【感想・ネタバレ】鋼のメンタル(新潮新書)のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年08月22日

当たり前のことが書いてあるけど、深く納得することばかり。分かっているのに、なかなかその理想に近づかない。でもそれもまた「おもろいやん」ってことなのだと思う。

喜怒哀楽はあっていい。悪口は言っていい。どんな人生を送ったって、50年後には誰も覚えていないし、自分の人生がなんて何の影響も及ぼさない。人生...続きを読むは短い。

挫折は味わった方がいいというのには勇気づけられた。そうして人は強くなる。受験も失敗した方が得をしてるのかもしれない。そう思うと私はそこそこ打たれ強くなってるのかもしれない。

明日からも張り切って生きていこうと思わされた。

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Posted by ブクログ 2023年06月23日

面白かった
もっと百田尚樹の考え方とかを知りたいからこういう本どんどん執筆して欲しい

内容は周りの目を気にするなとか喜怒哀楽を押し殺すなただの後悔はするな的なこれからの人生に役立てたいけど明日には忘れてしまいそうな内容

永遠のゼロを書こうと思ったキッカケとか奥さんの後押しとか感動した

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Posted by ブクログ 2021年12月25日

敵も味方もいない人生よりも、敵はいるが味方もいる人生の方が何倍も楽しい。

人生の幸福を決めるのは環境ではなくて心。

恋をして、その人を得ることは最上の喜びである。恋をして、その人を失うことはその次に素晴らしいことである。

世の中のものは何でも我慢できる。しかし幸福な日の連続だけは我慢できない。...続きを読む

生活と仕事が保障されていると、それが当たり前となり、そのことで悩むことはなくなり、「人間関係みたいなもの」で悩むようになる。そんなことで悩めるなんて恵まれた環境にいる。

「笑い」は野球のバッターに喩えるとスイング。

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Posted by ブクログ 2020年08月12日

メンタルを平らにするコツを知りたくて読書。

著者の著書の中では珍しいジャンル本。終始正直な書き方だなと感想。そのため、読者によっては再現性が低いのかもしれない。

空気を読むことが思いやりや優しさ、マナー、協調性である部分があることは否定しない。しかし、過剰になると負担となりメンタルへレスを害する...続きを読む

程度に自分本位に自分に基準にした生き方のほうがいい。

他人の目を氣にしない。他人と比較しない。
自分を特別な人間と勘違いしない。普通の人間で、誰も大して関心を持っていないことを知る。
失敗したり、迷惑をかけたらすぐに謝る。
無駄なプライドを持たない。

いい意味で期待を裏切ってくれたのは、後半の「口論に負けない方法」。

負けない方法は説明されているが、勝つと必ず恨みを買うので勝ってもいいことはない。口論になったら一歩引くが、負けて勝つで利益になるとしながらも自身は性分なんでこれからも変えないと自身を反面教師にしたような結論に笑わせてもらった。

本書を執筆するときに話を聞いたという橋下徹氏からの返答がまた示唆に富む。

自分では意識していなくても不要なプライドや特別な人間と思い違い(そうでありたいという願望が無意識に反映?)をしていることは多くの人間に共通している。それが叩かれたらどうしよう、嫌われたらどうしようと発言や行動を躊躇させる要因にもなっている。

特別な人間とか偉いとか歪んだ自尊心を持たないように常に客観的に自己診断しつつ、自分を裏切らない。自分が決めた約束は徹底して守る。常に自己ケアを忘れない。適度に自分へ褒美を与える。と自分を大切にすることを意識して実践することが家族や周りの人を大切することになる黄金律だと改めて考えさせられた。

読書時間:約55分

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年06月07日

「永遠の0」、「海賊と呼ばれた男」の著者で有名な百田尚樹氏の、批判をものともしないメンタルの強さの理由が分かる著書です。

「言いたいことが言えず、萎縮している人が多い。誰のための人生なのか」と喝を入れている場面がありますが、仰る通りだなと思いました。

また、本書では「告白」をテーマにした箇所もあ...続きを読むります。
これから告白しようとしている男性には是非読んで頂きたいですね。

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Posted by ブクログ 2017年11月22日

【本の内容を一文で】
他人は所詮自分以外にはあまり興味なし、だから他人の事は適当に受け流す「免震構造」になりましょう!


【内容まとめ】
1.現代の日本は「地上最高の楽園」!なのになぜこうも幸福ではなさそうなのか?
2.我慢をしすぎないこと!弱音を吐いたり愚痴や悪口を言って適度に抜かないと人は潰れ...続きを読むる!
3.他人の悪口は陰湿にではなく、笑い話として言いましょう!


