【感想・ネタバレ】[新版]日本国紀<下>のレビュー

あらすじ

大増量150ページ!! 65万部突破のベストセラー歴史本、満を持して、待望の文庫化!


黒船来航により、二百六十五年にもわたる江戸時代が終わりを告げた。明治維新というかつてない劇的な変革により近代化した日本は、日清戦争・日露戦争を経て、維新より半世紀後、ついに世界の列強と肩を並べるが————。教科書が教えない、知られざる史実と感動の歴史秘話が満載。ベストセラー作家による壮大なる日本通史、大幅加筆により待望の文庫化!


日本の長い歴史を見つめ直す作業は、実にエキサイティングな旅でした。<略>旅を終えた今、私の心の中に、ひとつの「問い」が浮かんで、消えません。それは「もし、地球上に日本列島がなかったならば」というものです。(あとがきにかえて、より)

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Posted by ブクログ

上巻に続いて下巻を読み終えました。

明治維新以降が記載範囲ですが、開国以降の日本が世界の渦の中を生き抜いてきた激動の歴史を感慨深く振り返ることができました。

事実(歴史)は小説より奇なり。不謹慎ですが単純にも興味深いし、読者に訴えかけてくるものは圧倒的です。膨大な資料調査にもとづく説得力の成せる業です。

面白いエビソードも満載ですが、美談だけでなく、官民問わない誤った決断など負の面も記載され、公平性を維持しようとする作者の精神が伺えるところも良です。

こんな教科書が教育現場で採用されるようになれば、世界唯一の自虐史観教育からの脱却につながるはず。

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2025年09月17日

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ずっと鎖国を続けてきた日本が、明治維新後、急速に国力をつけ、欧米列強のロシア帝国との戦争に勝利したことがどれほど凄かったことか、そして他の有色人種にどれほどの勇気を与えたことか、それを思うと私たちの祖先には尊敬の念でいっぱいになります。
第二次世界大戦後は、公職追放をはじめとして、GHQにはめちゃくちゃにされたし、そして中共をはじめとする勢力に日本は蝕まれようとしている。
今は(中共は言わずもがなですが、)GHQ(アメリカ)が憎くてたまりません。今後「閉ざされた言語空間」や「裏切られた自由」など他の作家の著書にも当たって、自分なりに考えを深めたいと思ってます

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2024年08月16日

Posted by ブクログ

盛りだくさんの内容で、やっと読み終えました。
正直疲れました。
明治維新からわずか40年足らずて大国ロシアを
破り、白人による植民地化ずるなかで有色人種にどれほどの勇気を与えたか。
もし日本という国がなかったら、21世紀の世界は全く違ったものになっていたかもしれない。
20世紀における日本という存在の大きさを認識してもらいたかったと
著者は最後に述べていました。

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2024年04月26日

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下巻も読みやすさは上巻と変わらない。特によかったと思うのは第13章の敗戦と占領、第14章の日本の復興。それ以前の章は知っている歴史を抜群のストーリーテラーである筆者がとてもスマートに(右派である筆者のテイストを本文やコラムに散りばめつつ)再構築したというものでしたが、この2章については、短編的に耳にすることはあっても体系的かつコンパクトにわかりやすく書かれたものはあまり無いように思います。実に本質を突いた内容で、この2章、とりわけ第13章だけでも多くの方の目に入ったら良いなと思います。

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2024年04月20日

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明治維新から昭和、平成までの流れを一気に理解することができた。
特に戦後のGHQ占領から始まる自虐史観、そしてそれを煽る共産・左翼系メディア(特に朝日新聞)に我々の理解が恐ろしく影響受けていると改めて認識。
南京大虐殺・強制従軍慰安婦の件も恥ずかしながら理解不足だった部分あり。とても勉強になりました。学校教育の教科書もこれ1冊で良いんじゃないかと思うくらい。

また個人的には司馬遼太郎の坂の上の雲が好きなため、日露戦争が日本・アジアにとって大きな転換点であったこと、そして日本が大東亜でアジアから白人種の植民地開放に大きく貢献した事、とても誇りに感じました。

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2023年03月26日

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教科書に載ってない、日本の歴史。
憲法九条の事。
勉強になりました。
日本という国を守りたいですね。

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2023年03月21日

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読みやすくわかりやすい日本の通史。日本を知ることは自分自身を知ることに繋がることを実感しました。本書を読んでからより深掘りして歴史を紐解きたくなるような思いにさせてくれたこと感謝しています。

