百田尚樹のレビュー一覧

  • 影法師

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    百田尚樹さん著「影法師」
    我が党首、百田代表の渾身の人情時代劇。
    素晴らしかった。
    こんな事を書くと変な感じになってしまうが、これ程までの物語と人間が描けるのにそれでも政治活動もしてくれていて嬉しいような寂しいような…
    作家百田尚樹の作品をもっと読みたいという実直な欲が凄く沸いてきてしまう。
    参議院議員として、党代表として政治活動が多忙だろうから、執筆の時間はほとんど無いだろう。正直に書いてしまえばもっとこういった物語も読みたいというのも本音で、そこに関してはだいぶ残念な気持ち。

    物語はというと素晴らしいの一言。
    友情譚でもあり、出世譚でもあり、ミステリーでもある。勘一と彦四郎の幼少時代から

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    2025年10月28日
  • 地上最強の男―世界ヘビー級チャンピオン列伝―(新潮文庫)

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    事実を並べるだけで、ここまでおもしろいとは。見事。

    ボクシングの歴史はもちろん、ボクシングというスポーツと、人種問題・宗教問題との繋がりも見えてくる。

    縦に別テーマの歴史を追っているはずなのに、要所要所で横串が通っていく感覚。よく準備された世界史の授業を受けているようだった。

    はやく試験受かって、ボクシングやるぞぉ。

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    2025年10月26日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    出光興産を元に書かれたと知っても、実在したことが信じられないくらいの偉業に圧倒された。度重なる苦難と戦い続ける国岡商店の奮闘がどうにか報われるようにと縋るような思いで読んだ。
    アバダン航海は首の皮一枚で繋がった状況をどうにか乗り越える幾つもの場面に胸が熱くなった。徳山の石油精製工場の建設も人の団結力の真髄に利他的に一生懸命になる美しさを見た。国岡鐡造が生涯掲げた「人間尊重」の信念を忘れたくないと思う。
    永遠の0も然り、読んでいてこんなに心を動かされる小説は他にないと思った。

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    2025年10月10日
  • 今こそ、韓国に謝ろう ~そして、「さらば」と言おう~ 【文庫版】

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    【書名と著者】
    今こそ、韓国に謝ろう そして、さらばと言おう
    百田尚樹

    【目的】
    百田尚樹が韓国に謝るって、関わらん方が良いのは歴史から明らかと述べているのに。いったい何を?と思い手に取った。

    【読後感】
    さらば韓国、という想いが去来した。
    中国と同様に(そもそも小中華だった)、日本人と見た目は近いが理解不能なレベルで文化と価値観が異なる方々なんだなと、ある意味すっきり納得した。
    日本人にありがちな返報性の原理や、義理や恩義を重んじる人種ではないと思っておいた方が今後の人生でトラブル回避できそうだ。
    そういえば、今年は日韓請求権協定から60年。これまでいくら搾り取られたのだろうか。

    【印

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    2025年10月08日
  • 風の中のマリア

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    ゲノム。社会性昆虫の生き甲斐とは。
    オオスズメバチのメスは産卵能力があるにも関わらず、女王バチのために働き続け人生を捧げる。
    (女王バチは生まれた時から特別感のある存在なのかと思っていたら、同じオオスズメバチとして生まれていた。ただ幼虫の時から餌を多く与えられ、部屋が広い場所で育つ等環境要因で女王バチになると知って驚いた)
    それでは普通のオオスズメバチにも女王バチとして生まれる権利があるのに。こんな不条理に何も批判することなく自分の存在意義を遺伝子の繁栄と捉え役割をこなす姿に儚さと遺伝子の繁栄こそがその昆虫にとって一番大事な事だったのだと改めて考えさせられる。

    昆虫に感情はあるのだろうか?

