あらすじ
アホでおちゃらけだが天才的ボクシングセンスを持つ鏑矢義平。
彼の所属する恵比寿高校ボクシング部に
幼なじみでいじめられっ子だった木樽優紀が入部した。
特進コースで成績トップクラスの木樽の入部は周囲を驚かせる。
木樽には強くなりたい理由があった。
大阪の下町を舞台に二人の少年の成長と挫折を感動的に画き出し
全国の読者を感動の渦に巻き込んだ傑作青春小説、待望の電子書籍化!!
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匿名
とても面白かったです。
ボクシングに詳しくなくても内容がスッと入ってきました。登場人物の姿も目の前に浮かんでくるみたいに、それぞれの個性がちゃんと表現されていて楽しかったです。早く次が読みたいです!
Posted by ブクログ
ボクシングについてほとんど何も知らない状態から読み始めましたが、のめり込みました。
初心者がボクシング部に入る場面でとても丁寧に説明されていたので、試合展開もイメージしやすかったです。
下巻が楽しみすぎます。
Posted by ブクログ
プロは注目度が高い一方、あまり話題にならないアマチュアボクシングの世界が面白く描かれている
ところどころ昔よんだあしたのジョーを思い出した
特に、優紀がどんどん上手くなっていくところは、青山くんを思い出した
今後、カブの稲村との戦いやユウキがどこまで強くなるか等等、下巻はどうなっていくのかさらに楽しみ
Posted by ブクログ
本が帯電しているのか、と思った。
頁を開くその指先から、
ビリビリと体中を駆け巡る、
何か電流のような刺激につい、ビックリしちゃって。
物語のどまんなかにて
風のごとく自由奔放に飛び回っているのが、
アホだけど
天才的なボクシングセンスを持ってる
鏑矢義平。(カブちゃん)
彼が、すべての生ぬるきものに
ガツンとくわせるアッパーカットが、
とにかく
もう、もう、最高に爽快っ!
そんな彼の一挙一動が、
周囲の人と読者に与える余波は、
決して小さくありません。
ボクシングの知識は全く無かったし、
たいして興味があったわけでもないけど、
自分の好きなものの事を語る人の熱い魂は強く伝わる。
百田さんか、もしくはカブちゃんから伝わった
ボクシング魂は、
めっちゃ熱くて、心地よいものだった。
知識もどんどん頭にはいってきて、
一度試合を生で見たくなってしまった。
Posted by ブクログ
高校ボクシング部を舞台に、挫折や苦難を乗り越え成長していく青春小説。ボクシングの詳しいルールを知らなくても、試合の様子が想像できる筆致で夢中になって読みました。高校生からあふれるボクシングにかける情熱に感動しました(o^^o)
Posted by ブクログ
すごく面白かったです!ボクシングのことがよく分からない私でもよく分かったし、読んでいるだけで頭の中にかなり具体的なイメージが湧きました。
ラストも感動的。映画化もされているようなので、映画のほうも期待大です。読む価値アリです!
Posted by ブクログ
一晩で一気に読んだ。本に読まされているような錯覚に陥るくらい入り込んでしまった。
早く続きが読みたくてしょうがない。
こういう本に出会うと嬉しくてたまらない。もっと本が好きになる
Posted by ブクログ
ただの高校生の青春小説ではない。
今までに読んだことのないストーリー。ページを捲るのが待ちきれない面白味があります。
途中で出てくるScienceの由来も勉強になる。James John Corbettの話はイチオシです◎
Posted by ブクログ
やられた。不覚にも涙が流れた。幾つもの場面で打たれて、涙が出た。すべてが終わったとき、自然と自分の顔が笑みを湛えているのに気づいた。やられた。
Posted by ブクログ
最高。ひねりはないけど、その分読みやすくて良し。何よりアマチュアボクシングの知識をまんべんなく取り入れているので、背景がわかりやすい。
Posted by ブクログ
百田尚樹 著「ボックス(上)」を読みました。
アホでおちゃらけだが天才的ボクシングセンスを持つ鏑矢と成績優秀でボクシング初心者の木樽の二人は幼なじみ。大阪の下町を舞台に二人の少年の成長と挫折を描いた青春小説。上巻は、いじめられっこだった木樽が圧倒的に強い鏑矢にあこがれてボクシングを始め、彼らを取り巻く先生や友人たちに支えられながら、徐々にボクシングの強さに目覚めていくさまが描かれている。
ボクシングを描いた作品はたくさんあると思いますが、高校のボクシング部を舞台にした作品は、とても新鮮な感じがしました。
高校の部活動としては特殊なスポーツの中で、個性的な登場人物たちが青春をかけて汗を流す様子は、自分にもあったであろう瑞々しい若さを懐かしく思い起こさせるようでした。
中でも対照的な二人の主人公たちがこの後どのような結末を迎えるのか、下巻の展開がとても楽しみです。
Posted by ブクログ
天才も秀才もどちらもめちゃめちゃカッコよく描かれていて、アマチュアボクシングの面白さもスムーズに読み取ることができた。読みはじめから、いきなり世界に引き込まれ、まったく読者を休憩させることのないまま下巻へと読み進めることができた。
Posted by ブクログ
漫画のスラムダンクを読んでいるみたいな感じ。
とっても爽快感、スピード感があって楽しいです。ボクシングの知らない人でも分かるように書かれていて、楽しく読めます!
