百田尚樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ物理的な時間は同じでも充実した時間を多く持てば長生きしたのと同じになる。
便利なものとは時間を短縮できるもの。浮いた時間は娯楽に回った。
過去の時間とは、感動にある。歳を取ると感動が少なくなる=時間が短くなる。感動が多いほど、中く生きたことになる。
中国の「欄柯」という話しがもとになって浦島太郎ができた。高速で移動すると時間がとまる=ウラシマ効果。
夢中になると、体内時計が止まるのではないか。
時間を求めるのではなく、楽しい時間を求めている。
好きなことだけをして生きろ、は欺瞞に満ちている。それは不可能。仕事を好きになる。仕事を好きになると楽しい時間になる。辛い時間も楽しい思い出になる。
達成感がない時間は、どぶに捨てたのと同じ。シシューポスの岩。
仕事は自分の時間を売っている。時間を売って金を得て、それで他人の時間を買う。
窃盗犯は時間を盗む。時間を消すことは罪が重い。
「永山基準」一人か二人であれば死刑にならない。
才能とは同じことを短い時間でできる能力。幼児期に一番伸びる。大器晩成はいない。天才は多作。
災害にあうと、旅行の申し込みが増える。
人類は言葉によって発展した。心は常にゼロからのスタート。感情のコントロールができず戦争が絶えない。
現代人は退屈を恐れる。
テレビのCMを考え出した人は天才。これのおかげで無料視聴が可能になった。
時間を共有することで感動が増す。映画館の例。恋愛は究極の時間の共有。しかし価値観の共有は錯覚。慣れによって、楽しさが減る。
慣れ=快楽順応。神経伝達物質の分泌が徐々に減る=時間による馴化。時間が人類に与えた試練。悲しみも同じ過程で減る。
仕事の量は与えられた時間いっぱいに膨張する(パーキンソンの法則)=締め切りを早めに設定する。
いつか出会う禍は、時間をおろそかにした報い。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ疑問が二点ほど…
新しい病気の流行において、パラレルワールドである理由があったのか?
終章において、敢えてハンドレッドを作者だと明かし、ソクラテスとロベルトをフェードアウトさせる意味があったのか?
普段自国で起きていることに関心の重きを置いており、近隣国の天災にしても何処か他人事のように考えていた。
しかし、本書を通して、別の国の情勢や現状を知ることは自国の防衛や発展に繋がることなのだと感じた。
また、今回のコロナウイルスの一件に関して、俯瞰で見ることが出来るのは良いなと思った。
寓話というより物語への感想になるが、最後のプロメテウスの一刀には壮快なものがあった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回、この本を手にしたのは、「人生思い通りにいかないなあ」「これから先のことを考えて生きていかなきゃなあ」と三十歳を過ぎて、やっと考えるようになったからです。
わたしは、どちらかというと、やらなければならないことを先延ばしにし、人生を無駄にしてきたことが多いです。
これを読むと、気持ちを新たにがんばろうという思いになります。
特に「時間をつぶす」という言葉は、英語で言うと「kill time」であり、無駄な時間を何となく過ごすということは、「時間を殺している」ことになるんだという話を読んで、はっとしました。
自分を振り返り、これからの人生のことを考え直したい、きっかけがほしいと思っている人におすすめです。 -
Posted by ブクログ
タイトルの通り、炎上気味な百田さんのメンタル構造を説明しつつ、読者を励ましてくれます。
一言でいうと、毎日色々あるけれども、要は気の持ちようということです。ホント一言ですが。
ただ気の持ち方はある程度テクニックが必要で、なかなか自分だけでは解決が難しいこともあります。そんな時にヒントを与えてくれそうな一冊です。
もちろんそこは百田さん。全部が全部実行可能とはいきませんが、楽しく読めるかと思います。
歳を取るに連れて、友人の取捨選択の重要性が高まるという部分は妙に納得させられました。
ちょっと精神的にリフレッシュが必要かなと思っている方は是非。