あらすじ
いま日本を危機に陥れている元凶。デュープス(左翼に騙されて正義ぶるおバカさん)が官僚・マスコミを支配している。その支配体制を打破する二人の論客の徹底討論を一冊の本に。
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Posted by ブクログ
「海賊と呼ばれた男」の著者百田尚樹氏と、評論家、拓殖大学大学院客員教授の江崎道朗氏の、対談形式による、日本の危機管理の危うさ、日本人の意識の欠如を訴える本。
デュプスという、字義的にはバカを意味するものだが、共産主義ではないものの、知らずに共産主義者と同様の行動や言動を行うものが、日本だけでなくアメリカにもいるということを本書で知ることが出来た。(勿論中枢に、共産主義者がいること自体が問題であるが)
また諜報機関の重要性、気概のある政治家の欠如、その他歴史の裏側も多く語っており、言葉自体は辛辣に感じる人がいるかもしれないが、それは逃げてはならない、日本の危機に警鐘を鳴らす進言と捉えなければならない。
是非ともこの本は、政治家はともかく、これからの若者にも読んで欲しい。
軽快且つ雄弁
昨日買って、止まらず一晩で読了してしまった。
面白すぎるし非常に勉強になった。
含蓄深く、それでいて分かり易い。
政治、経済、社会の情勢は常に変わっていくので
出来ればこの二人の対談本を年に一回は
出して欲しい。切実なお願いである。
Posted by ブクログ
虎ノ門ニュースの火曜特集のようなやり取りで、日本人が知るべき常識をわかりやすく解説下さってます。とてもわかりやすいので、この本をとっかかりに本書で紹介される本や関連書籍で深掘りして見識を磨くのが良いのではないかと思います、
Posted by ブクログ
江崎道朗氏のことは、去年行ったとある講演会で初めて知ったのですが、物腰の柔らかい話し方で、コミンテルンの謀略やヴェノナ文書の事を分かり易い話して下さったので、とても勉強になったのを覚えています。本著ではインテリジェンスの重要性などを説いていますが、百田氏との対談なので、あまり知識のない私でも理解でき、これからそういう事を学ぶとっかかりにするには良い一冊になると思います。