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Posted by ブクログ
百田尚樹『地上最強の男』新潮文庫。
ボクシングのヘビー級チャンピオン26人の人生、その時代と社会を描いたスポーツノンフィクション。
ボクシングの始まりから、歴代のヘビー級チャンピオンの様々な生き様、闘い方や戦歴、エピソード、その時代の社会変化などが淡々とした調子で綴られる。
まるで教科書を読むかの如くで、読み物としては、手放しに面白いとは言えない。
ジョン・L・サリバン、ジョー・ルイス、ジャック・ジョンソン、ジャック・デンプシーなどは、名前だけは聞いたことのあるボクサーなのだが、ジョージ・フォアマン、モハメド・アリとなると微かながら試合を観た記憶がある。
格闘技とスポーツの違いは制約の数によるのだろう。制約が多ければ、よりスポーツに傾き、制約が多ければ多いほどテクニックが要求されるようになるようだ。
ベアナックルでの打撃とグラップリングを交えた格闘技から始まったボクシングは、グローブを着けたルールと時間制限のあるスポーツへと変貌していく。
人種差別、賭博、マフィア、戦争、国家とボクシングを取り巻く状況は時代と共に変化していく。
本体価格950円
★★★★
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