幻庵 下
  • 最新刊

幻庵 下

小説・文芸
719円 (税込)

3pt

己は負けたのか。だが――運命に翻弄される晩年。
最後の対決、そして次世代の天才の台頭。敗れざる男の物語、堂々完結。

名人をめぐる争い「天保の内訌」は意外な結末を迎え、幻庵(因碩)の人生は彷徨い始める。
妻の失踪、弟子の喪失、幕府との軋轢……そして「黒船来航」という未曾有の国難が迫っていた。
囲碁に一身を捧げた幻庵が、最後に辿り着いた境地とは?
滂沱の涙必至のクライマックスへ、破天荒な男の生き様が炸裂する!

解説・趙治勲

※この電子書籍は2016年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    幻庵
  • タイトルID
    :
    830451
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年08月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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幻庵 の一覧

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 幻庵 上
    770円 (税込)
    武家の三男坊が囲碁に抱いた見果てぬ夢。 史上最強の名人になる。 幕末前夜、囲碁に果てしない大望を抱いた男がいた。 「古今無双の名人になる」──この男、服部立徹、幼名・吉之助こそ、後に「幻庵」と呼ばれ、囲碁史にその名を燦然と輝かせる風雲児だった。 鎬を削るは、本因坊家の丈和、安井家の知達ら。 囲碁の天才たちによる触れれば血が吹き出るような熱き激闘、その歴史の幕が上がる! ※この電子書籍は2016年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 幻庵 中
    719円 (税込)
    囲碁最高位をめざす男の懊悩。 囲碁か、恋心か? 両国小町に揺れる心。 苦難の人生を歩んだ丈和はついに、家元四家の名門・本因坊家の当主の座を射止めた。一方、井上安節と名を変えた立徹の前には、安井家の美しい娘・鉚が現れ、すっかり心を奪われる。 やがて井上家を継いだ安節は因碩を名乗り、丈和の名人就任を阻止すべく、師の因淑と驚愕の行動にうって出る。 盤上、盤外の闘いが加速する! ※この電子書籍は2016年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 幻庵 下
    719円 (税込)
    己は負けたのか。だが――運命に翻弄される晩年。 最後の対決、そして次世代の天才の台頭。敗れざる男の物語、堂々完結。 名人をめぐる争い「天保の内訌」は意外な結末を迎え、幻庵(因碩)の人生は彷徨い始める。 妻の失踪、弟子の喪失、幕府との軋轢……そして「黒船来航」という未曾有の国難が迫っていた。 囲碁に一身を捧げた幻庵が、最後に辿り着いた境地とは? 滂沱の涙必至のクライマックスへ、破天荒な男の生き様が炸裂する! 解説・趙治勲 ※この電子書籍は2016年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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幻庵 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    江戸時代の囲碁界に生きた棋士たちの情熱と生き様を描いた作品です。
    自分はあまり囲碁の専門知識がないのですが、真剣勝負や人間関係の描写に引き込まれ、時代背景や文化の奥深さも味わえました。
    ただ、登場人物の改名が多く、関係性を把握するのに少し苦労しました。
    それでも、緊張感のあるストーリー展開が圧巻で、最後まで飽きることなく夢中で読める作品でした。

    0
    2026年07月03日

    Posted by ブクログ

    【書名と著者】
    幻庵 下
    百田尚樹

    【目的】
    百田尚樹の本を一通り読んでみるキャンペーンを勝手に開催してるから。
    とくに本書は囲碁に関してほぼ知らない読者にどうやって面白く読ませるのだろうという興味から。
    名人碁所の争いは風雲急を告げ、幻庵はどこに至るのか気になる一冊。

    【読後感】
    とにかく、凄く厚みのある本を読んだ。百田尚樹作品の中で、ほかに三世代にわたる群像劇はない。作中で流れる時間と人生のままならなさと盛者必衰の理を感じた。
    幻庵の一生を走馬灯のように追体験した、ような気分になった。
    そして、碁打ちたちの生きたさまが夢幻かのような結末を迎え、儚くもスッキリする。

    【印象に残ったポイント】
    ・盤の外では何やってもダメ主人公
    弟子に勝たせて俺が名人や!と閃くも結果は悲惨なことに。
    ダメなところが妙に微笑ましく、こんなところから江戸のスターたちの中から、主人公に選ばれたのかも?と空想した。
    ・時流が大事、極論は巡り合わせなのか
    名人碁所、力だけではなれない。
    謀を巡らせても、人も謀を巡らせる。
    ・血を吐いてでも打つ
    わたしは自分の仕事に対して才もないし、ここまで打ち込めもしない。
    才能と環境に恵まれたとはいえ、命を賭けて打てることに敬意が持った。

