百田尚樹のレビュー一覧

  • 「カエルの楽園」が地獄と化す日 文庫版

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    百田さんと中国人ジャーナリスト石平さんの対談。
    石平さんは、学生時代に日本に留学して、そのまま日本に居着いてしまい、日本から中国批判をしているという変わり種。
    そんな2人が、コロナウイルスについて、日本政府の最低最悪の対応を批判する。

    中国でコロナによる武漢閉鎖が発表され、世界各国は中国からの入国を禁止したのに、日本はそれをせず、コロナ感染拡大の懸念があるのに、漫然と中国人を入国させた。
    春節の時期だったため、大量の中国人が日本に入国し、その後の日本での感染拡大に繋がった。
    日本がこんな対応をしたのは、習近平の国賓来日を控えていたために中国に忖度したからだと2人は推察する。

    日本はこれまで

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    2024年06月05日
  • 日本保守党 日本を豊かに、強く。

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    人気作家の百田尚樹氏と、ジャーナリストの有本香氏が立ち上げた「日本保守党」。
    そのご本人たちが、なぜ立ち上げたのか、やりたいことは何かを本にまとめた。

    「日本保守党」を応援したい人だけでなく、そもそも「保守」と言ってる人は、何を大事にしたいのか、何を問題だと思っているのかを知るためにも幅広く読んでもらえると思う。

    保守とは「謙虚」。

    先人の積上げてきたもの、残してきたものを蔑ろにしない。変化は必要ではあるが、「俺が正義、俺が正しい、俺の感性に合わないものは間違っているので変えるべきである」とは考えない。

    その上で、では日本とは何であるのか。日本人とは何であるのか。この世界の中で、どうあ

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    2024年06月05日
  • 禁断の中国史

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    グロテスクな内容が多め。でも面白くてあっという間に読めてしまう!
    こんな反中の怖い本出して、大丈夫なのかと心配になる。
    3%を占める民族がどれほど威力をもっているか…すごく考えさせられた。

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    2024年05月17日
  • 大常識(新潮新書)

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    まあいつもの百田節です。殆どの事例は確かに非常識極まりない事件等を、常識的に切り捨てるものだが、常識と言いかねる恣意的なものもある。こんな本書いてる暇あったら小説でちゃんと勝負してほしい。折角上手い書き手なんだから。

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    2024年04月19日
  • 成功は時間が10割(新潮文庫)

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    私達が「長生きしたい」という時、無意識に「充実した時間」「喜びにあふれた時間」を過ごすという条件がついている。精神的、肉体的苦痛を伴う長生きは誰も望まない。
    例えば、10年牢獄に閉じ込められ、何もできず、誰とも会わず無意味に過ごせば、その10年は時間として、なかったようなものといえる。これは、言い換えれば10年寿命が短くなったようなもの。
    そうすると「充実した時間が少なければ寿命が短い」ということは「充実した時間が多ければ寿命が長い」といえる
    物理的な時間が同じでも、充実した時間を多く持てば、それはその分だけ「長生き」したのと同じこと。⇒『新・相対性理論』

    時間の大切さを軸に、お金や仕事、過

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    2024年04月15日
  • 大常識(新潮新書)

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    取り上げた事件や報道、それに対する著者の考え方は殆どのケースで賛同できる。ただ、これは彼のメルマガをテーマ別にまとめたものなので、それぞれの事件に対するリアクションというか、率直な反応の域を出ておらず、一緒に溜息をつくだけの本であった。
    自分が会社の経営とか上長のやり方などに対して、飲み屋で同僚と愚痴を言っているような感じからアルコール分を除いたようなもの。気晴らしには充分役立つ。

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    2024年04月11日
  • 雑談力 ストーリーで人を楽しませる

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    蚕について書かれていたのが面白かったです。成虫を見てみるとエイリアンぽかった。サナギの佃煮があるそうで食べてみたいです。

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    2024年03月03日
  • 影法師

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    下級武士から筆頭家老まで上り詰めた勘一、竹馬の友である磯貝彦四郎の行方を探る。
    あれから彦四郎はどのような人生を歩んだのか…
    そして、その真相を知った時・・・

    やはり、最後のスピード感すごいですね。読む手が止まらない。
    そして、最後…なるほど『影法師』。感動しました。
    さすがです!

