あらすじ
楽しみながら、憲法も安全保障も天皇制も学べる
あなたは日本国憲法についてどれくらい知っていますか。
著者は、この憲法は“突っ込みどころ”満載でおかしな点が一杯あると言う。
その説明に目から鱗が落ちるのはもちろん、思わず笑ってしまうことも。
しかし笑ってばかりもいられない。今や尖閣諸島沖には中国船が遊弋し、
ロシア・北朝鮮・韓国など周囲は敵対国ばかり。この状況を作り出したのもまた日本国憲法である。
はたして、この国はどのように守られてきたのか。安全保障について、日本史から読み解いていく。
まさに「わかりやすくて、爆笑するほど面白くて、震えがくるほど怖い(百田尚樹・談)」憲法本!
一家に一冊の必需品です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
憲法改正したほうがいい派の理屈を非常にわかりやすく説いてくれている。今まで憲法について全く触れてこなかったため保守派側の見解が分からないが、とりあえず今の日本は一度相手に殴らせてからじゃないと手を出せないファイティングスタイルだということは強く理解した。
Posted by ブクログ
日本人必読の書。他国の工作員に支配されてる護憲派と言われる人たちに騙されてはいけない。国の歴史をちゃんと知り、誇り高く生きていけるよう、一刻も早く憲法改正してほしい。自民党の国会議員は偽物政治家8割(逆に言うとゼロではない)というのは同感しました!こんな人たちを選んじゃいけないんだけど、選択肢が限られすぎてる現実…
Posted by ブクログ
この人の本の特徴は、読みやすいところ。
日本国憲法の本など、難しくて読む気もしないものが多いが、この本は著者が考える日本国憲法の問題点や改正の必要性をわかりやすく伝えている。その点において、憲法改正に賛成・反対に関わらず一度読むべき価値のある本であると思う。
この本を読んで、著者の言うとおり賛成なのか、反対なのであればどういう理由で反対なのか、各々が考える必要がある。
いつまでも政治に無関心、黙ってても平和が永遠に享受されるという平和ボケしたままではいられない時代に突入しているからこそ、ぜひ賛否はともかく多くの人に読んで欲しい本。
Posted by ブクログ
憲法改正は必要であると再認識できた。よく話題に挙がる9条のみならず、緊急事態条項がないなど、国家の危機管理の面で改善点があることが分かった。
読んでいて非常に引き込まれる内容なので、時間がない人でも一家に読破できると思います。
Posted by ブクログ
現憲法の問題点、作られた当時から関わってきた東大憲法学権威の卑怯さ、他国の憲法前文など、まつわる周辺トピックが百田さんの読みやすい文章でまとめられていて、短時間で得られる情報コストパフォーマンスは物凄く良い一冊でした。
Posted by ブクログ
日本国憲法についてどれくらい知っているでしょうか。
おかしなところもありますが、中国、ロシア、北朝鮮、韓国などの脅威を招いている状況を作り出したのもまた日本国憲法です。
わかりやすく、面白く、そして怖い日本国憲法の本です。
必読書です。
それにしても、「デュープス(おバカさん)」達には困ったものです。
「平和主義者」を自称し、護憲を訴える人たちの意見は、基本的には皆同じです。「軍=悪」と決めつけながらも、中国の軍拡には寛容な姿勢を示す。また「憲法改正をすると日本は戦争をする国になる」と訴えるいっぽう、北朝鮮の核開発は見て見ぬ振りをする。
彼らは中国や北朝鮮を擁護する姿勢を取っていますが、昔はソ連を擁護していました。では、共産主義者かと言えば、そうではありません。知らず知らずのうちに共産主義者に操られているのです。こうした人たちを、アメリカでは「デュープス」と呼んでいます。直訳すると「おバカさん」ですが、政治的な意味を含んでおり、正しくは「共産主義者ではないのに、共産主義者と同じことを主張するおバカさん」です。
日本を含む自由主義国家において、このデュープスは少なくありません。学者、ジャー ナリスト、小説家、映画監督、芸能人......。普通の市民にも多数存在します。 ー 93ページ
