百田尚樹のレビュー一覧

  • 海賊とよばれた男(下)

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    小説を読んでいて、こんなにも涙が溢れるものかと思うほどでした。

    主人公の国岡鐵造は出光佐三氏、主要舞台「国岡商店」は出光興産。主人公は言わずもがな、戦前、戦中、戦後と日本の復興ために命をかけて闘った男たちの生き様を見せつけられました。

    本当に私は、日本の石油業界について無知でした。本書でその歴史が良く分かりました。“太平洋戦争は石油のための戦争であり、石油のために敗れた”という表現、言い得ているなと思います。日本の復興を支えたのも石油であること、合点がいきました。

    国岡商店は、鐵造が一代で築き上げた石油販売会社。自社の利益追求のみならず、日本の石油業界の将来を考える視点、社員を第一に思い

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    2026年05月28日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    全日本人がいま読むべき‼️
    昨今の中東情勢による石油・ナフサ不足と、出光丸がイランとの友好関係によりホルムズ海峡を通過した、というニュースを見て出光佐三という人物を知り、この本に辿り着いた。
    戦前〜戦後を生き抜いた「日本人」の、私的な利益より義を重んじ、国や人々のために果敢に努力した先人たちのエピソードは、今を生きる我々をも奮い立たせてくれた。
    権力構造に立ち向かい、「黄金の奴隷たる勿れ」の精神で人々のための商売を行う気概が感じられる。
    これからも当分石油は生活に不可欠で、今後の情勢にもしっかり着目していくべきである。

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    2026年05月27日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    という訳で読み終えました!
    ずっと出光佐三と国岡鐡造って遠くない?もちょっと寄せたほうが良かったんじゃね?と言う余計なことを考えながら読んでました
    出光興産と国岡商店も遠くね?とか

    まぁ、あんまり寄せるのも問題あったのかな?虚実入り乱れてるっぽいし

    いや、そんなことはどうでもいいねん!( ゚д゚ )クワッ!!
    邪念多いわ!ジャネット・ジャクソンか!(ジャネット邪念ないわ!)

    いやー凄かった
    戦後のな、立志伝ですわね
    こういう立派な人たちがおったから今の日本があるんよな
    そしてちゃんと今に繋がってるんよ

    あと堺屋太一さんの解説も良かった
    鐵造の敵として描かれていた「官僚」や「セブン・シス

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    2026年05月26日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    今でしょ!

    本日5月25日、情勢不安となったホルムズ海峡を日本国籍の船として初めて通航した出光タンカーの「出光丸」が伊勢湾に到着したというニュースが早朝流れました

    そして本書は、その出光タンカーの親会社である出光興産の創業者出光佐三をモデルとした国岡鐡造の波乱の人生を描いた本屋大賞受賞作です

    さすがです

    この世界のトヨタ自動車もびっくりのエグいくらいのジャストインタイムっぷり
    これはもう世界のひまめろ(英語不可)と言ってもいいんじゃないでしょうか

    もうねすぐ読みますから
    時勢にのっかってすぐ読みますからね

    そして久しぶりに百田尚樹さん読んだけど、やっぱ達者や
    スピード感がすごいのど

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    2026年05月25日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    日章丸事件を中心に国岡鐵三の後半の物語。

    国岡店主の超強力なカリスマ性のもと有能な人材が集まり人が育っていくという…

    下巻では日章丸事件を中心とした国際経済小部分が色濃く一気に物語が進んでしまった…

    やはり国岡鐵三というブレず信念をもち諦めない姿が部下を育て会社を大きくする礎となっているのかと…
    歴史上の偉人をこの小説で知れてよかったなと…

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    2026年05月18日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    イランが親日であることがわかった歴史的な「日章丸事件」が後半に描かれている。

    とんでもない物語である。

    また、歴史は繰り返す。
    今、世界は石油不足で大変な状況になっている。
    特にアジアはかなり深刻な状況である。

    本書を読み、今後の世界情勢がどうなっていくのか、また日本が同じ過ちを犯してしまうのではないかと感じた。日々の政府の言動を見ていると、落胆の気持ちを隠せない。

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    2026年05月17日
  • 風の中のマリア

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    オオスズメバチを擬人化して書かれたストーリー。
    女王蜂を中心にした役割分担が分かりやすい。
    生態系を存続させるために最終的には女王蜂を殺す理由も分かりやすく解説されてて面白かった。生物の進化すげ〜

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    2026年05月12日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    ネタバレ

    国際石油カルテルとの戦いや、イラン石油の話。

    イランがイギリスに石油を搾取され続け、反旗を翻したら経済封鎖されてしまい経済的に貧しい中、国岡商店が手を差し伸べてイギリスの支配からイランを救った。それと同時に国際石油カルテルに日本の石油市場を牛耳られないように救った。

    しかしその後、クーデターが起きる。裏で操るのはイランの石油利権を狙うアメリカ(CIA)とイギリス。どこまで傲慢なんだ。国民支持率99.7%という圧倒的支持を受けたモサデク政権が倒された。これによりイランの民主主義が崩壊し、再び王政に戻り、その後長い間イランがアメリカに屈することになった。イランのアメリカへの遺恨はこの時から。

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    2026年05月19日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    国岡鐵造『出光佐三』を主人公とした歴史経済小説
    上巻では鐵造の生い立ちから終戦、終戦から石油を扱えるようになるまでのお話である。

    この小説を読むまで出光興産は知っていたが創業者の話までは知らなかった…
    上巻を読む限りでは業界は違えど松下幸之助さんのような偉大な方であったことが伺える…
    物の売り方『広域小売店方式』の考え方も同じように思う…
    人間、ドン底にいる時、本当の人間性が出るのだか、鐵造は本当に凄く胆力の塊かな…と
    下巻を早く読まねば…

