百田尚樹のレビュー一覧

  • 海賊とよばれた男(上)

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    映画では割愛されるそれぞれの心情や社会情勢の流れもわかりやすく書かれてるから読みやすい。
    元々が小説家じゃなくて放送作家からだからか、文の表現が直線的でさっと頭に入ってくる

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    2026年05月16日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    文章がコミカルで読みやすかった。
    ウシガエルに侵入されたときの元老院の喋る内容が面白かった。
    内容はよくできてて面白かったけど、韓国や中国の人に対して失礼すぎる内容だとおもった。でも、こういう韓国や中国の人たちを嫌うような考え方の人も本当にいるのかもしれないと思うと面白いなと思った。
    自分の知識ではこの本に書いてある内容のどの部分が正しくてどの部分が間違っているのかは判断できない。
    自分がこの本に登場するとしたら何も考えないで遊んで暮らしてて、いざ攻められたときは戦っても犠牲者が増えるだけだから戦わないでいいのではッて言ってるカエルかなと思った。。

    あとがきを読んで、公明党が連立政権から抜けて、自民が維新と組んだ理由が分かった気がする。憲法改正が絡んでたのか。まあ、公明党という怪しげな政党が与党から抜けたのはよかったのかなと思う。

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    2026年05月16日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    最近の出光丸のニュースに対して、「海賊と呼ばれた男」とコメントしてる人がちらほらいて、知りたい!と思ったので手に取ってみました。

    どこまで脚色かわからないですが、最近あまりない気概のある男が描かれていて読んでいて胸が熱くなりました。
    国岡商店のルールの中では、現代の価値観とそぐわないものもあり難しいだろうなと思うとこはあっても、長いものに巻かれない、お金に流されないところなど現代でも大事にすべき価値観が重要視されていて、心地良かったです。

    特にいいなと思ったのは、宇佐美幸吉の父親です。
    恩返しをしろ!と檄を飛ばしたのが良い。
    最近の親は甘いので、甘ったれた子供が量産され、それが歳を重ねても仁義もへったくれもなく私欲のためにしか動かない(ブーメランです、自分も含まれてます)。
    きちんと子供に叱れて、筋の通ったことが言えるだけで立派だ〜と感心してしまいました。

    今の親も子供も、その人たちだけが悪いとは思えません。国岡みたいについていきたかったり、信用できる人がいないからなあなあになってしまうのかなと思います。
    さらに資本主義の加速でずる賢い方法で稼ぐ人が多くて、真面目に働くのが馬鹿らしいっていうのは仕方ない思いかなと思います。

    国岡が、品薄になっても金額を上げないやり方は清々しいけれど現代では絶対安く仕入れて高く売るヤーみたいな人が現れるだろうし、仲介業者が入って懲らしめることができないだろうなと。

    発展したかに見えて、権力のある人が居座り続けやすくなり、ずる賢い人が罰せられない世の中になっているのがなんだかなあ。
    国岡や、国岡を支持した従業員、銀行、周りの人たちみたいな気概ある人の意見がきちんと通らなくて、やりづらい世の中になってしまっている。
    むしろ、それらを煩わしく思う人たちが裏でてぐすね引いてるのかもしれないけど、大半の人は何も考えずに権力にペコペコしてしまった結果な気がする。
    中抜き業者とか、謎に人数が膨れ上がって許可取るのに大変でスピード感がないとか、今でもそうだし…。
    これから世界がどうなっていくのか不安だ。

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    2026年05月13日
  • 禁断の中国史

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    読み物として非常に面白い
    2〜3時間で読めました。

    王朝が変わるごとに変わる中国の文化、日本人のイメージとかけ離れた三国志、異様な死刑制度、食人文化etc...

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    2026年05月12日
  • 禁断の中国史

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    日本を愛するが故に隣国をディスるのが癖になってしまっているのか、中国をけちょんけちょんにディスっています。
    このディスり方が容赦なく、とにかく中国人の野蛮さや残酷性を説いています。
    個人的に著者の愛国心は好きですが、ここまで隣国を敵に回さなくてもいいのではとは思います。
    しかし、それでも読むと面白いのが著者の表現力の強さだなと感じました。

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    2026年05月12日
  • ボックス! 下

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    今更スポコンかぁ、と思って、人にお勧めされてもなかなか読む気になれなかったが、題材がたまたまボクシングだっただけであり、爽やかな青春成長ストーリーだった。
    登場人物たちの才能に魅了され、努力する少年の成長に目を見張り、試合の場面では勝利を願い、読後感は爽やか。