【感想】
「好きなことをしろ、何かを恐れて我慢なんかするんじゃない」それが本書の大きなテーマ。
今まで読んできたような、「自省をすることで自律を高めよう」というような高貴なテーマとは180度ちがう。
パンチが効いていてとても面白い内容だったし、凄く納得できる反面、鵜呑みにしたら社会的に生きて行けない危険性も秘めている気がする。
自省しすぎるのは確かに良くはないが、開放的になりすぎるのも良くない。
要するに、生きていくにはバランスが大切なのだろう。
聖人君子になりすぎずに息抜きしつつ、自由で開放的になりすぎないように節度を持って生きる。
それが一番無難だろう。自分は百田尚樹にはなれないのだから。

この本で学んだこと、参考にしたいことは、以下の2点。
①聖人ではないのだから、我慢をしすぎず、抜くところは抜いてイイんだよ!
②人間関係なんて気にしすぎるな、他人は思った以上に自分に興味がないのだから

「永遠の0」「海賊と呼ばれた男」も最高だが、裏側でこういうパンチの効いた本を書けるなんて・・・
やはり百田尚樹は最高だね。


【引用】
p14
・人は自分が思っているよりも強い


p17
現代の日本は、人類が何万年も追い求めてきた「地上の楽園」を実現させた世界!
にも関わらず、現代人を見てると少しも幸福そうに見えない。この世界において人間関係なんぞに怯えるのは無駄としか言いようがない!!


p23
会社で出世していくというような事にまるで関心がない人間になりました。私にとって一番大切なのは家族であり、仕事は家族を喰わせていくためのものにすぎません。


p50
・金属疲労を起こすな
→無理に我慢せず、すぐにへこんで弱音を吐いて、息抜きをすること
→メンタルを免震構造にすること


p91
・心を壊すのも立て直すのも自分
ある環境がその人にとっては耐えられないほど辛いものであっても、同じ環境で機嫌よく暮らしている人はいくらでもいます。
つまり、その環境が人にとってどういうものであるかの絶対的な基準はないのです。
すべてはその人の受け取り方次第!

心を壊すのも自分なら、それを立て直すのもまた自分だということ!


p97
多くの人はプライドを傷つけられて退職するようです。
プライドって何でしょう?


p99
・人間の耐久力には限界がある
「本当に嫌だ」と思えば、とっとと逃げるのが良い。1番いけないのは、自分を騙し騙し頑張ること!

自分優先、会社なんて所詮他人のもの!
いざとなれば人間関係なんか全部ぶっとばしてしまえるだけの「メンタルの強さ」を持ちましょう。


p109
・橋下徹流バッシングの受け流し方
「木星から望遠鏡で地球を眺めてみたら、僕の言ってる事なんか全然どうってことないでしょう。」
「周囲を気にして言いたいことを言えない人は、もしかして自分を特別な人間と考えているんじゃないでしょうか?」
「自分なんか所詮たいしたことのない人間だと割り切れば、何を言ってもどうってことないと思えるはずですよ。」


p112
・「雄弁は銀、沈黙は金」←それって自信がない人の言い訳?
有言実行には大変な勇気がいる。言い換えれば、背水の陣に自分を追い込むことに似ている。
ただ大きな目標があるなら、不退転の覚悟で臨むつもりなら、敢えて背水の陣になることも1つの方法。


p116
・お世辞くらい上手に言え


p121
・他人の悪口は大いに言うべし
美学に沿って我慢すると、ストレスたまって早死する…
互いに大声で笑いあって言えるものが理想的な悪口!悪口は健康的!
聞く相手を面白がらせる「芸」にすること!

悪口言わない人は大抵が偽善者!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年10月24日

・喜怒哀楽
・人の目を気にするのをやめる
・弱肉強食(敗北で精神力が鍛えられる、実は我々は敗北を楽しんでいる)
・メンタルを免震構造にする(松の木ではなく柳の木に)
・現代人は苦しみのハードルが下がっている
・人間関係で悩むのは気楽な証拠
・悪口を言うこと「憎まれっ子世に憚る」「善人ほど早死にする」...続きを読む
・100年後にはすべてなくなる
・へらへらしない
・「喜怒哀楽」笑う、怒る、泣く

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Posted by ブクログ 2017年04月22日

僕もメンタル強いとよく言われます。
まあ確かに言い返す方ですが強いか弱いかで言うと強いとは思ってません。
この本を読んで思ったのは周りからメンタル強そうに見える人の特徴は似てるのかなと。

著者は最近の若者に「闘争心」がないと感じておられます。
「闘争心」は若者ほど必要です。
競争させない学校もある...続きを読むようですがクラブでレギュラー取るのも受験戦争に勝つのも全て競争です。
もっと言うと社会に出て「闘争心」がなければブラック〜じゃなくても利用されるのがオチです。
それを隠すのは欺瞞やと思います。