現在は左傾化した新聞・雑誌・テレビなどで情報を仕入れている層が、デュープスと化しています。安保法制が議論されていた時、主婦を中心に「安保関連法に反対するママの会」という組織ができたことがあります。メンバーは第九条を盲信しており、憲法改正や自衛隊の海外派遣に反対しました。皆「日本のため」「平和のため」と思ってやってい るのかもしれません。しかし、結果的には中国や北朝鮮を喜ばせています。「おバカさん」 とはいえ、数が多く声も大きいので、デュープスが新たなデュープスを生むという負の連鎖が止まりません。 ー 94ページ
Posted by ブクログ
憲法の話だが、非常に分かりやすく書かれている。
至極真っ当、知識、統計、歴史による裏付け。
でも変わらないんだろなーと思ってしまう。
ミサイル、領海侵犯を何だと思ってるんだろうか、残念な人が多いのかしらん。
これは私の推測ですが、私が想像するに等、ちゃんとここは、あくまで私の意見ですよ。
線引きをしてくれてるのも誠実。
200ページでスゴく憲法わかってる感がでる。
Posted by ブクログ
読みやすくわかりやすく、とても面白かった。
一刻も早く憲法改正しないと大変なことになるとするりと理解できた。
作中に触れられているが日本国憲法作った人たち自身が暫定のつもりで作っていたし、今もなお改正せずにそのまま使っている日本に驚いていたというエピソードは笑えたし悲しくなった。
一人でも多くの日本人に読んでほしい一冊。
Posted by ブクログ
著者のおはこ日本国憲法。言っている事は過激だが、そのとおりだと思う。
1,日本人の平和は白人様次第 となっている。
2,同じ敗戦国でもドイツは60回憲法改正をしている。
戦争の放棄を押し付けられていない。
3,災害時、車をどかせなく、撤去が遅れ救護が遅れる。
4,ウイルスの発生経路によって担当省庁が違うので担当を決める事から始めないといけない。
5,GHQが1週間で作った憲法。押し付けられたものを有難がって一字一句修正しようとしない。
6,中国共産党は、旧ソ連の中国支部が発端。
7,第9条にノーベル賞を勧めたのは韓国。、朝日新聞。
8,1300年間、天皇の財産を盗もうとする人間は現れず。天皇を排して絶対権力者になろうとする将軍もいなかった。日本人の歴史。
9,今の憲法によって日本が滅びる前に、憲法改正はしないといけない。
10,自由民主党は、”憲法改正”を目的として設立された政党。
1953年竹島を韓国に奪われた。今の憲法では国を守れないと気付いて政党を立ち上げ。もう一つの柱”安保条約の改正”は岸信介が命を懸けてやり遂げた。
Posted by ブクログ
とりあえず読んでみましょう。若干表現が極端かもしれないが真剣な思いが伝わる文章だし、わかりやすいです。
読んでどう思うかは各人が判断すればいい。私は日本国紀も読んでみたくなりました。
Posted by ブクログ
何故これほどに、現憲法をありがたがっているのでしょうか。皆さん賢いのに。おバカな私は憲法改正するべきと思うのですが。言霊主義、ほんとキツイです。
Posted by ブクログ
日本国民として知っていなくてはいけない事。
昨今のコロナ禍による後手後手の対応も、緊急事態条項が作成されていない憲法に問題がある。
1日でも早く改憲しないと、今後同じような疫病・災害・軍事攻撃を受けた際には日本は滅んでいるかもしれない。
緊急事態条項がない事に対してみんなは声を上げてほしい。
Posted by ブクログ
結構、話題になっている本なので読んでみた。なるほど、なかなか説得力のある内容。特にスイスやウクライナの話、自分の国を守ることの重要性を事例を出しての紹介は説得力がある。ただ少々疑問なのが、ここまで憲法改正に心血を注いでいるのであれば、自分が議員になるという選択肢はないのかな?とちょっと思った。
Posted by ブクログ
読む前からタイトルで内容は殆どわかりますが。百田氏の持論満載の1冊。オブラートに包んだ行儀の良い書き方になっており、殆どの記述に共感できる。男系天皇と女系天皇の違い、および女系天皇と女性天皇の違いをわかりやすく書いてある点は万人にオススメ。個人的には第3章で知らないことが数点あったのと、巻末特別付録の各国憲法前文は勉強になった。
