百田尚樹のレビュー一覧

  • 永遠の0 5巻

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    生活に無気力な青年が、神風特攻隊として命を散らした祖父の事を調査する話。読む前に注意してください。なぜなら号泣してしまうから…。と言っても、感動して泣くのではなく、戦争があまりにも残酷で泣けてくるのです。フィクションですが、そうとは思えないぐらい描写が細かく、そして実在の人物も出てきます。いい本でした。

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    2012年05月07日
  • 輝く夜

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    「永遠の0」の次作に当たる作品を今読む。最近作「錨を上げよ」を黒百田とすると本作は、白百田だ。タッチは全然違うが根底にはロマンティシズムが感じられる。にやけた関西人だが、惨めアタカッカー当時のまま、まだ青春してるように感じる。

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    2011年12月31日
  • 輝く夜

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    題名通りの短編5本。一番目、二番目、四番目は生ぬるい感じがしたけど、三番目の「ケーキ」と五番目の「サンタクロース」は素敵な奇跡だった。特に「サンタクロース」は、とびきり良かった。

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    2011年11月15日
  • 輝く夜

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    ネタバレ

    クリスマスにまつわる、心温まる、短編集。
    なんとなく、先がわかる感じだけど、
    良かったねって思えるし、読みやすい♪

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    2011年09月08日
  • 輝く夜

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    ネタバレ

    クリスマスイブの夜のちょっと不思議で幸せな気持ちになれる短編集。1話目の魔法の万年筆が一番好きかな。たぶん私だったら真っ先に自分の願い事を書くのにな(トト6億円当たりますように、とか)、と思うと主人公の優しさが素敵に思える。

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    2011年07月02日
  • ボックス! 上

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    面白かった。映画公開で本作を知ったのだが、原作があの探偵ナイトスクープの構成作家でもある百田はんだったので、是非読んでみたいと思ってました。
    読んだ感想は、面白い。ストーリーは、強い友達に憧れる頭良いが、身体の弱い少年が、不純な動機(?!)でボクシングを始めて愚直なまでにまじめに練習を重ねていき、強くなっていくという物語。
    ただ、色んな人物目線でストーリーが展開するし、読んでいてもあきさせない所はさすがでした。

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    2019年01月16日
  • ボックス! 上

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    今宵、長谷川と粟生が二人とも勝ってともに2階級制覇という快挙となったけれど、どれ位の人が見てたんだろうねぇ。
    最早ボクシングはマイナーなスポーツになってしまったけれど、この本、そういうボクシングの、しかもアマチュア=高校生の世界を描いて、いや、これは楽しい。
    傍若無人な天才児・鏑矢、進学コースの努力家・木樽という二人の少年を軸に、一階級上のライバル、敏腕トレーナー、見守る女性たちってなると、これは全く「あしたのジョー」みたいだけど、高校1年の彼らの成長に合わせ大会を追いながら、才能と努力、勝利と敗北、歓喜と悔恨、友とライバルって要素を鏤め、青春スポーツ物の王道の進め方。
    舞台も大阪とあってベタ

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    2021年08月03日
  • 輝く夜

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    短編小説で、軽く読める内容。世にも奇妙な物語のHaapy版のような感じで、心温まるストーリ展開。よかったです。
    これ、テレビでやらないかなぁ。

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    2010年03月31日
  • 輝く夜

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    クリスマスイブにおこる心温まる5つの不思議な物語主人公は全部女性オーヘンリーを彷彿とさせるものもある.

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    2009年10月17日
  • 幸福な生活

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    ラスト一行で衝撃をもたらすショートショート集。
    オチが予測しやすいものもあれば、どういうこと?って読み返してしまうものもあり、シンプルで読みやすかった。人間って怖いね〜となる話が多い。
    『ママの魅力』のママがチャーミングで好き。

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    2025年11月19日
  • プリズム

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    多重人格とは。反動形成やペルソナとは、など、心理学が学べる。本当の性格とはなにか。この本は悲恋の物語でひとつの肉体に宿るいくつもの人格の生成と消滅が描かれている。読後感、なんだか壮大でドラマチックだったな〜という感じ。

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    2025年11月18日
  • 成功は時間が10割(新潮文庫)

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    百田尚樹さんの本として、まず読みやすい。
    分かりやすい言葉と具体例であり、文が理解しやすい。
    時間の意義もだが、小説を書いている私としては、"文学は人々に生きる勇気を与えるもの"という言葉が印象に残っている。