「闘争心」までいかなくても「競争心」があれば子供は伸びます。
それは塾で成績を張り出すと他の子に負けたくないと「競争心」が生まれるからです。
嫌な勉強でも負けないために頑張るという原体験が「闘争心」を強くします。
うちの子供達はとりあえずファイティングポーズは取るように言い聞かせてます。
倒れるときは前のめりで( ̄^ ̄)ゞ

著者は口論についても書かれてます。
勝てるタイプに2種類あるそうです。
息をつかせぬ攻撃タイプとカウンターを狙うタイプ。
僕は相手で使い分けできます( ̄^ ̄)ゞ

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Posted by ブクログ 2020年04月12日

この手の本はあまり読まないのですが
スラスラ読めました。
この本の内容の実践は難しいかも知れませんが
出来る事もしかり、自分には参考になりました

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Posted by ブクログ 2019年02月11日

父親から話題になっているからと渡された本。作者は一個人でありながら過激な発言で各方で話題になっているけど,この本は過激さはあまりない。そんなに賛否が別れることがないという意味で。何か科学的な裏付けがあるわけではないけど,そんなものか,と思うところが結構ある。
サンクコストの話や他人と比較しないとか,...続きを読む既知のことも結構あったけど,氏ならではの言葉で問いてくれるとまた違った感じになる(ま,知っていることとできていることは残念ながら別なんだけど)。その中でも一番参考になったのが「告白することで恋のスタートラインに立った」というくだり。父親が読ませたかったのもここか!?

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Posted by ブクログ 2017年09月24日

自分は、正直打たれ弱い方だと思っています。あまり叱られ慣れていないというのは、あると思っています。打たれ強くなるための心得や失敗したときの心の持ちようなどを学ぶことができ、活かしてみようと思います。また、人生における優先順位も意識して、日々過ごしていきたいと思います!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年09月18日

相変わらず百田節が満載ですが、多くのことがもっともなことだと頷けるものでした。特に以下は共感できた。とはいえ、これらもまともな本ではよく言われていることなので、本質は変わらないということだと思う。そして、本ばかり読んでいて知識を増やしても、行動しなければ意味がないという自分への戒めにもなった。
子供...続きを読むには「敗北感を味あわせろ」、「悩むときは視野を広げろ(もっと苦しんでいる人は世界中にいっぱいいる)」「心を痛めているのはちっぽけなプライド」「限界を見極めて耐えられなくなったら周りを気にせず素早く逃げろ」「他人の目を気にし過ぎる人は尊敬されない」「自分の価値観で生きる」「人が変わるためには時間がかかるからすぐに行動に移す」「へらへら愛想笑いをしない(笑顔は良い)」「空気を読まない」


