百田尚樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
はい!続編です!
私たちが生まれて初めて経験した、不要不急な外出はやめてねって言われて外出を半強制的制限された『コロナ禍』のオハナシ。
もちろん、カエルの世界のお話でございます。
カエルさん達は動き回ることを制限され、虫を獲ることができず痩せさらばえていき、病で死ぬのか、飢えて死ぬのか、を迫られます。
私は飲食店で働いているわけではないですが、
当時はニュースでよく取り上げられてましたね。
100%こうしたらというものはないかもですが、
上に立つ人の強い信念、他責ではなく自責として進められるかが、面白可笑しく描かれていました。
もちろん政治的思想や想いはこめられていますが
ファンタジ -
Posted by ブクログ
百田尚樹『禁断の中国史』は、中国4000年の歴史に横たわるタブーや衝撃的な事実を暴き出す“挑戦的な歴史読み物”です。残酷な刑罰、宦官の陰謀、纏足といった事例はもちろんですが、特に衝撃的だったのは食人が「仕方なく」ではなく、文化として成り立っていたという記述でした。生存のための一時的な行為ではなく、社会の中で一定の意味や価値を持って行われていたという事実は、現代の感覚からすると恐ろしく、同時に人間文化の多様性を考えさせられます。
しかし著者の語り口は軽妙で、重くグロテスクな題材をスラスラと読ませてしまう不思議な力があります。中国史の裏側を覗くことで、国家の成り立ちや人間の営みを新たな角度から捉 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本史の本をいくつか読んでいて、どうも中国の事が気になったことと、百田さんの本を読んでみたいな、というなんとなくで読んでみた。
とにかく恐ろしすぎる。読んでいて反吐が出るような話がゴロゴロでてくる。でも作者が軽妙な語り口で書いてくれたお陰で何とか全て読み終えた。
中国人の感覚って何か変わってるよなーとか、三國志やキングダムを読んでいて、中国ってこんなに凄い人がたくさんいたんだ!なんて熱い国だ!と思うのに、私の知っている中国は何か違う、、、社会主義だからこうなっちゃったの、、??と思っていたが、、
それに対して答えをくれた本といえる。
そもそも命の重さが全然違う。命もただの道具の一つに過ぎな