百田尚樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
上巻の感想に「最早ボクシングはマイナーなスポーツになってしまった」と書いたけれど、その昔、間違いなくボクシングが時代とともに呼吸をしてた時代があったよね。
ファイティング原田vsエデル・ジョフレ、沼田義明vs小林弘あるいはラウル・ロハス、大場政夫vsチャチャイ・チオノイ、輪島功一vs柳済斗など今も記憶に残る死闘の数々。
具志堅用高あたりを境に日本が豊かになるのと歩調を合わせ拳一本で世界を駆け上がるハングリーな闘いはTVのゴールデンタイムから遠ざかったけど、それでもボクシングの魅力が無くなった訳ではない。
さて下巻。そして、ここには上記の名勝負も斯くやと思わす熱い闘いがあった。
成長、挫折、更な -
Posted by ブクログ
【書名と著者】
偽善者たちへ
百田尚樹
【目的】
百田尚樹の本を読むキャンペーンの一環。時事ネタエッセイ集、6年前。
かつてといま、世の中はどう良くなったり悪くなったりしてるのだろうと気になり読みたくなった。
【読後感】
もしかしたら、百田尚樹氏は自分の書いた文章からも着想を得ているのかも?野良犬の値段の核心に触れる話題が出たり、平和を唱える偽善者たちがカエルの楽園につながってたりする気がした。
【印象に残ったポイント】
・偏った報道を続けるメディア
良くも悪くも変化しない。テレビも新聞も、これらの購読層や視聴者層とともに緩やかに廃れている。
自浄作用はあるのだろうか。まぁ見なければいい