百田尚樹のレビュー一覧

  • [新版]日本国紀<下>

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    著者が小説家だけあってとても読みやすく分かりやすい。
    おおまかな歴史の流れが掴めるので、長々と難しい本は読めないけどもう少し手軽に日本史を知りたいな~という方にはおすすめ。
    上巻よりも下巻のほうが面白い。
    特に大東亜戦争以降に関しては、害悪を垂れ流す昨今の左翼史観に対しての反論としてきちんと書かれていると思う。
    ただ、著者に宗教や信仰が分からないため、歴史を見る目に限界が見える。

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    2022年03月25日
  • アホか。(新潮新書)

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    タイトルから連想するに、痛烈な批判や意見を纏めた本、かと思って読み始めたが、最初から最後まで、くだらない事件のオンパレードで、世の中で実際に起こっていることに呆れるばかりであった。
    著者(というのか?)なのか編集者(こちらの方がふさわしい呼び名か?)は、よくこれだけのニュースを集めたものだと、その根気と執念?には脱帽した。通常の事件では、加害者と被害者は明確にわかるが、その境界が曖昧になったり、逆ではないかと思える事例もあり、罪と罰の本質について再考が必要ではないかと思えるケースもあり、法律の限界や考慮すべき視点が示唆されていると感じた。

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    2022年03月10日
  • アホか。(新潮新書)

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    世の中のニュースをネタに百田さんがアホやなあと感じたことを書き連ねた書。どのエピソードもなんで人はこんなことをしてしまうのかと感じる非常識な話が満載でした。

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    2022年03月05日
  • 「カエルの楽園」が地獄と化す日

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    百田尚樹氏と石平氏の日中問題(殊に尖閣諸島問題や日本の国防問題)についての対談書。カエルの楽園を予言の書として、引用されつつの2人のとんでもなく広く深い知識に驚愕しました。まずは中国という国の共産主義の歴史的な残忍さ狡猾さを日本人はもっと認知すべき。経済的にも中国に依存している体制は非常に脆く危うい。尖閣諸島の問題はじめ直近の朝鮮半島の動きに対して日本国民は平和ボケし過ぎている。1945年以降、島国というのもあり、70年近く平和というものを享受してきているので仕方ない部分もある。とある本では、日本人は水と安全はタダだと思っているというのはその通り。まずはアホな偏向メディアの情報に煽動されるず、

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    2022年02月28日
  • アホか。(新潮新書)

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    日々起こる、呆れかえる様な事件、笑ってしまうような事件、怒鳴りたくなるような事件を、有料個人サイトの会員向けに配信しているメールマガジンの文書に加筆修正してまとめたもの。

    腹立たしいほど考えなしの国会議員、迷惑YouTuber、視聴率の為なら捏造も厭わず何程の呵責もなく流す地上波放送局。

    アホを通り越して、呆れるニュースばかり。
    ここ三年ぐらいのニュースなので、結構、覚えていた。

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    2022年02月09日
  • 「日本国紀」の天皇論

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    百田尚樹氏と有本香氏の対談形式の天皇論。「天皇とは何ですか?」という問いに対して明確な自信を持って答えられる日本人が今どれくらいいるのだろうか。戦後の占領政策による天皇切り離しの指針により日本の教育に天皇や万世一系は明確な説明はされていない。歴史の重要な出来事における登場人物の1人程度の紹介。改めて、神武天皇から現天皇までの万世一系の系譜の凄まじさは世界的に観ても日本だけで、まさに奇跡。日本国憲法で天皇は日本国民の象徴であるとあるが、そういう言葉ではな表すことの出来ない日本民族の心の拠り所が天皇である。国を想う、国を護る、そんな想いが脈々と受け継がれている我が国の奇跡に感動を覚えずにはいられな

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    2022年01月30日
  • [新版]日本国紀<下>

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    私は本当に義務教育で歴史をどこまで適当に授業うけてたのか。ほんとに勉強してきたのか?と思うほど全く歴史の記憶がない。なので、ほぼほぼ初めてきく新鮮な話として読めている。
    オープニングは、歴史にでてくる日本語が読めなさすぎて、大政奉還までいくまでのたった数ページに時間がかかった。笑。

