あらすじ
ボクシング部で憧れの鏑矢の背中を追って地道な努力を続ける木樽。
周囲も驚く成長にともない鏑矢との関係には微妙な変化が忍び寄る。
最後に勝つのは誰なのか!?
女性教師・耀子、マネージャー・丸野、監督・沢木、
孤高のライバル・稲村、個性的な部員たち他、
多彩な人々との出会いを背景に
少年たちの友情を感動的に描き出したスポーツ小説の金字塔!
本当の強さとは何か!?
感情タグBEST3
匿名
すごい迫力があり、続きが気になり読む手がとまらなかった。何度も涙が出たし感動しました。こんなにも素敵な本に出会えた事が嬉しくて、この先も何度も読み返す本になると思います。物語の出だしも終わりも素敵でした。ボクシング部最高です!
Posted by ブクログ
いやぁ、ストーリーがどんなラストを迎えるのか、期待しながら引き込まれる小説でした
カブに惹かれるヨーコ、やはりジョーを思い起こす
個人的には、木樽を応援してたけど…
迫力いっぱい
ボクシングを題材とした小説には迫力あるものが多いが、この作品の迫力もなかなかのものである。特に高校ボクシングを題材としただけあって、アマチュアボクシング特有の規則の解説がとても興味深い。単なる学生スポーツと言えない怖さがよく分かる。ストーリーとしてはややお約束どおり という展開が多いが、逆にその分 引っかかりがなくどんどん読みすすめることができ、迫力が増してくる。
Posted by ブクログ
「才能というやつは目に見えるもんやないから、誰にどんな才能が潜んでいるのか分かりません。テレビでタイガーウッズを観てすごいなあと言うてるオヤジの中には、きっとウッズ以上の才能を持っている奴がいるはずです。」
「才能のある子は努力の喜びを知らない子が多いのよ。出来ないことが出来るようになる喜びを知らない」
Posted by ブクログ
上下巻、颯爽と吹き抜ける風のようにあっという間に読みきります。
もっともっと物語が続けば良いのにと思ってしまいます。
そして、どっちが勝つの?どっち?
という展開で、手に汗握るような緊迫としていて、混ぜ物なしの青春ストーリーです。
下巻の表紙は木樽君ですよね?
Posted by ブクログ
青春!!ですね!
読み終わりのさっぱり感がいいです。
登場人物の性格が好きですね。
最初はボクシングとか興味ないし、
友達に勧められたから読んでみたけど
読み出したらとまらない。
ボクシングの見方が変わりました。
読む価値あります!
Posted by ブクログ
上巻では
遥か遠くにあった暗雲が、
下巻の空をすっぽりと覆いつくしてしまった。
激しく降り続ける雨に本がびしょ濡れ。
濡れているのは
本なのか?
それとも
誰かが泣いてでもいるのだろうか。
どうか上がって欲しい!
と、強く願いながら見守り続けた。
雨も。
そして、
リングから降りてしまったカブちゃんも。
Posted by ブクログ
いやあ〜、面白かったです。天才鏑矢はまさに矢吹ジョーですね。燿子先生も、白木葉子を妖艶にした感じで最高です。そしてエピローグが爽やかで良い。素晴らしいエンターテイメント小説でした。
Posted by ブクログ
高校生ボクサーのストーリー。
ボクシングの知識は0の私でも、楽しく読む事が出来ました。
ちょっとスラムダンクとかに近い感じです。
努力天才ユウキがこれからどのように成長していくか楽しみです。
Posted by ブクログ
すごく面白くて一気に読んでしまった。感動と興奮の連続!マネージャーのくだりは、ちょっと泣いてまう…
百田さん、めっちゃボクシング好きやな〜と改めて思った。いやあ、これは良いわ。
Posted by ブクログ
上巻はそれほど興奮しなかったが、後半になるに連れて面白くなった。最後が駆け足になったような気がするが、十分楽しめて、感動した。ボクシングを観たくなった。大阪が舞台ということもあり、淀川の河川敷など馴染みのある光景もあった。一番驚いたのは、祝辞に書かれた方のお父さんが勤め先におられたことだ。
Posted by ブクログ
ただの高校生の青春小説ではない。
今までに読んだことのないストーリー。ページを捲るのが待ちきれない面白味があります。
途中で出てくるScienceの由来も勉強になる。James John Corbettの話はイチオシです◎
Posted by ブクログ
スラムダンクを読んでいた時のようなワクワクさ、楽しさ、感動があります。
スピード感もあり、一気によみました。最後のエピローグがとっても好きです!!
