百田尚樹のレビュー一覧

  • 今こそ、韓国に謝ろう ~そして、「さらば」と言おう~ 【文庫版】

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    【書名と著者】
    今こそ、韓国に謝ろう そして、さらばと言おう
    百田尚樹

    【目的】
    百田尚樹が韓国に謝るって、関わらん方が良いのは歴史から明らかと述べているのに。いったい何を?と思い手に取った。

    【読後感】
    さらば韓国、という想いが去来した。
    中国と同様に(そもそも小中華だった)、日本人と見た目は近いが理解不能なレベルで文化と価値観が異なる方々なんだなと、ある意味すっきり納得した。
    日本人にありがちな返報性の原理や、義理や恩義を重んじる人種ではないと思っておいた方が今後の人生でトラブル回避できそうだ。
    そういえば、今年は日韓請求権協定から60年。これまでいくら搾り取られたのだろうか。

    【印

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    2025年10月08日
  • 風の中のマリア

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    ゲノム。社会性昆虫の生き甲斐とは。
    オオスズメバチのメスは産卵能力があるにも関わらず、女王バチのために働き続け人生を捧げる。
    (女王バチは生まれた時から特別感のある存在なのかと思っていたら、同じオオスズメバチとして生まれていた。ただ幼虫の時から餌を多く与えられ、部屋が広い場所で育つ等環境要因で女王バチになると知って驚いた)
    それでは普通のオオスズメバチにも女王バチとして生まれる権利があるのに。こんな不条理に何も批判することなく自分の存在意義を遺伝子の繁栄と捉え役割をこなす姿に儚さと遺伝子の繁栄こそがその昆虫にとって一番大事な事だったのだと改めて考えさせられる。

    昆虫に感情はあるのだろうか?

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    2025年10月02日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    限りなく真っ直ぐに善良に突き進む男の生き様は、清々しいと同時に湧き上がる熱い何かに包まれるようだった。一切の妥協せずに追い求める理想が、会社の利益や従業員のためをはるかに超えた、国のため日本人のためで、目先の利益より国益を徹底する姿勢は信頼という形で返ってきて胸が熱くなった。
    そして、去年読んだ「永遠の0」が未だに深く突き刺さっていて、戦争に突入すると胸を締め付けられるようだった。大切に築かれてきたものが容赦なく失われていくことが耐え難くて泣きそうになった。
    読み進めるうちに、自分はのうのうと生きていていいのだろうかと焦るような衝動を感じて、熱意を持って生きる素晴らしさを忘れたくないと思った。

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    2025年10月04日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    昭和の気骨ある人達の生き方をあらためて感じることのできる作品だった。
    個人の為ではなく、国家、家族、世の中の為に働く、仕事とは何か、真っ直ぐに生きるとは何か、記憶にも残る歴史をたどりながら、まだ、自分も何かに挑戦していけるような気持ちになる素晴らしい作品だった。実在の人物達であり、歴史に名を刻んだ人々であることにより胸をうたれた✨

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    2025年09月26日
  • 禁断の中国史

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    【書名と著者】
    禁断の中国史
    百田尚樹

    【目的】
    中国の脅威が共産党独裁のもと国家情報法(指示されたらスパイになれ)や国防動員法(指示されたらテロリストになれ)といった法律が施行されている。
    こんな恐ろしい中国という国家について、改めてどんな国柄なのか知り正しく恐れたい。

    【読後感】
    わたしがサブタイトルをつけるなら、理解不能なおぞましい隣人。
    中国人にも当然いい人はいるとして、おおよそどんな集団なのかという意味で。
    平易な記述だが、グロい。本書は気になるけど読みたくない人のために役立つメモも記しておきたいと思った。

    易姓革命による王朝交代→内紛→粛清→殺戮。
    殺戮するにしても死刑ならま

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    2025年09月18日
  • [新版]日本国紀<下>

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    上巻に続いて下巻を読み終えました。

    明治維新以降が記載範囲ですが、開国以降の日本が世界の渦の中を生き抜いてきた激動の歴史を感慨深く振り返ることができました。

    事実(歴史)は小説より奇なり。不謹慎ですが単純にも興味深いし、読者に訴えかけてくるものは圧倒的です。膨大な資料調査にもとづく説得力の成せる業です。

    面白いエビソードも満載ですが、美談だけでなく、官民問わない誤った決断など負の面も記載され、公平性を維持しようとする作者の精神が伺えるところも良です。

    こんな教科書が教育現場で採用されるようになれば、世界唯一の自虐史観教育からの脱却につながるはず。

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    2025年09月17日
  • 幸福な生活

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    サクッと読める短編集だけど、ラスト一行で「あっ!」とさせる。次の1ページ使って一行で終わらせる。
    遊び心があり、清々しくもある。
    催眠術の話が特に良かった。
    旦那、バカじゃない?ってなった。

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    2025年09月07日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    国岡はもちろん、その周囲の人達も魅力がたくさん
    今の時代、ただ私服を肥やすだけではなく国のために働く国岡さんみたいな人がいるといいんだろうなと読みながら考えていました

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    2025年09月06日
  • 影法師

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    なぜ彦四郎ほどの優れた人が脱藩し、罪を犯し行方をくらましたのか、、
    最後伏線回収の内容が深すぎて、涙が出そうになった。
    自分の護りたい人のために命を懸けるなんて、、
    江戸時代の価値観だとこうゆうものなのかもしれないけど、でも大切な人を護りぬくためにここまで自分を犠牲にできるものなのだろうか、、、

    愛情も友情も、人の究極の愛とはこういうことなんだろうなぁ。
    これは勘一が主人公ではあるけれど、影法師として生きた彦四郎という漢の物語なのかもしれない。
    最後読み終わった後、感動と切なさの余韻がずっと残る物語。
    百田さんの小説の中で1番好きかも。