    『攘夷(外的を追い払って国内に入れないこと)』やら
    『勅許(天皇の許可)』などの日本語。

    あの有名な歴史のあの人とかそんな感じなのね!という百田さん目線の言い回し面白いのと、今もなお問題になっている歴史のアレコレについて、いや本当はこーだけど、あの国はちゃんと教育してないだのなんだのパートも面白い。

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    2022年01月22日
  • 逃げる力

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    2022年1月16日
    逃げは恥と刷り込まれている人々。
    逃げるタイミングの見極め。
    逃げるにも体力がいる。

    考えさせられたのは、日本の逃げ方、戦い方。
    中国、韓国、北朝鮮に毅然と対応して欲しい。でも憲法は今のまま尊重して欲しい。

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    2022年01月17日
  • バカの国(新潮新書)

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    百田尚樹氏の嘆かわしい位にバカが増えた我が日本国をぶった斬る一冊。改めて、この国にはこんなバカがいるのかと本当に国の未来が心配になる。まずはこんなバカにならないように(なるわけないレベルのバカばかり紹介されてます)自身の人間力を磨いていこう。クレーマーバカ、SNSバカ、血税を蝕む公務員(議員)バカ等々色々なバカがいますが、共通するのは自己中心主義。自分さえ良ければ、他人が迷惑をかけても良い、この意識に帰結されますね。政務活動費や公務員の不祥事でよくニュースで取り沙汰されてるが、あんな下らないことの追求してる時間にも貴重な税金を原資とした給料が払われていると思うとたまったもんではない。政務活動費

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    2022年01月16日
  • 至高の音楽 クラシック「永遠の名曲」の愉しみ方

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    クラシック好きの作家、百田尚樹さんによるクラシック名曲25選。

    ラインナップは、ベートーヴェン、バッハ、モーツアルト、ラフマニノフ、ショパン、ベルリオーズ、シューベルト、ヴァーグナー、パガニーニ、ムソルグスキー、ブルックナー、チャイコフスキー、シュトラウス、ブラームス、ラヴェル、ロッシーニ。

    交響曲が多めな印象。
    それぞれの曲が作られた背景、作曲家のエピソード、曲の解説、そしてその曲の百田さんオススメ名盤が語られている。

    曲の解説は結構玄人寄り。その曲の構成、調なども割としっかりと書かれている。
    オススメ名盤はまたすごく、「この曲の名演は○○交響楽団の指揮者○○が良い」と第三候補くらいま

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    2021年12月25日
  • アホか。(新潮新書)

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    まぁ、読みやすくて、面白くないかというと、そういうわけでもないが、読後感がよろしくなかった。

    アホな人たちを一刀両断に見下して優越感をひけらかすのもどうかなと思う。

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    2021年12月19日
  • 錨を上げよ <四> 抜錨篇

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    想定と違ってた物語
    海の男の物語の感動巨編を期待てたら、昭和の時代を駆け抜けた男の物語。
    解説によれば、筆者本人の自伝的な小説ともあります。

    正直、出向篇、座礁篇は退屈..
    百田尚樹の作品でなければ、投げ出していた可能性高いです。
    しかし、漂流篇、抜錨篇はしっかり想いが伝わってきました。
    最後まで読み切らないと、本作の良さは理解できないと思われます。
    また、百田尚樹の想い・原点を節々に感じられるところも本作の特徴です。

    ■抜錨篇
    大阪で結婚し、ついには方向性が定まったがごとくの展開
    放送作家の仕事も順風満帆という感じでしたが、ある出来事で失意のどん底へ
    人生ってそんなもの?
    そこから、再び

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    2021年12月11日
  • 錨を上げよ <三> 漂流篇

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    想定と違ってた物語
    海の男の物語の感動巨編を期待てたら、昭和の時代を駆け抜けた男の物語。
    解説によれば、筆者本人の自伝的な小説ともあります。

    正直、出向篇、座礁篇は退屈..
    百田尚樹の作品でなければ、投げ出していた可能性高いです。
    しかし、漂流篇、抜錨篇はしっかり想いが伝わってきました。
    最後まで読み切らないと、本作の良さは理解できないと思われます。
    また、百田尚樹の想い・原点を節々に感じられるところも本作の特徴です。

    ■漂流篇
    本編が一番面白かった。
    ここから話が盛り上がります。
    麻雀店員、右翼、パチンコ、と様々な職を転々とし、レコード店での仕事で、ついにまともになったと思いきや、やはり

