百田尚樹のレビュー一覧
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百田さんと中国人ジャーナリスト石平さんの対談。
石平さんは、学生時代に日本に留学して、そのまま日本に居着いてしまい、日本から中国批判をしているという変わり種。
そんな2人が、コロナウイルスについて、日本政府の最低最悪の対応を批判する。
中国でコロナによる武漢閉鎖が発表され、世界各国は中国からの入国を禁止したのに、日本はそれをせず、コロナ感染拡大の懸念があるのに、漫然と中国人を入国させた。
春節の時期だったため、大量の中国人が日本に入国し、その後の日本での感染拡大に繋がった。
日本がこんな対応をしたのは、習近平の国賓来日を控えていたために中国に忖度したからだと2人は推察する。
日本はこれまで -
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人気作家の百田尚樹氏と、ジャーナリストの有本香氏が立ち上げた「日本保守党」。
そのご本人たちが、なぜ立ち上げたのか、やりたいことは何かを本にまとめた。
「日本保守党」を応援したい人だけでなく、そもそも「保守」と言ってる人は、何を大事にしたいのか、何を問題だと思っているのかを知るためにも幅広く読んでもらえると思う。
保守とは「謙虚」。
先人の積上げてきたもの、残してきたものを蔑ろにしない。変化は必要ではあるが、「俺が正義、俺が正しい、俺の感性に合わないものは間違っているので変えるべきである」とは考えない。
その上で、では日本とは何であるのか。日本人とは何であるのか。この世界の中で、どうあ -
Posted by ブクログ
私達が「長生きしたい」という時、無意識に「充実した時間」「喜びにあふれた時間」を過ごすという条件がついている。精神的、肉体的苦痛を伴う長生きは誰も望まない。
例えば、10年牢獄に閉じ込められ、何もできず、誰とも会わず無意味に過ごせば、その10年は時間として、なかったようなものといえる。これは、言い換えれば10年寿命が短くなったようなもの。
そうすると「充実した時間が少なければ寿命が短い」ということは「充実した時間が多ければ寿命が長い」といえる
物理的な時間が同じでも、充実した時間を多く持てば、それはその分だけ「長生き」したのと同じこと。⇒『新・相対性理論』
時間の大切さを軸に、お金や仕事、過 -
Posted by ブクログ
嫌いな人は沢山いるが、百田氏もそのうちの一人。
わざと反感を買うように、むかつく言葉を意識的に使う姿勢が嫌い。
だが、自分の意見をはっきりと主張するので、考えていることは分かり易い。
面倒な争い事を避けるため、事なかれ主義で本心を言わない著名人が多い中、貴重な存在だ。
今の日本で「それは、おかしいだろ!」と文句を言っているらしいので読んでみた。
同意できないことも多いが、よくぞ言ってくれたという発言を聞くとスカッとしたりもする。
百田氏は敵と味方をはっきり区別していて、味方は擁護し敵は徹底して叩く。
例えば、安倍晋三の批判者は断じて許さず、反安倍と認識するや徹底して罵詈雑言で非難する。