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    2025年10月02日
  • 禁断の中国史

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    【書名と著者】
    禁断の中国史
    百田尚樹

    【目的】
    中国の脅威が共産党独裁のもと国家情報法(指示されたらスパイになれ)や国防動員法(指示されたらテロリストになれ)といった法律が施行されている。
    こんな恐ろしい中国という国家について、改めてどんな国柄なのか知り正しく恐れたい。

    【読後感】
    わたしがサブタイトルをつけるなら、理解不能なおぞましい隣人。
    中国人にも当然いい人はいるとして、おおよそどんな集団なのかという意味で。
    平易な記述だが、グロい。本書は気になるけど読みたくない人のために役立つメモも記しておきたいと思った。

    易姓革命による王朝交代→内紛→粛清→殺戮。
    殺戮するにしても死刑ならま

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    2025年09月18日
  • [新版]日本国紀<下>

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    上巻に続いて下巻を読み終えました。

    明治維新以降が記載範囲ですが、開国以降の日本が世界の渦の中を生き抜いてきた激動の歴史を感慨深く振り返ることができました。

    事実(歴史)は小説より奇なり。不謹慎ですが単純にも興味深いし、読者に訴えかけてくるものは圧倒的です。膨大な資料調査にもとづく説得力の成せる業です。

    面白いエビソードも満載ですが、美談だけでなく、官民問わない誤った決断など負の面も記載され、公平性を維持しようとする作者の精神が伺えるところも良です。

    こんな教科書が教育現場で採用されるようになれば、世界唯一の自虐史観教育からの脱却につながるはず。

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    2025年09月17日
  • 幸福な生活

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    サクッと読める短編集だけど、ラスト一行で「あっ!」とさせる。次の1ページ使って一行で終わらせる。
    遊び心があり、清々しくもある。
    催眠術の話が特に良かった。
    旦那、バカじゃない?ってなった。

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    2025年09月07日
  • 影法師

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    なぜ彦四郎ほどの優れた人が脱藩し、罪を犯し行方をくらましたのか、、
    最後伏線回収の内容が深すぎて、涙が出そうになった。
    自分の護りたい人のために命を懸けるなんて、、
    江戸時代の価値観だとこうゆうものなのかもしれないけど、でも大切な人を護りぬくためにここまで自分を犠牲にできるものなのだろうか、、、

    愛情も友情も、人の究極の愛とはこういうことなんだろうなぁ。
    これは勘一が主人公ではあるけれど、影法師として生きた彦四郎という漢の物語なのかもしれない。
    最後読み終わった後、感動と切なさの余韻がずっと残る物語。
    百田さんの小説の中で1番好きかも。

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    2025年09月05日
  • バカの国(新潮新書)

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    私はタイトルに「バカ」が付く本に強い愛着を持っています。
    本書はすばらしいタイトルですね。
    謹んで本書を「我がバカ本のリスト」に加えさせていただきます。
    百田先生とは考え方が違っていても、そのお人柄のファンです。
    百田先生も私も、「バカの国」の国民です。
    それにしても、最近、「おい、おい、、百田先生、大丈夫か?」

    我がバカ本のリスト:

    ホルスト・ガイヤー『馬鹿について―人間-この愚かなるもの』(創元社、1958)
    菅原通済『馬鹿と利巧』(明玄書房、1959)

    大山倍達『空手バカ一代 闘魂 拳ひとすじの人生』(サンケイ ドラマ ブックス、1972)
    葛西純一『中国のバカ―日本のバカ』(太陽

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    2025年09月12日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    かわいいカエルと危うい政治。

    カエルが擬人化されていることで、直接的に語るよりパワーがあるように感じた。それは、客観視しているようで、中学生だった私も冷や汗が流れた。

    百田尚樹さんらしい一冊。

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    2025年08月29日
  • [新版]日本国紀<上>

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    ★4.5。
    日本史を本当に簡潔にまとめた作品。
    縄文から始まる日本の歩みにおいて、その道筋に特に大きく影響したイベントを中心に、一本の大きな物語として紡いでいます。
    二分冊である文庫版の上巻は、明治維新まで。

    膨大な資料に基づく事実確認と、作家らしい筆力によって、学校教科書とも他の歴史書とも趣の異なる一書に仕上がっています。

    本書は、比較的中立的な立ち位置で、日本人目線から書かれている印象ですので、日本史を学習し始めた小中学生にとっても、つまらない教科書よりもよほどおススメです。面白いことは教育書にとっての一つの正義ですね。

