百田尚樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
今宵、長谷川と粟生が二人とも勝ってともに2階級制覇という快挙となったけれど、どれ位の人が見てたんだろうねぇ。
最早ボクシングはマイナーなスポーツになってしまったけれど、この本、そういうボクシングの、しかもアマチュア=高校生の世界を描いて、いや、これは楽しい。
傍若無人な天才児・鏑矢、進学コースの努力家・木樽という二人の少年を軸に、一階級上のライバル、敏腕トレーナー、見守る女性たちってなると、これは全く「あしたのジョー」みたいだけど、高校1年の彼らの成長に合わせ大会を追いながら、才能と努力、勝利と敗北、歓喜と悔恨、友とライバルって要素を鏤め、青春スポーツ物の王道の進め方。
舞台も大阪とあってベタ -
Posted by ブクログ
ネタバレ整形で美を手に入れるまでの過程が痛いほどわかる小説。整形を経験していない著者が書いたとは到底思えない、そのリアルさがすごかった。
努力をし続ける主人公は素晴らしいけれど、個人的には美に囚われすぎると自己肯定感が低くなると思った。文中に何個か「この顔の形が美しいんだ」という定義が出てくるが、自分がその定義からズレていると「私って醜いのか?」と錯覚しがちになる。
最近のルッキズム風刺画とか、魚目とか、そういう何かに人をカテゴライズして比べるのはしんどいなぁと。
個人的な感情があり少し苦しくなってしまったため星は減らしてますが、整形や美容のリアルを知る、ミステリー作品としてすごくいい一冊だと思い -
Posted by ブクログ
息子へ)
「永遠の0」から、はまった百田尚樹。
百田尚樹だけでなく、ベストセラー小説を読むようになったのも、「永遠の0」の影響といっていい。
本作品の上巻も、
戦時中、戦後、日本の復興とともに商売人の形をとった侍を描いて、おもしろかった。
さすがは、本屋大賞。
さすがは、百田尚樹。
エンターテイメントの粋を見た。
と、ここまで、持ち上げたが。
本作品、下巻は、少々、まんねり感があった。
なにをやっても障害を、侍魂で乗り越え、なにもかもうまくいく。。。ストーリーの先が読めてしまって、
いつものように百田尚樹に、魂を揺さぶられることはなかった。
百田尚樹にも少し飽きてきたかな???
本屋 -
Posted by ブクログ
2025年年11月以降、中国との関係が微妙になってきているが、そのおかげで日本国民の意識も高くなってきたと思う。その安全保障関連リスクを今から10年前にこれだけ正確に記述し、寓話に仕立て上げている点で「予言書」と呼ばれる理由が分かるような気がする。
ただあまりに現実と符合し過ぎていて、寓話になっていない(特に今は)。でも符合しているということは著者には見えていた本質的な問題が10年経って表面化してきただけ、とも言える。
文庫版の解説を櫻井よしこ氏が書いており、これも2017年であるが、当時から著者も櫻井氏も軸がぶれていないことがよく分かる。自分も理想と現実について考えさせられた。
-
Posted by ブクログ
前作のパラレルワールド。
政治家をコロナ禍交えて皮肉ってるんですが、日頃の毎日流れるニュースと違って、しっかり各人の考え方と言ってることの時間的コントラストが効いてて、笑えます。
お前ら全然言ってることちゃうやんけー笑とあまりに違うので、自分の意見を持ち続けて、政治の世界で発言していく事は本当に難しいんだろうなーと優しい気持ちになりました。
イエストールが高須院長
ハンドレッドが百田さん
ハンニバル達は自衛隊
サンブレイクは朝日
カエルの世界に置き換えると、本当とんでもない国で生きてんな。本当かどうかわからないが、少し日本を俯瞰してみるには楽しかったです。