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2023年03月05日

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幕末に関してはオレも一家言あるんで全てには同意出来んけど(特に勝海舟に対する異常なまでの賛美)、下巻での特亜(特に朝鮮)や朝日新聞を全て事実ベースで完膚なきまでに叩きのめす論調には溜飲が下がる思い。これを小中学校の教科書にしたらええのに、日教組は極左やからムリやわなぁ。

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2022年11月14日

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WGIPの呪縛は早く逃れて、日本人が日本の歴史に自信を持てるよう、正しい歴史を学ばないと。日本人必読の書。

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2022年10月03日

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ネタバレ

この本を読んで、やはり今日の日本の不甲斐なさというか、平和ボケ、防衛面の問題を痛感する。
特に、ロシアによるウクライナ侵攻があり、中国の日本への侵略が対岸の火事ではないことを本気で考えなければいけないと思う。
日本のメディア(特に朝日新聞)がなぜこんなに反戦思考なのか、GHQの関わりや中国、韓国のつけ込み、教科書等の教育面の話、いろいろと知ることができた。

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2022年08月27日

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上下巻読みました。上巻は物語としておもしろかったし、下巻は知らない事も多くいろいろと考えさせられる内容だった。是非とも若い世代の方々に読んでもらい、日本という国を見つめ直し、深く考え、日本人であるという誇りを持って未来を創造してもらいたいと思った。

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2022年06月07日

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日本史を改めて学び直す為に読み始めたが、本当に学び直せた。

もう少し、色々な歴史書を読んで思考を練る必要はある物の、自分が昔から薄々感じていた事が上手く言語化出来ているのが良い。

いづれにしろ、愛国心とか愛社心とか自己愛について、自信を持って発言していきたいと思った。

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2022年05月28日

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積読状態であった単行本よりも先に新版文庫化された本書を読み終えた。いろいろ言いたがる人は多いと思うが、こういった「事実」が事実として伝えられなかった、教えられていないことが不幸である。名指しの批判に対して、批判された相手やそれを擁護する人たちの「反駁」は恐ろしくむなしい。本書を読んで、日本はすばらしい国であることに気づかされた。日本人として、将来、もっと素晴らしく誇れる自立した国の一員になれるように研鑽していきたい。

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2022年05月20日

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読んでいて辛いところもあるが..
これが自国日本の
千年単位で
繋がっている
国の歴史 
先人が
"始まり“から"今“まで
バトンを渡すように
繋いで来てくれた国
ということを再認識 
何度も読むと思います

再読記録2023.5.1(月)
鍋島直正の名前を聞いたので
その部分p252〜から数ページを再読

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2022年05月15日

Posted by ブクログ

歴史の解釈は良くも悪くも切り取り方、取り上げ方次第であること。感情論全てを全て鵜呑みにするわけではないけれど、学べたことは非常に多い。特に自分が生きてきた時代に関して「何が起こったか?」よりも「何が起こっていたのか?」という、見えているもの以上のものが知れた気がする。あたかもチョウチンアンコウの光に吸い寄せられた小魚のような存在であったと自覚できた。

島国、日本の外交はお粗末。狡猾さやら強かさが足りてないんだなと思った。良くも悪くも実直さが仇になるといおうか、先々の展望よりも身近な「益」に飛びつきやすい。益なのか餌なのかというのはあるが。

マスメディアの印象操作ってすごいんだなと思った。果たして同じく日本人の得になるように考えて発信しているのか、どこかのプロパガンダなのか。そこをいくと現代では、多少自分で情報を取ることができる分、マシなのかも知れない。
悩みは多くなるけど。

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2025年12月03日

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下巻は明治維新から
ここでは表舞台に立っている人々の他に、それほど有名ではないけれど、現在日本になる為に重要な役割を果たしてくれた人々の話が多い。
明治維新直前、日本がイギリス、フランスなどの植民地にならずに済んだいきさつ。
小笠原諸島が外国領にならずに済んだいきさつ、などなど。
そして昭和、平成、令和未来へ。

この本を執筆するにあたり、主要参考文献として、ざつと600冊程記してあった。
日本の歴史をざっとなぞるには、とても良いと思った。

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2024年02月12日

Posted by ブクログ

いろいろあるでしょうけど、一つの歴史観としては構わないのじゃないか。

いずれにしても、読みやすいという点ではさすが。

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2023年10月13日

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War guilt information program怖い…戦争の与える時間的・空間的・社会的・文化的な影響の大きさを思い知った。上巻もそうだが、筆者の強めの私見も多々含まれているので、史実と著者の意見を区別して読み進める必要がある。全体にストーリーのつながりが分かりやすく、勉強になった。南京大虐殺とか教科書に載っている事実かと思ったが、真実か疑わしい説も多く出ていることを知った。最近では大虐殺の表現が変わったり、そもそもその出来事自体教科書が消えつつあるとのこと。

