百田尚樹のレビュー一覧

  • モンスター

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    あまりに極端なルッキズムだけど、
    エンタメとして面白くて一気に読めた笑
    整形して美人になってからのストーリーは爽快

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    2026年07月24日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    ペリーが日本に来た理由


    へーそんな理由だったんだ、ということが山ほど記された歴史書のような本

    読み切れるか不安になるような走り
    これは自分の財産になる本だと思い、上をようやく読み切った
    知見が広がる感覚が面白い

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    2026年08月19日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    現代のビジネスパーソンこそ、読む内容だと感じた。
    「黄金の奴隷たるなかれ」金のために働かずに、日本のため、大きな目的のために働く姿勢が、戦後の昭和の古臭さはあるものの、忘れてはいけない価値観だと思った。武士道が日本の心にあったように、現代の心には何があるのだろうと考えさせられた。推し活やタイパ思考が流行っているので、自身の興味への投資は強く、ワーク軽視ライフ重視の世の中になっていると思った。

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    2026年07月16日
  • 永遠の0

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    孫が実の祖父・宮部久蔵の戦争中の足跡をたどる物語。空軍の操縦士だった祖父の「生きて帰りたい」という思いは、ただ彼が臆病だからか…。

    戦闘のシーンが目に浮かび、なぜ特攻に若者が行ったのか、などの背景がよくわかり、引き込まれました。
    淡々としながらも、するべきことをして、命を無駄にしない久蔵の姿勢がカッコいい。
    その考え方が理解されないなんて、やはりおかしい、というか、その当時人権の意識が低かったというか、戦争とはそんなももの、と考えるべきか。

    ストーリーは知っていたけれど、やはり最後で泣きそうになりました。でも、百田直樹なんだよね…。

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    2026年07月05日
  • 影法師

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    ネタバレ

    刎頸(ふんけい)の契り…互いのためなら命を捨てても惜しくないほど固い友情や信頼関係を結ぶ、
    という意味らしい。
    竹馬の友との友情ものは大好物。
    でも彦四郎なぜそこまで勘一に尽くせたのか、その根拠となる胸熱ストーリーがほしかった。

    序盤から上士による無礼射ちの話で感情を揺さぶられ、彦四郎に何があったのか気になり、百田尚樹の小説は話への引き込み方がほんとうまいなーと思う。
    でも本作は、上覧試合の試合運びの描写が長かったり、本筋ではない肉付け部分が多めに感じて、意外と単調なところがあった。

    そして単行本の「もう一つの結末」は、いい話だけどせっかくの男の友情で終わったところに水を刺された感じでもやっとした。
    まぁ、彦四郎は勘一とみね2人の幸せを守りたかったってことだよね?と思うようにする。

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    2026年07月05日
  • 幸福な生活

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    最後の一行に毎回驚かされる。
    1話20ページもない短編のため、とても読みやすく、読み返しもしやすい。初めの頃は20ページ足らずしかないのにあと何ページで最後の一行が来るのかページ数だけ見てカウントダウンなんかもしていたが、途中からはそれすらも楽しんでまだ来ないのかとソワソワしながら読み進めていった。
    宮藤官九郎さんのあとがきにもあるように仕掛けられている穴がいくつもあるため、最後の一行に関わってくる穴を予想するのもまたひとつの楽しみだったりする。
    当たった時の快感と外れた時の裏切られた楽しみが癖になる作品でした。

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    2026年06月29日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    政治寓話が特別好きというわけではないが、嫌いではない。
    古典政治寓話はベースの知識量がリクワイアされるとは思うので
    敬遠されがちなのでは?と思わなくもないが、
    表面の物語だけ読んでも、秀逸な作品が多い。
    物語はともかく、個人的には
    政治寓話の挿絵が好きで、書籍を購入する事が多い。
    グランヴィル、ドーミエ、ドレ、テニエルなどの有名作家をはじめ
    それはもうたくさんの画家が存在し、
    マニアも多い界隈なので、特別展覧会なども、それなりに開催されることがある。
    目録や画集も入手する機会があり
    ありがたい。
    超ウルトラ世界的有名タイトルも多い。
    『イソップ物語』『動物農場』『ガリバー旅行記』『蠅の王』
    蝿の王は現在とても気に入ってて、
    オーディオで通勤車内で聞いている。
    日本にも
    竹取とか宇治拾遺とか、鳥獣戯画など今でも
    親しまれている名作が多い。

