百田尚樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
★4.5。
日本史を本当に簡潔にまとめた作品。
縄文から始まる日本の歩みにおいて、その道筋に特に大きく影響したイベントを中心に、一本の大きな物語として紡いでいます。
二分冊である文庫版の上巻は、明治維新まで。
膨大な資料に基づく事実確認と、作家らしい筆力によって、学校教科書とも他の歴史書とも趣の異なる一書に仕上がっています。
本書は、比較的中立的な立ち位置で、日本人目線から書かれている印象ですので、日本史を学習し始めた小中学生にとっても、つまらない教科書よりもよほどおススメです。面白いことは教育書にとっての一つの正義ですね。
また、ところどころに、これまで知らずにいた小ネタもあって、高校 -
Posted by ブクログ
これほどまでに"カルチャーショック"をうけた"本"というのは、今まであっただろうか。
1000冊以上は読んできた本の中でも、そのショック感は群を抜いている。
これまで世界中の人と触れ合ってきたし、中国の人ともそうだが、やはり一部の中共と被支配者の中国人を明確に区別しても考えられるようでなければならない。
筆者の「日本人ほど中国を誤解している国民はいない」というのは、真実だ。
史記や韓非子には、言ってもそこまでの残虐性は読み取りにくいところがあった。
それは漫画キングダムや、日本作家の水滸伝、三国志を読んでも、それは日本人向けの物語に脚色されていたからだろ -
Posted by ブクログ
【書名と著者】
永遠の0
百田尚樹
【目的】
百田尚樹への興味から。
小説家だと思っていた百田尚樹が60台後半にして政党を立ち上げて、2025年7月下旬をもって国政政党の要件をすべて達成するに至った。
いままで書名は聞くも読むに至らなかった著者の書籍を読んでみたいと思い、初めて読むなら気合が入ったデビュー作がよかろうと選んだ一冊。
【読後感】
心に曇天が広がるも、
戦争に臨む現場の悲痛、現場と人命を軽視する組織に振り回される悲惨さ、もしも戦争がなければ生きていたかもしれない方々、避けられたかも知れない戦争によりその後の人生が決定的に変わってしまった方々に思いを馳せるとともに、先人が命を懸け