百田尚樹のレビュー一覧

  • 幻庵 中

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    自分は将棋や囲碁のルールが全く判らへんのやが、1ヶ月以上かかって何とか上中下3巻完読や。囲碁好きには堪らん小説やろなぁ。しかし麻雀好きな自分にとっては、阿佐田哲也の牌符が有る小説の方が馴染むな。

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    2020年11月30日
  • バカの国(新潮新書)

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    憤りを感じる事例、作者はよくここまで集めたと思う。
    当事者の弁はないので、そのまま憤りで良いかは正直わからない。
    自分もきっと何かバカをやってきただろう。
    大なり小なり人はバカをやると思う。
    やった後の自分がどう成長するかだと思う。
    繰り返す人はバカをやったと思っていないからだろう。
    自分自身はそうあってはならないと自戒する。

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    2020年11月17日
  • 幻庵 下

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    ネタバレ

    江戸時代の囲碁の名人を巡る争い『天保の内訌』

    主人公の因碩の人生も翻弄される!?

    因碩は、孫子の兵法を齧ったせいで名人になれる可能性を自分で潰してしまった。周りを動かして丈和に先知をぶつけて漁夫の利を得ようとした事。また名人になった丈和に弟子をぶつけて弟子を殺してしまった事。に悉く失敗・・・
    囲碁の家元で尚且つ当代において並ぶもの無しの武勇を誇れば自分の棋力を信じて猛将の如く挑まなかった事が非常に残念でならない。
    策を弄する者は策に溺れるが如きの顛末となっております。


    何れにしても作中に登場する棋士を『終末のワルキューレ風』に全盛期の時のまま復活させて、皆んなでリーグ戦からの決勝トーナ

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    2020年10月01日
  • 大放言(新潮新書)

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    百田氏らしい放言、言いたい放題だが言っていることは間違ってない。
    奥様の、ディスられるストレスより言わない方のストレスが強い人、と言うのは笑える。

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    2020年09月20日
  • 鋼のメンタル(新潮新書)

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    印象に残った(分かりやすかった)ところ。
    人前で喋る時にあがる人のためのちょっとしたテクニック。
    壇上に上がった時、あるいはマイクを握った時に、慌てて喋り出さない。第一声を発する前に聴衆の顔をゆっくり見て、にっこりと笑ってみてください。それだけで聴衆の空気が変わります。
    これは、「本日はお日柄もよく」(原田マハさん)の久遠さんのスピーチの極意(話し出す前に何秒か待つ)と通じるものがあるなと思いました。

    これから聴衆の前で話すこともないでしょうが(たぶん)。
    今までの経緯から、顔がこわばってたに違いない(私)。
    人前で話すなど大の苦手ですが、(私的に)藁をも掴む思いでしていることは、目の前にこ

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    2020年09月19日
  • 錨を上げよ <四> 抜錨篇

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    30年の又三の人生。めちゃくちゃで原始人のような人生だったなー。本能のままに動く彼が得られたことは、何だったのだろう。
    かなりの回り道をし、人と違った人生を生きてきた又三が見つけたもの。
    確実に言えることは、彼は何ごとにも恐れをなさずに行動したこと、本能のままに生きた。誰しもができないことを彼は成し遂げた。これまでの彼の人生の中で、思うところもあるだろうが、彼の今後の人生に思いをふけるとともに、私も怖がらずに生きたいと思った。

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    2020年09月12日
  • 幻庵 中

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    囲碁の話の中巻!

    名門中の名門 本因坊家で着実に強きを積み上げる丈和!

    服部因淑の下を巣立ち井上安節と名を変えた主人公も 一歩一歩と着実に神の一手に近づいていく・・・


    囲碁の棋譜を基にドラマが生み出される

    本書を読むと囲碁が強くなった気になります


    下巻に期待!

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    2020年09月12日
  • 偽善者たちへ(新潮新書)

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    まずまず。
    なるほど、そうなんだと色々教えてもらった。
    中国、韓国の言いなりにならない。国土、人を守らなくてはいけない。
    言ってる事はわかる、わかりやすい。だけど、同感できない事が多くて、不快になる箇所が多い。
    一方面から決め付けてると思われるからかな。

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    2020年09月10日
  • 錨を上げよ <三> 漂流篇

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    作田又三、またもやお騒がせ。
    彼にとっては、足の指がなくなろうが、ぼこぼこにされようが、貢いだ女に逃げられようが、仲間に裏切られようが、お金や資産がなくなろうが、彼にとっては大したことではないんだろう。命さえあれば、死ぬ勇気さえなければ、きっと彼は生にしがみつくだろう。
    私にとって、ほとんどの人間にとって信じられないような生き方の又三も何が一番大事なのかをたくさんの失敗を繰り返し一歩後退しながらでも動いている。第四巻には何が待ってるのか楽しみだ。

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    2020年09月08日
  • 錨を上げよ <二> 座礁篇

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    又三、またかよ!と怒鳴りたくなるくらいにハチャメチャな彼の人生。
    でもなんだかすこしずつ彼の成長を見れてうれしくなってくる。
    もちろん、おい!っと突っ込みたくなるようなところも多々あるが初めのハードルが低い分、又三の少しの成長がうれしく感じれた。