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    2021年12月11日
  • 錨を上げよ <二> 座礁篇

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    想定と違ってた物語
    海の男の物語の感動巨編を期待てたら、昭和の時代を駆け抜けた男の物語。
    解説によれば、筆者本人の自伝的な小説ともあります。

    正直、出向篇、座礁篇は退屈..
    百田尚樹の作品でなければ、投げ出していた可能性高いです。
    しかし、漂流篇、抜錨篇はしっかり想いが伝わってきました。
    最後まで読み切らないと、本作の良さは理解できないと思われます。
    また、百田尚樹の想い・原点を節々に感じられるところも本作の特徴です。

    ■座礁篇
    高校卒業後の物語
    中堅スーパーに就職するも失恋を機に退職
    大学受験を目指して、勉強を開始
    見事合格して、大学生活では、学生運動をメインにしたサークルに
    そこでもま

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    2021年12月11日
  • 錨を上げよ <一> 出航篇

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    想定と違ってた物語
    海の男の物語の感動巨編を期待てたら、昭和の時代を駆け抜けた男の物語。
    解説によれば、筆者本人の自伝的な小説ともあります。

    正直、出向篇、座礁篇は退屈..
    百田尚樹の作品でなければ、投げ出していた可能性高いです。
    しかし、漂流篇、抜錨篇はしっかり想いが伝わってきました。
    最後まで読み切らないと、本作の良さは理解できないと思われます。
    また、百田尚樹の想い・原点を節々に感じられるところも本作の特徴です。

    ■出向篇
    主人公又三の学生時代の物語
    時代は昭和30-40年代
    小・中の無鉄砲ぶりに加え、高校では、バイクでの旅、信州の山奥でのサバイバル
    主人公のはちゃめちゃぶりで、とて

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    2021年12月11日
  • カエルの楽園2020(新潮文庫)

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    ネタバレ

    コロナ禍の日本をカエルの世界で表現した小説。

    これが書かれたのは2020年5月で、筆者も断ってはいるが、状況は大きく変化している。

    特に一気に規制を緩和するというのをグッドシナリオとしているが、これは昨今の韓国の例を見ても明らかなように好ましくない方策であり、作者のシナリオは的外れということになるかもしれない。

    結局のところ、未来は誰にも確実に予測できないのだと思う。

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    2021年12月05日
  • 百田尚樹の日本国憲法

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    百田尚樹の日本国憲法解説本。
    大日本帝国憲法(明治憲法)からGHQがスーパー短期間で民政局に作らせた草案がベースの現在の日本国憲法のおかしな点を簡潔に解説してくれる良著。
    改憲派と護憲派の根深いルーツ、戦後のGHQのWGIPや教職&公職追放による共産系社会系の人らの煽動による世論の動き。
    全てを客観的にファクトで知れば、今の日本はどうすべきかは自明だと思うのですが。
    自民党には結党時の約束である憲法改正をさっさとやってほしいですね。
    過去の歴史から見ても今の日本は完全に平和ボケしてる。。。改憲!改憲!

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    2021年11月29日
  • 大放言(新潮新書)

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    ちょっとついていけないかなぁ、と感じる箇所もあったけど概ね同感。それにしてもマスコミは腐ってるな。世界共通だと思うけど。大手新聞社でさえ実際はあんな感じなんだね。自分の目で見て感じて判断するしか無いよな。情報を鵜呑みにしてはいけないよね。

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    2021年11月25日
  • 戦争と平和(新潮新書)

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    日本という国家がいかに戦争(特に侵略戦争)に向いていない国民性という事がよくわかる一冊。
    永遠の0の副読本に近い。
    我も改憲派なのだが、護憲派の頭の中の盲信的なお花畑状態は本当に心配になる。
    ゲンジツを見た方イイヨ。
    自衛戦争も出来ないクニ。

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    2021年11月24日
  • 鋼のメンタル(新潮新書)

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    ハッキリ言って、
    俺はメンタルが弱いと思う。
    しかし、
    落ち込むだけ落ち込んだら次に行く。
    人生本当にメンタルゲーだが、
    どんだけ失敗しても何も殺されることはない。
    成功や幸せの基準が他者との比較ってめっちゃわかる。
    善く生きるのみ。

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    2021年11月24日