百田尚樹のレビュー一覧

  • 夢を売る男

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     零戦の話、海賊の話、とてもテンポが良くて読みやすかったです。いろいろ話題になる百田さんですがワタシには好きな作品です。
     時代はめぐり本作は現在の出版を通して人々に夢を売るという作品です。主人公の巧みな話術で売られていく夢達の売られ方があまりにテンポが良すぎて、なんだかワタシ自身まで丸め込まれたような気がしました。

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    2019年11月13日
  • 錨を上げよ <一> 出航篇

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    最初に読み出した時には、ウワッ!文字ばっか!一段落が長い!でなかなか読み進めるのに苦労したが、次第に没入できるようになった、

    何しろ、ほぼ同年代で、同じような自分の貧困時代を思い起こされる面もあったんでね。

    ただ自伝的小説とあって、どこまでが実体験なのかと訝しんだりもしたけど、まぁ途中から、こりゃ、フィクションだ!と割りきって読むこととしました。

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    2019年11月08日
  • 雑談力 ストーリーで人を楽しませる

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    百田さんの知識の深さ、広さがとても面白かった。
    日々している雑談にも光らせ方、興味の惹きつけ方があるんだなと考えさせられた。
    もっと面白い知識を付けたいと知識欲に火がつけさせられる一冊でした。
    個人的にシャチの話はとても面白かった。
    自慢話はやめておく。
    共感を生む普遍的な鉄板話を持っておく。
    単純なうんちくでもストーリーを乗せると面白い。

    古川

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    2019年11月04日
  • 錨を上げよ <二> 座礁篇

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    主人公のスーパーへの就職から大学中退までを描く。
    様々な女性と恋に落ちながら、自分のまま突き進んでいく。

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    2019年11月04日
  • 「日本国紀」の天皇論

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    私たち日本人は何者のか。説明をするのに天皇を切り離して説明をすることは難しい。しかし今まで天皇について学ぶ機会もなく、マスメディアの情報しか触れてこなかった。新しい時代に改めて自分たちの歴史を振り返るべき。

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    2019年10月20日
  • 錨を上げよ <一> 出航篇

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    昔のワルを自慢するかのような内容は好みませんが、読み易くどんどん読んでしまいます。
    同じパターンを繰り返す作法は嫌いではないです。

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    2019年10月13日
  • 大放言(新潮新書)

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    世代間格差があるのか、ときどき意味不明になることがあるが、総じて内容自体には問題がないように思えるし炎上した過激発言にしても説明を聞けば、まぁ、そういうことなのかと思えた。前半部は視点がおもしろく参考になった。

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    2019年09月10日
  • 今こそ、韓国に謝ろう ~そして、「さらば」と言おう~ 【文庫版】

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    すっっっごい悪趣味な形で韓国との話を書いている内容だったけど、面白かった。知らないこともあったし。
    悪趣味なところが笑わせてくれるんだけど、そもそも読みやすくて理解しやすいので一読の価値ありかと思う。

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    2019年08月28日
  • 今こそ、韓国に謝ろう ~そして、「さらば」と言おう~ 【文庫版】

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    お詫び付き離縁状とも言われているらしいけど好き嫌いは別にして、日韓関係に於ける韓国を知る為のひとつのよすがになった。面白く読めたけど十把一絡げに決めつけるのは如何かなぁとも思う。百田さんが言うように、この著作が英訳と韓国語訳で広く拡散する日が早く実現すると良い。逆説的に煽る百田節は健在でした。

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    2019年06月21日
  • 今こそ、韓国に謝ろう ~そして、「さらば」と言おう~ 【文庫版】

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    以前から、主張されている百田さんの韓国論を
    皮肉たっぷりに描いた内容でした。
    概ね理解できることも多いが、あまりにも、
    日本を美化しすぎではないかなーと思う一面も。

    まあ、近年の条約破りや遡及法のタブーという
    概念のお話は、とても溜飲が下がった。
    たしかに!っと。

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    2019年05月12日
  • 「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史

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    話題本、日本国紀、の作者と編集者による対話。

    日本国紀を読んで目から鱗の人は、読んでみればいいし、当たり前のことしか書いてないよなあ、と言う人はこっちだけで良いし、発狂した人は触れないほうがいいだろう。

    私はこの本だけで充分かと感じた。
    百田氏を持ち上げるような一章は不要だが。

    歴史にはストーリーが必要というか、歴史はストーリーそのもの。歴史の教科書は、年表だってのは、うん、確かにそうだと思った。

    日本人が自分たちの歴史を取り戻す作業は難しい。この先もまだまだ時間はかかるだろうが、取り返しがつかなくなる前になんとかしないと、本当に国がなくなる。

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    2019年05月02日
  • いい加減に目を覚まさんかい、日本人!――めんどくさい韓国とやっかいな中国&北朝鮮