・中学受験で有名な経営者に「何が子供たちの成績を伸ばすのか?」と伺ったところ、「競争心」と答えた。その塾では、生徒たちの成績も順位も常に公開発表されているということでした。競争心も敗北の痛みも教えない教育は、実はすごく脆い人間を作っているのではないかと思ったのです。敗北すれば、自尊心は傷つき、打ちひしがれることになります。特に幼い子供にとっては残酷な体験です。しかし精神力というものは敗北によって鍛えられます。「敗北の痛み」を知らないで育つた人は、いずれ大きな挫折を味わった時に、それをはねのける力が備わっていないような気がします。
・小学校や中学校受験には、二つの点で受験勉強の効用を認めています。一つは、「楽しいことを我慢して、やらねばならない(と決めた)ことをやる精神力が身に付く」ということ。もう一つは、「挫折を知る」ということです。
・人は負けることを嫌がる。ところが、実は敗北が辛くて悔しいからこそ、勝利が楽しくて心地よいということを多くの人は忘れています。負けても悔しくない勝負は、勝っても楽しくはないのです。負けることが嫌でタフな戦いを挑まないというのは、勝利することもない、つまり方は成功も手に入れることができないということになります。
・本を読むことで、二十世紀にあった二つの世界大戦でどれだけ多くの命が奪われたかも知りました。またスターリンの大粛清、毛沢東の文化大革命、ポル・ポトの大虐殺など、戦争以上に恐ろしいことがたくさんあったことも学びました。近代以前の歴史はさらに悲惨です。戦争だけでなく、飢餓、疫病、絶対的な身分制度に奴隷制、もちろん人権などはどこにもありません。いや二十一世紀の現代においても、人権どころか明日の命さえ保障されない世界で生きている人たちが大勢います。そうしたことを思えば、この日本に生きていることはどれだけ幸福なことでしょうれは百年前の人から見れば、はたして今、自分が悩んでいることは本当に「悩み」に値するものなのだろうかと自問すると、恥ずかしくなってくることさえあります。生直に言えば、現代人の苦しみのハードルは随分下がっているような気がします。おそらく現代人にとって、生きることが当たり前になったからではないかと思います。想像力が足りないのです。
・心は外からのダメージには意外に強いのです。それよりも内側からのダメージに弱いのです。つまり敢えて言えば、心を壊す人は、自分で壊しているようなところがあります。人は環境の変化によってダメージを受けることがありますが、実は環境の外部からダメージを受けているのではなく、自分はその環境にいるという意識が心にダメージを与えているのです。出向や希望しない転職によって絶望的な気持ちを味わった人は少なくないでしよう。そうした時に立ち直れるかどうかは、気持ちを切り替えることができるかどうかにかかっています。つまり心を壊すのも自分なら、それを立て直すのも自分だということです。
・理想や夢は大切です。人間は理想や夢を持っているからこそ頑張れるし、努力もできます。しかし、それが強すぎると危険なのです。夢が大きく育ちすぎると、それが破れた時、夢が逆に心を食いつぶしにかかることがめるのです。そうなれば夢はもはや怪物と化しています。
・よく一流会社でリストラしたい社員を会社がいじめるという話を聞きます。そういう屈辱に耐えかねて、多くの人が職場を去っていくようですが、私に言わせれば精神力が弱すぎます。しかし多くの人はプライドを傷つけられて退職するようです。プライドって何でしょう。同期社員が小便をしている横で便器を洗うのはたしかに楽しくはありません。でもどうということはありません。トイレ掃除を本職にしている人は世の中に山のようにいるのです。彼らはもっと安い給料にもかかわらず、黙々と仕事をしています。要するにそれに耐えられないというのは、実に薄っぺらいプライドなのです。同時に精神力が足りなさすぎです。なまじ一流会社の社員だっただけに、くだらないプライドと見栄に縛られているのです。本気で嫁や子供の生活を守るためなら、そんなものはいくらでも耐えられるはずなのです。
・耐えることや我慢することも大切ですが、自分の限界を見極めることも重要です。これ以上、耐えると潰れるというラインを自分でわかることは不可欠です。これは慣れで獲得するしかありません。そして実生活において、「これ以上、頑張ると潰れるかもしれない」と判断した時は、素早く逃げるべきです。自分の体くらい大切なものはありません。そして逃げると決めたら、一刻も早く逃げるのです。そんな時に社会的体面や人間関係や義理などを考慮する必要はありません。逃げる時は何もかもほっぽりだして逃げるのです。逃げると決めたら、「無責任な奴」と非難されようが、「いい加減な野郎!」「薄情者!」と罵られようが、そんな声は無視すればよいのです。そういう「弱さ」を持っているがゆえに、限界以上に自分を追い込んでしまって、取り返しのつかないことになってしまう人が少なくありません。
・実は「他人の目を気にしすぎる」人は、周囲の人からは、まさに「他人の目ばかり気にしている人間」と見られているのです。他人の目を気にして言いたいことも言えないで苦労しているのにもかかわらず、周りの人からは「あいつは他人の目ばかり気にして、本音を言わない人間」と見倣されているのですから。そして敬意を持たれるどころか、むしろ軽く見られることになるのです。自分の周囲にも、「自意識過剰」の「言いたいことを言えずにいる自信のない人」「人と争うことが出来ずに、すぐに迎合的な意見ばかり言う人」「いつも人の顔色ばかり見ている人」はいませんか。そういう人をあなたは尊敬できますか。
・心理学の世界では、人は自分がおかれている経済的な状況の価値を判断するのに、絶対的な数値で見るのではなく、周囲との比較で見ていることがわかったのです。また別の調べでは、人は生活満足度を「所得額」よりも「所得順位」で見ていることがわかっています。つまり人が金銭的な幸福を感じるのは、身近な人よりどれだけ多く稼いでいるかを確認できた時なのです。に自分を他人と比べて、勝っているか負けているか、幸福かそうでないか、意識的、無意識的にかかわらず、そんな比較ばかりしている人は、はっきり言って一生、本当の幸福感を味わうことはないでしよう。
・目分を変える意志があれば、人は誰でも変われます。ただ、それは簡単なことではありません。肉体改造をするためにハードなトレー二ングを続けるのと同様の、辛さを厭わない精神力が必要です。二時間くらいの自己啓発セミナーで変われるような簡単なものではありません。世に溢れる自己啓発本も同じです。「大放言」で「自己啓発本は栄養ドリンクのようなものだ」と書き表した。飲んだ直後は効いたょうな気になって元気になるのですが、効果は三日くらいで消えるので、また新しいのを飲む。自己啓発本を一冊読んだくらいでスーパービジネスマンになれるなら、これほど楽なことはありません。
・自分を変えるためには、まず行動です。努力できる人間になろうと思えば、まず努力してみることです。人前で物怖じしないで話せる人間になろうと思えば、とにかく人前に出ることです。優しい人間になろうと思えば、人に優しく接することです。そういう積み重ねが徐々に人を変えていくのです。ただそれには時間がかかります。また日々の変化が小ざいので、短期間に変わりたい人にとっては、全然変わっていないように見えます。成果を急ぎすぎる人は途中でその努力を放棄してしまいます。すると、その人は一生変われません。
・口論のテクニックはいろいろありますが、そんな小手先のテクニックよりもはるかに大事をことは、相手に呑まれないことです。気圧されたり、びぴったりしたら、口論には絶対に勝てません。逆に相手を呑んでかかれば、八割方勝てたようなものです。
・へらへら笑いをする人で、出世した人はほとんど見たことがありません。へらへら笑いをしている人は始終笑い顔を浮かべているわけですから、相手から嫌われることはあまりありません。ですが、ここは重要なところですが、尊敬きれることもまずありません。彼らは他人に嫌われるのが怖いのではないでしょうか。相手の言うことに笑ってさえいれば、少なくとも嫌われることはないと無意識に思っているのではないでしょうか。また彼らは、非常に人の顔色を見ます。ですから、相手にぶすっとした顔をされると途端にうろたえます。これらは「自分に自信がない」ためです。彼らが自分と対等かそれ以上の人を相手に議論をするのは見たことがありません(目下の者を相手にするのは別)。これは学歴とか大学の偏差値とはあまり関係がありません。東大や京大を出ていても、そういう人はいます。どうやらこれは勉強の自信とは別のもののようです。「あ、もしかしたら、自分はへらへら笑いをしているかもしれない」と思った人は、明日からそういう笑いをやめてください。人はあなたが気にしているほど、他人の笑いやリアクションを気に留めていません。ここで誤解のないように言っておきますが、へらへら笑いと笑顔は似て非なるものです。笑顔は「笑い」ではなく表情です。それは周囲の人の心を癒すものですから、笑顔を出し惜しみする必要はありません。
・大人になると、少しくらいの衝撃では弾まないように、感情の弾力性を抑制するようになります。そんなふうに感情の表現を抑制しすぎると、いつのまにか感情そのものが鈍くなっていくのです。これは心理学の世界では常識だそうです。つまり感情を長らくセーブしていると、やがて「喜怒哀楽」の幅がどんどん小さくなります。そうなるとどうなるか、感情の起伏がない人間になってしまうというのです。従って「喜怒哀楽」の感情を必要以上に抑えないでほしいのです。泣きたい時は泣き、怒りたい時は怒りましよう。
・蛇足ながら申し上げることがあるとするなら、「空気を読むな」ということでしょうか。日本人は往々にして自らの意志ではなく、周囲の空気を読んで行動したり、発言したりすることが多いように思います。ちなみに「空気を読む」という言葉は、英語やフランス語にはないそうです。

