【感想・ネタバレ】逃げる力のレビュー

あらすじ

会社から逃げる、人間関係から逃げる、目の前のピンチから逃げる……逃げることは、消極的で、後ろ向きなことだと考えていないだろうか。実は「逃げる」ことは戦うことと同じくらい積極的な行動である。戦うときに分泌されるホルモン「アドレナリン」は、逃げるときにも分泌されるのだ。本当に大切なものを守るために、戦っても勝ち目がない、戦っても得るものがないと判断したら、さっさと逃げるべきである。だからまず、自分にとって本当に大切なものは何か、しっかり見定めなければならない――百田尚樹が人生についての根本的な考え方を語る一冊。日本人には「逃げる力」が足りない! ■生物が持つ根源的な判断力を失っている/■織田信長の思い切った逃亡/■「責任感が強いから逃げなかった」は言い訳/■ブラック企業を辞められない理由/■本当の友達ではない人への気遣い/■DV男からは、即刻逃げよ/■阪神・淡路大震災でアパートが全壊した友人

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Posted by ブクログ

二時間一気読み!
百田さんの考え方は分かりやすい。共感するところ多数。SNSなんてくそ食らえ!
妻に手をあげるようなDV野郎とは即別れるべき!家族以上に大切なものはない!
仕事と結婚した独身女性の引退後に何が残るのか?
中韓の歴史捏造、日本侵略。。。
外交下手だから、世界に発信できない情けなさ、、、百田さんのような人が政治家できちんと出世してくれたら、、、できないか(笑)

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2018年11月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

百田さんの生き方から学ばせていただきました:
逃げることは決して恥ではない。でも賢く逃げることは大切。
トムソンガゼルを見習おう。また、戦わなければならない時もある。
何が自分にとって守るべきものなのか?自分の判断軸を確立すること。
そして、我慢し続けることは寛大でも美徳でもなく一番いけない。
また、そうしていても誰からも評価されない。筋を通して意見を言うほうが
ずっといい。

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2018年06月16日

Posted by ブクログ

文字通り、ストレス溢れる現代社会において、頑張りすぎずに時には逃げることの必要性を説いた一冊。
正直内容としてはそこまで尖った内容というよりも、言葉選ばずに言うとありがちな内容です。
仕事や会社、SNSだったり自分の身を守るためには逃げなければいけない対象が身の回りに多い中、逃げる力がなければ心身が疲れてしまい、最悪逃げる選択肢すら考えられなくなるという警鐘を鳴らしています。
最終章まではそこまで目新しい内容はなかったのですが、最後に、人生の軸を設けて人生の判断基準を設けることの重要性の内容がが今の私の胸を打ったので、ギリギリ星4つとしました。
サラッと移動時間とかに読めるので、おすすめです。

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2025年01月21日

Posted by ブクログ

逃げる力をポジティブに捉える感覚が今の自分に凄くマッチした。幸せの絶対的基準が人生の優先順位を整理してくれ、逃げる力や勇気になるのも腑に落ちた。自分は他人との比較で相対的な基準で幸せを自覚しがちなのも実感できた。孔雀と七面鳥の実例は逃げる相手や状況判断の参考として面白かった。

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2024年10月30日

Posted by ブクログ

読みやすいし勉強になる
百田尚樹の得意分野のボクシング、戦争、歴史、政治、動物や虫生態とかの例を用いて逃げることの大切さとかについて書かれてる
逃げることは戦うことと同じくらい勇気や体力精神力を使う
苦しい状況ならそのままなにもしないのが一番ダメージがでかい、、とか

最後は自分の幸せの基準を見つけるべき
家族がいるといい、いないなら守りたい人を見つける努力をする、見つけたらそれを守ることを念頭に置いて物事の選択をするといいみたいな内容

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2023年11月07日

Posted by ブクログ

とても同感できる内容だった。
やるべきことをやった上でなら、逃げるという選択肢も考えるべきだと思った。
日本の美意識の侍魂も美徳ではあるけど、時と場合によって視野を広く持とうと思う。

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2022年02月19日

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ネタバレ

 人生は「戦うか」「逃げるか」の選択。戦って、勝ち目なし、状況変わらず、得るものなし、と判断したらさっさと逃げるべし。人生の勝利者は逃げる達人(何が人生の勝利者かは、人によって評価が分かれるところだと思いますがw)。家族が楽しく暮らし、自分も健康で過ごせる、それが何よりの幸せ。戦わなければ家族や自分(替えがきかないもの)を守れないときは、決して逃げてはいけない。百田尚樹「逃げる力」、2018.3発行。

