百田尚樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
歴史の解釈は良くも悪くも切り取り方、取り上げ方次第であること。感情論全てを全て鵜呑みにするわけではないけれど、学べたことは非常に多い。特に自分が生きてきた時代に関して「何が起こったか?」よりも「何が起こっていたのか?」という、見えているもの以上のものが知れた気がする。あたかもチョウチンアンコウの光に吸い寄せられた小魚のような存在であったと自覚できた。
島国、日本の外交はお粗末。狡猾さやら強かさが足りてないんだなと思った。良くも悪くも実直さが仇になるといおうか、先々の展望よりも身近な「益」に飛びつきやすい。益なのか餌なのかというのはあるが。
マスメディアの印象操作ってすごいんだなと思った。果 -
Posted by ブクログ
百田さん小説はほとんど読んでいるが、思想的な部分はあえて見てこなかった。偏っていると言われる部分あるが、一歩引いて冷静に読んでみようと思い、今、高市総理の台湾有事発言で日中関係が揺れる中、あえて読んでみた。
「義理や恩義は一切ない国。」「どれだけ世話になった相手でも用が済めばたちどころにきりすてるのが中国」「日本政府がやってきた事は、虎の赤ちゃんにせっせとミルクと餌を与えてきたような行為に見えます。 虎はやがて大きくなり 飼い主を食い殺そうとしています。しかし今だ多くの日本人は育ててきた虎がそんなことしないだろうと考えている」
大変な隣人が隣にいる事をすべての日本人が理解して隙を見せずに対応し