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Posted by ブクログ 2017年06月25日

そうそう、それ自分、って所が多かった。自意識の強さ、自信のなさ、が原因。でも、今を幸せと感じ、明るく生きて行こう、というメッセージと解釈。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年05月16日

タイトルのような鋼のメンタルをどうやったら手に入れられるかという類いの本ではない。心の持ちようというか、人生の構え方の一般的なことを雑談的に羅列しているような内容。心理学やハウツー本として本書を読もうとしている人にとってはやや物足りないかもしれない。メディアではかなりお騒がせ人として登場する彼だが、...続きを読む彼の前作「大放言」も含めて、言ってることは至極真っ当で、その通りだと思うことが多い。自分の人生の向きをあらためて確認する意味でも、読んで損はなかったと思う。
作家になろうと『永遠の0』を書きかけている最中、生活が苦しいと打ち明けた奥様に書きかけの原稿を見せたところ、「生活は私が何とかするから、あなたはこの原稿を書き上げてください」と言ったというエピソードはカッコイイ。

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Posted by ブクログ 2017年04月08日

他人にどう思われるかを気にして振り回されていたことに気づきを得た。第5章 鋼の処世訓が一番心に響いた。

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Posted by ブクログ 2023年04月16日

鋼のメンタルを持っている百田さんの著作ですが、決して鋼のメンタルを持っているわけではなく、同じように傷つき同じように凹むメンタルだけど、そこからの考え方やとらえ方が違うのだと思った。炎上してもなお、自分の考え方を曲げず、主張できるのは芯がしっかりとしている人だからだと思う。

