百田尚樹のレビュー一覧
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ネタバレ2018年、37冊目です。
イヤなことから逃げてばかりいると、成長しないし、スキルも向上しないし、仕事もできるようにならない。ないよりいい人生を送ることができなくなる。
こういう考え方は、私たち古いタイプの人間には刷り込まれた考え方でした。
この考え方の遺伝子をもった若者たちが、本当に逃げなければいけない状況で、
その行動を逡巡してしまい、大きなダメージを追うことが、後を絶たない。
人の本質が、変化しているとはいえ、刷り込まれた価値観はそうすぐに変わったりしないから、個人を取り巻く社会が個人を追い詰める仕事、組織を生み出しているのかなという気がしてきました。
自分の幸せ基準を持とうと著者は提 -
Posted by ブクログ
そもそも人生いつ何が起きるか分からない。人生の設計図は無数にあり、不都合があればいつでも書き直せばいい。大事なのは何を一番守らなければならないのか。ともすると人間はしばしばこれを忘れる。大切なものを守るため、勇気をもって潔く逃げられる己でありたい。ゴキブリの逃げ足は1秒間に体長の34倍。人間でいえば身長150センチなら秒速50メートル。想像を絶するスピードを誇る。長らく生き延びてきている要因の一つに間違いなく挙げなければならないのが逃げ足の速さ。逃げられず悩んでいる多くの日本人に光を与えてくれる良書。読後は肩の力がすっと抜けたような爽快感を味わうことができた。
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百田節満載の本!
雑談力ではなく雑学力、薀蓄ネタ集(笑)
トークやツイッターが面白い百田さんのスピーチのコツが出てくるかと思いきや、話し方半分、薀蓄ネタ半分といった構成でした。
前半は基本的なところを述べています。
起承転結
つかみが大事
質問から入る
数字は重要
話の急所を理解する
などなど、
さらに、筆者いわく、本当に面白い話題は、
「話し手が一番興味がある話題」の構成を工夫して、話をすること。
面白さの7割以上は話の内容ではなく、話し方。
さらに、聞き上手な人は人の話を聞きながら、それを上手な質問やリアクションで「面白い話」に仕立ててしまう
こういったところは、とても参考になります。 -
Posted by ブクログ
メンタルが強く見える考え方を説く本。
著者の考え方集と言い換えても良さそう。
割と良く見聞きする考え方もあるが、著者独自の考え方が面白い。
例えば、「悪口はドンドン言え」というのは、心に思っていて言わないのは偽善者だという。
悪口を決して言わない人は本音を見せない正体不明の怪しいやつか、菩薩の生まれ変わりかどちらかだと。
永遠の0の著者なので、文章運びが上手くスイスイ読めるが、矛盾を感じる表現もある。
例えば、幸せの価値は他人に影響されずに自分で決めろ、という事を言っているが、他の作家の方が売れてると悔しいと言っている。
結局感情は他人に影響されると自ら認めているので説得力という点では疑問を感 -
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百田尚樹『大放言』新潮新書。
まえがきに記載されているように最近では様々な発言や情報がネットなどで叩かれ、ねじ曲げられて伝聞されることが少なくない。従って、様々な発言や情報を受け取る側がその真偽を見極めることが重要となる。そして、それが放言と通常の意見や発言との分かれ目になるのかも知れない。
しかし、最近の百田尚樹のTwitterでの発言を見ると目に余るものが目立つように思う。あの傑作『永遠の0』『海賊とよばれた男』を読み、感銘を受けたファンとしては、炎上するような意見や発言は少し自重してもらいたいところである。
さて、本の内容であるが、同意できる発言と同意できない発言とが半々くらいで、 -
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鋼のメンタル
百田 尚樹氏
◆1 打たれ強さの鍛え方
競争心が子供を伸ばす
◆2 挫折とのつきあい方
後悔はするだけ無駄
一流のプロは切り替えが早い
されど反省は必要
◆3 心の立て直し方
病気も運と考える
心を壊すのも立て直すのも自分
人間関係で悩むのは幸せな証拠
人間の耐久力には限界がある
◆4 精神の解毒法
橋本流バッシングの受け流し方
「木星から望遠鏡でみたら、僕の言っていることなんかどうってことないでしょう?」
太陽系レベルでは一人のセリフはどうってことない
地球レベルで考えれば、周囲を気にしていいたいことをいえない人は、自分特別な人間だと考えている
周りは