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    百田さんとケント・ギルバートさんの対談本。
    日本の歴史から中国、韓国、そして反日メディアと非常に興味深い内容だった。
    特にメディアの問題では、国民からの受信料で運営しているにもかかわらず反日的な番組を作っているNHKについて、本当に何とかしなければならないと思う。

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    2019年04月18日
  • 「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史

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    百田尚樹さん著の「日本国紀」の副読本として出版され、百田さんと有本香さんとの対談形式で書かれた一冊。

    有本香さんは、「日本国紀」の編集者として執筆に関わっていて、もともとは、チベット問題や中国、インドの社会問題、日本国内の政治等をテーマに執筆活動を行っている。

    この「副読本」は、「日本国紀」の誕生や執筆、編集に関わる裏話や、こうだから詳しく書いたという説明がなされていて、もう一度「日本国紀」を再読したくなった。

    子どもたちが学校で学ぶための教科書のうち、特に酷い内容の教科書を原文のまま紹介し、内容を見ると、どこの国の教科書なのかと思わせるような書きぶり、日本語で書かれた地域名をわざわざハ

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    2019年04月11日
  • 今こそ、韓国に謝ろう ~そして、「さらば」と言おう~ 【文庫版】

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    百田節炸裂!胸にストンと落ちる。
    日本国記外伝ともいうべきもの。韓国の有識者がこの本に対してどのような反論をするのかが見ものだ。

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    2019年04月02日
  • 大放言(新潮新書)

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    沖縄の話とか、9条の話とか、私個人の考えとは違うところは多い。けれど、言論弾圧されるような世の中は嫌だし、発言の一部を切り取って曲解して叩こうとするような風潮は嫌だし、叩かれるのを恐れて炎上するのを恐れて、自由に発言できないような空気が嫌だと思う。
    作者には、炎上するのを避けたりせずに、これからも好きなことを発言してもらいたい。

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    2019年03月01日
  • 雑談力 ストーリーで人を楽しませる

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    面白い話を文字で伝えるのと雑談の場で伝えるのは、だいぶ性質が異なると思う。わたしは明らかに後者が苦手で本書を手に取った。筆者のとても面白く豊富な話題と知識量に感心した。ただ、これを実際に言葉に伝えようとすると途端に私は萎縮してしまう。ぜひ筆者が話している様子を見てみたいなと思った。

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    2019年02月24日
  • 「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史

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    各種動画などで対談を既に観ることができるが、丁寧に活字として残す意義を感じた。
    今の社会について考えさせられる。

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    2019年02月14日
  • 「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史

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    ★4.5(3.92)2018年12月発行。サブタイトルに「学校が教えない日本」とあるように本書では至る所に学校での歴史教育を批判。というか、最近の歴史教科書がここまで酷くなっていたとは。考えてみると、我々は教科書の作られた背景、歴史の背景を教えられてこなかったが、日本国紀といいこの本といいなるほどそうだったのかと。特に驚いたのは日本の憲法学者の罪。というかGHQによる教職追放により、正しい学者が一層されていたとは。そして、社会党と共産党の罪。彼らは何故に日本を貶めるのか。60年安保。岸首相に感謝ですね。

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    2019年02月03日
  • 鋼のメンタル(新潮新書)

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    父親から話題になっているからと渡された本。作者は一個人でありながら過激な発言で各方で話題になっているけど,この本は過激さはあまりない。そんなに賛否が別れることがないという意味で。何か科学的な裏付けがあるわけではないけど,そんなものか,と思うところが結構ある。
    サンクコストの話や他人と比較しないとか,既知のことも結構あったけど,氏ならではの言葉で問いてくれるとまた違った感じになる(ま,知っていることとできていることは残念ながら別なんだけど)。その中でも一番参考になったのが「告白することで恋のスタートラインに立った」というくだり。父親が読ませたかったのもここか!?

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    2019年02月11日
  • 「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史

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    2019/1/18-21
    左翼の「リベラル」と言われる人って、本当はどのくらいいるのかな、と常に思う。自分を、家族を、コミュニティを大切にしていった時の最大公約数が「国」だと思う。
    自らの歴史を咎め、近隣諸国に媚び、韓国や中国に都合の良い過去にすることを正義と思っている人って本当にいるのかなぁ?でも本当にいるんだろうね…。
    今の韓国のアベコベな対応、中国の強硬的な支配。こういうのを見てないのか、感じないのかって、不思議に思って仕方ない。「自虐が美学」にいつのまにかなっている人たちに、「冷静に読んでほしい本。「日本国紀」もね。

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    2019年01月21日