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    2020年08月21日
  • バカの国(新潮新書)

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    第1章のクレーマーの話が面白かった。だんだん似たような話ばかりになっていく印象。メルマガのまとめなので一つ一つは短く、読みやすかった。

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    2020年08月18日
  • 幻庵 中

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    百田尚樹『幻庵 中』文春文庫。

    幕末期、後に幻庵と呼ばれる囲碁界の風雲児の生涯を描く長編小説の中巻。

    やはり囲碁の知識が無いと面白さは半減。棋譜を見てもどちらが優勢なのか、どこが凄いのか全く解らない。

    囲碁界の地位を巡る争いは会社や政界の争いとも似ている。実力も必要だが、運や根回し、時に相手を陥れる策略も必要か。

    後に幻庵となる因碩とライバル丈和の名人碁所の地位を懸けた熾烈な闘いが描かれる。あろうことか名人碁所の地位に固執する丈和は因碩らを策略に嵌める。

    本体価格660円
    ★★★

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    2020年08月14日
  • 幻庵 上

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    百田尚樹『幻庵 上』文春文庫。

    幕末期、後に幻庵と呼ばれる囲碁界の風雲児の生涯を描く長編小説の上巻。

    囲碁については全く知識が無いのだが、時折、著者による解説が入るので、何とか追いて行けそうだと思ったのだが、物語は進まずに兎に角長い。何度も同一人物との対局が描かれるので、飽きてさえ来る。格闘技小説や剣豪小説の場合の真剣勝負は生死に関わるので、闘いは一度きりであったり、インターバルがあるのだが、囲碁の場合は違うようだ。

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    2020年08月13日
  • バカの国(新潮新書)

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    第3章までのおバカさんの話は、何の為に読んでいるのか・・・だんだん胸糞悪くなってきた。本書で云うところのおバカさんが、本書を読んで反省してくれるという可能性はほとんど無いので。

    第4章以降は、まだ良かったけれど。

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    2020年08月04日
  • 偽善者たちへ(新潮新書)

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    もう何が正しくて何が悪くて、何が正義で何が悪かよく分からなくなってきた。
    自分の目で見て経験して、考える力を付けないと。
    気になったのは百田氏に理論、国際法やら戦いのルールやら大義名分をやたら前面に出すこと。
    池上さんなんかはその国の成り立ちや国民性なんかも考慮して物事を考察しているのに比べると幼稚で浅いな。

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    2020年07月18日
  • バカの国(新潮新書)

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    自分firstって今に始まったことではないですが、単なる騒音と活気のある祭りのような喧騒に対してクレームをつける人がいることには驚きですし、買い物でも自分を神様と勘違いして、店員さんに横柄な態度に出る人。花火を指定外の場所であげる人。
    なんというか少し考えれば分かることなのに我慢できないとか、想像力のない人が増えたのかなと感じてしまいました。それとも、もともとそういう人が一定数はいて、SNSで目立つ様になってきたのか。
    そう考えると、メディアにも難ありの様な気もします。生活保護や政治家、役人のモラルなど話は膨らみますが、反面教師にしたいですね。
    百田さんには、ほっこりと幸せになれる記事を今度は

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    2020年07月02日
  • 雑談力 ストーリーで人を楽しませる

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    「雑談」。自分は会話があまり得意ではない。とゆうか苦手だ。どういった話題にしようか、沈黙どうしよう、この話題面白くなかったかな。相手はどう感じたかな。なんてことを考えていると、時に意味の分からないことをつぶやいてしまう。百田さんの話は面白い。小説も面白い。テーマはマニアックなのに引き込まれる。
    それはきっと、豊富な知識はもちろんのこと。相手が、読者がどのようにしたら面白がるのか、わかりやすいのか常に考えておられるからだと思う。

    人との関係は切り離せないけど、どうせなら面白く生きたい。雑談してみたいと思わせてくれる1冊でした。

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    2020年06月14日
  • 偽善者たちへ(新潮新書)

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    著者らしい文章で国際ニュースの見方など勉強になることは多々あった。
    やや過激な表現でしっくりこないところもあった。

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    2020年06月08日
  • 錨を上げよ <四> 抜錨篇

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    北海道から帰って、ようやく普通の(といってもサラリーマンではない)人生に落ち着くかと思ったら、とんでもない卓袱台返しで、一気にバンコクのスラム街暮らし、、、これが抜錨かよ?と思いながら読むうちに、なんか締りのない結末だったような。

    最初で最後の「自作小説のあとがき」にもっとも得るものが多かった。


    2020/5/31

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    2020年06月02日
  • 偽善者たちへ(新潮新書)

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    会員向けメルマガで、その週のニュースを取り上げて解説、書きっぱなしの気楽さで、辛辣で毒舌満載。2015-2019年の千本から、偽善を観点にした記事を選定。面白おかしく和笑えるけど大事なエッセンスも入っているつもり。薄っぺらい正義、人権派、韓国と中国など。

    全てにおける善はないのだから、立ち位置がわかっている方がむしろいい。偏向しているのに意識的・無意識的にそれを隠し、正義だと思い込んでると、笑われてしまいます。

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    2020年05月07日