮文庫)

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    モハメド・アリ以外のチャンピオンについて、ほとんど知らなかったこともあり、感情移入できなくて、寝落ちしそうになること多かった。全試合の記録で、チャンピオンと挑戦者の体重をポンドとkgの併記、これがまた読みづらかった。

    まぁ、総じてアメリカの人種差別の歴史を読んだという感。

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    2023年09月11日
  • 人間の業(新潮新書)

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    週一のメルマガ「ニュースに一言」2021〜2022の原稿から。ニュースの概要をコメントとともに紹介。カテゴリーは、コロナというバカ発見器、正義の味方は厄介だ、渡る世間は反面教師ばかり、などシンプルにわかりやすく。

    リアルタイムで読むのではなく、後からのまとめ読み。東京オリンピック、ワクチン接種開始の頃。そんなに昔ではないので、人の行動は今とあまり変わらない感じ。ニュースも含め、上手にまとめられています。

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    2023年08月23日