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Posted by ブクログ 2022年06月28日

タイトルの通り、炎上気味な百田さんのメンタル構造を説明しつつ、読者を励ましてくれます。
一言でいうと、毎日色々あるけれども、要は気の持ちようということです。ホント一言ですが。
ただ気の持ち方はある程度テクニックが必要で、なかなか自分だけでは解決が難しいこともあります。そんな時にヒントを与えてくれそう...続きを読むな一冊です。
もちろんそこは百田さん。全部が全部実行可能とはいきませんが、楽しく読めるかと思います。
歳を取るに連れて、友人の取捨選択の重要性が高まるという部分は妙に納得させられました。
ちょっと精神的にリフレッシュが必要かなと思っている方は是非。

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Posted by ブクログ 2021年11月24日

ハッキリ言って、
俺はメンタルが弱いと思う。
しかし、
落ち込むだけ落ち込んだら次に行く。
人生本当にメンタルゲーだが、
どんだけ失敗しても何も殺されることはない。
成功や幸せの基準が他者との比較ってめっちゃわかる。
善く生きるのみ。

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Posted by ブクログ 2020年09月19日

印象に残った(分かりやすかった)ところ。
人前で喋る時にあがる人のためのちょっとしたテクニック。
壇上に上がった時、あるいはマイクを握った時に、慌てて喋り出さない。第一声を発する前に聴衆の顔をゆっくり見て、にっこりと笑ってみてください。それだけで聴衆の空気が変わります。
これは、「本日はお日柄もよく...続きを読む」(原田マハさん)の久遠さんのスピーチの極意(話し出す前に何秒か待つ)と通じるものがあるなと思いました。

これから聴衆の前で話すこともないでしょうが(たぶん)。
今までの経緯から、顔がこわばってたに違いない(私)。
人前で話すなど大の苦手ですが、(私的に)藁をも掴む思いでしていることは、目の前にこの人なら話しやすいと思う気安い友人(知人)の顔を思い浮かべる。その人に向かって話していると想定する。

「どうせ、そんなに上手く喋れない」から
「いい恰好をするのをやめよう」
実は、それこそが本当の「強い心」なのです。と。
なかなか難しいですが。

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Posted by ブクログ 2019年05月04日

とにかく大丈夫と言うことが話し方を変え、記載している。死んではいけないとある。
読後しばらく落ち着かない。こんな励まし方もあるのかと感じた。


最後に勝つのは、精神力だ。
ベストセラー作家が初めて明かす、最強のメンタルコントロール術!

他人の目が気になってしかたがない、悪口に落ち込む、すぐにク...続きを読むヨクヨする、後悔を引きずる、人前であがってしまう……そんな悩みを抱える人は多いでしょう。
でも大丈夫。考え方ひとつで、誰でも「精神の強さ」は鍛えられるのです。
マスコミ、ネットで激しいバッシングを受けても、へこたれずに我が道を行く「鋼のメンタル」は、どのように形成されたのか。
著者初の人生論にして、超実践的メンタルコントロール術!


まえがき

第一章 打たれ強さの鍛え方
人は自分が思っているより強い/打たれ強さは鍛えられる
バッシングを恐れるな/闘争心を忘れたらおしまい
受験勉強は大いに意味がある

第二章 挫折との付き合い方
負けることもまた楽しい/へこむ時はへこめ
後悔はするだけ無駄/女性にふられることを恐れるな
人生はジェットコースターの方が楽しい

第三章 心の立て直し方
死に逃げてはいけない/あなたの悩みは本当の悩みか
心を壊すのも立て直すのも自分/人間関係で悩むのは幸せな証拠
人間の耐久力には限界がある

第四章 精神の解毒法
他人の目が異常に気になる人へ/有言実行を心掛けてみよう
お世辞くらい上手に言え/他人の悪口は大いに言うべし
謝罪と訂正を躊躇するな/百年後の世界から自分を見てみよう

第五章 鋼の処世訓
幸せの基準を他人に求めるな/自分をわかってくれないと嘆くな
一日で変わった者は一日で元に戻る/口論に負けない方法
へらへら笑うな/配偶者に理想を求めるな/なぜ人前であがるのか?
SNSで嫌われることを恐れるな

第六章 「成功」の捉え方
喜怒哀楽があってこその人生/「自分の藪に張り付いていろ」
人生は一発勝負/人生の優先順位を間違うな

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年12月16日

いつもの爽快感はないけど、いくつか参考になった言葉、、、
・人間関係で悩むのは幸せな証拠
・他人の悪口は大いに言うべし
・幸せの基準を他人に求めるな
・へらへら笑うな