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    2024年02月28日
  • 大常識(新潮新書)

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    嫌いな人は沢山いるが、百田氏もそのうちの一人。
    わざと反感を買うように、むかつく言葉を意識的に使う姿勢が嫌い。
    だが、自分の意見をはっきりと主張するので、考えていることは分かり易い。

    面倒な争い事を避けるため、事なかれ主義で本心を言わない著名人が多い中、貴重な存在だ。
    今の日本で「それは、おかしいだろ!」と文句を言っているらしいので読んでみた。

    同意できないことも多いが、よくぞ言ってくれたという発言を聞くとスカッとしたりもする。
    百田氏は敵と味方をはっきり区別していて、味方は擁護し敵は徹底して叩く。

    例えば、安倍晋三の批判者は断じて許さず、反安倍と認識するや徹底して罵詈雑言で非難する。

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    2024年02月17日
  • 錨を上げよ <四> 抜錨篇

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    北海道から大阪の実家に戻った又三は、ビリヤード場で知り合った保子と恋に落ち、電撃的に結婚。
    さらに大学時代の親友・柿本に紹介された放送作家の仕事も軌道に乗り始める。
    とうとう風来坊を卒業し、安住の地を手に入れたかに思えたその時「ある一夜の出来事」が彼を地獄に突き落とす。
    又三は波乱万丈の人生に無事に“錨を下ろす"ことができるのか。

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    2024年02月11日
  • 錨を上げよ <三> 漂流篇

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    麻雀店員、見習いホスト、右翼団員、パチンコ店員、レコード店員……。
    昭和五十年代の東京を漂流するように仕事を転々とする又三は、ある日憑かれたように北海道根室の地に立つ。
    北方領土の海に跋扈する密漁船に乗った又三に迫る、ソ連の警備艇。
    利権を狙う地元ヤクザとのトラブルも勃発し――。
    野生を剥き出しにした又三が北の荒海で暴れ回る!

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    2024年02月11日
  • 錨を上げよ <二> 座礁篇

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    高校を卒業して中堅スーパーに就職した又三だが、失恋を機にたった3カ月で退職。
    一念発起して大学受験に見事合格するも直情的な性格が災いし、
    過激派が集うサークルの先輩・沢子や、世間知らずのお嬢様・純果との恋は迷走。
    「お前の生き方は、すべて女で決まるのか」?友人の言葉を背に、
    恋多きトラブルメーカー・又三の流転の人生が加速する。

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    2024年02月11日
  • 錨を上げよ <一> 出航篇

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    戦争が終わってちょうど十年目、空襲の跡が残る大阪の下町に生まれた作田又三。
    不良仲間と喧嘩ばかりしていたある日、単車に乗って当てのない旅に出る。
    しかし信州の山奥の村で暴漢に襲われて遭難、拾われたトラックで東京へ。
    チンピラに誘われて組事務所を手伝うことになるのだが――。
    激動の昭和を駆け抜ける、著者初の自伝的ピカレスクロマン。

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    2024年02月11日
  • 逃げる力

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    右寄りの発言で物議を醸すことの多い印象の百田さんが、このタイトル。気になって手に取った一冊。積極的逃走が生き延びるため、成功するために必要だということを歴史上の例も挙げながら語ってくれた。目新しい気づきはあまり無かったが、幸せの価値基準をしっかり持って逃げる選択肢も持ちながら生きていこうと思った。中国どうの、韓国どうの、の章はいらなかったかな。

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    2024年02月04日
  • バカの国(新潮新書)

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    笑っていいのか分からないが、苦笑してしまうのもあり。

    『永遠の0』を書いた人であることに驚き。私自身、『永遠の0』を読んだことはないので、どんな作品を書くのか気になった。

    ◆安全は与えられるものではなく、自らが作り出すもの。

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    2024年01月24日
  • 影法師

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    ネタバレ

    昔の時代の単語が難しくて途中までなかなか進まなかったけど最後の方は一気に読んだ。
    階級ですべて決まる時代って不本意なこと多いし大変。そんな中で、自分が死ぬかもしれないのになんとしてもここに田んぼを作りたいとか思えるのすごいな~。
    彦四郎が自分のこと全部捨ててまで勘一に捧げれるのはすごすぎる〜。

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    2024年01月20日
  • 逃げる力

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    夢や目標を過度な大きさにしたほうがいい。
    大きな夢を持つことは素晴らしいが、途方もなく、努力さえしないこともある。
    ちょうど私の課題としていることが書いてあったので参考になった!
    読みやすい本♫

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    2024年01月20日
  • 大常識(新潮新書)

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    百田さんの手術入院があり、応援する気持ちで購入。相変わらず歯切れのいい文章で共感できることが多かった。
    無事の退院を祈ってます。

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    2024年01月16日
  • 大常識(新潮新書)

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    百田さんの小説は好き嫌いが分かれるようだけれど、わたしは「永遠のゼロ」はよくできた小説だと思ってしまうタチです。で、このエッセイですが、これも50代後半のわたしには共感できる内容が多々ありました。もちろん、やや偏っているかな、と思わせる書きっぷりのものもありますが。

    キャンセルカルチャーが跋扈するいまの時代に、こういうふうにはっきりと自分のポジションを宣言することができるのはそれはそれで潔いと思いました。

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    2024年01月09日
  • 大常識(新潮新書)

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    百田尚樹が、政治家の悪や事件をぶった斬る。LGBT問題とか、そりゃそうだな。と思わせる事多数。110番通報や119番通報に、こんな事をする人の意味がわからないと言ったものまであり、面白かった。

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    2023年12月30日