百田尚樹のレビュー一覧

  • 鋼のメンタル(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    【書名と著者】
    鋼のメンタル
    百田尚樹

    【目的】
    百田尚樹の小説を一通り読んでみた後、小説以外の本ではどんな論を展開しているのか知りたくなった。

    【読後感】
    百田尚樹流の現実的な人生論。
    空気を読んで不幸になるな、人の目を気にして不幸になるな。
    自分が大事にするものを決めて、旗幟鮮明に味方もいるし敵もいる人生。
    わたしは社会的に成功しないと思うけど、このように考え行動して納得できたらええかと思う。
    好きなことを仕事に!系の本とは大きく異なり、30までプラプラしてから食うために仕事してきた著者ならではの視点と感じた。

    【印象に残ったポイント】

    ・人間関係の悩みは贅沢
    脳の仕組みからしょう

    0
    2025年12月16日
  • 輝く夜

    購入済み

    面白かった

    面白かった心が暖まった。これはみんなクリスマスの時期には絶対に見るべき名作です。ハーピーエンドの短編の話が5つ

    #切ない #泣ける #感動する

    0
    2025年12月13日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    話題になっている尖閣諸島についてのことをメインの題材に、日本、アメリカ、中国、朝鮮の立場をわかりやすく物語にしています。
    カエルに置き換えることで、ストーリーがスッと頭に入ってくるので、歴史や社会情勢などが苦手な人でも楽しめる一冊です。
    今後の日本は一体どうなっていくのか?日本国内に満映している情報は、何が正しくて何が間違っているのか?
    ものすごく考えさせられました。

    0
    2025年12月12日
  • 幻庵 下

    Posted by ブクログ

    【書名と著者】
    幻庵 下
    百田尚樹

    【目的】
    百田尚樹の本を一通り読んでみるキャンペーンを勝手に開催してるから。
    とくに本書は囲碁に関してほぼ知らない読者にどうやって面白く読ませるのだろうという興味から。
    名人碁所の争いは風雲急を告げ、幻庵はどこに至るのか気になる一冊。

    【読後感】
    とにかく、凄く厚みのある本を読んだ。百田尚樹作品の中で、ほかに三世代にわたる群像劇はない。作中で流れる時間と人生のままならなさと盛者必衰の理を感じた。
    幻庵の一生を走馬灯のように追体験した、ような気分になった。
    そして、碁打ちたちの生きたさまが夢幻かのような結末を迎え、儚くもスッキリする。

    【印象に残ったポイ

    0
    2025年12月09日
  • 海賊とよばれた男(下)

    Posted by ブクログ

    戦後の荒廃から日本にエネルギーを取り戻した実在の経営者・出光佐三をモデルにした実話ベースの企業小説。主人公・国岡鐡造の、どんな逆境にも屈せず社員を家族と抱き信念を貫く不屈の精神に胸が熱く震えた。令和の今、「海賊」と呼ばれようとも大海原に挑む覚悟を持てる人が一体どれだけいるのかな。今の日本人にこそ読んでほしい一冊。

    0
    2025年12月09日
  • 幻庵 中

    Posted by ブクログ

    【書名と著者】
    幻庵 中
    百田尚樹

    【目的】
    百田尚樹の本を一通り読んでみるキャンペーンを勝手に開催してるから。
    とくに本書は囲碁に関してほぼ知らない読者にどうやって面白く読ませるのだろうという興味から。
    上巻で役者は揃ったのか?続きが気になる中巻へ。

    【読後感】
    ついに、前の世代が引退し主人公が主役に躍り出て物語は急展開。
    強いけどうっかりも目立つ主人公、今回は親子ともどものうっかりで、心配になる。肝心なとこで詰めの甘い親子、果たして念願の名人碁所を射止めるのか?
    百田尚樹の作品は大願成就しない傾向があるので、どうなるのだとハラハラして続きが気になる一冊。


    【印象に残ったポイント】

    0
    2025年12月06日
  • 幻庵 上

    Posted by ブクログ

    【書名と著者】
    幻庵 上
    百田尚樹

    【目的】
    百田尚樹の本を一通り読んでみるキャンペーンを勝手に開催してるから。
    とくに本書は囲碁に関してほぼ知らない読者にどうやって面白く読ませるのだろうという興味から。

    【読後感】
    複数の世代に渡る囲碁サーガ群像劇。
    囲碁のルールをほぼ知らなくても(最初は辛いが)読めてしまう。
    ある意味、例えるなら小説版ヒカルの碁といってよい。
    他の百田尚樹の著作に比べると説明が難解かつ、コラム的に外出ししているのは囲碁を知らない人を楽しませる工夫なのかなと感じた。
    (一般に説明を会話で読ませる傾向あり)
    名人を諦めたものの碁界の壁として立ちはだかる義父の一代記、少年時

    0
    2025年12月02日
  • 影法師

    Posted by ブクログ

    読み終わった後
    【はああああああああああ】と長い間余韻に浸り、この本に出会えたことに感謝しました。
    最後の伏線回収、タイトル名、すべて胸がちぎれる思いで読みきりました。
    本当におすすめです

    0
    2025年11月28日
  • モンスター

    Posted by ブクログ

    美容整形をして美人になって人生変わるみたいな話は数多くあるけれど、とても面白く一日で読み終えてしまった。
    特に美醜の概念についての掘り下げがなるほどーと流石百田尚樹だと思いました。作中に大学教授が出てくるのですが、国民民主の玉木さんと名前も似ていて完全に玉木雄一郎で再生されてしまいました笑
    焦がれて焦がれてようやく手に入れた男が最後に放った言葉が最後に一回だけやらせてとは、、人間の本質ってこんなもんだよなぁと。