Posted by ブクログ
いやぁ感動しました!!
失意の天才がどん底から這い上がる様子は、読んでかなり奮い立ちました。
「本当の才能とは、努力する才能だ」という言葉、素晴らしい!
カブちゃんとユウちゃんの固い絆にジーンとくる場面がたくさんありました!
最後まで読んだ後、最初のシーンを読み返したとき、
「ユウちゃん本当に強くなったよなぁ」としみじみ感じました。
あまりに面白過ぎて即映画版も見ましたが、こちらも十分面白かったです!
Posted by ブクログ
上巻の感想に「最早ボクシングはマイナーなスポーツになってしまった」と書いたけれど、その昔、間違いなくボクシングが時代とともに呼吸をしてた時代があったよね。
ファイティング原田vsエデル・ジョフレ、沼田義明vs小林弘あるいはラウル・ロハス、大場政夫vsチャチャイ・チオノイ、輪島功一vs柳済斗など今も記憶に残る死闘の数々。
具志堅用高あたりを境に日本が豊かになるのと歩調を合わせ拳一本で世界を駆け上がるハングリーな闘いはTVのゴールデンタイムから遠ざかったけど、それでもボクシングの魅力が無くなった訳ではない。
さて下巻。そして、ここには上記の名勝負も斯くやと思わす熱い闘いがあった。
成長、挫折、更なる挑戦。努力を積み重ね秘められた能力を顕わにする木樽も凄いが、天才が死力を尽くしてこそ到達する高みへ駆ける鏑矢、もっと凄い。
終盤描かれる国体予選のvs鍵谷、vs稲村は鬼神が如く凄惨壮絶戦慄鮮烈のファイト、大興奮!終章の短い後日譚が然もありなんと思わせ微笑ましく清々しい。
Posted by ブクログ
面白かった。
さながら少年漫画のような熱さ、もはや夢中で読まざるを得なかった。
次の展開が予測出来たりする一面もあるが、これはそれでいい気がする。
泣きはしなかったけど、泣ける。
努力って凄いんやなぁ。
いや、そうは言ってもユウちゃん強くなりすぎじゃね?
DONDAKE----!!!
僕も毎日コツコツ練習しようという意欲を後押ししてくれる必殺の一冊。
あ、二冊。
Posted by ブクログ
才能、そうだよね、、、、
世の中にはすごい才能があるのに気付かず暮らしている人たちってたくさんいるだろうな。この感想を書いてる私ももしかしたらすごい才能を持ってるけど残念ながらその鉱脈を掘り当ててないのかも。
木樽と鏑矢、大人になっても海を隔てていたとしても変わらず親友で戦友で居続けているといいな。願うまでもなくそうなんだろうな。
エピローグのさっぱりさ、これでよかった。
語り継がれるようになった木樽の活躍が気になるけど、惜しくも現役を引退した鏑矢のことも気になるけど、でも読者に想像の余韻を残してこれでよかった。
Posted by ブクログ
行き着くところはある程度予測出来るのだけど、鏑矢や木樽の成長の過程が見たくて読ませられてしまいます。そして、予想と違った最後、ウマいな〜。本心で言えば、稲村との死闘のあとを端折らないで、木樽の活躍を詳細に見たかったけど...そうすると鏑矢の失意をも目にしなきゃならないんだよね...やはり百田さん、上手いってことですね。
Posted by ブクログ
友情や愛、それにボクシングに注ぐ青春。
かっこいいなぁとか研ぎ澄まされる世界で、ボクシングの世界に魅了される。
男はストイックな方がいいと思うのは男の男の考えで同じ考えにさせられる。
Posted by ブクログ
ボクシングって、テレビでしか見たことないけど、ただの殴り合いだし、顔が腫れ上がって血も出るし、やる方も見る方も何が楽しいの?って感じでした。
この本は、私のその感情を綺麗に取っ払ってくれました。
とてもすがすがしく、気持ちのいい読後感です。
ストーリーはいい意味で予想を裏切られ、登場人物みんなに感情移入してしまい、うずうずしながら読みました。
ひとこと、最後の10年後のエピローグがイイ!装丁がスキ!
