百田尚樹のレビュー一覧
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ネタバレ
光があたった勘一の足元に伸びるのは彦四郎の影 主人公は彦四郎か が光あたらなければ影はできないならば勘一とのダブル主演となるね
学問、武術に優れていながら
自分がこう生きよう そうありたいと強く思わなかったのは彦四郎が武士の世の自分の立場というものを知っていたからなのか
そんな中で
記憶の奥底にしまいこんた過去を背負う勘一の「生きる」「生きてやる」その強い執念を彦四郎は感じたのかもしれない
だから刎頸の契りをし
勘一のために生きる道を自分の生きる道とし
勘一の影として生きたのだと思う
誰かに認められたくて
表舞台に出る事で得る賞賛、敬意、尊重などがいかほどのものと悟っていたのかもしれない
この -
Posted by ブクログ
2023年6月10日。
かねてから、チャンネル登録して、楽しみに見ている、百田尚樹氏のYouTubeチャンネルが、いつもの様に、気まぐれに始まった。
ところが、いつもとは違う緊迫した様子。
「あれ?どうしたんかなぁ」
と思っていると、「LGBT理解増進法が正式に可決したら、新たに、政党を立ち上げます」と百田氏。
安倍晋三元首相亡き後の、自民党の体たらくに、少なからず、憤りを覚えていた私は、そのYouTubeを、百田尚樹氏の言葉を、表情を食い入る様に見た。
残念ながら、ゴリ押し同然に、LGBT理解増進法が可決して、百田氏は、新党を結党せざるを得なくなった。
強力な助っ人、有本香氏と共に、立 -
Posted by ブクログ
全4巻という長さゆえ、購入したきり積読状態で後回しにしてきた作品。ところが何気無く読み始めたが最後。ページを捲る手が止まらなくなるという体験を久々にした。
戦後間もない貧しい大阪で、力強く、狡賢く、時に女々しく、心の向くまま欲望のまま行動を起こす主人公から目が離せなくなる。
作者自身の半生に基づく物語であるからこそ、当時の社会風俗や実事件が一人称を通して瑞々しく描かれており、読み進めていくほど、私自身とまるでかけ離れた性格の主人公を心の友のように感じてしまうのだ。
とにかく物語の展開が早く、激流に呑まれるように読み進めてしまった。そして読み終えた余韻として軽い興奮を覚えている。
まだ3冊分の続 -
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白い
1よりもすき
3、4も読むの楽しみ
主人公の又三が高校卒業後スーパーに就職するけどすぐ辞めてもう勉強して同志社に入学
主に大学生活の話
サークル内で恋した先輩への想いとかアタックの仕方がやばすぎる
完全にストーカーの思考
全然脈ないのにサークルメンバーの前で告白してみんなに笑われその好きな先輩も鼻で笑って怒る→全然気持ちが冷めないし先輩が笑ったことを後悔して心を痛めているに違いない、それは自分が苦しいから怒ってないし気持ちも冷めてないことを書こう!なのがポジティブすぎて怖かった
笑えるシーンも多いしとにかく文章が読みやすい
もっと百田尚樹の本読みたいってなる -
Posted by ブクログ
はじめに:人生の成功者は、時間の征服者⇒充実した時を得た者
時間を軸として、価値観を再構築した書です。
帯に掛かれている、本書のテーマは、「タイムリミットのある人生を、より豊かに生きよう!」です。
気になったのは、以下です。
古代では、「死」は突然やってくるものだった。人類が死の恐怖から逃れるために考え出したのが宗教です
充実した時間、こそが、長生き、の要諦
物理的な寿命を延ばさなくても、長生きできることに気が付いたのです。それは、充実な時間、を持つことです
時間には濃淡がある、はるか以前から、人類は時間というものは伸び縮みすることを知っていました
人間は人生の中で感動したり驚いたりする -
Posted by ブクログ
日本の学校で習った日本史の出来事の深堀りや日本の大きな転換点や日本史のあまり知られないところにも触れられていてとても面白い。
特に、江戸時代の話しが面白かった。江戸時代は、学校では農業や文化が発展は五街道ができました。文化が発展しました。という事実を並べてつまらない時代と考えさせられますが、この本では江戸時代の和算を生み出した人物の凄さ、江戸時代の数学の人気さの教育の凄さを深ぼったり、本因坊算砂のような囲碁のゲーム集団が江戸にできたなどある人物を焦点にその人物の功績を挙げながら江戸時代の生活を説明していたのでとても興味深く、日本の素晴らしさを学べました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ百田さんの日本国紀や韓国をテーマにした本を読み、今回は中国史!
私自身はそもそも彼の国に対して、ポジティブなイメージはあまり持っていないのですが、それにしても本当に人間の歴史か?と思うところの多いこと多いこと。
纏足や宦官など、割とポピュラーなものから食人や残酷な刑罰まで、なんでもござれ
たびたび登場する関西弁の会話がなければ、ページを読み進めることができなくなるのではないかと思うほど、内容的には重くホラー要素満載。
すごいなぁ、やっぱり国土って大事。
そしてちゃんと取り入れる文化を取捨選択していた遣唐使はさすがとしか言いようがない。
いいものはどんどん取り入れる柔軟性と、不要なもの