百田尚樹のレビュー一覧

  • 影法師

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    読み終わった後
    【はああああああああああ】と長い間余韻に浸り、この本に出会えたことに感謝しました。
    最後の伏線回収、タイトル名、すべて胸がちぎれる思いで読みきりました。
    本当におすすめです

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    2025年11月28日
  • モンスター

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    美容整形をして美人になって人生変わるみたいな話は数多くあるけれど、とても面白く一日で読み終えてしまった。
    特に美醜の概念についての掘り下げがなるほどーと流石百田尚樹だと思いました。作中に大学教授が出てくるのですが、国民民主の玉木さんと名前も似ていて完全に玉木雄一郎で再生されてしまいました笑
    焦がれて焦がれてようやく手に入れた男が最後に放った言葉が最後に一回だけやらせてとは、、人間の本質ってこんなもんだよなぁと。

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    2025年11月28日
  • プリズム

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    24人のビリー・ミリガンを彷彿とさせ、多重人格を、統合していこうという感じもビリーと酷似。
    物語としては全然違うのでビリーの話を知ってても楽しいし、なんなら知ってたほうが楽しめるかも。

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    2025年11月27日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    自社の儲けよりも、人間を尊重することを大切にする、この考え方は今の日本にも引き継がれているかしら...???と不安になるくらい、すごい人物のお話でした。

    仕事の合間に本を読んだけれど、仕事頑張らなければ!と思ってしまいました(私は仕事が嫌い)

    かっこよかった〜みんな

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    2025年11月25日
  • モンスター

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    整形でこんなに顔を変えられるのかというのと、顔一つ変わるだけでここまで対応が変わるのかと驚きました。
    主人公の美への執念と時々見える狂気で読む手が止まりませんでした。
    崎村さんについて行っていればまた結末も変わったんだろうなと思いました。

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    2025年11月08日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    出光興産の創業者、出光佐三の物語。ものすごく良かった。
    出光興産の創業までの日々、日田さんやユキの存在、満鉄への車軸油の提供、戦争後の融資、タンク底油の回収、セブンシスターズとの戦い、日章丸事件、徳山製油所の竣工、宗像丸の遭難…
    どれも全身が震え上がる、鳥肌が立つストーリーで読むのが止まらなかった。感動した。
    こんな人が日本人として生きていて、日本の石油や経済の発展に貢献してくれていたのだと誇らしい気持ちになった。そして、人を尊重し、魂をこめて働くことについて考えさせられた。
    人に勧めたい今年1の素敵な本でした。

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    2025年11月03日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    出光興産の創業者、出光佐三の物語。ものすごく良かった。
    出光興産の創業までの日々、日田さんやユキの存在、満鉄への車軸油の提供、戦争後の融資、タンク底油の回収、セブンシスターズとの戦い、日章丸事件、徳山製油所の竣工、宗像丸の遭難…
    どれも全身が震え上がる、鳥肌が立つストーリーで読むのが止まらなかった。感動した。
    こんな人が日本人として生きていて、日本の石油や経済の発展に貢献してくれていたのだと誇らしい気持ちになった。そして、人を尊重し、魂をこめて働くことについて考えさせられた。
    人に勧めたい今年1の素敵な本でした。

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    2025年11月03日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    自分の仕事の視点に、「日本を盛り上げる」というのはなかった。日本のためになるなら自社の利益を差し出すという国岡鐡造の漢っぷりがとても粋だなと思った。

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    2025年11月02日
  • 影法師

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    百田尚樹さん著「影法師」
    我が党首、百田代表の渾身の人情時代劇。
    素晴らしかった。
    こんな事を書くと変な感じになってしまうが、これ程までの物語と人間が描けるのにそれでも政治活動もしてくれていて嬉しいような寂しいような…
    作家百田尚樹の作品をもっと読みたいという実直な欲が凄く沸いてきてしまう。
    参議院議員として、党代表として政治活動が多忙だろうから、執筆の時間はほとんど無いだろう。正直に書いてしまえばもっとこういった物語も読みたいというのも本音で、そこに関してはだいぶ残念な気持ち。

    物語はというと素晴らしいの一言。
    友情譚でもあり、出世譚でもあり、ミステリーでもある。勘一と彦四郎の幼少時代から

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    2025年10月28日
  • 地上最強の男―世界ヘビー級チャンピオン列伝―(新潮文庫)

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    事実を並べるだけで、ここまでおもしろいとは。見事。

    ボクシングの歴史はもちろん、ボクシングというスポーツと、人種問題・宗教問題との繋がりも見えてくる。

    縦に別テーマの歴史を追っているはずなのに、要所要所で横串が通っていく感覚。よく準備された世界史の授業を受けているようだった。

    はやく試験受かって、ボクシングやるぞぉ。

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    2025年10月26日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    国のために生きるかっこよさ。それでも人は批判するし、認めてもらえない。愛する人とも別れるし、この人生、選択でよかったのか悩む

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    2025年10月13日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    日本のために生きる大変さを知った
    奥さんとの別れが正解だったのか悩むところに、そこまでの生き方をしても後悔があるのかと思った。
    国のためにでも国や周りに邪魔されても生きる覚悟に感動した