    ・人生、どう生きたか
    盤の外ではいいとこなし、盤の中でも油断して見損じて、時流を得なかった。
    結果が伴わなくても、自分がどう生きたか納得できれば人生に悔いはないのだろうと思う。

    ・名人碁所とは何だったのか
    令和の世にはない名人碁所、この絶大な力と名声は当時の世にいないとわからないのだろうけれど、いまの名人とは明らかに異なる。

    ・時代が移り変わる儚さ
    名人碁所どころか、碁を推奨する幕府すらなくなった。
    かつて幻庵が見た開国はエポックメイキングな出来事だが、比べると平和の世は変化が早く激しいと感じる。

    0
    2025年12月09日

    Posted by ブクログ

    百田尚樹作品で
    一番好きな話
    囲碁がわからなくても
    真剣に命をかけ
    戦っている
    頭脳戦 
    江戸時代の囲碁世界も
    厳しくて
    美しく感じる 

    0
    2022年05月15日

    Posted by ブクログ

    囲碁は弱いが、その世界観が好きな自分は面白く読めました。
    が、囲碁の歴史解説書的な部分が多いので、興味が無い人には完読は難しいのではないでしょうか。

    解説で趙治勲名誉名人が言っています。「囲碁は勝敗がつくゲームですが、打つ手によって感動がある芸術でもあります。力量が無い人に簡単に理解できる世界ではないし、私自身はそれでいいと思っています」と。

    囲碁好きが囲碁の世界にどっぷりハマれる、自己満足感を充足するのに似た読後感でした。

    0
    2025年03月06日

    Posted by ブクログ

    江戸時代の碁打ちで、名人にはなれなかったが最強と目された玄庵という人物の物語であったが、惜敗の話ばかりが印象に残って、結局、強かったと云われてもしっくりこなかったの感。

    巻末付記のAI碁の解説は驚き物であった。

    0
    2021年03月17日

    Posted by ブクログ

    江戸時代の碁が、現代でも生きている。
    こんなに明確に残る歴史って、あまり無いなと感じました。
    ルールは全く分かりませんが、引き込まれました。

    0
    2020年09月26日

    Posted by ブクログ

    囲碁の道。AIの進化があり、新しい目で囲碁の世界を見る若手が出てくる。どの世界も変わっていく。そしてその変化が新しい道を作り新しい世界を創る。
    おもしろい。
    色々な世界が集まっているこの世界はもっともっと面白い。

    0
    2020年08月18日

    Posted by ブクログ

    囲碁と人生の奥深さ 下巻は囲碁の対戦よりも、登場人物の人間模様が中心に描かれており、小説として引き込まれた。
    人生は残酷。しかし生き続けなければならない。
    上中下巻を通して、江戸時代のプロ囲碁棋士たちの栄光と挫折が綴られており、読み応え十分だった。
    苦しい時に読むとよい本。

    0
    2026年01月18日

    Posted by ブクログ

    いよいよ名人を賭けた戦いに。
    ただし、囲碁での勝負ではなく、政治的駆け引き。
    それが史実だとしても、何だかモヤモヤとした思いが残る。
    あの勝負所で全力でぶつかり合ってほしかった!

    全盛期を過ぎた主人公たちの世代を追い越して、次々と現れる才能たち。
    そしてエピローグで語られる棋士たちの生き方。
    先代の築いた歴史を、学び引継ぎ新たに築いていく棋士の足跡には重みを感じた。

    0
    2022年12月04日

    Posted by ブクログ

    幕末の時代、囲碁の風雲児と呼ばれた幻庵の生涯を語った物語。
    どこまでが史実で、何が創作なのかわかりません。
    なので、どちらかというと囲碁ドキュメンタリといった感じです。
    囲碁の知識がないと、読み進めるのは辛そう

    下巻では
    ついに丈和は名人に就任。因碩はまだあきらめません。
    弟子の赤星因徹を鍛え、因徹に丈和と打たせます。
    しかしその因徹も病から命を失います。

    全てを失った因碩。
    しかし、好機が..名人丈和が名人碁所を私物化したとして、退隠させられてしまいます。
    再び、名人への道が開かれます。
    因碩は名人になることができるのか?


    物語を通して、さまざまな戦いが語られていますが、残念ながら熱くはなれませんでした。
    また、正直盛り上がりにも欠けます。
    それが故に、小説・エンターテイメントというより、ドキュメンタリという印象。

    しかし、囲碁が好きな方にはお勧め

    0
    2022年05月01日

幻庵 下 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    幻庵
  • タイトルID
    :
    830451
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年08月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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