Posted by ブクログ
確かに今の日本は平和ボケしていると思う。誰がなんと言おうと戦争は良くない。でも抑止力という言葉にヒステリーに反応するのではなく、冷静に現状を見つめて、過去の歴史を正しく振り返ることで、これからの日本は、どう進むべきか!が見えてくると思う。
Posted by ブクログ
なるほど、納得。コトの本質、いや今の国家の本質。
今のコロナ禍でバシッとした対応が取られない理由もなんとなくわかる気がする。将来の世代のためにこのままで良いのかと胸がざわつく、そんな本でした。
Posted by ブクログ
何故自分は改憲すること、武器を持つことが悪だと思い込んでしまっていたのだろうと、自分の知識
、思考力の乏しさに羞恥を覚えた。。
百田氏の意見に触れたことで、自ら憲法や天皇制について勉強し護憲派の意見も聞いてから、自分の意見を持たなければと感じた。
いずれにせよ、日本が危機的状況に置かれていることは気づかなければならない。
Posted by ブクログ
わかりやすく、読みやすい。主義主張は一貫している。具体例も興味深くかつわかりやすい。特に9条への言及が分厚くなっている、というかほぼ9条。日本人が平和ボケしていることは了解した。そして、中国、北朝鮮、ロシアなど、世界は暴れた者勝ちに等しいことも再認識した。
Posted by ブクログ
8割程度読んで満足したので終了。
筆者の右翼思考が強く反映されてはいるが、日本国憲法の成立過程や、公布以降一度も改憲されていないことの特殊性について知ることができた。
防衛を考える上で現行の第9条では心許なく感じたものの、まだ知識に偏りがあるので、護憲派の意見も勉強しながら自分の考えを整理してみたい。
Posted by ブクログ
まあまあ面白かった。彼のキャラや文体から眉唾的な所もあるが全体としてこの本の主旨は理解できた。現在の憲法の実情がこんなものだとは思わなかった。やはり憲法改正は必要と感じたし、最近話題に登らないのが残念である。
Posted by ブクログ
日本国民は平和ボケしてしまっている。日本国憲法が出来た経緯もだけど、日本を取り巻く現状を考えると改正する必要がある。尖閣・沖縄は自国領土だと公言している中国を始め、日本を仮想敵国とみなしている国に囲まれている。9条があれば攻めてこないとか、戦争するくらいなら占領されてもいいという人もいるけど、香港やウイグルの現実を知ってもそう言えるのか。本気で考えなければならない時だと思います。
Posted by ブクログ
いかに日本が平和ボケをしているか、ということを痛感しました。本書の記述をそのまま鵜吞みにするのもいかがなものかと思いますが、物事は様々な角度から見なければならないことを改めて感じました。
それにしても、誤訳や文法の間違いすら正さないままの憲法って、何なのでしょう。
Posted by ブクログ
これは、読書対象はどんな人かな。日本国憲法に興味のなかった人向けの啓蒙かな。
内容は、うっすーい。そんな印象。
色んなところで仕入れ来た知識とそれについて考えたところを、書き散らかしてる感じ。この本だけ読んで終わったらダメで、興味持って、テーマごとにいろんな本を読んで欲しいと思う。
特に、9条のところは、篠田英朗先生の主張を踏まえて論じないと、全く響かないので。
Posted by ブクログ
百田尚樹の日本国憲法解説本。
大日本帝国憲法(明治憲法)からGHQがスーパー短期間で民政局に作らせた草案がベースの現在の日本国憲法のおかしな点を簡潔に解説してくれる良著。
改憲派と護憲派の根深いルーツ、戦後のGHQのWGIPや教職&公職追放による共産系社会系の人らの煽動による世論の動き。
全てを客観的にファクトで知れば、今の日本はどうすべきかは自明だと思うのですが。
自民党には結党時の約束である憲法改正をさっさとやってほしいですね。
過去の歴史から見ても今の日本は完全に平和ボケしてる。。。改憲!改憲!
Posted by ブクログ
百田尚樹節炸裂!