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    2026年05月10日
  • 幸福な生活

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    ラストのたった一行のオチでえ?どーゆーこと!?ってなる作品。
    タイトルの「幸福な生活」を主題として、様々な人間模様をシニカルに描いていて、落ちそうな落とし穴がいっぱいあって、最後の最後に見事に落とされる的な感覚。
    中には後味悪かったり若干不快に思える下卑た話もあるけど、人間の本質を突いていて怖い!
    個人的には「ママの魅力」「催眠術」とかコメディタッチの話がクスっと笑えて好みだった。
    一話が20ページ足らずなので短く、寝る前や通勤時間にぴったり。
    最後の一行を先に見てしまわないように注意。

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    2026年05月05日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    一度挫折していたが、まずは上巻を読め終えた。
    やはり信念を貫き、国家の為に戦う男はかっこいい。そう思わされた。歴史についてもさらっと学べて、石油がどれほど国家の生命線を担っているか今起きていることとも重なる部分でもあり今読んでよかった。下巻も読んでいきたい

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    2026年05月05日
  • 幸福な生活

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    サクサクと1話でよめるし、1話1話オチがあって面白かった‼️ 移動時間や待ち時間などに読めるのでオススメ。

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    2026年05月05日
  • 風の中のマリア

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    蜂が主人公の話を初めて読んだ。蜂にも社会があり、そらぞれの役割がある。人間にとって、厄介な存在だが、蜂から見ると人間も厄介な存在。でも、この本を読むと、蜂を見たときにただ嫌だというだけでなく、蜂も生物として懸命に生きていると思えそうだ。

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    2026年05月03日
  • 幸福な生活

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    10年前単行本で既読、あの時とは社会通念も変化しているため今なら何とかハラスメントで問題になるものばかり。でも平成を経験しているので理解できるし、短編として面白く楽しく読めた。あの頃の私たちってもっと一生懸命だったなあと思い出す。今のその年代の人はスマートであっさり生きてるように見える。社長夫人が残したビデオレターが好き。読みやすい文章で短編なので電車内でも読みやすくおすすめ。

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    2026年05月02日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    会社、社員、日本の将来を背負った社長の生き様に感銘を受けた。現代では想像できないような熱い人だった。部下に任せつつ、いざという時は自分で動く。理想の上司像だった。

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    2026年04月26日
  • 幸福な生活

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    百田氏の作品は初めて読んだが、この本は全体的に高水準な掌編集だった。オチの予想がつくものもあったが、作風のレパートリーも多く、飽きさせない。

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    2026年04月23日
  • モンスター

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    ネタバレ

    全体的にテンポがいい。
    特に整形をして綺麗になっていく過程を読んでいて全く苦にならなかった。
    最後のエピローグ、色々捉え方がありそう。
    主人公は痛い死に方をしておきながら顔が全く苦しそうではなかったから、満たされたと思われるかもしれない。けれど主人公がずっと好きだった人は、死に際に立ち会っていないかのように偽装した。おそらく一緒にいたことをバレたくないと思ったのだろう(_・ω・)_不倫。終盤にかけて体調が悪くなり、殺されるほど愛されたいという願望を持っていた主人公。一生消えることのないスタンプを押したい。けど最終的には押させることができなかった。
    結局は報われなかったのではないでしょうか。

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    2026年04月15日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    ネタバレ

    国岡鐡造の生涯を描いた小説。事実を元にしたというのが本当にすごい。
    自分の信念を貫いて、日本のため、社員のため、家族のためにどんな大きな敵でも戦う姿がかっこいいし、非常に感銘を受けた。
    今イラン情勢が大変なことになっているけれど、そもそもなぜ起こったのか、イランの歴史も含めて理解できたから今読めてよかった。
    満州事変、太平洋戦争なども出来事としては理解しているつもりだったが、その背景や原因、当時の日本の様子が分かりやすく描かれてており勉強になった。
    とにかく鐡造かっこよすぎて胸熱

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    2026年04月09日
  • 風の中のマリア

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    読み始めてオオスズメバチってなんだよ、読めないかも。虫嫌い。って思ったんだけど。。すごい話だった!!蜂について詳しくなった気がする笑。弱肉強食の虫の世界。ワーカーの務め。メスだけの王国の秘密。なぜ女王蜂だけが卵を産むのか。ミツバチの敵を攻撃するやり方もびっくりだった。