    というわけで本題の本書、2016年パブリッシュ
    カバーはドレ、これだけでも装丁買いしていい(笑)
    挿絵は筆者の手によるもので、非常に味があって好みである。
    日本の今が描かれる政治寓話
    擬古典、て感じである。
    人間はカエルになっている。
    地名や人種(カエル種)もアナグラムやら
    わかりやすい置き換えになっているので、
    隠されてはいない、とても、ゾワゾワする。
    数百年前の政治寓話を読んでいた当時の人は
    こんな感じのゾワ感を味わったのか、
    社会情勢上、さらに痛快と恐怖、
    想像もつかないレベルの憤りもあったことと思う。
    日本はありがたいことに、
    政治を批判しても公的に罪に問われることはない。
    大陸と比べると、有難いとは思う。
    ただ、偏った報道や、
    社会的なアキュゼーションがえぐい
    最近特にエスカレートしているように感じる。
    報道する自由かなんかしらんが、
    過度の自粛や、
    少数でも声の大きい人をさも”みんな”扱いしたり
    都合の悪い報道をしない自由
    ちゅうのはいただけないねぇ。
    現在、
    ネトで全ての地方紙を網羅できるようになっているので、
    テレビなどの全国ニュースなんかを見ると
    報道の取捨選択がえぐいな、、とバレる。
    テレビしか見ない世代は、、、
    私も普段高齢者を間近で見ることが多いので、
    本書の全ツチガエル採決の怖さを痛切に感じる。
    ということで、
    大陸みたいにディクテイターに弾圧されない報道は良いと思うが
    今の在り方はちょっと違う
    と、思う。

    というのを
    本書では、明文化されていて
    かなり胸がすくと同時に、
    ゾッとする。
    100年後にどう評価されるのか、
    私はもう生きてないので、知る由もないが
    非常に気になる書籍である。

    筆者も”ハンドレッド”として登場する
    P216
    「元老のガルディアンは、今はナパージュのカエル
     ということになっているが、元を辿ればヌマガエルの子孫だ」
    「もちろん、ナパージュを愛してくれているなら、
     ヌマガエルであっても大いに結構だ。
     厄介なのは、ナパージュのことが嫌いでも、
     ナパージュの民になれてしまうことだ」
     ハンドレッドはそういって笑いました。

    P249
    「では、ハンドレッドさんも逃げるのですか?」
    「俺は逃げないよ。ずっとここにいる」
    「食べられるとわかっていて、ここにいるのですか?」
    「ひどい国だが、俺はこの国が好きなんだ。
     それにーここが俺の国だ」
    ハンドレッドはそう言って寂しそうに笑うと、静かに去っていきました。

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    2026年06月26日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    フィクションなのは知ってたけど、日本の外交的なのを意味してることも知ってたので、読み進めていくと考えさせられる内容。ぜひエピローグも読んでほしい

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    2026年06月24日
  • ボックス! 下

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    ものすごいスピード感で物語が進んでいって読み手が止まることがなかった。
    王道のスポーツ作品ではあるが、ボクシングというスポーツの特殊性が細かく描かれていることによって、別の世界観、緊張感を感じることができた。

    また、物語の根幹にずっとある才能と天才の定義について最終的にどう決着をつけるのかも楽しみに最後まで読むことができた。

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    2026年06月21日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    今まさに起きているホルムズ海峡封鎖の話しの背景がここに書かれている。各国の立場を理解できたし、その中での国岡商店がとった行動は日本人として誇らしい。短期的な儲けを求めるでなく、消費者と日本国のために奔走する姿勢には学ぶ事が多くありました。
    出光さんの記念館、美術館に行ってみたくなりました。

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    2026年06月20日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    ネタバレ

    登場人物みなが凄まじい胆力と決断力を持っている。時代が違うので、単純には比べられないけれど、現在、このように人のためを思ってふるまえる人がどれほどいるのだろう。そして世間はそのような行いを許容できるのか。何事も見極めが肝心ですが、それがなかなか難しい。

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    2026年06月16日
  • プリズム

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    オカルト的な話かと思いきや
    多重人格の話、聡子がすぐイライラするところに短気やなーって思ってたが
    最後は結ばれてよかった

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    2026年06月15日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    ネタバレ

    【第10回本屋大賞】
    国岡商店、今の基準で言うとブラック企業。人と人の距離が近かった昭和を感じさせる社風。社交性のない私的には、適度な距離間のある現在が好きですが、人が人に魅了されて「この人のために」ということがあった時代が懐かしくもあり。

    先の大戦の官僚の愚かさと、軍部の狂気に振り回されながらも、鐡造の国を思う情熱に泣けること数回。
    政治に関わる軍人は、特に先の大戦の軍人は、もはや軍人の誇りなどなく、国を守るという本来の職務を放棄していると思わざるを得ない。
    共産主義、資本主義、君主制など国の在り方はいろいろありますが、国家とはそもそも何か、ということを本を読みながら考えました。

    後半。実在の人物をモデルとしている鐡造への国岡商店店員の心酔ぶりが、ちょっとひきました。小説なので、そこはあまり気にしなくてもいいのかな?