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Posted by ブクログ 2018年11月24日

大放言を撒き散らし、しばしば炎上騒動をおこしている著者だが、大放言によるバッシング等の被害状況を調べてみると意外にどうということもないと言ってのける。自分にとって大切な人であれば大いに発言は配慮すべきだが、自分にとってどうでもいい人に対してまで神経を遣って生きるのは愚の骨頂。評判ばかりを気にして言い...続きを読むたいことを我慢している人は、決して周囲の人に好かれてはいない。そればかりか周囲から完全に軽んじられてしまっている。さんざん気を遣って、これでは何のために気を遣っているか分からないというもの。寧ろ開けっぴろげでズケズケ言うタイプの方がかえって好かれている。であれば、どしどし嫌われる発言をするべし。そうすれば嫌いになる人と同じくらい好きになる人が出てくる。敵も味方もいない人生より敵もいるが味方もいる人生の方が何倍も楽しい。著者の生き方を考えれば、むべなるかな、である

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Posted by ブクログ 2018年06月02日

何かとお騒がせの百田さん。
久々に読みました。
メンタルは鍛えられる!
ちょっとしんどい時に読むと、勇気づけられます。

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Posted by ブクログ 2018年03月06日

メンタルが強く見える考え方を説く本。
著者の考え方集と言い換えても良さそう。
割と良く見聞きする考え方もあるが、著者独自の考え方が面白い。
例えば、「悪口はドンドン言え」というのは、心に思っていて言わないのは偽善者だという。
悪口を決して言わない人は本音を見せない正体不明の怪しいやつか、菩薩の生まれ...続きを読む変わりかどちらかだと。
永遠の0の著者なので、文章運びが上手くスイスイ読めるが、矛盾を感じる表現もある。
例えば、幸せの価値は他人に影響されずに自分で決めろ、という事を言っているが、他の作家の方が売れてると悔しいと言っている。
結局感情は他人に影響されると自ら認めているので説得力という点では疑問を感じた。
また、極端な考え方が多く、参考にならないことも多いと感じた。
クヨクヨしがちな方の気分転換におススメです。

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Posted by ブクログ 2017年10月29日

鋼のメンタル
百田 尚樹氏

◆1 打たれ強さの鍛え方
競争心が子供を伸ばす

◆2 挫折とのつきあい方
後悔はするだけ無駄

一流のプロは切り替えが早い

されど反省は必要

◆3 心の立て直し方
病気も運と考える

心を壊すのも立て直すのも自分

人間関係で悩むのは幸せな証拠

人間の耐久力には...続きを読む限界がある

◆4 精神の解毒法
橋本流バッシングの受け流し方

「木星から望遠鏡でみたら、僕の言っていることなんかどうってことないでしょう?」

太陽系レベルでは一人のセリフはどうってことない

地球レベルで考えれば、周囲を気にしていいたいことをいえない人は、自分特別な人間だと考えている

周りはあなたが思うほどあなたを特別視していない

お世辞ぐらい上手にいえ

お世辞がいえない人は出世しない

百年後の世界から自分をみてみよう
もはや悲しみも憎しみも愛も欲望を消え去っている

悩みや悲しみも愛おしい

◆5 鋼の処世術
幸せの基準を他人に求めるな

自分の幸せは自分で

身の丈にあった幸せ

配偶者に理想を求めるな

夫婦の関係は来世まで

◆6 成功の捉え方
心はゴムボール

人生は一発勝負

成功を得るためのタイムリミット

最初の40年の大切さ

人生は1回限り

人生の優先順位を間違うな

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Posted by ブクログ 2017年09月23日

まずまず。
もう少し、自分中心に、言いたいことを言う、と言ったところか。
会社で左遷されても働き続ければよい、と書いてあったかと思えば、逃げるときは早く逃げるとか、結局、判断が難しい。

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Posted by ブクログ 2017年08月24日

鋼のメンタルとタイトルがついていますが、百田さんがタイトル通り「鋼のようなメンタル」かといえば、違う気がします。
ただうまくストレスや攻撃を受け止めたり、受け流したり、躱したり、打ち返したりしているのだろうなと思いました。
決して、落ち込むことも、傷つくこともないというわけではなく、落ち込んだり傷つ...続きを読むいたり挫折したりしつつも、しなやかに復活しているのだということでしょう。
恋愛のくだり、告白することでスタート地点に立つ。という考え方は面白く、確かにその通りな気がしました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年07月24日

タイトルがユニークですし、非常に百田先生らしい内容でした。

落ち込んだりいっぱいいっぱいになったりしても、
よく考えてみれば大したことないことというのは往々にしてあります。
人に悪く言われれば落ち込みますが、よくよく落ち込んでいる理由を切り分けてみると、
別に自分のことを信じてくれない、自分のこと...続きを読むを嫌っているような人から
嫌われり敬遠されたりしても痛くも痒くもないのです。
ただ、そう割り切ることはなかなか難しいですよね。

