百田尚樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とにかく大丈夫と言うことが話し方を変え、記載している。死んではいけないとある。
読後しばらく落ち着かない。こんな励まし方もあるのかと感じた。
最後に勝つのは、精神力だ。
ベストセラー作家が初めて明かす、最強のメンタルコントロール術!
他人の目が気になってしかたがない、悪口に落ち込む、すぐにクヨクヨする、後悔を引きずる、人前であがってしまう……そんな悩みを抱える人は多いでしょう。
でも大丈夫。考え方ひとつで、誰でも「精神の強さ」は鍛えられるのです。
マスコミ、ネットで激しいバッシングを受けても、へこたれずに我が道を行く「鋼のメンタル」は、どのように形成されたのか。
著者初の人生論にして、 -
Posted by ブクログ
日本人ほど戦争に向いて居ない民族はない。
世界中のどれくらいの民族を比較してのことかも知らないけども、言いたいことはわかる。
向いてない。
てことは、外交にも向いてない。
気が滅入る。
技術を磨くことにナルシストで、鉾は作れても盾が作れない。おそらく、あらゆる場面を想定することが面倒なんだろう。途中でめんどくさくなるんじゃないか。
粘りがない。
そんな気がする。
こう決めたんだからら、それでいいやんて。
全体にいい本だと思った。百田さんにしては素直だ。
が、真ん中の、永遠の0への批判についての一章は余計だな。自分の本で論じる話ではないと思うよ。
永遠の0自体は、すごく好きだ -
Posted by ブクログ
3章仕立て。
第1章「ゼロ戦とグラマン」
・・・・日本とアメリカの兵器の特徴、兵器開発の理念の比較から、「負けるべくして負けた」という結論に導く内容。
また、それらの情報からの考察として、
「日本人は、戦争には向かない国民性を有する民族」という論法。
なるほど。まったくもって賛成できる。
たとえ話も適切だし、結果ももちろんしかり。
大賛成しながら読み進めた。
第2章「『永遠の〇』は戦争賛美小説か」
・・・・あの作品を“戦争賛美小説”と批判する声があちこちで上がっていたというのを聞いて、呆れた。護憲派も改憲派もなく、右も左もない“平和ボケした日本人”の一員でしかない自分が読んでも、あれを“ -
Posted by ブクログ
2019年8冊目。
『永遠の0』は映画館で観たが、小説は読んでいない。
この本の第1章はとても興味深かった。ゼロ戦とグラマンの設計・構造の比較から、日本とアメリカの考え方の違いを浮かび上がらせたり、日本刀とゼロ戦の類似性が見出されていたり。
一方で、日本国憲法の条文と集団的自衛権の行使に関する内容は、授業で教えることと真逆をいくような内容だったので、戸惑った。
わたしたちは学習指導要領に則って授業を組み立てる必要があるから、それと異なる主張を目にすると、悩んでしまう。
そもそも、わたし自身が偏った考え方に縛られていたのか?などと。
いろいろな意見があって良いし、異なる視点こそ、学ぶ意義は大きい -
Posted by ブクログ
大放言を撒き散らし、しばしば炎上騒動をおこしている著者だが、大放言によるバッシング等の被害状況を調べてみると意外にどうということもないと言ってのける。自分にとって大切な人であれば大いに発言は配慮すべきだが、自分にとってどうでもいい人に対してまで神経を遣って生きるのは愚の骨頂。評判ばかりを気にして言いたいことを我慢している人は、決して周囲の人に好かれてはいない。そればかりか周囲から完全に軽んじられてしまっている。さんざん気を遣って、これでは何のために気を遣っているか分からないというもの。寧ろ開けっぴろげでズケズケ言うタイプの方がかえって好かれている。であれば、どしどし嫌われる発言をするべし。そう