百田尚樹のレビュー一覧

  • 幻庵 下

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    囲碁の道。AIの進化があり、新しい目で囲碁の世界を見る若手が出てくる。どの世界も変わっていく。そしてその変化が新しい道を作り新しい世界を創る。
    おもしろい。
    色々な世界が集まっているこの世界はもっともっと面白い。

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    2020年08月18日
  • 幻庵 中

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    第四章 桶狭間
    第五章 両国小町
    第六章 天保の内訌

    もうゲームではなく、試合というか囲碁という手段で戦っている。そこまで想いを入れられるのはなぜだろう。囲碁の世界しか見ていないと言えるし、それだけ深く見ているともいえると思う。

    内訌 って? 調べてみた。
    訌 は、乱れること。内訌 は内が乱れること。内乱。
    もともと「天保の内訌」と言われていたのね。

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    2020年08月17日
  • 幻庵 上

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    プロローグ
    第一章 鬼因徹
    第二章 仙人の碁
    第三章 天才少年

    囲碁 白石と黒石 相手の石を囲んだら取れる。取った石の数が多いほうが勝? 位の認識しか無いのに読めるだろうか…

    細かい打ちまわしはなんとなく通り過ぎても、勝者はわかるし、何を目標にしているかもわかる。子供のうちからの練習が大事なことなんだ。

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    2020年08月16日
  • 幻庵 下

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    百田尚樹『幻庵 下』文春文庫。

    幕末期、後に幻庵と呼ばれる囲碁界の風雲児の生涯を描く長編小説の下巻。

    中巻の終盤から下巻の展開は面白い。短気者の自分には上巻から中巻にかけてのゆっくりとした展開が耐えられないだけなのかも知れない。

    結局、因碩らを策略に嵌めた丈和が名人碁所となり、因碩の名人碁所への道は断ち切られる。

    人生には必ずそういう場面がある。その後捨て鉢になり、自分を見失うか、さらなる高みを目指すかで未来は違って来る。人生の山と谷、それを機微と感じ、どのように振る舞うかで、その後の人生は決まる。

    もはやこれまでかと思われた因碩にも好機が巡って来る。昇段を巡る丈和の悪事が露呈し、丈

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    2020年08月14日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

    ネタバレ 購入済み

    ナパージュの無能ツチガエル

    国家の安全保障を描いた作品として読んでも面白いし、現在のビジネスに置き換えて、日本企業と中国企業、アメリカ企業の関係と見ても面白いです。
    日本が衰退していくシナリオが三戒と話し合いを美徳と掲げた集団とそうでない集団として描かれています。
    歯痒いかな現在の日本人は、ビジネスの面で、この物語のツチガエルの様にやっつけられています。日本人が変われない、企業も変われない、だから日本企業は淘汰されてナパージュのようになっていくのでしょうね。

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    2020年08月11日
  • モンスター

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    怖かったけど面白かった。
    整形することについての賛否とかそういうことはどうでもよく、主人公の壮絶な復讐劇が、読んでいて不思議と励まされた。
    百田さんの作品はこれ以外には読んだことがないので、有名どころはとりあえず全て読んでみたいと思う。

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    2025年10月27日
  • バカの国(新潮新書)

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    政治やメディアに疑問を持っている人におすすめ。

    【概要】
    ●「百田尚樹チャンネル」の文章からまとめられたもの
    ●世の中で「変だな」と思っていること

    【感想】
    ●みんな自分は正しいことを行っていると思っているはず。だが、これだけ多くのことが是正されない社会ってどうなのだろうと思う。もしかすると是正する必要はないのかもしれない。
    ●政府、野党、メディアの一部を否定している。一方で、正しいことをしている人達のことは肯定しており、ただ文句を言っているだけではないことがわかる。
    ●政治家やメディアの関係者に読んでもらいたい。

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    2020年07月18日
  • 錨を上げよ <四> 抜錨篇

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    主人公が30歳までの出来事を淡々と書き連ねていく、一般的な小説とは違うスタイルの作品。僕はこのスタイルは好きではなく面白さが半減した感じがしたが、それでもそこそこ面白かったとは思う。でも、それぞれの出来事を分けてよくある小説のスタイルで書いたほうがおもしろかった気がする。

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    2020年07月16日
  • 逃げる力

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    「逃げる」と聞いてどんなイメージをもつだろうか。どちらかといえばマイナスのイメージを持つ人が多いのではないだろうか。
    この本では「逃げる力」と題し、様々なことから逃げることの大切さを書いておられます。
    自分も逃げることに対してはマイナスのイメージを持っていましたが、この本を読むつい数か月前にあることから逃げました。
    挑戦したことから逃げるのは勇気がいりましたが、逃げてみるとすごく楽になりました。

    では「逃げる」のはどんな時でしょうか。それは人それぞれであるが、その価値基準があります。

    自分は「幸せの絶対的基準を持っているか」

    何から幸せを得ている?「仕事」「家族?」「趣味?」

    そうした

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    2020年06月17日
  • バカの国(新潮新書)

