百田尚樹のレビュー一覧

  • 「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史

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    ネタバレ

    「日本国紀」著者の百田尚樹氏とジャーナリストで当該著書の編集者である有本香氏の対談。
    「日本国紀」に込められた秘話や作成過程、両者の慰安婦問題、隣国に偏重した教科書問題、憲法第9条改正などについてこれでもかというくらい、ストレートに疑問を投げかけ、自説を述べられている。

    正直、2人の話も100%本当なのかは分からないので、
    100%信じるわけにはいかないが、
    メディアというのは本当に怖いなぁと思った。
    第二次世界大戦前後にコロッと考え方が入れ替わったとき、それまで正しいとされていたことが誤っていたと知らされたとき、民衆はどんな気持ちだったのだろう。

    朝日新聞がそんなにも左派寄りだとは知らな

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    2020年02月12日
  • 錨を上げよ <四> 抜錨篇

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     波乱万丈の人生に無事錨を下すことができるのか、シリーズ完結編。

     主人公と破天荒な人生を一緒に読み味わった感じです。

     とても自分では経験できないことを時には憧れ、時には反感を覚え、さまざまな感情をもって主人公の人生をなぞることができました。

     作者との共通性はどこまでか、明確に知ることはできませんでしたが、作者の思いとして、生と性が大きなテーマになっているのではないかと思いました。

     背景となる時代も自分とは違った感覚で表現されていて、とても新鮮でした。

     熱い人生を味わわせてもらい、感謝です。

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    2020年01月25日
  • 「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史

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    日本国紀をもうちょい口悪く本音をぶちまけたような副読本。こどもたちに誰かの都合で歪曲させられた歴史を教えないように、また日本人の誇りを失わない為にも歴史をしっかり勉強し直したい。

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    2022年09月01日
  • 「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史

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    戦後7年間、GHQの支配下において教育を受けた層には、自虐史観が植え付けられている。この層が社会人となり、学者や官僚や教育者となり、今の自虐史観に満ち溢れた教科書の元を築いた。
    とりあえず言うことを聞いておけばいいだろう、日本は加害者だから反省しなければいけない、というのでは、安直すぎる。
    正しい知識を身につける、自分の頭で考え、物事を言えるようになりたいと強く感じた。

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    2020年01月20日
  • 今こそ、韓国に謝ろう ~そして、「さらば」と言おう~ 【文庫版】

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    最初のうちは、「おいおいネタにしては、このフリで本一冊通すのは厳しいだろ」と思っていたのですが、読みすすめるにつれ、たしかに日本の支配下時代に大切なこと(相手のことを思いやるとか、感謝の気持とか、)を日本が教えきれなかったから、こんな事になってしまったのかなと思うようになり、「確かにある意味日本が謝らないといけななぁ」という筆者の気持ちが少しわかるようになりました。
    しかしながら、巻末のReferenceをみるにグローバルで客観的であろう書物が1/6くらいで、残りが所謂嫌韓本に近いような書物だったので、本書で示されている各種のエビエンスが本当に正しいんだろうか?と疑問を持った。のでマイナス1。

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    2020年01月20日
  • 錨を上げよ <四> 抜錨篇

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    本屋大賞2011年版4位。文庫4分冊の超大作。作者を彷彿させる主人公の小学生から30歳までの半世紀を綴った自伝的小説。作者は自分より5歳年上で、同志社在学中にラブアタックに出場したときをリアルタイムで見てた人。ダメアタッカー大会とかでも何回か出場してるのみた記憶がある。変わった名前だし、永遠のゼロで評判になったときもすぐわかった。この本で作者の凄まじい生きざまが紹介されてるようであり、自分も大阪に住んでて大学入学まではとてもよく似た環境で生活してきたのでとても興味深かった。まあ、性格的には自分は真逆で、主人公の直情型の怒りや思い込みのパワーが自分にはなかったので、これほど過激な生き方にはならな

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    2020年01月19日
  • 錨を上げよ <三> 漂流篇

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     野生をむき出しにした男が厳戒態勢の北方領土の密漁で暴れ回る、シリーズ第3弾。

     サブタイトルの「漂流編」にふさわしい、まさに人生の荒波の中に漂流している主人公のあがきが過激に展開されていました。

     このシリーズは初めはなかなかこの主人公に共感を持てなかったのですが、巻を追うごとにこの主人公に惹かれている自分がいました。

     決して自分の人生で味わえないような過激な生き様が描かれ、その生き様を追体験しているような感じがするからかもしれません。

     次巻が最終巻、錨を上げて人生という荒海を旅することができるようになるのか、自分も味わっていきたいと思います。

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    2020年01月05日
  • 輝く夜

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    売れっ子作家の短編集。この人の作品は主人公が皆純朴で好感が持てる。小さな幸せを求めて懸命に生きて行こうとする姿に感銘を受ける。丁度クリスマスの2日間に読んだせいもあるかも分からないが、家族と一緒に過ごせる幸せさを考えないといけないと感じる。