全体的に、確かにそれはそうなのだけれど、かと言って誰でも実践できるかと言われれば
なかなか難しい、という箇所も多かったように思います。


周りを気にして言いたいことを我慢する人が好かれているかと言うと、
軽んじられていることが多いというのも頷けるところです。
波風を立てないように、というのは和を重んじる日本人の美徳ではありますが
かと言って言うべきことを言わないのでは
自分の意見が無いと舐められることもあるでしょう。

会社で上司に意見をしたところで、クビになる程度で命は取られないというのも確かにそうです。
追い詰められているときは世界が狭くなってしまっていて、
今の会社を辞めて別のところで働くという発想ができなくなりがちです。
ただ人によっては転職することが難しく、クビになって仕事がなくなれば
収入がなくなり生きていけなくなるという人もいるでしょう。

戦争を経験していて実際に命懸けで生きてきた、というのはなるほどと思うのですが
もっと辛い人もいるから自分なんでまだ大丈夫、という発想は
個人的にはあまり好きではないのと、
もっとひどい状況だってあるから、みんな頑張ってるから自分にだってできる、という考えになることは、
基本的にある程度メンタルが強い人や、少しでも前向きになれる状況でないと難しいとも思います。

打たれ強いことと厚顔無恥なことは違うというのは全くそのとおりで、
自分が間違っていたらすぐに謝るべきです。
今の日本の”偉い人”の中には”偉『そう』なだけの人”も多いです。
本当に実力があって自信があることと、
人を見下したり傲慢になったりすることとはイコールではありません。
本当に自信がある”偉い人”は謙虚で、人の話も聞きますし
自分に非があれば認めて謝ります。
誇り高いことと非があっても謝らないこともイコールでは無く、
やることもやらないのに偉そうにふんぞり返っているだけの人の
なんと多いことかと思います。

また、事を円滑に進めようとして非がないことも取り敢えず謝罪してしまうことはかえって相手に対して失礼でもあり
その場しのぎに謝ることで「脅せばごねたもん勝ちできる」と思わせる要因にもなります。
モンスター・クレーマーなどと言いますが、これは接客業界サイドが育てたとも言えるでしょう。
外交においても同じことが言えます。
間違いがあるなら認めて謝罪する。無いのならいくら謝罪を求められたとしても断固謝罪しない。
意志の強さと誠実さが必要です。

自分は何事も”誠”が大切だと思っています。
因みにその1つとして、人の悪口は言いません。
働いていると、女性の中には人の悪口が大好きで、よそのグループや今ここにいない同じグループの人の悪口を延々言っている人もいます。
自分はそうした行為が不愉快に感じますし、仕事上人の好き嫌いは原則関係ないと思っています。
ただ、信頼している人に愚痴はこぼすことはあります。
悪口と愚痴や指摘は別個のものと考えてもいます。
悪口を平気で触れ回る人の方が自分は信用できないなと思います。

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Posted by ブクログ 2017年07月09日

うーん、いまいち。

鋼のメンタルを手に入れるためにどうこう、とか、メンタルを鍛えるために何をする、どんなコントロールをするというHowToの話ではなく、そもそもの人生論について述べられています。
すなわち人生についての百田さんの考え、生き方、考え方が語られている本です。

もっといえば、メンタルの...続きを読む弱い人はどうすべき、とか関係なく、上から目線で
「こうやって生きていけ!!」
と強いメッセージを伝えている本といっても良いでしょう。
なので全体に
「なになにするな」とかいったメッセージが多い(笑)

 バッシングを恐れるな
 女性にふられることを恐れるな
 死に逃げてはいけない
 謝罪と訂正を躊躇するな
 幸せの基準を他人に求めるな
 自分をわかってくれないと嘆くな
 へらへら笑うな
 SNSで嫌われることを恐れるな
 人生の優先順位を間違うな

などなど。

百田さんが、あれだけ世間からバッシングを受けながらも、へこたれない秘密はその人生論にあるということになります。

ということで、鋼のメンタルというよりも、百田さんのTwitterでのつぶやきの背景や、炎上発言の裏側?を理解することができます。
ある意味、今の若者をはじめ、日本人に伝えたいメッセージ本とも言えます。

しかしながら、わざわざ、エッセー本にして百田さんのメッセージを伝えなくても、「永遠の0」や「影法師」「海賊と呼ばれた男」のように、小説の中の主人公の生き様で語ってほしいと願います。

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Posted by ブクログ 2019年10月19日

今日のなるほど

想像力と知識、そして思索する力がわずかにあれば、今、自分がどれほど幸福であるかということがわかる。

本当に嫌だ!と思えば、とっとと逃げるのがいい。一番いけないのは自分を騙し騙し頑張ること。

自分なんか所詮たいしたことのない人間だと割り切れば、何を言ってもどうってことないと思える...続きを読むはず。

悪口は、気の置けない友人と、明るく健康的に語り合うのがベスト。

自分の藪に張り付いていろ。

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