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クラシック本の名著を新書化したものの電子書籍版! 「その時は不意に訪れた。それまで幾度聴いても何も感じなかった私の心に、突然、すさまじい感動が舞い降りてきたのだ。『なんや、これは!』と思った。」(第1曲 ベートーヴェン「エロイカ」より)19歳のときにクラシックに覚醒する経験をして以来、40年毎日クラシックを聴き続けている小説家が、真の天才たちが命を削って書いた大傑作の凄さ、作曲家たちの劇的なエピソードを語る。「完璧な音楽」と語る「平均律クラヴィーア曲集(バッハ)」や、「文学は音楽に敵わない」と思わされる瞬間がある「第五交響曲(ベートーヴェン)」、『永遠の0』のエピローグ執筆時に聴いた曲など、初心者もマニアも愉しんでもらいたい名曲案内。「通」のクラシックファンを俎上に載せた痛快エッセイや、推薦盤リストも掲載。
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Posted by ブクログ
クラシック好きの作家、百田尚樹さんによるクラシック名曲25選。
ラインナップは、ベートーヴェン、バッハ、モーツアルト、ラフマニノフ、ショパン、ベルリオーズ、シューベルト、ヴァーグナー、パガニーニ、ムソルグスキー、ブルックナー、チャイコフスキー、シュトラウス、ブラームス、ラヴェル、ロッシーニ。
交響曲が多めな印象。
それぞれの曲が作られた背景、作曲家のエピソード、曲の解説、そしてその曲の百田さんオススメ名盤が語られている。
曲の解説は結構玄人寄り。その曲の構成、調なども割としっかりと書かれている。
オススメ名盤はまたすごく、「この曲の名演は○○交響楽団の指揮者○○が良い」と第三候補くらいまでそれぞれ紹介。
熱い・・・!クラシックが本当に好きなんだという気持ちが伝わってくるし、知識量も半端じゃない。ただ聴いてるだけではなく、かなり音楽の研究もされたんだと思う。
百田さんはシューベルトがお気に入りのようだ。
シューベルトは16歳で小学校代用教師になり、21歳で音楽を本格的に目指し、お金が無い中、友人たちに支えられて曲を書き続けたという異色の人物。
モーツアルトやベートーヴェンのように、子供の頃から神童とされ早くから作曲を始めた人もいれば、シューベルト、ベルリオーズ(医者から19歳で音楽に転向)、チャイコフスキー(22歳で音楽教育を受ける)、のように遅咲きの人たちもいるのですね。
話し下手で不器用で常に自信が持てなかったブルックナー、金銭的に成功してからは37歳で音楽を引退し、以後料理に目覚めてレストランを経営してしまったロッシーニなど、変わり者も沢山いたようだ。
作家だけあって、お話も面白く、難しい専門用語も織り交ぜているのに、すーっと一気に読めた。
百田さんオススメ名演奏も一部メモったので、聴いてみようと思います
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