百田尚樹のレビュー一覧

  • 海賊とよばれた男(上)

    Posted by ブクログ

    歴史上の出来事も、石油の視点(?)から見ると、理解しやすいのがすごいな。

    永遠のゼロとの繋がりもあって震えました。
    格好良い男たちは、どんな方法で戦っていても輝いて見えるもんだなぁ!

    下巻が楽しみです。

    0
    2025年11月21日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    寓話という形をとりながら、現実社会に深く切り込んでいくかのような一冊だった。争いを避けるための正しいはずのルールに縛られ、危険を直視できず正しいリスクテイクができなくなっていく様子には思い当たる節もあり、現実の社会で起きているニュースや議論に重なる部分が多い。現実を正しく見ているか、見る努力をしているか、という問いが残り、良くも悪くも未消化感が残る作品だった。

    0
    2025年11月17日
  • 海賊とよばれた男(上)

    Posted by ブクログ

    読み応えがありました。
    国岡鐵造の丹力というか、たくましさは今の時代にはなかなか見られなくて、ただただ圧倒されました。店員の働きぶりもすごい。
    下巻も楽しみに読みたいと思います。

    0
    2025年11月14日
  • 風の中のマリア

    Posted by ブクログ

    百田尚樹さんの熱量が篭った作品でした。
    オオスズメバチのアリアという蜂が主人公なのですが、私たちよりも圧倒的に短い生涯を必死に生きる姿に儚さを感じます。なんだ蜂かと思うなかれです。

    0
    2025年11月13日
  • 海賊とよばれた男(上)

    Posted by ブクログ

    なぜ誰にも戦争を止められなかったのかとつくづく思う。主人公の国岡のような人物が、たとえ一握りとしてもいたことに少し心救われた。下も楽しみにしている。

    0
    2025年10月30日
  • モンスター

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    醜さは人生を歪めてしまうのはあながち間違いではないのかもしれないと思った。ルッキズムが加速する現代に刺さる。周りの環境がいかに大切か、親の声掛けがどれだけ大事かもわかった。なんとも不幸な話だがラスト幸せに逝くことができたのは唯一の救いだと感じた。

    0
    2025年10月26日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    その国はカエルの楽園だった。カエルたちは「三戒」と呼ばれる戒律を守り、「謝りソング」を歌い、朝と夜の2回物知りカエルが説教をする…。純粋にダーク童話としても優れた読み物だが。これほど分かりやすく現代日本を象徴した寓話も稀有。
    「カエルの楽園」(2015)百田尚樹
    #読書好きな人と繋がりたい

    0
    2025年10月25日
  • [新版]日本国紀<上>

    Posted by ブクログ

    江戸時代より前の日本史は苦手。
    でも、スラスラ読めた。
    さすが百田氏。
    彼の私見も所々入っていて、さらに面白みが深まった。
    ☆5ではない理由は、やはり日本史にそこまで興味がないからだと思う。あれば5を付けたかも。

    0
    2025年10月24日
  • 錨を上げよ <一> 出航篇

    Posted by ブクログ

    作田又三に仮託された?百田尚樹の自伝的小説。
    高校卒業までを描く。百田尚樹のしゃべりや人柄をなんとなくわかって見ると、少し立体感が増す。
    また、向こう見ずで直上的、ふらふらしてるが妙に内省的な思考もする。
    女と会っては別れ、物語は進む。
    この点は昔テレビでラブアタックなる番組に出演してた経験や自身の経験も生きているのかも。
    とくにこれといった目玉や盛り上がりはないが、先が気になり手が止まらなかった一冊。

    0
    2025年10月23日
  • 大放言(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    自分の考えを忖度なく、表に出す。しかも書籍というかたちで広く一般に公開することの勇気、胆力に感服する。自己肯定感が高く保たれていることで、他人の非難や外野のヤジを正面から受けて立てるのだろうか。終始スパッとした物言いがすがすがしく読後感も気持ち良い。

    0
    2025年10月21日
  • カエルの楽園2020(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    はい!続編です!

    私たちが生まれて初めて経験した、不要不急な外出はやめてねって言われて外出を半強制的制限された『コロナ禍』のオハナシ。
    もちろん、カエルの世界のお話でございます。
     
    カエルさん達は動き回ることを制限され、虫を獲ることができず痩せさらばえていき、病で死ぬのか、飢えて死ぬのか、を迫られます。

    私は飲食店で働いているわけではないですが、
    当時はニュースでよく取り上げられてましたね。
    100%こうしたらというものはないかもですが、
    上に立つ人の強い信念、他責ではなく自責として進められるかが、面白可笑しく描かれていました。

    もちろん政治的思想や想いはこめられていますが
    ファンタジ

    0
    2025年10月19日
  • 海賊とよばれた男(上)