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    2019年12月25日
  • 錨を上げよ <二> 座礁篇

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     恋多きトラブルメーカーの主人公が大学生となり、流転の人生がさらに加速する。

     相変わらず、主人公の後先考えない生き方に共感できませんでしたが、前巻よりは彼の生き方に興味が出てきました。

     自分より10年くらい上の年代なので、当時の大学と自分の時代の大学のギャップが新鮮に感じられました。

     自分もこの時代自分を探すためにいろいろともがいた思い出がよみがえってきました。

     主人公の人生を見届けます。

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    2019年12月22日
  • 錨を上げよ <三> 漂流篇

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    形の定まらない男が歳を重ねて大人の年齢になる。それなりに矜持がある男の放浪ぶりは、枠をはみ出している分面白いけれど危なっかしい。
    知らない世界だけれど、あり得る世界を覗き込む。

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    2019年12月10日
  • 錨を上げよ <四> 抜錨篇

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    はちゃめちゃで、同じことの繰り返しの内容なのですが、どんどん読み行ってしまいました。
    すぐ殴る、すぐ暴言をはく。
    読んだ事の無い類の本でしたね。

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    2019年11月22日
  • 錨を上げよ <三> 漂流篇

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    4巻まで読んだけど、3巻はオモロかった。後は百田君にしてはイマイチで、眠たくなった箇所多数。イッキ読みとはいかんかったなあ。まあ、実質デヴュー作なんでやむなしかなぁ。

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    2019年11月14日
  • 錨を上げよ <一> 出航篇

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    一巻読み終わりました。
    旅のところ、特に集落の人からひたすら逃げるシーンは臨場感が自分が今体験しているような気持ちになりました。
    後半では、法子に振られた又三に対して言った伊賀上の「せやけど、作さんも、俺らが相手にしている女の子なんか最初から見向きもせいへんやないかー」という台詞に心打たれました。

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    2019年11月13日
  • 夢を売る男

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     零戦の話、海賊の話、とてもテンポが良くて読みやすかったです。いろいろ話題になる百田さんですがワタシには好きな作品です。
     時代はめぐり本作は現在の出版を通して人々に夢を売るという作品です。主人公の巧みな話術で売られていく夢達の売られ方があまりにテンポが良すぎて、なんだかワタシ自身まで丸め込まれたような気がしました。

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    2019年11月13日
  • 錨を上げよ <一> 出航篇

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    最初に読み出した時には、ウワッ!文字ばっか!一段落が長い!でなかなか読み進めるのに苦労したが、次第に没入できるようになった、

    何しろ、ほぼ同年代で、同じような自分の貧困時代を思い起こされる面もあったんでね。

    ただ自伝的小説とあって、どこまでが実体験なのかと訝しんだりもしたけど、まぁ途中から、こりゃ、フィクションだ!と割りきって読むこととしました。

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    2019年11月08日
  • 雑談力 ストーリーで人を楽しませる

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    百田さんの知識の深さ、広さがとても面白かった。
    日々している雑談にも光らせ方、興味の惹きつけ方があるんだなと考えさせられた。
    もっと面白い知識を付けたいと知識欲に火がつけさせられる一冊でした。
    個人的にシャチの話はとても面白かった。
    自慢話はやめておく。
    共感を生む普遍的な鉄板話を持っておく。
    単純なうんちくでもストーリーを乗せると面白い。

    古川

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    2019年11月04日
  • 錨を上げよ <二> 座礁篇

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    主人公のスーパーへの就職から大学中退までを描く。
    様々な女性と恋に落ちながら、自分のまま突き進んでいく。

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    2019年11月04日
  • 「日本国紀」の天皇論

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    私たち日本人は何者のか。説明をするのに天皇を切り離して説明をすることは難しい。しかし今まで天皇について学ぶ機会もなく、マスメディアの情報しか触れてこなかった。新しい時代に改めて自分たちの歴史を振り返るべき。

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    2019年10月20日
  • 錨を上げよ <一> 出航篇

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    昔のワルを自慢するかのような内容は好みませんが、読み易くどんどん読んでしまいます。
    同じパターンを繰り返す作法は嫌いではないです。

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    2019年10月13日
  • 大放言(新潮新書)

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    世代間格差があるのか、ときどき意味不明になることがあるが、総じて内容自体には問題がないように思えるし炎上した過激発言にしても説明を聞けば、まぁ、そういうことなのかと思えた。前半部は視点がおもしろく参考になった。

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    2019年09月10日