幻庵 下
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幻庵 下

719円 (税込)

3pt

己は負けたのか。だが――運命に翻弄される晩年。
最後の対決、そして次世代の天才の台頭。敗れざる男の物語、堂々完結。

名人をめぐる争い「天保の内訌」は意外な結末を迎え、幻庵(因碩)の人生は彷徨い始める。
妻の失踪、弟子の喪失、幕府との軋轢……そして「黒船来航」という未曾有の国難が迫っていた。
囲碁に一身を捧げた幻庵が、最後に辿り着いた境地とは?
滂沱の涙必至のクライマックスへ、破天荒な男の生き様が炸裂する!

解説・趙治勲

※この電子書籍は2016年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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幻庵 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 幻庵 上
    770円 (税込)
    武家の三男坊が囲碁に抱いた見果てぬ夢。 史上最強の名人になる。 幕末前夜、囲碁に果てしない大望を抱いた男がいた。 「古今無双の名人になる」──この男、服部立徹、幼名・吉之助こそ、後に「幻庵」と呼ばれ、囲碁史にその名を燦然と輝かせる風雲児だった。 鎬を削るは、本因坊家の丈和、安井家の知達ら。 囲碁の天才たちによる触れれば血が吹き出るような熱き激闘、その歴史の幕が上がる! ※この電子書籍は2016年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 幻庵 中
    719円 (税込)
    囲碁最高位をめざす男の懊悩。 囲碁か、恋心か? 両国小町に揺れる心。 苦難の人生を歩んだ丈和はついに、家元四家の名門・本因坊家の当主の座を射止めた。一方、井上安節と名を変えた立徹の前には、安井家の美しい娘・鉚が現れ、すっかり心を奪われる。 やがて井上家を継いだ安節は因碩を名乗り、丈和の名人就任を阻止すべく、師の因淑と驚愕の行動にうって出る。 盤上、盤外の闘いが加速する! ※この電子書籍は2016年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 幻庵 下
    719円 (税込)
    己は負けたのか。だが――運命に翻弄される晩年。 最後の対決、そして次世代の天才の台頭。敗れざる男の物語、堂々完結。 名人をめぐる争い「天保の内訌」は意外な結末を迎え、幻庵(因碩)の人生は彷徨い始める。 妻の失踪、弟子の喪失、幕府との軋轢……そして「黒船来航」という未曾有の国難が迫っていた。 囲碁に一身を捧げた幻庵が、最後に辿り着いた境地とは? 滂沱の涙必至のクライマックスへ、破天荒な男の生き様が炸裂する! 解説・趙治勲 ※この電子書籍は2016年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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幻庵 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    【書名と著者】
    幻庵 下
    百田尚樹

    【目的】
    百田尚樹の本を一通り読んでみるキャンペーンを勝手に開催してるから。
    とくに本書は囲碁に関してほぼ知らない読者にどうやって面白く読ませるのだろうという興味から。
    名人碁所の争いは風雲急を告げ、幻庵はどこに至るのか気になる一冊。

    【読後感】
    とにかく、凄

    0
    2025年12月09日

    Posted by ブクログ

    百田尚樹作品で
    一番好きな話
    囲碁がわからなくても
    真剣に命をかけ
    戦っている
    頭脳戦 
    江戸時代の囲碁世界も
    厳しくて
    美しく感じる 

    0
    2022年05月15日

    Posted by ブクログ

    囲碁は弱いが、その世界観が好きな自分は面白く読めました。
    が、囲碁の歴史解説書的な部分が多いので、興味が無い人には完読は難しいのではないでしょうか。

    解説で趙治勲名誉名人が言っています。「囲碁は勝敗がつくゲームですが、打つ手によって感動がある芸術でもあります。力量が無い人に簡単に理解できる世界では

    0
    2025年03月06日

    Posted by ブクログ

    江戸時代の碁打ちで、名人にはなれなかったが最強と目された玄庵という人物の物語であったが、惜敗の話ばかりが印象に残って、結局、強かったと云われてもしっくりこなかったの感。

    巻末付記のAI碁の解説は驚き物であった。

    0
    2021年03月17日

    Posted by ブクログ

    江戸時代の碁が、現代でも生きている。
    こんなに明確に残る歴史って、あまり無いなと感じました。
    ルールは全く分かりませんが、引き込まれました。

    0
    2020年09月26日

    Posted by ブクログ

    囲碁の道。AIの進化があり、新しい目で囲碁の世界を見る若手が出てくる。どの世界も変わっていく。そしてその変化が新しい道を作り新しい世界を創る。
    おもしろい。
    色々な世界が集まっているこの世界はもっともっと面白い。

    0
    2020年08月18日

    Posted by ブクログ

    百田尚樹『幻庵 下』文春文庫。

    幕末期、後に幻庵と呼ばれる囲碁界の風雲児の生涯を描く長編小説の下巻。

    中巻の終盤から下巻の展開は面白い。短気者の自分には上巻から中巻にかけてのゆっくりとした展開が耐えられないだけなのかも知れない。

    結局、因碩らを策略に嵌めた丈和が名人碁所となり、因碩の名人碁所へ

    0
    2020年08月14日

    Posted by ブクログ

    いよいよ名人を賭けた戦いに。
    ただし、囲碁での勝負ではなく、政治的駆け引き。
    それが史実だとしても、何だかモヤモヤとした思いが残る。
    あの勝負所で全力でぶつかり合ってほしかった!

    全盛期を過ぎた主人公たちの世代を追い越して、次々と現れる才能たち。
    そしてエピローグで語られる棋士たちの生き方。
    先代

    0
    2022年12月04日

    Posted by ブクログ

    幕末の時代、囲碁の風雲児と呼ばれた幻庵の生涯を語った物語。
    どこまでが史実で、何が創作なのかわかりません。
    なので、どちらかというと囲碁ドキュメンタリといった感じです。
    囲碁の知識がないと、読み進めるのは辛そう

    下巻では
    ついに丈和は名人に就任。因碩はまだあきらめません。
    弟子の赤星因徹を鍛え、因

    0
    2022年05月01日

    Posted by ブクログ

    自分は将棋や囲碁のルールが全く判らへんのやが、1ヶ月以上かかって何とか上中下3巻完読や。囲碁好きには堪らん小説やろなぁ。しかし麻雀好きな自分にとっては、阿佐田哲也の牌符が有る小説の方が馴染むな。

    0
    2020年11月30日

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