    Posted by ブクログ

    日本の復興に向けて挑み続ける姿に感動しました。
    そして、お互いに助け合う仲間がいるからこそ、挑む続けられるのだと感じました。
    私もチームビルディングを通して、地域活性に向けて挑み続けられる仲間を増やしていきたいと思いました。

    0
    2025年10月17日
  • カエルの楽園2020(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    現代社会がそのままカエルの世界に置き換わることで、気づかなかった言葉の滑稽さや愚かさが浮き彫りになり、テレビや新聞で議員や学者達が論じているのが難しくてもっともらしく聞こえていたのがいかに欺瞞だらけかというのがこの本を読んだらよくわかる。
    コロナは終息を迎えたけど、別の問題が次々と出てきてきてウシガエル達の経済侵略もどんどん進んでる。
    新しい総裁も決まったことだし、第3章のグッドエンディングのプロメテウスのように、リーダーとしてウシガエル達に忖度することなく毅然とした態度を貫いて日本を豊かで強い国に導いてほしいなと思う。

    0
    2025年10月12日
  • モンスター

    Posted by ブクログ

    美貌が与える影響について。
    その美貌をいいように使いこなせるのは結局、育ちの善し悪しなのかなと。
    お金持ちのご令嬢が美貌よく、かつ品があるのは、生まれた時から満たされ、多くを貪欲に望まないからだと思う。
    一方、美貌はあるが親から虐待を受けて育った人は、承認欲求など満ち足りないものを埋めるかのように、後々苦難が待ち受けているだろう道に足を踏み入れる。
    要するに、親から受けた愛の有無によって器量のいい人の人生は大きく別れてしまいかねない。

    0
    2025年09月30日
  • モンスター

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    美しくなりたい一心で整形にのめり込んでしまった…
    初恋の王子様に会うために。
    主人公がある意味ピュアすぎていたたまれないです…

    0
    2025年09月29日
  • 風の中のマリア

    Posted by ブクログ

    まるで自分がハチの世界に入りこんだような臨場感を味わえる作品でした。
    専門的な細やかな知識をもとにした描写は、ハチの世界観をより深くイメージさせてくれます。
    虫の話。と嫌厭せずに読んでみて本当によかった!

    0
    2025年09月27日
  • 夢を売る男

    Posted by ブクログ

    小説家としての自虐的な文章もあって面白かった。最近のYouTubeスクールやら声優スクールやらに通用する話だと感じた。日本語が喋れるから声優になれるとか、YouTubeで収益化できるとかではないんだと若者たちに伝えるのにうってつけの一冊と思う。
    小説家に、声優に、YouTuberに、なることはできる。ただ、そのために少なくない金を支払っている人がごまんといるのだなと悲しくなる。
    現代の夢を買う若者たちにどうかやめよと伝えたくなった。

    0
    2025年09月25日
  • 夢を売る男

    匿名

    購入済み

    これは実在する内容なのかと驚き衝撃でした。
    小説家を夢見る人なら誰もが騙される内容だと思いました。自分は小説を読むのが好きで、心弾む小説に巡り合った時などは1日中舞い上がってしまうほど嬉しくなります。これからもそうゆう小説に何度も巡り合いたいので、小説人気がまた向上するのを願ってます。

    0
    2025年09月12日
  • 禁断の中国史

    Posted by ブクログ

    百田尚樹『禁断の中国史』は、中国4000年の歴史に横たわるタブーや衝撃的な事実を暴き出す“挑戦的な歴史読み物”です。残酷な刑罰、宦官の陰謀、纏足といった事例はもちろんですが、特に衝撃的だったのは食人が「仕方なく」ではなく、文化として成り立っていたという記述でした。生存のための一時的な行為ではなく、社会の中で一定の意味や価値を持って行われていたという事実は、現代の感覚からすると恐ろしく、同時に人間文化の多様性を考えさせられます。

    しかし著者の語り口は軽妙で、重くグロテスクな題材をスラスラと読ませてしまう不思議な力があります。中国史の裏側を覗くことで、国家の成り立ちや人間の営みを新たな角度から捉

    0
    2025年09月11日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    読みやすくてさくっと読んでしまったけど、いろいろ考えさせられました。

    自分の生きる国の歴史や政治について、実はあまり知らないのに、わかった気になっていたのではないか

    選挙のときは、なんとなく考えたつもりになっていただけで、メディアや周りの意見に流されてはいなかっただろうか

    歌って踊るツチガエルたちのように「今が悪くなければいいし未来もきっとなんとかなる」とこれからこの国で生きていく子どもたちに無責任な選択をしていなかっただろうか

    読後はそんな問いかけが胸に残りました…

    挿絵のカエルがかわいくて、百田さんが絵も上手なことに驚きました。

    0
    2025年09月03日