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2023年07月27日

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Audible で聴了。左傾化した歴史や教科書が溢れる中、保守から見た視点は貴重。大変勉強になった。特に戦後、GHQが行ったWGIP(war guilty information program) やそれを受け継いだ、朝日新聞の捏造報道は、多くの国民がもっと知るべき。しかし、安倍元総理首相が行った桜を見る会を擁護するなど身贔屓の点(著者は招待された)は気になった。また、日本の底力は危機に応じて現れる、日本人庶民の優秀さや精神的な部分にあるという記述も見られ、HSの観点からみると至高神の存在を信じていない八百万の神(妖怪?)的な視点から見ているのかも知れないと感じた。総じて、純粋な日本を愛国する者の視点から書かれた書物としては評価されるべき本だとは思う。

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2023年04月25日

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下巻は著者の思いと感情が表に出ているため、一歩引いて読んだ方が良いだろう。一方で、マスメディアや学者の言論に誤りや偏り、嘘があったことも気づかせてくれる。

終盤は強烈な朝日新聞批判になっているが、これもまた一興。

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2023年02月24日

Posted by ブクログ

読み終わりました。
これまで歴史をきちんと勉強してこなかったので、日本国憲法の第9条について、自分の意見というのを明確に持てていなかったですが、そもそもの憲法の成り立ちを知り、日本人としてきちんと意見を持つべきと思いました。
この本ではGHQ、アメリカのいいなりで作らされた、という立場に立ってますが、フラットに意見を持つために自分でも調べてみたいと思います。

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2023年01月03日

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上下とも読んで、日本の歴史、素晴らしさを感じました。知らなかったこともたくさんあったので、自分の知識になりました。

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2022年12月10日

Posted by ブクログ

WGIP初めて聞きましたが
非常に納得しました。

本当になんでこんなに足を引っ張るのか。

メディアも野党も
反対をするだけで、
建設的な話をしないので
大嫌い

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2022年11月08日

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大東亜戦争が何のために起こったかがよく分かった。かなり偏った考えだとも思うが、自分の受けた教育も偏ってたので、もっと勉強が必要だと感じた。

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2022年08月10日

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GHQのWGIPとそれに乗っかった左翼勢力やマスコミによってまん延した自虐史観をなくしたいという筆者の主張には同感。

内容も至極真っ当なものだった。

本書の波及効果に期待したい。

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2022年05月22日

Posted by ブクログ

百田さんがこの本で述べたかったことが下巻に集約されている。
一番多くのページを割いている、戦後。

WGIPという、プロレス団体のような悪のキャンペーンが今の腰抜けの日本を作り出したのか?

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2024年10月03日

Posted by ブクログ

明治から現代までが下巻です。第二次世界大戦で敗戦国となったから、押し付けられたことに反発出来なかった日本。書かれた事がすべてそうなのかはわからない。事実だとしても、今からボタンをかけ直すのは大変だろう。ただ、主張すべきは主張しないと外国に負けちゃうのは事実。日本人としての気概は十分伝わりました。

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2022年08月08日

Posted by ブクログ

やはり「敗戦」「GHQの政策」「WGIP洗脳者」「戦後利得者」といったあたりを書きたかったんだろうなということがつくづくわかる本。

自分にとっては、あまり目新しいものがなかったので評点を一つ下げました。

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2022年06月19日

Posted by ブクログ

著者が小説家だけあってとても読みやすく分かりやすい。
おおまかな歴史の流れが掴めるので、長々と難しい本は読めないけどもう少し手軽に日本史を知りたいな~という方にはおすすめ。
上巻よりも下巻のほうが面白い。
特に大東亜戦争以降に関しては、害悪を垂れ流す昨今の左翼史観に対しての反論としてきちんと書かれていると思う。
ただ、著者に宗教や信仰が分からないため、歴史を見る目に限界が見える。

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2022年03月25日

Posted by ブクログ

私は本当に義務教育で歴史をどこまで適当に授業うけてたのか。ほんとに勉強してきたのか?と思うほど全く歴史の記憶がない。なので、ほぼほぼ初めてきく新鮮な話として読めている。
オープニングは、歴史にでてくる日本語が読めなさすぎて、大政奉還までいくまでのたった数ページに時間がかかった。笑。

『攘夷(外的を追い払って国内に入れないこと)』やら
『勅許(天皇の許可)』などの日本語。

あの有名な歴史のあの人とかそんな感じなのね!という百田さん目線の言い回し面白いのと、今もなお問題になっている歴史のアレコレについて、いや本当はこーだけど、あの国はちゃんと教育してないだのなんだのパートも面白い。

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2022年01月22日

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