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    2025年09月05日
  • バカの国(新潮新書)

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    私はタイトルに「バカ」が付く本に強い愛着を持っています。
    本書はすばらしいタイトルですね。
    謹んで本書を「我がバカ本のリスト」に加えさせていただきます。
    百田先生とは考え方が違っていても、そのお人柄のファンです。
    百田先生も私も、「バカの国」の国民です。
    それにしても、最近、「おい、おい、、百田先生、大丈夫か?」

    我がバカ本のリスト:

    ホルスト・ガイヤー『馬鹿について―人間-この愚かなるもの』(創元社、1958)
    菅原通済『馬鹿と利巧』(明玄書房、1959)

    大山倍達『空手バカ一代 闘魂 拳ひとすじの人生』(サンケイ ドラマ ブックス、1972)
    葛西純一『中国のバカ―日本のバカ』(太陽

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    2025年09月12日
  • モンスター

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    ★★★★★めっちゃ面白かった!醜い顔、いじめ、高校生、恋、幼少の思い出、事件、東京、整形、ソープ、美貌、復讐、レストラン、幸福。結末が不幸でなくて本当に良かった。崎村がとても良い味をだしていた。彼について行って欲しいとも思った。

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    2025年08月30日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    かわいいカエルと危うい政治。

    カエルが擬人化されていることで、直接的に語るよりパワーがあるように感じた。それは、客観視しているようで、中学生だった私も冷や汗が流れた。

    百田尚樹さんらしい一冊。

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    2025年08月29日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    読んでるうちに不思議と涙が溢れてきた。
    今の自分は幸せボケしてしまっていることを突きつけられた。
    目の前のことだけに捉われず、常に信念を持って国のために実行する鐵造に喝を入れてもらった。
    気力が欲しい時に読みたい本。

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    2025年08月27日
  • [新版]日本国紀<上>

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    ★4.5。
    日本史を本当に簡潔にまとめた作品。
    縄文から始まる日本の歩みにおいて、その道筋に特に大きく影響したイベントを中心に、一本の大きな物語として紡いでいます。
    二分冊である文庫版の上巻は、明治維新まで。

    膨大な資料に基づく事実確認と、作家らしい筆力によって、学校教科書とも他の歴史書とも趣の異なる一書に仕上がっています。

    本書は、比較的中立的な立ち位置で、日本人目線から書かれている印象ですので、日本史を学習し始めた小中学生にとっても、つまらない教科書よりもよほどおススメです。面白いことは教育書にとっての一つの正義ですね。

    また、ところどころに、これまで知らずにいた小ネタもあって、高校

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    2025年08月26日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    出光興産の創業者をモデルにした経済小説。

    同社の成り立ち、成長していく過程を読んでいくだけでも面白いのですが、やはりこの作品の魅力は素敵な登場人物。
    人間関係が熱すぎるし、仕事に対する取組姿勢がカッコ良すぎる(現代に通じる価値観かどうかは別にして…)。

    約10年ぶり再読。入社2年目で初めて読んだ時も作品に引き込まれた記憶がありますが、今改めて読んで胸が熱くなるのを感じる。

    これから下巻。涙こらえきれるか心配です。

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    2025年08月24日
  • 禁断の中国史

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    これほどまでに"カルチャーショック"をうけた"本"というのは、今まであっただろうか。
    1000冊以上は読んできた本の中でも、そのショック感は群を抜いている。
    これまで世界中の人と触れ合ってきたし、中国の人ともそうだが、やはり一部の中共と被支配者の中国人を明確に区別しても考えられるようでなければならない。
    筆者の「日本人ほど中国を誤解している国民はいない」というのは、真実だ。
    史記や韓非子には、言ってもそこまでの残虐性は読み取りにくいところがあった。
    それは漫画キングダムや、日本作家の水滸伝、三国志を読んでも、それは日本人向けの物語に脚色されていたからだろ

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    2025年08月24日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    これが実話というのがすごい。
    日本に生まれたこと、日本人であることを誇りに、自分も周りも大切にしていきたいです。

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    2025年08月12日
  • 影法師

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    以前に読んで感動した記憶だけが残っていて、ストーリーが思い出せなかったので再読。
    武士の生き方、農民一揆の覚悟、竹馬の友の変わらぬ魂など心を熱くする展開に、ああこんないい話だったなと思い出せました。
    影法師というタイトル、この話にぴったりだった。

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    2025年08月11日
  • 風の中のマリア

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    裏表紙も見ずに読み出してすぐに驚いた!
    誰?「マリアは木立の中を縫うように飛んだ」…マリアはオオスズメバチ! 

    全く知らなかった世界が広がっていく。
    オオスズメバチの生態を学術的に描くとともに、小説としてドラマも成立させている。

    自分の使命を遂行しながら、考え、恋もするマリア。自分の帝国を維持する、子孫繁栄を優先する【掟】を守る。

    昆虫は100%本能行動だと思っていたが違うかも⁈と考えてしまった。

    ゴルフ場で蜂が寄ってくる。手で払わないように気をつけ逃げていた。今後は少し観察してみよう。

    読む価値がある稀有な一冊!

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    2025年08月10日
  • ボックス! 下

    匿名

    購入済み

    すごい迫力があり、続きが気になり読む手がとまらなかった。何度も涙が出たし感動しました。こんなにも素敵な本に出会えた事が嬉しくて、この先も何度も読み返す本になると思います。物語の出だしも終わりも素敵でした。ボクシング部最高です!

    #泣ける #感動する #ドキドキハラハラ

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    2025年07月31日