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厳戒態勢の北方領土で、又三の密漁船が暗躍する!
天下の風来坊・作田又三、24歳にしてソ連との国境の町・根室に立つ。
一生に一作しか書けない小説。『錨を上げよ』には私のすべてが詰まっている。
――百田尚樹
●あらすじ
麻雀店員、見習いホスト、右翼団員、パチンコ店員、レコード店員……。
昭和五十年代の東京を漂流するように仕事を転々とする又三は、ある日憑かれたように北海道根室の地に立つ。
北方領土の海に跋扈する密漁船に乗った又三に迫る、ソ連の警備艇。
利権を狙う地元ヤクザとのトラブルも勃発し――。
野生を剥き出しにした又三が北の荒海で暴れ回る!
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Posted by ブクログ
野生をむき出しにした男が厳戒態勢の北方領土の密漁で暴れ回る、シリーズ第3弾。
サブタイトルの「漂流編」にふさわしい、まさに人生の荒波の中に漂流している主人公のあがきが過激に展開されていました。
このシリーズは初めはなかなかこの主人公に共感を持てなかったのですが、巻を追うごとにこの主人公に惹かれている自分がいました。
決して自分の人生で味わえないような過激な生き様が描かれ、その生き様を追体験しているような感じがするからかもしれません。
次巻が最終巻、錨を上げて人生という荒海を旅することができるようになるのか、自分も味わっていきたいと思います。
Posted by ブクログ
3巻は東京暮らし、右翼団体との関わり、レコード屋での勤務、そして密猟のニュースに心動かされて北海道に向かうまで
詳しい感想は最終巻でまとめて
以下、公式の説明
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厳戒態勢の北方領土で、又三の密漁船が暗躍する!
天下の風来坊・作田又三、24歳にしてソ連との国境の町・根室に立つ。
一生に一作しか書けない小説。『錨を上げよ』には私のすべてが詰まっている。
――百田尚樹
●あらすじ
麻雀店員、見習いホスト、右翼団員、パチンコ店員、レコード店員……。
昭和五十年代の東京を漂流するように仕事を転々とする又三は、ある日憑かれたように北海道根室の地に立つ。
北方領土の海に跋扈する密漁船に乗った又三に迫る、ソ連の警備艇。
利権を狙う地元ヤクザとのトラブルも勃発し――。
野生を剥き出しにした又三が北の荒海で暴れ回る!
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Posted by ブクログ
想定と違ってた物語
海の男の物語の感動巨編を期待てたら、昭和の時代を駆け抜けた男の物語。
解説によれば、筆者本人の自伝的な小説ともあります。
正直、出向篇、座礁篇は退屈..
百田尚樹の作品でなければ、投げ出していた可能性高いです。
しかし、漂流篇、抜錨篇はしっかり想いが伝わってきました。
最後まで読み切らないと、本作の良さは理解できないと思われます。
また、百田尚樹の想い・原点を節々に感じられるところも本作の特徴です。
■漂流篇
本編が一番面白かった。
ここから話が盛り上がります。
麻雀店員、右翼、パチンコ、と様々な職を転々とし、レコード店での仕事で、ついにまともになったと思いきや、やはり女性への想い届かずで北海道へ
北海道根室でのソ連の監視をかいくぐっての密漁
この無鉄砲さもすごいですが、ここはひとつの盛り上がりです。
人生そのもの、さらに、そこで恋に落ちた久子との関係、彼女の言葉も刺さります
北方領土問題、ヤクザとのもめごと絡めて、この展開はとてもよかった
ここから、本書の骨格がしっかり見えてきた感じ
抜錨篇に続く
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