百田尚樹のレビュー一覧

  • 禁断の中国史

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    ネタバレ

    日本史の本をいくつか読んでいて、どうも中国の事が気になったことと、百田さんの本を読んでみたいな、というなんとなくで読んでみた。

    とにかく恐ろしすぎる。読んでいて反吐が出るような話がゴロゴロでてくる。でも作者が軽妙な語り口で書いてくれたお陰で何とか全て読み終えた。
    中国人の感覚って何か変わってるよなーとか、三國志やキングダムを読んでいて、中国ってこんなに凄い人がたくさんいたんだ!なんて熱い国だ!と思うのに、私の知っている中国は何か違う、、、社会主義だからこうなっちゃったの、、??と思っていたが、、
    それに対して答えをくれた本といえる。

    そもそも命の重さが全然違う。命もただの道具の一つに過ぎな

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    2025年09月02日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    たしか学生時代に読んだはずなのに、8年越しに再読して雷の落ちるような衝撃を与えてくれた。

    利己的な利益を顧みず常に広い視野、長い未来を見据えて判断できる鉄鏃のような人が
    果たして現代にも存在しているのか不安にもなった。

    とにかくこれがノンフィクションなのだから、本書でいう国岡商店の皆さんには頭が下がる。

    紡いでくれた日本の今を生きる意義を与えてもらった気がする。

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    2025年09月01日
  • 影法師

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    ★★★★☆ラスト20ページくらい?を読むまでは星3だった。歴史小説は知らない言葉がたくさん出てきて、物語に入り込むまでにやや時間がかかり、イメージがわきにくかった。彦四郎の生き方、自分にも十分な才能がありながらひたすら竹馬の友勘一のために尽くす。自分が悪になっても。なぜ?ただ、彦四郎が望んだ生き方だったのだろう。全てを投げ打ってでも成功させたかったのだろう。と思う。胸が熱くなった。

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    2025年08月30日
  • モンスター

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    意味や価値を考えさせられる作品でした。相手の人に求める事と自分が何を求められるのか考えてみようと思いました。、

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    2025年08月24日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    もし国岡商店で働いたら、とても大変だけどやりがいを感じられそうだと感じた。
    石油についてあまり知らなくても問題なく読めた。

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    2025年08月14日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    激アツ。個人的にめちゃくちゃ好み。
    熱量+歴史+経済と、好みの題材詰め込まれてた贅沢パックみたいな作品。

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    2025年08月13日
  • 影法師

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    今風に言えば「推しのために命を賭ける」か。
    江戸時代の価値観だからこそ、この結末になってしまうだろうなと考えさせられる作品。
    本当の意味での究極の推し活だよ。

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    2025年08月12日
  • 海賊とよばれた男(下)

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    石油業界にはこれまで全く興味がなかったこともあり、出光がこんな由来がある特徴的な会社とは全く知らなかった。
    この本ではひたすら英雄的な側面だけを描いているが、そうではない一面もあるだろう。穿った見方かもしれないが、多面的な描写があるともっと人物像に深みが出る気がすした。

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    2025年08月07日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    カエルの話かと思っていましたが、カエルの皮を被った現代日本の話でした。救いようのない状況やどうしようもない先導者。色々と考えさせられました。物語自体はとても読みやすく誰にでもお勧めできる一冊です。

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    2025年08月03日
  • 狂った世界(新潮新書)

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    本の内容としては世の中のおもしろニュースを集めたようなものでした。

    こう言った珍事件を見聞きした際に、自分ならどう感じどう行動するか、をちゃんと考えていきたいと思います。

    今の日本にはとんでもない事件を起こす類か、無害に黙ってスマホと睨めっこしている類か、そればかりになってしまいましたが、そんな人たちばかりでどうやって世の中が良くなっていくのか、ちょっと想像もつきません。