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    2025年11月13日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    これはフィクションでした。一度読んでいただけば良く理解できると思います。この物語で私が感じたことは、この国は何も独立できていないということです。国民一人一人が独立していない。流されて生かされているだけだということです。それが嫌なら今から勉強したほうがいいでしょう。しかし、それに気づいても既に警鐘を鳴らされた時ではもう手遅れなのかもしれません。

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    2025年11月13日
  • 大常識(新潮新書)

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    著者は怒っています。政治家、世間、犯罪者の権利、コロナへの対応、日本人の道徳観について常識が失われていることへの危機感に警鐘を鳴らしています。著者の主張のほとんどが理解できる、その通りだと思いましたが、憲法9条に対する主張には多少の違和感を覚えました。

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    2025年11月12日
  • 禁断の中国史

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    百田尚樹『禁断の中国史』幻冬舎文庫。

    参議院議員になってから、やや大人しくなった感のある百田尚樹が中国と中国人に誹謗中傷、罵詈雑言を浴びせた、言いたい放題、言ったが勝ちの大放言集。かなりのキワモノな読み物である。

    『永遠の0』や『海賊と呼ばれた男』といった傑作を執筆した百田尚樹もついに地の底に落ちてしまったようだ。

    中国人がモラルを著しく欠いた残酷な国民であることには同意するが、遣唐使や遣隋使の時代に中国人の専売特許である残虐性を受け入れなかった日本人が南京大虐殺を行う訳がないという飛躍した論理展開は余りにも乱暴である。

    中国四千年の歴史の中で繰り返される易姓革命のたびに起こる大虐殺、

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    2025年11月11日
  • 雑談力 ストーリーで人を楽しませる

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    気軽に読める、息抜きになる本。
    伝える内容、伝え方、相手の受け止め方などについては他でも読んだことが書かれている感じ。しかしこの人の書き方というか展開力はさすが小説家だけあって面白いと思う。
    そう言いながらも最も面白かったのは最終章(南京大虐殺、従軍慰安婦、靖国参拝)についての事実に基づく著者の見解。「雑談力」という題名から少しずれている。ここを書かせてくれれば「雑談力」を書いてもいいよ、という条件だったのではないか、と勘ぐってしまう。

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    2025年11月09日
  • 幸福な生活

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    ネタバレ

    これまで百田氏の作品は長編は幾つか読んだことはありました。で、今回は短編集。

    全部で19篇収録されています。

    帯にはデカデカと「衝撃のラスト1行」とありますが、確かに最後のオチの付け方が唸らせます。

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    作中には、社内結婚後は女性は寿退社で主婦、女性を前に猥談を平気でする等、かつての昭和な背景が描かれ、それがためにやや古色を感じる部分もあります。

    ただ、そうした中に(こそ)女性側からのカウンターアタックかのようなツイストも効果的になるわけで、これらが本作のスパイスになったと言うこともできましょう。

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    なお、私が気に入ったものと言えば、「残りもの」、「豹変」、「ブス談義」、「

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    2025年11月08日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    もしも私がナパージュの民であったなら、どんな行動ができただろうか。そう考えては暗い気持ちになる、寓話的な物語だった。
    ローラの一生は、総じて幸せなものだったのだろうと思う。信ずるものを信じ抜き、最後は信念を抱いたままに死んでいった。よそ者であるソクラテスから見ると、あるいは傍観者である読者から見ると、どんなにやるせなく悲劇的な最期だったとしても、井の中の蛙のままでいられたローラは幸せであっただろう。虚ろな読後感が残った。

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    2025年11月02日
  • 風の中のマリア

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    オオスズメバチ(マリア)が主役の変わった小説。
    蜂って危険で嫌な奴としか思ってなかったから、蜂の種類によって性質が全然違う事、オスの蜂は毒針がないことを知った。
    蜂の種類が違う同士で縄張り争いがある事も知らなかった!

    オオスズメバチが虫を狩るのは自分が食べるためではなく、子供達を食べさせるためで、そのためには獲物を肉団子にして運ぶそうで。他の種類の虫達は恋をするためだけに生まれて死んでいくが、働き蜂はメスだけど、恋をすることなく、ただ国の子供達を食べさせるためだけに戦って死んでいく。他の虫達から見たら、何のために生きてるの?って思われる変人ならぬ変虫扱いだ。

    この小説で好きなシーンは
    木の

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    2025年10月26日
  • 成功は時間が10割(新潮文庫)

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    普段は気にしないけど確かに時間は平等だし貴重だという事を再認識させてくれる。一回だけの人生だし動けなくなった時にはもう遅い。後悔のないよう生きようと思いたくなる。

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    2025年10月26日