Posted by ブクログ
ボクシングについては全然知識がなかったが、十分楽しむことができた。
木樽と鏑矢の友情は本当にこんなにすんなり行くの?と思ってしまうくらい強いものだが、それがまたいい。
残念なのは誤字・脱字・言い回しの違和感。
他の出版社からの百田尚樹作品ではそんなこと無いのに。
これは太田出版に原因があるのでは?
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ボクシング部で憧れの鏑矢の背中を追って地道な努力を続ける木樽。周囲も驚く成長にともないかぶら屋との関係には微妙な変化が忍び寄る。最後に勝つのは誰なのか!? 女性教師・燿子、マネージャー・丸野、監督・沢木、孤高のライバル・稲村、個性的な部員たち他、多彩な人々との出会いを背景に少年たちの友情を感動的に書き出したスポーツ青春小説の金字塔! 本当の強さとは何か!?
Posted by ブクログ
アマチュアボクシングを取り上げた小説の下巻。
下巻でもボクシングの新たな解説があり、勉強になった。
他のボクシングを題材にした作品のように、現実は皆がプロでチャンピオンになるわけではない。高校卒業後のことも、現実的な内容であった。
上下巻を読んでとてもさわやかな気分になれた。
Posted by ブクログ
後半は流石に読ませる。個人的に努力(修行)→勝利の王道バトル展開が大好きなのでラストは超テンション上がった。ただキャラ造形といいストーリー展開といい、ピンポンに酷似!いいのかこれ、パクリといわれてもしょうがないレベルじゃないかと。ピンポン大好きなので、楽しかったけど。
Posted by ブクログ
登場人物のキャラ設定が定まって、いよいよそれぞれのゴールに向かって突き進んでいく内容の下巻。やっぱりというか、マネージャーの死とかも絡んできて、お涙頂戴的な場面とかも盛り込みつつ、それを契機に一段とパワーアップしていく男たちの闘いの描写も熱い。試合の組み方とか順序もよかったし、最後にいけばいくほど結果も読めず、ハラハラさせられる展開も素敵。満点!と言いたいところではあるんだけど、なんか引っかかるなぁ?と思いながら読んでて、途中でふと気付きました。この作者はいくつも読んでるけど、文体があまり好きじゃないのでした。『~した』、『~であった』を繰り返しながら綴られる文章が、ひたすら出来事を羅列してる感じがしてしまうからだと思われます。でも内容が良いから、読み進んでるうちに気にならなくはなってくるんだけど。
Posted by ブクログ
2018.10.2
続きが読みたくて読みたくて二日で読んだ。
お陰で寝不足だ。
後半とかイヤになるほどベタだったけど
2人の少年の魅力とひたむきな努力、
小説で読む大阪弁の心地よさが気持ちよかった!
高校生が必死に努力している姿を想像して泣きそうになった。年取ったな〜
Posted by ブクログ
ボクシングって苦手で、あまり気乗りしないまま読み始めたが、面白かった。ルールもわかりやすく説明されているし、試合描写は迫力があり、あたかも、リングサイドで応援しているかのような感覚に陥る。
【2014.06】
Posted by ブクログ
鏑矢・木樽それぞれが、ボクシングを通して精神的に成長していく姿が心地よかった☆ 最後のエピローグがなけれら…2人の選手ののちを想像できる楽しみがあったのに…と思って☆3つ。