言いたいことは良く理解できる。ただし、この世の中で、どうしたら良いのか悩んでしまう。現実の世界との狭間をどう考えるかがキーポイント。
Posted by ブクログ
もう一つ。
作者の小説は素晴らしいんだけど、この本はあまり好きじゃない。考え方が違うからなんだろう。
日本国憲法は、不備が多く矛盾も多い。改正が必要だと思う。だけど、憲法は、その国の理想を掲げるものだと思っている。現状と食い違っているから合わせるべきでは無いと思う。平和を掲げる理想はいいんじゃないか。他の法律で現状を打破する。それが政治家なんじゃ無いだろか。
Posted by ブクログ
少し右に寄りすぎてはいるが、感情的なコメントは除いた事実だけは日本国民とし知っておく必要がある。それを知るには良著だと思う。
北朝鮮は日本を射程におさめ、核ミサイルがいつでも打てる状態にある。中国は尖閣諸島を奪うと明言して領海侵犯を常態化し、軍事的恫喝を与えてきている。ロシアも韓国も日本は友好国ではなく、仮想敵国としている。そんな中、日本が唯一頼みの綱とするのは、日米安全保障条約であるが、もし、日本が他国から攻撃を受けた場合、アメリカ軍が助けてくれるかは分からない。条約に書かれているからといっても、最終判断はあくまでアメリカにあり、お願いしますと、頭を下げ続けるしか手はないのが実態だ。日本が、憲法9条があるから、自衛隊は交戦できません、アメリカさんよろしくお願いします、といって、アメリカ軍が、よしよし、日本のために命をかけて戦ってくるよ、といってくれると思うのか。日米安全保障条約が発動されるのは、まずは自衛隊が、日本が真っ先に戦うことが条件である。こんなの当たり前だろう。つまり、日米安全保障条約を機能させるには、日本を守るためには、不戦をうたう憲法を改正しなければならないのだ。
いつ隣国と衝突するかもしれない状態にあるいま、憲法改正は、一秒でも早く成し遂げなければならない。出ないと、座して死を待つのみだ。中国寄りのキャスターや、ロビー、平和ボケしたコメンテーターが好き勝手いうのに任せておいたら、私たちの故郷、家族は隣国に蹂躙されるのだ。それだけはさせてはならない。
Posted by ブクログ
言われてみればこれまで自分の国の憲法なのにちゃんと読んだことがなかった。
仕事柄、何人も文化的な生活を保障されると言う規定は目にしていたけれど、九条は見て見ぬふりだったな。
教養としての歴史問題で、百田さんは批判されているけれど、言っていることは至極まともなんではないだろうかと思う。
確かに、簡単ではないだろう。彼の国がよほど何かあって考え方が変わらなければ、もしくはアメリカのスタンスが変わらなければこの人の言う懸念は払拭されないのだろう。
でもやはり議論は必要なのだろう。抑止力、効果はあるのかどうかなのだが、少なくともそれについて考えている国民がいるという事実は、他の国からすれば重いはずで。
Posted by ブクログ
私は理系のため日本国憲法には全く興味はありませんでした。しかし、こんな自分でも読後は憲法改正について今後どうなっていくかが気になります。前半は憲法について書かれていて面白かったが、後半は歴史ばかりで読み進めにくかった。
今の日本国憲法はGHQが短い期間で作成したアメリカに都合の良い憲法であり、日本の今後を思っての憲法ではないと思う。特に第9条に関しては武力行使を行わず、軍隊を持たない。これは相手が攻撃してきて初めて、攻撃が出来るということであるが、これでは遅いと思う。また、憲法のために災害での救助が遅れることがあり、もっと柔軟な憲法を定めるべきだと思う。しかし、憲法改正は非常に困難で、マスコミ各社を敵に回してしまい社会すらも敵に回すことになる。今まで1度も憲法改正が出来ていないのは戦後の教育方針やマスコミ各社による洗脳のためであり、このままでは日本は危機に晒されると思う。文法の間違いすらも改正できないこんな憲法はいつ誰が改正してくれるのだろうか。私たち国民はこの憲法の恐ろしさについて理解していない。百田さんのような勇気ある人がデュープスと敵対し憲法の理解を広めることが改正に繋がる。私は憲法改正に賛成である。