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    2026年05月11日
  • 幸福な生活

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    19の短編小説でラスト1行であっと驚くオチに惹きつけられ、一気に読み終えました。
    作者の人間の裏を描く洞察力に感服します。しかも作品は毎回、全く違うジャンルの内容を生み出しているのも凄い。面白い作品をまだまだ出して欲しい。

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    2026年05月10日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    涙なしでは読めない一冊。
    日本のために、視座高く、自社の利益だけを考えない男の物語。
    「商売は金儲けでない」、いうは易し行うは難しです。

    昨今のアメリカとイランの関係を知るために、石油の歴史、イギリスとイランの関係からアメリカのイラン介入の歴史、石油ショック、と今を知るための知見が膨大に詰め込まれている。
    まさに今読むことで明日からニュースを見る視点が変わる。

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    2026年05月09日
  • [新版]日本国紀<下>

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    日本史全体をあまり良く理解していなかった時に読んだハードカバーの日本国紀が衝撃でした。
    そして文庫版の帯に大増量150ページとあったので、すぐに読みました。
    最初に読んだ時のインパクトはありませんでしたが、それでも「日本史のあらすじ本」として十分楽しめましたし、戦後から現代かけては、案の定百田節が全開で、天皇を崇め、他国をディスり、母国愛を取り戻すが如く書かれています。
    偏っているとは思いますし、個人的な考えも多く含まれていますが、それでも読めば読むほど、日本という国のこと、自分が日本人であることを深く考えさせられました。

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    2026年05月06日
  • [新版]日本国紀<上>

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    日本史全体をあまり良く理解していなかった時に読んだハードカバーの日本国紀が衝撃でした。
    そして文庫版の帯に大増量150ページとあったので、すぐに読みました。
    最初に読んだ時のインパクトはありませんでしたが、それでも「日本史のあらすじ本」として十分楽しめましたし、戦後から現代かけては、案の定百田節が全開で、天皇を崇め、他国をディスり、母国愛を取り戻すが如く書かれています。
    偏っているとは思いますし、個人的な考えも多く含まれていますが、それでも読めば読むほど、日本という国のこと、自分が日本人であることを深く考えさせられました。

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    2026年05月06日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    小説を超えたヒューマンドラマ。
    鐡造の人間性に共感して憧れる。
    鐡造は一企業の社長の枠を超え、視座高く、国のためを思って決断していっている。このことは時代背景からも簡単にできることではない。

    とにかく面白い。小説だが石油業界の勉強になるし、新聞を読むときの予備知識にもなる。鐡造のような生き様に憧れるのか。

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    2026年05月04日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    久々に百田尚樹の小説を読んだ。
    やっぱり彼は天才だな。ページを捲るごとに、こんなに心が動かされて涙が出そうになり、かつ日本人であることを誇りに思えることなんて、彼の小説を読むこと以外ではあり得ない。

    主人公は国岡鐵造。石油を扱う国岡商店の店主。
    自分のため、国岡商店のためを考えるより、日本国のためを優先する男。店員を本気で家族のように大事にし、戦後仕事がなくなっても誰1人として馘首しなかった男。それどころか徴兵された店員の家族に給料を送り続けていた。

    国岡商店の店員はみな鐵造に惚れ込んでいて、ここで働くことを誇りに思っている。いいなあ。そんな人の下で、そんなふうに一切の邪念なく働いてみたい

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    2026年05月12日
  • 影法師

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    百田先生の小説で永遠の0に続き2冊目をこの本に選びました。
    大正解だと思いました。
    昔の言葉が多く出てくるため、単語を調べてながら読みましたが、次読む時は、より内容に没入できると思います。2回目は遠くないうちに読みたいと思いました。
    とにかく面白い。江戸時代の情景が細かく浮かぶようにわかりやすいです。読み終えたうえで本のタイトル影法師の意味を調べてましたが、なるほどと。
    巻末の最後に彦四郎の心情にほんの少し触れてしまいます。何度も何度も読むことで、物語の描かれていないところを妄想し、自己補完する楽しさがこの本の魅力の一つなのだと思う。

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    2026年04月24日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    この2026年の今、まさに日本で起きていることを予言して書いているような内容に圧倒された。南シナ海尖閣諸島、沖縄、ウクライナでの戦争や中東地域でのホルムズ海峡の話など、まさに今世界で起きていることがここ書かれている。頭がお花畑な政治家にはわからないかもしれないが、国と国のやりとり、一度譲ってしまえばどんどん入ってくる。これが世界の常識。日本は島国だから、これまでそういった経験が少なかったかもしれないが、移民問題もまさにこれに当たる。

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    2026年04月18日
  • モンスター

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    ネタバレ

    主人公が整形をして自信をつけてから言いたいことをズバズバ言えるようになり、他人の容姿に難癖つけてくる人達を一刀両断してくれたのでスカッとした。

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    2026年04月15日
  • プリズム

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    多重人格というとは聞いたことはあるけれど、具体的な原因や入れ替わりの時の様子など知らないことが多かった。

    不倫物は読んでて、幸せになれって気持ちがわくことは今までなかったけれど、幸せになってほしいと思ってしまった。

    見た目は一緒、けれど性格が違う。
    一緒に過ごした記憶は残っている。
    どんな答えを出すのだろう。

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    2026年03月30日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    歴史に疎い自分はイランと日本の関係、日章丸事件について全く知らなかったが、物語を通じて自然に学ぶことができた。まさに今波乱の中にあるイランと石油情勢をより身近に感じられた。
    上巻に続いて、国岡鐵三の社員を当然のように家族として扱う精神には心を揺さぶられた。

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    2026年03月27日