百田尚樹のレビュー一覧
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話題本、日本国紀、の作者と編集者による対話。
日本国紀を読んで目から鱗の人は、読んでみればいいし、当たり前のことしか書いてないよなあ、と言う人はこっちだけで良いし、発狂した人は触れないほうがいいだろう。
私はこの本だけで充分かと感じた。
百田氏を持ち上げるような一章は不要だが。
歴史にはストーリーが必要というか、歴史はストーリーそのもの。歴史の教科書は、年表だってのは、うん、確かにそうだと思った。
日本人が自分たちの歴史を取り戻す作業は難しい。この先もまだまだ時間はかかるだろうが、取り返しがつかなくなる前になんとかしないと、本当に国がなくなる。 -
Posted by ブクログ
百田尚樹さん著の「日本国紀」の副読本として出版され、百田さんと有本香さんとの対談形式で書かれた一冊。
有本香さんは、「日本国紀」の編集者として執筆に関わっていて、もともとは、チベット問題や中国、インドの社会問題、日本国内の政治等をテーマに執筆活動を行っている。
この「副読本」は、「日本国紀」の誕生や執筆、編集に関わる裏話や、こうだから詳しく書いたという説明がなされていて、もう一度「日本国紀」を再読したくなった。
子どもたちが学校で学ぶための教科書のうち、特に酷い内容の教科書を原文のまま紹介し、内容を見ると、どこの国の教科書なのかと思わせるような書きぶり、日本語で書かれた地域名をわざわざハングルの読み方で読ませ、目線も日本ではなく、どう見ても韓国目線、中国目線での歴史解釈、当時活躍した日本人を記載せず、実在の人物なのかわからないような人物を記載してまで、子どもたちに自虐史感を植え付けるような内容で驚愕してしまう。
こんな教科書で学んだ子どもたちが、やがて大人になり、社会の中心で活躍するようなときに、日本のため、日本優先で物事を判断することができるのかと心配してしまう。
頭がいい子ほど、教科書に書いてあることが正しいと、忠実に覚えていく可能性もあり、教科書がだめなら、知識や常識をもった大人が責任をもって教えるか、インターネット等の媒体に期待するしかなくなってくる。
だいいち、なぜ教科書や国の歴史から日本の愛国心が奪われたのかというと、やはり戦後に先勝国によって行われたWGIP(ウォーギルドインフォメーションプログラム)による影響が大きい。
日本に反省と自虐的な歴史感・認識を植え付け、二度と立ち直れないようにするための教育で、新聞や書籍の検閲、軍国主義者等を教職や公職から追放、マスコミを使った広報で、もともと自省すること、日常に挨拶のように謝ることが苦手でない日本人は、すっかりこのプログラムに影響され、ものの見事に自虐史感にどっぷり浸かっている。
ここ数年で、国民として当然である愛国的な発言や、戦後教育の誤り、憲法改正に対する発言は、かなり許容されるようになってきていて、インターネットやSNSの活躍で、国民の雰囲気も大きく変わってきた。
全ての学校で、子どもたちが日本を好きになるような教科書を堂々と教え、自国のいいところ、反省すべきところ、弱かったところ、強いところを認識できるよう、他国によって塗り替えられつつある日本の歴史、海域や空域、資源や鉱物が奪われつつあることを、今起こっている事実として把握、認識し、危機感をもって取り戻さないといけないと再認識させられた。 -
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父親から話題になっているからと渡された本。作者は一個人でありながら過激な発言で各方で話題になっているけど,この本は過激さはあまりない。そんなに賛否が別れることがないという意味で。何か科学的な裏付けがあるわけではないけど,そんなものか,と思うところが結構ある。
サンクコストの話や他人と比較しないとか,既知のことも結構あったけど,氏ならではの言葉で問いてくれるとまた違った感じになる(ま,知っていることとできていることは残念ながら別なんだけど)。その中でも一番参考になったのが「告白することで恋のスタートラインに立った」というくだり。父親が読ませたかったのもここか!? -
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この本は今現在、虐めやパワハラ等にあっている人やそうならないために気を付けたい人はもちろん、それらから逃避しようとする人に、絶対逃げちゃダメだとどのような状況でも逃げるのが悪い事のように言う人にこそ読んでもらいたい本。
そういう人がギリギリの状況から逃げ出そうとする人を縛り付けて取り返しのつかない状況に追い込んでしまうんだと思う。
逃げるのも立派な生き残るための戦略だって話で、ちょっと自分が気に入らないからとすぐに逃げてしまうのはこの本でも否定している。
そして、絶対に引いてはいけない時もあるよと。
しかしそれは何から何まで逃げたり力を抜いたりしちゃダメって事ではなく、上手い逃げ方、負け方を覚えようってな事なので書かれている内容には概ね同意できる。
この本が出版された後の日本の外交姿勢はかなり変わってきたので、ここで書かれてい日本の外交姿勢はそれ以前までの物だと思った方がいいかな。
とはいえ未だに遺憾砲しか出さない事もあるけど、それでも、相手国に対してふざけるなと言える外務大臣が生まれたので今後はもっと改善されると思いたい。 -
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神風特攻隊のパイロットの戦争感動巨編。
プロローグ
第一章 亡霊
第二章 臆病者
第三章 真珠湾
第四章 ラバウル
第五章 ガダルカナル
第六章 ヌード写真
第七章 狂気
第八章 桜花
第九章 カミカゼアタック
第十章 阿修羅
第十一章 最後
第十二章 真相
エピローグ
家族を愛し、生にこだわったパイロットはなぜ特攻で死んだのか?
特攻で死んだ祖父・宮部久蔵の孫・佐伯健太郎と姉・慶子は、祖父の戦死に至るまでのエピソードを集めるために、ともに戦った軍人のもとを訪ねる。
ある者は祖父を臆病者とののしり、ある者は尊敬の念を抱き、ライバル視していた。
導き出される祖父の姿は、一流のパイロットでありながら、家族を愛し、生きることに貪欲な立派な青年だった。
そんな祖父がなぜ特攻を志願したのか?全ての真相が徐々に明らかになる。
特攻隊員たちはお国のために喜んで死んでいったというが、本当は家族を愛し、恐怖から自分を奮い立たせ、出撃していった本当の姿に感動しました。
戦争とはいつでも高位の人間の高慢によって始まり、駒として兵士は使われ、激戦の上の死は美化され、伝説のように語られるが、何のためであろうが人が殺し合いをするということに正当性は見出せないと思う。
戦争なき世界にになってほしいと願わずにはいられない。 -
Posted by ブクログ
手に取るなり途中で止められず一気読み。読み始めて十数ページ目でえっ!?と驚く展開が。これは上手い!これは一体・・・と期待を持たせる。
「海賊と呼ばれた男」も息をもつかせぬ本だったが、この本も同じ。
出版界とそれを取り巻く環境が、とても分かり易い言葉でつぶさに語られている。牛河原のそれぞれのクライアント毎に変化するトークや間の取り方が実に素晴らしい。そして、社員の荒木に語る内容には一々納得性がある。
ラストシーンは陳腐だとは思いつつも、それでももう百田ワールドに絡め取られてしまってるから、やっぱり感動するし、四の五の言わずに素直に感動する方がトクだ。ここがあるから、救われた気になる。牛河原のやってきたことが、ある意味正当化される。