百田尚樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
百田尚樹さんの中国への見方感想。
好き嫌いが別れる作家さんだと感じていたが、中間くらいで歴史に詳しく自分の見解をしっかり伝える力のあるかただと思っていた。
この本を読んで、好き嫌いが別れると言う意味がちょっとわかった気がする。
これから読む方は、心してから読んでほしい。
とても残酷な内容がある、それも超ド級だから心臓の悪い人はやめておくことも考えて欲しい。
日本人がウホホウホホとギャートルズの狩猟時代の時に既に国家があり規律があり民族の営みがある中国。儒教の国で歴史もビジネスに流用するファンの多い事でも知られています。
そんな中国ですが、考え方やその成り立ちには日本人とは根本的な違いがあ -
Posted by ブクログ
とてもわかりやすく日本と戦争の位置付けを語った本です。
世界で唯一の被爆国日本。その中でたった二箇所の被爆地広島と長崎。
長崎に暮らす私は8月9日という原爆投下の日は必ず登校日で平和学習を受けてきました。少なくとも毎年、戦争の犠牲になった方のことに思いを馳せ、平和を祈るそんな少年時代でした。
進学のため、大阪に出た時にそんな登校日はないことを知った時はビックリしました。
ただ私が子供の頃に学んでいたことは戦争を始めた私たちが悪いという自虐史観によってなされていたことも本書を通して知ることができました。
外交のためにも、自分の国を自分たちで守るためにも憲法の改正は必要という認識になりま -
Posted by ブクログ
明治維新から昭和、平成までの流れを一気に理解することができた。
特に戦後のGHQ占領から始まる自虐史観、そしてそれを煽る共産・左翼系メディア(特に朝日新聞)に我々の理解が恐ろしく影響受けていると改めて認識。
南京大虐殺・強制従軍慰安婦の件も恥ずかしながら理解不足だった部分あり。とても勉強になりました。学校教育の教科書もこれ1冊で良いんじゃないかと思うくらい。
また個人的には司馬遼太郎の坂の上の雲が好きなため、日露戦争が日本・アジアにとって大きな転換点であったこと、そして日本が大東亜でアジアから白人種の植民地開放に大きく貢献した事、とても誇りに感じました。