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2022年01月22日

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逃げることは、ネガティブな印象を受けがちだが、捲土重来という言葉があるように、次の機会に備えるために被害を最小限に抑えるために必要なことである。

損得勘定をしっかりした上で、逃げた方が賢明と判断できたときは、きちんと逃げる大切さを学ぶことができた。

「幸せの絶対基準」を持つことで、逃げるべきか立ち向かうべきか判断しやすくなるとの主張は、核心を突かれたようではっとさせられた。

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2021年03月14日

Posted by ブクログ

今現在、逃げたい状況にあるためこの本を手に取りました。

一番、気付かされた部分は
「逃げてはいけない時」でした

この章を読んだ際
まだ、自分の力を出せていない
逃げ出す時ではない
できることがまだまだある
人生の先を見ると、もったいない
逃げ癖がつく 

このような点に気づかされました

自分には合ってない
向いてない と考える前に
もっともっと行動していこうと思える内容でした

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2021年03月07日

Posted by ブクログ

「逃げる」と聞いてどんなイメージをもつだろうか。どちらかといえばマイナスのイメージを持つ人が多いのではないだろうか。
この本では「逃げる力」と題し、様々なことから逃げることの大切さを書いておられます。
自分も逃げることに対してはマイナスのイメージを持っていましたが、この本を読むつい数か月前にあることから逃げました。
挑戦したことから逃げるのは勇気がいりましたが、逃げてみるとすごく楽になりました。

では「逃げる」のはどんな時でしょうか。それは人それぞれであるが、その価値基準があります。

自分は「幸せの絶対的基準を持っているか」

何から幸せを得ている?「仕事」「家族?」「趣味?」

そうした基準にあてはめて逃げた方が得るものが大きいとすれば逃げる。「逃げる」ことに対して肯定的になりました。

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2020年06月17日

Posted by ブクログ

この本は今現在、虐めやパワハラ等にあっている人やそうならないために気を付けたい人はもちろん、それらから逃避しようとする人に、絶対逃げちゃダメだとどのような状況でも逃げるのが悪い事のように言う人にこそ読んでもらいたい本。
そういう人がギリギリの状況から逃げ出そうとする人を縛り付けて取り返しのつかない状況に追い込んでしまうんだと思う。

逃げるのも立派な生き残るための戦略だって話で、ちょっと自分が気に入らないからとすぐに逃げてしまうのはこの本でも否定している。
そして、絶対に引いてはいけない時もあるよと。
しかしそれは何から何まで逃げたり力を抜いたりしちゃダメって事ではなく、上手い逃げ方、負け方を覚えようってな事なので書かれている内容には概ね同意できる。

この本が出版された後の日本の外交姿勢はかなり変わってきたので、ここで書かれてい日本の外交姿勢はそれ以前までの物だと思った方がいいかな。 
とはいえ未だに遺憾砲しか出さない事もあるけど、それでも、相手国に対してふざけるなと言える外務大臣が生まれたので今後はもっと改善されると思いたい。

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2018年11月29日

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今の自分の状態に不安、いらだち、悩みがあり、ふらっと本屋に入り、購入した。これからの行動に大変参考になる部分があり、気持ちがふっきれた。もう無理して耐えなくても、
逃げ出そう。踏ん切りがついた。このまま続けても気持ちの持っていきようがないので、逃げ出す。

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2018年10月22日

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最近は成長の過程で他人と競争をするという経験に貧しく負けることになれていない若者が増えているのではないか負ける経験をさせない教育問題

負ける経験を積んでないと敗北と向き合うことができない
それをけいけんして
優先順位が考えられる
負けてもいいものはあっさり捨て
大事な勝負にかける
無駄な勝負はせず逃げることができる

人生には色々な道があるにも関わらず、レールを外れることが恥ずかしいとかありえないと思い込んでる
これは知らず知らず親から植え付けられている


人付き合いには優先順位
snsでいいねしているような人は
困ったときにたすけてくれない

自分に合わない理由で逃げるやめるのはだめ
仕事は怒られるのは仕方ない。遊びではない
好きなことを仕事にしたいと辛いことをとっとと逃げ出していては逃げグセがつく

忙しいというひとほどだらだらしてる
日本もブラック企業にいながらに逃げられず何も身動きできない状態
虚栄心 怠惰 恐怖あっても言うべきことは言う

幸せ絶対的基準は何か
決まってないと相対的基準になる他人と比べて勝ってるかしまう

家族は替えがきかない

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2018年07月13日

Posted by ブクログ

逃げる力。日本で逃げる事は恥とされる事が多い世の中であるが、自分の為に勇気を出して、逃げる事は恥でも何でもない。自分が壊れてしまう迄働いたりする事がおかしいのである。無益な争いや無駄な事なら逃げて生き抜く事の方が大切。