    また、ところどころに、これまで知らずにいた小ネタもあって、高校

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    2025年08月26日
  • 禁断の中国史

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    これほどまでに"カルチャーショック"をうけた"本"というのは、今まであっただろうか。
    1000冊以上は読んできた本の中でも、そのショック感は群を抜いている。
    これまで世界中の人と触れ合ってきたし、中国の人ともそうだが、やはり一部の中共と被支配者の中国人を明確に区別しても考えられるようでなければならない。
    筆者の「日本人ほど中国を誤解している国民はいない」というのは、真実だ。
    史記や韓非子には、言ってもそこまでの残虐性は読み取りにくいところがあった。
    それは漫画キングダムや、日本作家の水滸伝、三国志を読んでも、それは日本人向けの物語に脚色されていたからだろ

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    2025年08月24日
  • 影法師

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    以前に読んで感動した記憶だけが残っていて、ストーリーが思い出せなかったので再読。
    武士の生き方、農民一揆の覚悟、竹馬の友の変わらぬ魂など心を熱くする展開に、ああこんないい話だったなと思い出せました。
    影法師というタイトル、この話にぴったりだった。

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    2025年08月11日
  • 風の中のマリア

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    裏表紙も見ずに読み出してすぐに驚いた!
    誰?「マリアは木立の中を縫うように飛んだ」…マリアはオオスズメバチ! 

    全く知らなかった世界が広がっていく。
    オオスズメバチの生態を学術的に描くとともに、小説としてドラマも成立させている。

    自分の使命を遂行しながら、考え、恋もするマリア。自分の帝国を維持する、子孫繁栄を優先する【掟】を守る。

    昆虫は100%本能行動だと思っていたが違うかも⁈と考えてしまった。

    ゴルフ場で蜂が寄ってくる。手で払わないように気をつけ逃げていた。今後は少し観察してみよう。

    読む価値がある稀有な一冊!

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    2025年08月10日
  • 永遠の0

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    一気読み メディアとそれに踊らされた愚かな国民が引き返せない戦争に突き進み、戦後一転して戦犯呼ばわりする…
    今も全く変わらない日本と日本人。
    改めて考えさせられた。
    また、筆者が率いる日本保守党がどういう思想を持っているのか知りたくなった。

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    2026年01月03日
  • ボックス! 下

    匿名

    購入済み

    すごい迫力があり、続きが気になり読む手がとまらなかった。何度も涙が出たし感動しました。こんなにも素敵な本に出会えた事が嬉しくて、この先も何度も読み返す本になると思います。物語の出だしも終わりも素敵でした。ボクシング部最高です!

    #ドキドキハラハラ #感動する #泣ける

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    2025年07月31日
  • ボックス! 上

    匿名

    購入済み

    とても面白かったです。
    ボクシングに詳しくなくても内容がスッと入ってきました。登場人物の姿も目の前に浮かんでくるみたいに、それぞれの個性がちゃんと表現されていて楽しかったです。早く次が読みたいです!

    #アツい #ドキドキハラハラ #カッコいい

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    2025年07月30日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    この作品は、今の現代社会を風刺している。マジョリティの世界に流されることでどんな結末が待っているのか。声が大きものにのみ、従うと自分の意思がなくなることをカエルの生活に例えてとてもよく風刺している。

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    2025年07月27日
  • 永遠の0

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    【書名と著者】
    永遠の0
    百田尚樹

    【目的】
    百田尚樹への興味から。
    小説家だと思っていた百田尚樹が60台後半にして政党を立ち上げて、2025年7月下旬をもって国政政党の要件をすべて達成するに至った。
    いままで書名は聞くも読むに至らなかった著者の書籍を読んでみたいと思い、初めて読むなら気合が入ったデビュー作がよかろうと選んだ一冊。

    【読後感】
    心に曇天が広がるも、
    戦争に臨む現場の悲痛、現場と人命を軽視する組織に振り回される悲惨さ、もしも戦争がなければ生きていたかもしれない方々、避けられたかも知れない戦争によりその後の人生が決定的に変わってしまった方々に思いを馳せるとともに、先人が命を懸け

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    2025年07月24日