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    2026年06月12日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    展開としてはご都合主義というか、
    邪魔されて→何とかして→邪魔されての繰り返しでちょっとテンション下がった。
    ホルムズ海峡への航海も、運任せで怖かった。それで困難くぐりぬけられたのは結果論で、根拠薄くないか?色々と…ともやることもあった。

    でも結局、この本で国岡商店の人たちが貫く男気は、今の世の中になくて、それを持つ人がもっと増え、国や企業の上の方、一般人の中でも声を上げられるといいけど、そんなことはなくてどんどん苦しくなってるからこそ、眩しいほどに輝いていて胸が熱くなった。
    この本で国岡商店の足を引っ張ろうとしていたような人たちとか、国岡商店にある倫理観や道徳のかけらもないような人たちで溢れかえって牛耳られてる世の中だなと思うけど、この本に感動して心震える人がまだまだ日本にはいるとも信じている。
    諦めずに手を取り合って日本を支えていきたいねと思う。

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    2026年06月09日
  • プリズム

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    百田尚樹さんの作品はストーリーが面白いか否かは別としてどの作品でもとても読みやすい印象がある。
    この作品もサラッと読めて良いと思った。

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    2026年06月06日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    2026年9冊目
    2026年4月28日、出光丸ホルムズ海峡通過。
    このニュースを見て手にした。
    幾度となく、胸が熱くなった一冊。

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    2026年06月04日
  • 風の中のマリア

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    人ではなく蜂を主人公にしている。蜂の生態をしっかり取り入れているにも関わらず、全く感情移入できないというわけではなく、読みやすかった。とても面白かった。

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    2026年05月31日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    主人公であるアマガエルのソクラテスは、安息の地を求め仲間のアマガエルと一緒に旅をする中で、ナパージュというツチガエルの楽園に辿り着く。 
    そこでは、「三戒」と「謝りソング」の存在がナパージュを楽園たらしめている。
    平和な日々が続く中、ある日南からウシガエルがナパージュに侵攻しているという噂が。
    撃退するべきだという声も上がる一方で、「三戒」を守るべきだという声も上がり、ナパージュ内では真っ向から意見が対立し、やがて。。。


    寓話的に綴られる本書は、読み進めるとすぐに日本を取り巻く国際情勢や安全保障のあり方を風刺的に描いた物語であることがわかります。

    ・ナパージュ(napaj→japan)
    ・スチームボート(アメリカ)
    ・ウシガエル(中国)
    と代表されるように、各キャラクターはそれぞれ現実世界の国家や思想の象徴として登場し、それぞれの立場や思想を背負いながら物語が展開していきます。
    ブラックユーモアと風刺に満ちた、終始シニカルな空気感が漂ってます。

    このようなお話は個人的に大好物なので、とても楽しめました!
    作者である百田さんも物語に登場していたり、ハンニバル三兄弟もカッコよかったり、キャラクターも良き。

    刊行は10年前ですが、日本を取り巻く国際情勢はその頃から変わることもなく、むしろ世界に目を向けるとロシアとウクライナの戦争、中東での戦争と争いは増すばかり。
    人は繰り返し争ってしまう生き物なのだと、つくづく考えさせられます。

    エンタメとして楽しみつつ、読後には不穏な現実が頭に残る作品でした。

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    2026年05月23日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    現在の世界情勢であるホルムズ海峡の封鎖のニュースとオーバーラップした。
    戦前、戦後の日本で石油を巡って繰り広げられた男達の熱い闘い。読みながらもずっとこの作品はノンフィクション?と思っていたが、後書を読んで納得した。最後まで面白く読めた。

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    2026年05月18日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    当時と時代が違うとはいえど、今の日本に国岡さんみたいなリーダーはいるのだろうか?
    良い意味でも悪い意味でも日本人の良さというものが年々失われつつある気がする。

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    2026年05月17日