    0
    2025年11月28日
  • プリズム

    Posted by ブクログ

    24人のビリー・ミリガンを彷彿とさせ、多重人格を、統合していこうという感じもビリーと酷似。
    物語としては全然違うのでビリーの話を知ってても楽しいし、なんなら知ってたほうが楽しめるかも。

    0
    2025年11月27日
  • 海賊とよばれた男(下)

    Posted by ブクログ

    自社の儲けよりも、人間を尊重することを大切にする、この考え方は今の日本にも引き継がれているかしら...???と不安になるくらい、すごい人物のお話でした。

    仕事の合間に本を読んだけれど、仕事頑張らなければ!と思ってしまいました(私は仕事が嫌い)

    かっこよかった〜みんな

    0
    2025年11月25日
  • モンスター

    Posted by ブクログ

    整形でこんなに顔を変えられるのかというのと、顔一つ変わるだけでここまで対応が変わるのかと驚きました。
    主人公の美への執念と時々見える狂気で読む手が止まりませんでした。
    崎村さんについて行っていればまた結末も変わったんだろうなと思いました。

    0
    2025年11月08日
  • 海賊とよばれた男(下)

    Posted by ブクログ

    出光興産の創業者、出光佐三の物語。ものすごく良かった。
    出光興産の創業までの日々、日田さんやユキの存在、満鉄への車軸油の提供、戦争後の融資、タンク底油の回収、セブンシスターズとの戦い、日章丸事件、徳山製油所の竣工、宗像丸の遭難…
    どれも全身が震え上がる、鳥肌が立つストーリーで読むのが止まらなかった。感動した。
    こんな人が日本人として生きていて、日本の石油や経済の発展に貢献してくれていたのだと誇らしい気持ちになった。そして、人を尊重し、魂をこめて働くことについて考えさせられた。
    人に勧めたい今年1の素敵な本でした。

    0
    2025年11月03日
  • 海賊とよばれた男(上)

    Posted by ブクログ

    出光興産の創業者、出光佐三の物語。ものすごく良かった。
    出光興産の創業までの日々、日田さんやユキの存在、満鉄への車軸油の提供、戦争後の融資、タンク底油の回収、セブンシスターズとの戦い、日章丸事件、徳山製油所の竣工、宗像丸の遭難…
    どれも全身が震え上がる、鳥肌が立つストーリーで読むのが止まらなかった。感動した。
    こんな人が日本人として生きていて、日本の石油や経済の発展に貢献してくれていたのだと誇らしい気持ちになった。そして、人を尊重し、魂をこめて働くことについて考えさせられた。
    人に勧めたい今年1の素敵な本でした。

    0
    2025年11月03日
  • 海賊とよばれた男(上)

    Posted by ブクログ

    自分の仕事の視点に、「日本を盛り上げる」というのはなかった。日本のためになるなら自社の利益を差し出すという国岡鐡造の漢っぷりがとても粋だなと思った。

    0
    2025年11月02日
  • 影法師

    Posted by ブクログ

    百田尚樹さん著「影法師」
    我が党首、百田代表の渾身の人情時代劇。
    素晴らしかった。
    こんな事を書くと変な感じになってしまうが、これ程までの物語と人間が描けるのにそれでも政治活動もしてくれていて嬉しいような寂しいような…
    作家百田尚樹の作品をもっと読みたいという実直な欲が凄く沸いてきてしまう。
    参議院議員として、党代表として政治活動が多忙だろうから、執筆の時間はほとんど無いだろう。正直に書いてしまえばもっとこういった物語も読みたいというのも本音で、そこに関してはだいぶ残念な気持ち。

    物語はというと素晴らしいの一言。
    友情譚でもあり、出世譚でもあり、ミステリーでもある。勘一と彦四郎の幼少時代から

    0
    2025年10月28日
  • 地上最強の男―世界ヘビー級チャンピオン列伝―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    事実を並べるだけで、ここまでおもしろいとは。見事。

    ボクシングの歴史はもちろん、ボクシングというスポーツと、人種問題・宗教問題との繋がりも見えてくる。

    縦に別テーマの歴史を追っているはずなのに、要所要所で横串が通っていく感覚。よく準備された世界史の授業を受けているようだった。

    はやく試験受かって、ボクシングやるぞぉ。

    0
    2025年10月26日
  • 海賊とよばれた男(上)

    Posted by ブクログ

    国のために生きるかっこよさ。それでも人は批判するし、認めてもらえない。愛する人とも別れるし、この人生、選択でよかったのか悩む

    0
    2025年10月13日
  • 海賊とよばれた男(下)

    Posted by ブクログ

    日本のために生きる大変さを知った
    奥さんとの別れが正解だったのか悩むところに、そこまでの生き方をしても後悔があるのかと思った。
    国のためにでも国や周りに邪魔されても生きる覚悟に感動した

    0
    2025年10月13日
  • 海賊とよばれた男(下)

    Posted by ブクログ

    出光興産を元に書かれたと知っても、実在したことがじられないくらいの偉業に圧倒された。度重なる苦難と戦い続ける国岡商店の奮闘がどうにか報われるようにと縋るような思いで読んだ。
    アバダン航海は首の皮一枚で繋がった状況をどうにか乗り越える幾つもの場面に胸が熱くなった。徳山の石油精製工場の建設も人の団結力の真髄に利他的に一生懸命になる美しさを見た。国岡鐡造が生涯掲げた「人間尊重」の信念を忘れたくないと思う。
    永遠の0も然り、読んでいてこんなに心を動かされる小説は他にないと思った。

    0
    2025年10月10日