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    2026年04月06日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    ホルムズ海峡閉鎖による、世界各国の原油、石油危機の今、日照丸事件を扱ったこの作品を手に取ってみた。事実を元にしたフィクションではあるが、敗戦後の日本の先人たちが如何に苦労をして戦後復興を成し遂げたか熱く紡がれている。石油と歴史の因果を感じながら読めました。

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    2026年04月03日
  • 偽善者たちへ(新潮新書)

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    「いつもの彼」です。
    このおっさんの本を読むとき必ず思うのは「極端だな」ですが、根本の考え方はすごく共感出来ます。
    隣国をディスり、野党をディスり、メディアをディスり、無知な国民をディスっています。
    何故そんなにもディスるのか。
    答えは明確です。
    著者は天皇を愛し、与党(自民党)を愛し、そして何より日本国を心底愛しているのです。
    それ故に日本に住む我々日本人に「喝」を入れずにはいられないのです。
    自分は右でも左でもありませんが、日本という国が好きですし、子供が3人いますが、彼らが大人になったときために、より良い日本であって欲しいと切に願っています。
    海外生活が長かったということもあり、外側から日本を見た際に、これほど素晴らしい国は他にないと思ったのを覚えています。
    そんな美しい日本を大切にしたいという気持ちが「極端に」伝わってくる一冊です。

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    2026年03月30日
  • 影法師

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    前半は、あまり盛り上がりがない感じだった。
    江戸時代の言葉遣いに馴染みなく、すっと入ってこない感じだったが、物語が後半に行くにつれて、面白くなった。
    緊迫する斬り合いのシーンとか、彦四郎の真実が分かっていくところが非常に面白く感じた

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    2026年03月24日
  • 日本保守党 日本を豊かに、強く。

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    私の感想として。

    冒頭で百田尚樹は、現在の国会には歴史を深く理解している人物がいないのではないかと問題提起する。日本を良くしたいという言葉は繰り返される一方で、この三十年、日本は長い停滞から完全に抜け出せずにいる。その現実を前に、「何が誤っていたのか」「どうすればこの国の未来を照らすことができるのか」という問いが、本書全体を貫いているように感じられた。

    本書の特徴は、単なる政策論にとどまらず、日本という国の成り立ちと精神性にまで踏み込んでいる点にある。百田氏が歴史上の人物や先人たちを語る場面には、不思議と読者自身の誇りを喚起する力がある。日本人は古来より、精神的価値や共同体意識を重んじ、先人の叡智を受け継ぎながら、皇室という存在を守り続けてきた。その積み重ねこそが、日本という国の輪郭を形作ってきたのだという認識が、随所に示されている。

    とりわけ印象的なのは、「愛国」という言葉の捉え直しである。百田氏によれば、この語は千年以上の歴史を持ち、本来は自国の歴史や文化を尊び、大切に思う自然な感情を指すものだという。現代においてはしばしば誤解や先入観を伴って語られるこの言葉が、本書ではより根源的な意味に立ち返って提示されている点は示唆的であった。

    また、現在の日本が直面している現実にも言及される。対外的には依然として豊かな国に見える一方で、実質GDPの伸びは鈍く、食料や資源の多くを海外に依存している構造的な課題を抱えている。かつての日本は幾多の災害や困難を乗り越え、そのたびに復興を遂げてきたが、現代においてはそうした国民的な結束や当事者意識が希薄になっているのではないか、という問題意識が提示されているように思われる。

    そして個人的に強く心を打たれたのは、百田氏自身の在り方である。本書の執筆以前、氏は癌の告知を受けていたという。七十歳を目前にしたその現実は、決して軽いものではない。それにもかかわらず筆を執り続けた背景には、単なる責任感では言い尽くせない、内側から突き上げるような衝動があったのではないか。

    その姿は、吉田松陰の辞世の句「かくすれば かくなるものと しりながら やむにやまれぬ 大和魂」
    を想起させる。結果を理解しながらも、それでもなお行動せずにはいられない。その切実さが、百田氏の言葉に独特の重みを与えているように感じられた。

    最終的に本書が読者へ突きつけるのは、極めて単純でありながら重い問いである。すなわち、この国の未来を形作るのは誰なのか、という問いだ。政治家を選ぶのは国民であり、その選択が国家の方向を決定づける。だからこそ私たちは、メディアや一時的な空気に流されるのではなく、自らの意思と責任において政治と向き合わなければならない。

    本書は、単なる政治的主張の書ではない。
    それは、日本という国をどのように捉え、これからをどう生きるのかを、静かに、しかし確かに問いかけてくる一冊である。

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    2026年03月16日