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    2025年10月13日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    出光興産を元に書かれたと知っても、実在したことがじられないくらいの偉業に圧倒された。度重なる苦難と戦い続ける国岡商店の奮闘がどうにか報われるようにと縋るような思いで読んだ。
    アバダン航海は首の皮一枚で繋がった状況をどうにか乗り越える幾つもの場面に胸が熱くなった。徳山の石油精製工場の建設も人の団結力の真髄に利他的に一生懸命になる美しさを見た。国岡鐡造が生涯掲げた「人間尊重」の信念を忘れたくないと思う。
    永遠の0も然り、読んでいてこんなに心を動かされる小説は他にないと思った。

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    2025年10月10日
  • 今こそ、韓国に謝ろう ~そして、「さらば」と言おう~ 【文庫版】

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    【書名と著者】
    今こそ、韓国に謝ろう そして、さらばと言おう
    百田尚樹

    【目的】
    百田尚樹が韓国に謝るって、関わらん方が良いのは歴史から明らかと述べているのに。いったい何を?と思い手に取った。

    【読後感】
    さらば韓国、という想いが去来した。
    中国と同様に(そもそも小中華だった)、日本人と見た目は近いが理解不能なレベルで文化と価値観が異なる方々なんだなと、ある意味すっきり納得した。
    日本人にありがちな返報性の原理や、義理や恩義を重んじる人種ではないと思っておいた方が今後の人生でトラブル回避できそうだ。
    そういえば、今年は日韓請求権協定から60年。これまでいくら搾り取られたのだろうか。

    【印

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    2025年10月08日
  • 風の中のマリア

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    ゲノム。社会性昆虫の生き甲斐とは。
    オオスズメバチのメスは産卵能力があるにも関わらず、女王バチのために働き続け人生を捧げる。
    (女王バチは生まれた時から特別感のある存在なのかと思っていたら、同じオオスズメバチとして生まれていた。ただ幼虫の時から餌を多く与えられ、部屋が広い場所で育つ等環境要因で女王バチになると知って驚いた)
    それでは普通のオオスズメバチにも女王バチとして生まれる権利があるのに。こんな不条理に何も批判することなく自分の存在意義を遺伝子の繁栄と捉え役割をこなす姿に儚さと遺伝子の繁栄こそがその昆虫にとって一番大事な事だったのだと改めて考えさせられる。

    昆虫に感情はあるのだろうか?

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    2025年10月02日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    限りなく真っ直ぐに善良に突き進む男の生き様は、清々しいと同時に湧き上がる熱い何かに包まれるようだった。一切の妥協せずに追い求める理想が、会社の利益や従業員のためをはるかに超えた、国のため日本人のためで、目先の利益より国益を徹底する姿勢は信頼という形で返ってきて胸が熱くなった。
    そして、去年読んだ「永遠の0」が未だに深く突き刺さっていて、戦争に突入すると胸を締め付けられるようだった。大切に築かれてきたものが容赦なく失われていくことが耐え難くて泣きそうになった。
    読み進めるうちに、自分はのうのうと生きていていいのだろうかと焦るような衝動を感じて、熱意を持って生きる素晴らしさを忘れたくないと思った。

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    2025年10月04日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    昭和の気骨ある人達の生き方をあらためて感じることのできる作品だった。
    個人の為ではなく、国家、家族、世の中の為に働く、仕事とは何か、真っ直ぐに生きるとは何か、記憶にも残る歴史をたどりながら、まだ、自分も何かに挑戦していけるような気持ちになる素晴らしい作品だった。実在の人物達であり、歴史に名を刻んだ人々であることにより胸をうたれた✨

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    2025年09月26日
  • 禁断の中国史

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    【書名と著者】
    禁断の中国史
    百田尚樹

    【目的】
    中国の脅威が共産党独裁のもと国家情報法(指示されたらスパイになれ)や国防動員法(指示されたらテロリストになれ)といった法律が施行されている。
    こんな恐ろしい中国という国家について、改めてどんな国柄なのか知り正しく恐れたい。

    【読後感】
    わたしがサブタイトルをつけるなら、理解不能なおぞましい隣人。
    中国人にも当然いい人はいるとして、おおよそどんな集団なのかという意味で。
    平易な記述だが、グロい。本書は気になるけど読みたくない人のために役立つメモも記しておきたいと思った。

    易姓革命による王朝交代→内紛→粛清→殺戮。
    殺戮するにしても死刑ならま

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    2025年09月18日
  • [新版]日本国紀<下>

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    上巻に続いて下巻を読み終えました。

    明治維新以降が記載範囲ですが、開国以降の日本が世界の渦の中を生き抜いてきた激動の歴史を感慨深く振り返ることができました。

    事実(歴史)は小説より奇なり。不謹慎ですが単純にも興味深いし、読者に訴えかけてくるものは圧倒的です。膨大な資料調査にもとづく説得力の成せる業です。

    面白いエビソードも満載ですが、美談だけでなく、官民問わない誤った決断など負の面も記載され、公平性を維持しようとする作者の精神が伺えるところも良です。

    こんな教科書が教育現場で採用されるようになれば、世界唯一の自虐史観教育からの脱却につながるはず。

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    2025年09月17日
  • 幸福な生活

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    サクッと読める短編集だけど、ラスト一行で「あっ!」とさせる。次の1ページ使って一行で終わらせる。
    遊び心があり、清々しくもある。
    催眠術の話が特に良かった。
    旦那、バカじゃない?ってなった。

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    2025年09月07日