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    2025年07月23日
  • 影法師

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    武士の時代背景と共に様々な状況から築きあげられていく友情を追う。
    人間味のあるストーリー。
    真っすぐで優しい心を持つ著者じゃないと書けないわ!もう一度読みたい。

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    2025年07月22日
  • カエルの楽園2020(新潮文庫)

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    コロナ禍の生活や政治・メディアの様子を思い出しました。
    作者があとがきでふれていた『現代社会をカエルの世界に置き換えることで、見えてくるものがあるのではないか』という言葉になるほどと思いました。
    カエルの楽園の2作を読むと、周りに流されることなく自分の力で情報を得て、考えていかなければならないという気持ちになります。

    そして、相変わらず読みやすい文章と可愛い挿し絵でした!

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    2025年07月15日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    第一次世界大戦、昭和恐慌、226事件、第二次世界大戦と歴史的事件を当時の視点から想像できたのが面白かった。
    第二次世界大戦は石油を争う戦争だったが反対に第一次世界大戦の頃はそれほど石油は認知されていなかったんだなと思うととてつもなく変化の早い時代だし、それが1人の人生に収まっているというのもすごい。
    主人公はすごく美化して描かれているため、どこまでがモデルとなった出光佐三の史実に基づいているのかは気になる。

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    2025年07月10日
  • 夢を売る男

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    とても読みやすく、面白い作品。
    ある意味、詐欺師の理論ではあるものの、飲み屋での本音は出版に対する百田氏の本音なんだろうと思った。

    中盤、自身を登場させた自虐的な一言「ラーメン屋がカレー屋になって、たこ焼き屋になる」の部分は、自分でもそういう自覚あったんだなと、笑える箇所だった。

    ジョブスになると豪語していたフリーターの本の行方だけ気になる。

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    2025年07月06日
  • 夢を売る男

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    出版ってこんな感じなのかも。
    自分の考えが絶対的に正しいみたいなかんじでずけずけ言い過ぎるのが気になったけど、出版の仕事が好きってことがわかるので、まあいいか。笑

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    2025年07月06日
  • 風の中のマリア

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    ハチ社会の事がとてもよくわかった。
    女王バチの切ない運転、ワーカーであるマリアの
    微かな恋? ハマって読めた

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    2025年06月29日
  • プリズム

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    ネタバレ

    面白くて、一気読みしてしまいました!
    人格関係なく生々しい恋模様が描かれていました。
    だんだんと統一されていく人格に、統一される側の人格はどういう気持ちなんだろうと切ない気持ちになりました。
    特に、純也が可哀想で、辛い仕打ちを一身に背負って、全ての嵐が過ぎ去った後に、人格統合されて消えていくのは悲しすぎますね…

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    2025年06月29日
  • 風の中のマリア

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    オオスズメバチの「帝国」におけるワーカーの物語。 蜂があまり好きではないので、少し抵抗があったけど、実際に読んでみると思ったより面白く、気づいたらその世界観に引き込まれていた。 新しい知識が増えるのは楽しく、今まで興味のなかった「蜂」の生態についても興味が出たし、初めて知れた事も多く、勉強になった。 ストーリーとしても面白く、読みごたえがありました。
    2021/05/11

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    2025年06月26日
  • 幸福な生活

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    帰宅すると、不倫相手と妻が談笑。
    地獄と秘密。男は必死に切り抜けようとするが……

    彼女らの秘密とは。面白くないわけが無い。

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    2025年06月15日
  • モンスター

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    子どもの頃容姿のせいで辛い思いをした未帆
    大人になり目を二重にする整形手術をきっかけに、
    整形に目覚め必死でお金を貯め、手術を繰り返し絶世の美女となる
    そこまでするには、ある男性への想いがあって…

    おもしろかった。
    やっぱり人は見た目が大事なんだよね
    未帆は本当に苦労したんだよね
    ってか、自分が選んでその顔になったわけではないのに…切ない話だった。

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    2025年05月22日