Posted by ブクログ
「左ジャブと右ストレートだけ」実際にこれを練習するのは難しくないのだろうけど、ひたすらこれ“だけ”を練習し続けるは相当な根気が必要だと思う。
私だったら内緒で他のこと手出しちゃうだろうな。
ついに左フックを手に入れたゆうきと天才カブちゃんの活躍が気になる。早く下巻も読もう
やや陳腐ではあるが
ストーリーの流れや登場人物の造形そして色々なエピソードがあまり意外性がなく想定の範囲内で、それでもみなさん随分元気よく踊っている。文章は大変読みやすく、勢いがあるが、次の展開が読めてしまうような前フリが所々にありやや興ざめ。
Posted by ブクログ
永遠のゼロ」を薦めてくれた友人が貸してくれたので。お〜〜読み易い!!導入から掴まれます。「ゼロ」のゼロ戦の戦闘シーンでもそうだったが、ボクシングの格闘シーンは動きがあって臨場感に溢れてます!ボクシングの奥深さに接することが出来ました♪さて、下巻へ前のめり〜〜!!
Posted by ブクログ
鏑矢は天才で自由奔放!
一方、木樽は愚直なまでに真面目!
二人の友情、鏑矢の活躍、木樽の成長!
そしてボクシングクラブの部員と先生達の青春物語です。
ボクシングのルール(アマチュア)や階級、パンチの説明などがワザとらしくなく、かつ解りやすかった!
上巻の表紙は鏑矢くんですよね?
Posted by ブクログ
これまでの人生、ボクシングには全く関心がなかったのに、これを読むと、ボクシングというスポーツがどういうものか勉強になった。
ボクシングなんて、腕力が強くてすばしこい者が勝つと思っていたけど、大間違い。
Posted by ブクログ
のめり込みました。今まで読んだ百田作品は実在の人物をモデルにしていたので、誰の話だろうとワクワク想像してしまいました。稲村と鏑矢の戦いも力石徹と矢吹ジョーの戦いみたいで目が離せませんね。下巻が楽しみ。
Posted by ブクログ
ボクシング好きだから、細かい描写とかも臨場感として感じられるし、それによって現出される躍動感も好きだけど、そうじゃない人も同じく楽しめるのか?ってのはちょっと疑問。まだ前半だけど、一通り主要人物も出てきた感じで、これから人人間の交流とかもうまいこと描かれたりしそうで、本作者の本領発揮か?ってところ。これから後半にかけての盛り上がりに期待大です。
Posted by ブクログ
単純に、読んでいてどきどきする。
風が強くを読んだときは、『あ”~っ!!!』って叫びたくなるけど
ボックスだと『うお~!!』ってなる。
下巻も楽しみ楽しみ。
Posted by ブクログ
ボクシングのストーリーものは、漫画がほとんどで
初めて本で読みました。
ちょっと弱い人間が、力をつけていくことにより
肉体的にも精神的にも成長していく。
もうひとり、天声の才能をもちながらある理由により
チャンプになれない。
人は、変われるし成長していく
自分を知り自分を好きになり人生を楽しめればそれでよしです。
Posted by ブクログ
百田尚樹のボクシング小説。高校生の天才ボクサーの鏑矢と、鏑矢に憧れてボクシングを始めた幼なじみの優等生木樽の二人の成長を描くストーリー。
ボクシングについてしっかりと取材をされていることが文章からも伝わってくる内容で、木樽が努力を重ねてボクサーになっていく過程には引き込まれていきました。
下巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
大阪のある高校生。ボクシング部を舞台に爽やかな話。ボクシングはあまり目にしたことがないが、イメージが変わった。
また大阪のあちこちの地名が出てくるため日頃街並みをながめながら読みたくなる。下巻にも期待。
Posted by ブクログ
「永遠のゼロ」で衝撃を受けて、
興奮冷めやらぬうちに読破した「ボックス!」
「永遠のゼロ」とは全く違う話(笑)
この作家さんは同じテーマでは二度と書かない、
、というルールがあるらしい(笑)
でも、テーマが違っても読者をひきつける話の展開、
生き生きした登場人物、そして文章が素晴らしい。
続きは下巻へ。
Posted by ブクログ
面白かった。映画公開で本作を知ったのだが、原作があの探偵ナイトスクープの構成作家でもある百田はんだったので、是非読んでみたいと思ってました。
読んだ感想は、面白い。ストーリーは、強い友達に憧れる頭良いが、身体の弱い少年が、不純な動機(?!)でボクシングを始めて愚直なまでにまじめに練習を重ねていき、強くなっていくという物語。
ただ、色んな人物目線でストーリーが展開するし、読んでいてもあきさせない所はさすがでした。
Posted by ブクログ
今宵、長谷川と粟生が二人とも勝ってともに2階級制覇という快挙となったけれど、どれ位の人が見てたんだろうねぇ。
最早ボクシングはマイナーなスポーツになってしまったけれど、この本、そういうボクシングの、しかもアマチュア=高校生の世界を描いて、いや、これは楽しい。
傍若無人な天才児・鏑矢、進学コースの努力家・木樽という二人の少年を軸に、一階級上のライバル、敏腕トレーナー、見守る女性たちってなると、これは全く「あしたのジョー」みたいだけど、高校1年の彼らの成長に合わせ大会を追いながら、才能と努力、勝利と敗北、歓喜と悔恨、友とライバルって要素を鏤め、青春スポーツ物の王道の進め方。
舞台も大阪とあってベタな話なんだけど、監督が素人の女教師に聞かせる話を通じて知るボクシングの怖さ特殊さや、積み重なる練習と試合シーンの精緻な描写が物語の世界を膨らます。
いまだ恐れを知らない鏑矢と強くなっても恐怖心を取り除けない木樽。さて、二人の少年に栄光はふり注ぐか。サクサクと下巻へ。