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    百田尚樹さんの言い回しがうまく読みやすかったです。

    最初から最後まで様々なツールで現れた情けない話に対して意見を述べています。

    あとがきもなく最後まで全力疾走だったのでさすがだなと思いました。

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    2020年06月13日
  • 「日本国紀」の天皇論

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    天皇制について、著者2人の対談を本にしたもの。天皇制とはどういうもので、天皇が日本人にとってどういう意味をもっているのかを述べている。これまで続けてきた「万世一系」の継続が、にほんにとっていかに重要かがよくわかった。

    「東アジアにある島国、日本はただひとつの王朝のもと、現代に至るまで一度も別の国になったことがありません。こんな国は世界のどこにも存在しません。そのことがまさしく奇跡です」p3
    「日本という国は、天皇を中心とする家族のような国家」p4
    「(万葉集)素晴らしい歌を詠めば、そこには身分の差も何もない、和歌という芸の前には人は平等だという価値観が、8世紀、奈良時代の日本にすでにあったと

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    2020年06月08日
  • 偽善者たちへ(新潮新書)

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    偽善という観点から様々な題材を取り上げていて、考える良いきっかけとなった。時間があれば読み返したい。

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    2020年06月06日
  • 偽善者たちへ(新潮新書)

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    いつもながら、言いたい放題の百田尚樹さん。
    ここまでハッキリ言ってもらえると、こちらもスッキリする内容が、満載。。

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    2020年05月30日
  • 海賊とよばれた男(1)

    購入済み

    破壊と再生

    インド神話の破壊の神シヴァは同時に再生の神でもある。
    敗戦ですべてを失った日本の再生を担った男の物語。
    実在の人を扱った話であるが、現在からみるとまるで神話のような高い志を持っていた人の話でもある。

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    2020年05月20日
  • バカの国(新潮新書)

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    ★4.0(3.13)2020年4月発行。百田さんの最新刊。有料個人サイトのメルマガの文章に加筆・修正した123篇。百田さんが憤るのもよくわかりますね。一体、日本はいつからこんな国になってしまったのだろうかと。いや、残念ながら昔からそういう所はあったのかなぁ。今のコロナ騒動もそうだが、こういうのにかこつけて呆れるようなことが色々と報道されますね。日本人の良識はどこにいったのか。いや、こういうのはごく一部であることを願いたいです。日本人は政治や税金の使い方に無頓着だからこうなってしまうのかなぁ。溜息です。

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    2020年05月17日
  • バカの国(新潮新書)

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    どの話も皮肉が上手すぎで拍手喝采

    幸福な生活を読んだときも思ったけど、
    特に毎回最後の一文にはしびれる

    コロナが落ち着いたとしても、今後日本が有事になったときに果敢に決断して対応できるとはたしかに到底思えないなと思った。こういう優秀な人が政治家になればいいのに

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    2020年05月03日
  • 雑談力 ストーリーで人を楽しませる

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    ネタバレ

    タイトルからして、話し方のテクニックを伝えるスキル上達本だと思って読み進めると決してそのような薄っぺらい内容の本ではなかった。技術うんぬんより先に、人を楽しませたいと言う意識が大前提で持っていないといけないものであった。相手を意識することで反応を見ながら話すスピード、膨らませかた、ストーリー展開などを変化させることができるようになる。また印象に残った内容として、聞き上手になること、自分の興味を持った内容について話すこと、同じ話を何度もこすることなどがあった。
    様々なジャンルのお話を百田さんが紹介してくださっているので、参考になりました!

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    2020年05月03日
  • バカの国(新潮新書)

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    読み物として面白いのですが、これフィクションじゃないんだよな…と思うと日本の未来が心配になり泣きたくなります。そういう意味で読後感は良くなかったです。
    ホント、どうしようもないバカ政治家達は即刻辞めて欲しい。

    著者のコメントにはちょいちょい笑わせてもらいました。

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    2020年04月29日
  • 今こそ、韓国に謝ろう ~そして、「さらば」と言おう~ 【文庫版】

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    勿論逆説なのだが、実のところ、日本と半島の関わりを、しっかりと一望できる良書。
    百田先生の本は、文章があんまり好きでないというか、永遠の0とかは好きだったのだが、このところ首をかしげるものが多かった。この本については、その鼻につく嫌味っぽい書き方が、ぴったり。

    だが、本当に、冗談抜きでこの視点は正しいのでは思う。
    文庫本で、「さらば」と言おうがついて、余計に鮮明になる。

    ほんま、関わってごめん。
    悪かったから、もう、寄って来んといて。

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    2020年04月16日
  • 鋼のメンタル(新潮新書)

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    この手の本はあまり好んで読まないですが、
    すごく読みやすかったです。
    内容の実践は難しいかも知れませんが、
    出来る事もしかり、今後に向けての参考になった(気がする)

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    2020年04月12日