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2018年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

途中百田節がでるところがあるが(笑)殆どでそうだよねぇ、そうですよねぇと共感できた。
大変読みやすく、面白かった。
ほりえもんとかと違って、百田さんは私達と同じ階層にいる感じで、(堀江さんみたいな成功者が言う、趣味を仕事に、好きな事を仕事に、とかいうのは麻薬みたいなもんで、一般人は真に受けるな)的なことをいうあたり、わかってるなーって思った。

動物の逃げる力もなんか説得力あった。逃げる力って生きるのに必須科目だと思った。
こどもに、やればできるって言わないようにする。
自分も大事なのは家族だな、と再確認できた。家族を作ることをおすすめするのは、百田さんのほかにももっと皆声に出していうべきだと思う。結婚しない自由って耳障りいいけど、本当もったいないよ。
防災メールがうるさいからって解除しちゃだめよ。
あと中国こわいΣ(゚Д゚)しらなかった。

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2018年05月02日

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2018036

攻めるよりも、逃げる方が難しい。太平洋戦争であれば、戦況を分析して、もっと早い段階で、あそこまでの犠牲を払わずに、終戦にもっていけたかもしれない。

強者が必ずしも強い訳ではないと思う。臆病者だからこそ、最後まで残れて、見方を変えれば強者となるのかもしれない。

勿論、逃げ続けるばかりでは駄目で、ここぞと言う所では、踏ん張らなければいけない。それには、自分がどこまでやれるのか、常に自己分析をする必要がある気もします。

一生、勝ち続けることは難しい。だからこそ、逃げて再起を図る力って大切です。

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2018年04月23日

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いつもの百田節満載である。
確かに攻めるだけを強いられて来た世代からすると逃げるという言葉自体、許せないが、「逃げる力」を読んで逃げる勇気も必要であり、絶対逃げては行けない時もある、という事も理解出来た。

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2025年06月15日

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右寄りの発言で物議を醸すことの多い印象の百田さんが、このタイトル。気になって手に取った一冊。積極的逃走が生き延びるため、成功するために必要だということを歴史上の例も挙げながら語ってくれた。目新しい気づきはあまり無かったが、幸せの価値基準をしっかり持って逃げる選択肢も持ちながら生きていこうと思った。中国どうの、韓国どうの、の章はいらなかったかな。

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2024年02月04日

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夢や目標を過度な大きさにしたほうがいい。
大きな夢を持つことは素晴らしいが、途方もなく、努力さえしないこともある。
ちょうど私の課題としていることが書いてあったので参考になった!
読みやすい本♫

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2024年01月20日

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2022年1月16日
逃げは恥と刷り込まれている人々。
逃げるタイミングの見極め。
逃げるにも体力がいる。

考えさせられたのは、日本の逃げ方、戦い方。
中国、韓国、北朝鮮に毅然と対応して欲しい。でも憲法は今のまま尊重して欲しい。

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2022年01月17日

Posted by ブクログ

人間が持つ逃げるという判断力について述べた本。
逃げ時と逃げたは駄目な時の見分けをつけるために捨て勝負が分かるようなれということか。
引きこもりの見解について人間は社会的動物だから1人で生きている訳じゃないと断じているところは納得できる。

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2021年07月15日

Posted by ブクログ

本書を読みながら強く思い浮かんだのは、「大学をやめたこと」でした。



医療系の大学に進んだのですが、授業や実習に興味がありませんでした。


イライラしながら大学に通い続ける中で、慢性的なめまいを発症し、不安障害となってしまいました。


2年次に、「大学をやめようと思う」と両親に打ち明けたところ、「ここまで続けてきたのにもったいない」「やめた後に特にやることもないんでしょ?」と言われ、やる気もなかったのに仕方なく大学に通い続けたことを今では後悔しています。


僕が守らなければならなかったのは、「自分自身の健康」でした。
そのために、逃げるべきでした。
世間体や学歴に傷がつくことなど考えずに。


現在もめまいは続いておりますが、自分に合ったお仕事やライフスタイルを模索しているところです。
自分語り失礼しました。

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2021年06月30日

Posted by ブクログ

韓国大嫌いなイメージがとてもある筆者でなんか読みづらいな…何て思ってたけど、書いてあることはとてもためになる。人生において、逃げるという選択肢、幸せの絶対基準を持つことで“勝負時”を考えようというスタンスは勉強になった。

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2021年04月20日

Posted by ブクログ

いつもの百田節が展開する気持ちのいい本である。氏の「雑談力」が存分に発揮されていて面白い。その雑談が多い分、一見するとタイトルに直結する本筋の内容は少ないように感ぜられるが、雑談の中で繰り返されるその氏のメッセージの「コア」は、気持ちよく生きるためにとても大切なことを仰っていると感じる。
自分なりの人生の「コア」を大事に、逃げるタイミングを考えて、よりよく生きていきたいと思いました。
逃げる力、という以上に逃げ方も重要と説く。自分のためにならない悪い逃げ方のこわさにも言及がある。

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2020年02月04日

Posted by ブクログ

メッセージが一貫しており、文章もシンプルかつ力強いので、とても読みやすかった。数年前までは、「逃げる」こと=根性がないこと、格好悪いことだとかなり本気で思っていたが、その結果、失敗から抜け出せないという状況が続いて苦しかったので、あのときにこの本に出会えていれば良かったなと思った。

最後に勝つために勇気を出して「逃げる」という選択をするという考え方は前向きで良いなあと思った。「逃げる」という選択肢を持っておくことは精神的な安定にもつながると思うので、「逃げる」という言葉を前向きに捉えていきたい。

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2020年04月13日

Posted by ブクログ

最近仕事にストレスを感じていたので手に取った一冊です。著者の考え方になるほど。と感じる部分もありましたが、今の悩みを戦争や震災に比べれば大したことないと捉える考え方には共感出来ませんでした。
ただ、逃げるという選択肢を日頃から持つことで心に余裕ができた気がします。

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2018年11月20日

Posted by ブクログ

百田氏らしい本だが内容は薄い。書かれていることも一本筋がとおってないようにもみえる。お金をだして買うほどではない。

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2018年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2018年、37冊目です。

イヤなことから逃げてばかりいると、成長しないし、スキルも向上しないし、仕事もできるようにならない。ないよりいい人生を送ることができなくなる。
こういう考え方は、私たち古いタイプの人間には刷り込まれた考え方でした。
この考え方の遺伝子をもった若者たちが、本当に逃げなければいけない状況で、
その行動を逡巡してしまい、大きなダメージを追うことが、後を絶たない。
人の本質が、変化しているとはいえ、刷り込まれた価値観はそうすぐに変わったりしないから、個人を取り巻く社会が個人を追い詰める仕事、組織を生み出しているのかなという気がしてきました。
自分の幸せ基準を持とうと著者は提案している。
人生観、仕事観、といったものだろう。
自分の人生で、大切なものは何か?
その優先順位は?
それを、固定化して自分のポケットにしまっておくというのも、
生き方だろうが、やや硬直的な気がする。
それよりも、その時、その時で、何を人生の優先順位にするのか、
自分でしっかり考えて決める力を養っておくことだろうと考えます。

危機管理能力を磨いてサバイバルするみたいな感じかな?

歴史上、逃げて生き延び天下を手中にする手前まで上り詰めたのは、
織田信長です。

日頃から、「No、なんとならば」が言えるような生き方を目指す。

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2018年11月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

逃げるは恥だが役に立つ
ヨーロッパのことわざらしいです。
いちばん大事なのは、自分が死なないこと、逃げるのが恥ずかしいのはその一瞬だけ。
確かに、そのとおり!

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2018年08月17日

Posted by ブクログ

そもそも人生いつ何が起きるか分からない。人生の設計図は無数にあり、不都合があればいつでも書き直せばいい。大事なのは何を一番守らなければならないのか。ともすると人間はしばしばこれを忘れる。大切なものを守るため、勇気をもって潔く逃げられる己でありたい。ゴキブリの逃げ足は1秒間に体長の34倍。人間でいえば身長150センチなら秒速50メートル。想像を絶するスピードを誇る。長らく生き延びてきている要因の一つに間違いなく挙げなければならないのが逃げ足の速さ。逃げられず悩んでいる多くの日本人に光を与えてくれる良書。読後は肩の力がすっと抜けたような爽快感を味わうことができた。

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2018年08月11日

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